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浅草エノケン一座の嵐
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【この小説が収録されている参考書籍】
浅草エノケン一座の嵐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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まず、浅草の町や風物が描かれていないのが致命傷。そして、構成が下手。トリックもつまらない。この程度の小説が受賞できる、江戸川乱歩賞って、レベル低すぎ。 | ||||
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推理小説としても面白いと思いますが、私は、日本が戦争に向かう時代と、そこで生きる、超個性的で、無茶苦茶破天荒で、すさまじくエネルギッシュな、エノケン、ロッパ、シミケンを愛着を込めて描いた読み物だと思います。「あむ」だの「あべべべべ」だの、無意味なセリフや、登場するたびに持ちネタを披露したりするのは、ちょっとくどいけど、それぞれの個性的な部分を強調していると思えば、そういった手もありかと思います。 | ||||
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「白色の残像」……高校野球界を舞台に、部活動のあり方(のびのびと野球をすることと、セミプロ化してしまうことの相違)や野球賭博・八百長・それに関わる関係者の殺人事件などが、交錯して行き、最終的には予選大会の進行もインサートされ、ミステリー&スポーツ・青春小説両方が楽しめる作品となっています。基本的に悪い人は「第1の被害者」くらいしか出て来ないので、物悲しいラストなのに爽やかという不思議なテイストのお話でした。残念なのは、密室トリックの意味不明さ(苦笑)本当に訳が分からない。 「浅草エノケン一座の嵐」……昭和10年代前後の喜劇界を文字通り「舞台」にした、異色のミステリー。主人公エノケンは、芸以外に関してはダメ男(笑)。本当の榎本健一さんがこういう人物であったのかどうかはともかく、主役が推理しない(周りの人々が探偵役)。重要な関係者はお話の終盤あたりではみんな死んでしまっていて、事件を推理しても、本当にそうだったのかどうかも不明というラスト。大掛かりなはずのピンホールカメラセット内のトリックがややチャチな印象を与えるものの、ほのぼの系ミステリーの代表作でしょう。 作者は、後にホラーゲーム&小説「弟切草」シリーズを生み出し、忘れていた頃に大ブレイクする人です。 | ||||
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小説を読んでいる気がしませんでした。 作者は脚本家とのこと。うーん・・・ エノケンという人物を私は知らないので、独特の言い回しや、ギャグ?が読みづらかった。 | ||||
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小説を読んでいる気がしませんでした。 作者は脚本家とのこと。うーん・・・ エノケンという人物を私は知らないので、独特の言い回しや、ギャグ?が読みづらかった。 | ||||
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日中戦争の影が差す昭和12年。当代一の喜劇王・榎本健一は「エノケンが殺された」というニュースに大きなショックを受ける。殺されたのは、浅草で人気を集めつつあった劇団の座長・江の田軒助。健一も認める才能の持ち主だった…。主人公が実在人物・榎本健一ということが、まず作品を読み始めるに当たって心配な点だったのだが、読了後はなるほど、という感じ。変な言い方、榎本健一でなくともつとまったような気がしないでもない。ただ、テーマ、犯人の動機、といった辺りから考えた場合に、彼が最も主人公に適任だったのだろうな、というのは理解できた。また、人をとことん信じるお人よしの榎本健一像というものも伝わってきた。密室トリックも一応納得。ただ、全体的に考えた場合には評価がしにくい。正直、この作品を読んでいて凄く読みにくい。いや、読みにくいというよりも、テンポが悪い、というべきか…。まず序盤、「エノケンが殺された」という話から、いきなり榎本健一の半生と、江の田軒助との邂逅が延々と回想され、主人公が現場に辿りつくのが文庫で50頁を過ぎた辺り。さらにその後も、主人公の動きに合わせて、当時の榎本健一の活動の説明が挿入されたりでどうもテンポがよろしくない。しかも、私のようなこの時代の演劇界について詳しくない者には、どこからどこまでが史実でどこからが虚構なのかも区別しづらい。さらに、個人的に一番驚いた箇所なのだが、主人公が密室トリックなどの推理を一切していない。事件が起き、誰かが倒れるたびに感情を振るわせるのみで、推理はしない。ただただ、周りの人々の説明を受ける側である。こんなミステリは初めて。あと、細かいところで言うと、犯人の動機に関してもちょっと疑問。犯人は、ある理由でこの行動は取れないはずなのだが。ということで、全体的に見るとあまりお勧めできる内容では無いと思う。このテーマ、作風でやるのならば、むしろパラレルワールドのような形でやり、説明文を全て省くくらいの方が良かったように思う。ま、それで乱歩賞が取れるのかは疑問なのだが。 | ||||
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日中戦争の影が差す昭和12年。当代一の喜劇王・榎本健一は「エノケンが殺された」というニュースに大きなショックを受ける。殺されたのは、浅草で人気を集めつつあった劇団の座長・江の田軒助。健一も認める才能の持ち主だった…。 主人公が実在人物・榎本健一ということが、まず作品を読み始めるに当たって心配な点だったのだが、読了後はなるほど、という感じ。変な言い方、榎本健一でなくともつとまったような気がしないでもない。ただ、テーマ、犯人の動機、といった辺りから考えた場合に、彼が最も主人公に適任だったのだろうな、というのは理解できた。また、人をとことん信じるお人よしの榎本健一像というものも伝わってきた。密室トリックも一応納得。 ただ、全体的に考えた場合には評価がしにくい。正直、この作品を読んでいて凄く読みにくい。いや、読みにくいというよりも、テンポが悪い、というべきか…。まず序盤、「エノケンが殺された」という話から、いきなり榎本健一の半生と、江の田軒助との邂逅が延々と回想され、主人公が現場に辿りつくのが文庫で50頁を過ぎた辺り。さらにその後も、主人公の動きに合わせて、当時の榎本健一の活動の説明が挿入されたりでどうもテンポがよろしくない。しかも、私のようなこの時代の演劇界について詳しくない者には、どこからどこまでが史実でどこからが虚構なのかも区別しづらい。 さらに、個人的に一番驚いた箇所なのだが、主人公が密室トリックなどの推理を一切していない。事件が起き、誰かが倒れるたびに感情を振るわせるのみで、推理はしない。ただただ、周りの人々の説明を受ける側である。こんなミステリは初めて。あと、細かいところで言うと、犯人の動機に関してもちょっと疑問。犯人は、ある理由でこの行動は取れないはずなのだが。 ということで、全体的に見るとあまりお勧めできる内容では無いと思う。このテーマ、作風でやるのならば、むしろパラレルワールドのような形でやり、説明文を全て省くくらいの方が良かったように思う。ま、それで乱歩賞が取れるのかは疑問なのだが。 | ||||
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