■スポンサードリンク
ブラックスワン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ブラックスワンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
88年に新潮社の推理特別書下ろしの一冊として刊行された著者初の現代ミステリー長編作である。 バレエのブラックスワンをモチーフに男女たちの失われた青春の瞬間を切々と描いた青春回顧ストーリーである。 本格ミステリーではなくて、プロット型のサスペンスミステリー志向が強く、回顧手記形式を織り交ぜた叙述トリック系の作品である。 最後のどんでん返しもいいが、ストーリー自体も痛切な青春回顧ものとしても読みごたえがある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多少不自然と感じる箇所はありますが、真相の意外性は相当なもの。 意表をつかれました。 武井の手記に、「え?」と思い、その後に明かされていく事実によって、徐々に真相が理解できていきました。 アリバイ工作の理由に納得。 7人を結びつけた「白鳥の湖」がモチーフとして真相にうまく活かされていますし、伏線の回収も鮮やか。 不自然と感じたのは、中野がブラックスワンを○○したことと、新大阪のホテルからの電話の件です。 そこまでやるかなと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現在の焼死事件と18年前の7人の集い。 各人の手記が集まり、過去に何があったのか徐々に浮き彫りになっていく。 アリバイ工作そのものでなくなんでアリバイを作る必要があったのか? 解説で折原一が綾辻の水車館と並んで純正バリンジャースタイルと評価している。 確かに水車館が好きならこれも好きになりそう。 欠点はミステリ慣れした人には先が読まれやすいところか | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テニスクラブで起きた女性の焼死事件と、18年前の女性大学生の失踪。これらに関わる謎が解明されていく、4つの断章と4つの手記を軸とした本格的な叙述ミステリーです。謎解きだけではなく、関係者の回想による手記や現在の主人公の心情などから伝わる、失われてしまった青春を惜しむ情感がみずみずしく、心に強く残ります。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!