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(短編集)
ジョーカー・ゲーム
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ジョーカー・ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全236件 161~180 9/12ページ
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子供の頃に空想したような「かっこいいスパイ」を 少し大人向けに書きました、といった内容。 読了後に余韻が残るとか、考えさせれるというものではなく、 ただ読んでいる瞬間ワクワクできるといった感じの娯楽本です。 | ||||
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大満足。こんなに面白い小説に出会えたことに感謝したい。まずカバーがカッコいい。おそらく結城中佐だと思うが、歴戦のツワモノといった雰囲気が程良い雰囲気で描かれていて思わず手に取ってしまった。そして内容。短編形式で物語りは進んでいくが、設定・文体・謎…どれも奇抜でいて読みやすく、しっかりと落ちもついている。無理が全くないので頁をめくる手が止まらない。個人的にハマったのはスパイ試験のシーン。だって普通の試験であんなことを尋ねられるなんてまずない!読み終えたときには私も数えたりするようになってました(笑)。ヒーローものが好きな方には是非お薦めしたい一冊です。 | ||||
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大満足。こんなに面白い小説に出会えたことに感謝したい。まずカバーがカッコいい。おそらく結城中佐だと思うが、歴戦のツワモノといった雰囲気が程良い雰囲気で描かれていて思わず手に取ってしまった。そして内容。短編形式で物語りは進んでいくが、設定・文体・謎…どれも奇抜でいて読みやすく、しっかりと落ちもついている。無理が全くないので頁をめくる手が止まらない。個人的にハマったのはスパイ試験のシーン。だって普通の試験であんなことを尋ねられるなんてまずない!読み終えたときには私も数えたりするようになってました(笑)。ヒーローものが好きな方には是非お薦めしたい一冊です。 | ||||
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007の映画を見て、「001〜006はどこで何をやってんだろう」と思ったことはないだろうか。で、まあ多分007が飛び抜けたエースだったっことで…と自分で納得したりして。 もしも最高のスパイ組織があるとすれば…最高の技能と頭脳を備えたスパイが、何十人もいたら…と考えて書かれたのが本書である。まあスポーツ系のゲームで、オリジナルのスーパーヒーローばかりのチームを作っちゃう感覚に似ているのでは? 各章に登場するスパイたちが、いずれも別人。各々の接点は、ただD組織出身というだけ。いいですわ。しびれますわ。元ネタだの史実だのを持ち出してけなすのは見当違いだと思いますわ。 | ||||
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007の映画を見て、「001〜006はどこで何をやってんだろう」と思ったことはないだろうか。で、まあ多分007が飛び抜けたエースだっことで…と自分で納得したりして。 もしも最高のスパイ組織があるとすれば…最高の技能と頭脳を備えたスパイが、何十人もいたら…と考えて書かれたのが本書である。まあスポーツ系のゲームで、オリジナルのスーパーヒーローばかりのチームを作っちゃう感覚に似ているのでは? 各章に登場するスパイたちが、いずれも別人。各々の接点は、ただD組織出身というだけ。いいですわ。しびれますわ。元ネタだの史実だのを持ち出してけなすのは見当違いだと思いますわ。 | ||||
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戦前に養成された軍のなかでも機密中の機密部隊D機関。 諜報部隊である。 結成を行ったのは、伝説のスパイといわれた結城中佐。 物語は、その結城中佐を軸にショートストーリーが紡がれる。 ショートストーリーといっても、一話一話は濃密。 ストイックなスパイの暗闘がよく描かれてます。 いかにもなスパイ小説ではなく、スパイという孤独な職務を遂行していく それぞれの主人公、そして結城中佐にしびれます。 | ||||
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戦前に養成された軍のなかでも機密中の機密部隊D機関。 諜報部隊である。 結成を行ったのは、伝説のスパイといわれた結城中佐。 物語は、その結城中佐を軸にショートストーリーが紡がれる。 ショートストーリーといっても、一話一話は濃密。 ストイックなスパイの暗闘がよく描かれてます。 いかにもなスパイ小説ではなく、スパイという孤独な職務を遂行していく それぞれの主人公、そして結城中佐にしびれます。 | ||||
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一読した感想は、横山秀夫の「第三の時効」に近いかなと。中身の濃さ、ヒネリが効いている点、結末の意外性、登場人物の冷静沈着さ等、時代背景もストーリーも全く異なるが共通点は多い(勿論、硬派な文体も)。最大の共通点は、どちらも大傑作であり、読み始めたら、面白くて止められなくなる、という事で…褒めすぎかな? | ||||
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大日本帝国陸軍に設けられた二つの諜報機関のことを評して作中使われた言葉がタイトルになっている。 ひとつひとつの話は独立して読むことができ、かいつまんで読むことも可能な作りになっている。 前作を読んでいなくても比較的楽しく読めたので、おそらく前作との関係もそのようになっていると思われる。 実際の諜報、防諜活動を考えるとぬるい部分もあり(戦時の死体の使用方法はもっと残酷だときく)、また駒でしかない一スパイがこんなに華麗に活躍できる状況はヤバイだろうとも思うが、ファンタジーとしては十分楽しめた。 でも、こういう完璧超人みたいな人を主人公に据えると、読んでいるほうは無力感に苛まれるというか、なんとなく物足りない気もするのは事実だ。 一時間程度で読めるので、通勤のお供などにはいいかもしれない。 同様の指摘を見かけるが、確かに戦時中である必要はイマイチ感じられなかった。 これなら現代の警察で外事を舞台にしても良かったのでは? アメリカの対日参戦までの過程などをもっとリアリティを持って読みたい方には『イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か』などをおすすめする。 この本はあくまで作りもので、それ以上のものを求めるのはきっと筋違いだろう。 | ||||
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大日本帝国陸軍に設けられた二つの諜報機関のことを評して作中使われた言葉がタイトルになっている。 ひとつひとつの話は独立して読むことができ、かいつまんで読むことも可能な作りになっている。 前作を読んでいなくても比較的楽しく読めたので、おそらく前作との関係もそのようになっていると思われる。 実際の諜報、防諜活動を考えるとぬるい部分もあり(戦時の死体の使用方法はもっと残酷だときく)、また駒でしかない一スパイがこんなに華麗に活躍できる状況はヤバイだろうとも思うが、ファンタジーとしては十分楽しめた。 でも、こういう完璧超人みたいな人を主人公に据えると、読んでいるほうは無力感に苛まれるというか、なんとなく物足りない気もするのは事実だ。 一時間程度で読めるので、通勤のお供などにはいいかもしれない。 同様の指摘を見かけるが、確かに戦時中である必要はイマイチ感じられなかった。 これなら現代の警察で外事を舞台にしても良かったのでは? アメリカの対日参戦までの過程などをもっとリアリティを持って読みたい方には『イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か』などをおすすめする。 この本はあくまで作りもので、それ以上のものを求めるのはきっと筋違いだろう。 | ||||
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とても軽くて読みやすいスパイ小説。 ひとつひとつ色々な趣向が採られている短編集です。 短編だから仕方がないのかもしれませんが、スパイ活動に肝要と思われる細かい仕込みがあっけないほどあっさりと、いつの間にかなされていることになっています。 つまり、どんでん返しのようですが伏線が貼られていないので、あまりびっくりできません。 そこを割り切れれば、通勤中や昼休み、就寝前に楽しむのにぴったりな本かと思います。 初出が雑誌掲載なのか、スパイ養成機関に関する説明がそっくりそのまま(コピー&ペーストみたいに)何度も出てきます。 単行本にするときにもう少し手を入れても良かったのでは…。 その辺りも含めて、長編で読んでみたいと思いました。 | ||||
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とても軽くて読みやすいスパイ小説。 ひとつひとつ色々な趣向が採られている短編集です。 短編だから仕方がないのかもしれませんが、スパイ活動に肝要と思われる細かい仕込みがあっけないほどあっさりと、いつの間にかなされていることになっています。 つまり、どんでん返しのようですが伏線が貼られていないので、あまりびっくりできません。 そこを割り切れれば、通勤中や昼休み、就寝前に楽しむのにぴったりな本かと思います。 初出が雑誌掲載なのか、スパイ養成機関に関する説明がそっくりそのまま(コピー&ペーストみたいに)何度も出てきます。 単行本にするときにもう少し手を入れても良かったのでは…。 その辺りも含めて、長編で読んでみたいと思いました。 | ||||
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帝国陸軍がD機関という秘密のスパイ養成機関を作っていたというフィクション。この物語設定に基づいた短編集となっている。最初の2編ほどは映画『陸軍中野学校』をそのまま小説にしたようなやや安易なストーリーだったが、二重スパイと暗号通信のエッセンスを鋭く衝いた「ロビンソン」は秀作。ル'カレの作品を読めば分かるように、実際のスパイは「見えない存在」であり、その仕事は極めて地味なものとされている。スパイが派手なアクションを展開するのは映画の世界だけだと言われている。本書は通俗的なスパイ小説とは一線を画し、ル'カレ流の地味なスパイ小説を戦前を舞台にして書き上げたものである。我が国でもようやく本格的なスパイ小説が誕生した。本書は短編集ということもあり、プロットも浅いものが多かったが、今度はさらに読み応えのある長編を期待したいところである。 | ||||
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帝国陸軍がD機関という秘密のスパイ養成機関を作っていたというフィクション。この物語設定に基づいた短編集となっている。最初の2編ほどは映画『陸軍中野学校』をそのまま小説にしたようなやや安易なストーリーだったが、二重スパイと暗号通信のエッセンスを鋭く衝いた「ロビンソン」は秀作。ルカレの作品を読めば分かるように、実際のスパイは「見えない存在」であり、その仕事は極めて地味なものとされている。スパイが派手なアクションを展開するのは映画の世界だけだと言われている。本書は通俗的なスパイ小説とは一線を画し、ルカレ流の地味なスパイ小説を戦前を舞台にして書き上げたものである。我が国でもようやく本格的なスパイ小説が誕生した。本書は短編集ということもあり、プロットも浅いものが多かったが、今度はさらに読み応えのある長編を期待したいところである。 | ||||
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一言で言えば、「かっこいい」につきる。上質のスパイ小説の誕生です。ここで著者の狙いとは外れるかもしれませんが、この震えるほどかっこいい短編スパイ集で、表題かつ、第1篇のジョーカーゲームより、第2編、第3編と進むにつれ、エンターテイメント性がどんどん加速していきます。あぁ!続編を読みたい!と思わせる、ぜひ一読をお勧めします。 | ||||
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一言で言えば、「かっこいい」につきる。上質のスパイ小説の誕生です。ここで著者の狙いとは外れるかもしれませんが、この震えるほどかっこいい短編スパイ集で、表題かつ、第1篇のジョーカーゲームより、第2編、第3編と進むにつれ、エンターテイメント性がどんどん加速していきます。あぁ!続編を読みたい!と思わせる、ぜひ一読をお勧めします。 | ||||
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色々の評価はあると思いますが、一度読み出すとぐいぐい引き込まれて一気に読み。 一番面白かったのはタイトルになった『ジョーカー・ゲーム』。 短編で一話完結なので、エピソードごとに重複するフレーズがあるのは仕方なし。 どの作品にも、明らかにヒントと分かる伏線が張り巡らされていて、読者も謎解きに必ず参加できるのはミステリーとして楽しめた。ヒントの与え方が明示的なので、コアなミステリーファンには、「甘い」と思われたりするのかも? 私は伏線大好きなぞかけ大好きなので、この作風好きです。 とても読みやすいので、とりあえず読んでみては? | ||||
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柳広司の新作は、めずらしくスパイもの。長編というより連作集。出だしの、スパイ候補生たちの異能ぶりを読むと、スパイ大作戦みたいな活劇を期待していたけど、むしろ、描かれていたのは、謎解きの本格ミステリーに近い(この方が柳広司らしいけど)。 簡単に読めて、楽しめる作品。 | ||||
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柳広司の新作は、めずらしくスパイもの。長編というより連作集。出だしの、スパイ候補生たちの異能ぶりを読むと、スパイ大作戦みたいな活劇を期待していたけど、むしろ、描かれていたのは、謎解きの本格ミステリーに近い(この方が柳広司らしいけど)。 簡単に読めて、楽しめる作品。 | ||||
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もう少し深く話の合間に、当時の軍思想・社会生活と主役のD機関の対比や確執を挿入して描いているのかと思ったが、意外にさらっとした内容で、普通の少しおしゃれなスパイ娯楽小説という感じ。面白くない事はないが、新鮮さや驚き、意外性もなく読み終えたら即内容を忘れてしまう。1話完結の短編5話なので出張の新幹線の中での暇つぶしや、待ち合わせに早く来すぎた際の時間つぶしにはよいかも。ただその際もあえてこの本を選ぶ理由はない。 来年あたり、もしこの本の話題が何かの機会に出た時には 「あ〜なんか昔そんなスパイの話の小説あったね〜、内容忘れたけど・・・。」と会話しそうな本。 | ||||
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