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龍臥亭事件
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龍臥亭事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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上巻が無料だったので読み進めると下巻が有料で、ここまで読んだら結末が気になり購入した。作者の後書きにもあったが、作者の伝えたい思いが込められすぎて少し引いた。自分は御手洗シリーズの他を読んだことがなかったので、御手洗と石原の関係性がわからない人には、石原の性格の描写がくどい気がする。連続殺人の種明かしも納得できる部分とそうでない部分があった。ここで書くのはネタバレになるので書かないが。 | ||||
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上巻は途中で挫折してしまいました。とにかく長い、進展が遅い、龍臥亭に着くまで も描写もやたらに長い。普通に書けば1ページくらいのところを強引に引っ張って長く している感じ。 島田荘司はただ長い小説にしたかったんじゃないか?と勘ぐってしまう。自己の最長 枚数へ挑戦みたいな・・・。 一方、下巻は面白かったし、スラスラ読めた。でも、それは龍臥亭の事件に関する部 分ではなく、津山30人殺しの記述の部分のみ。 この作品、最初から事件など起こさずに、「新解釈・津山30人殺し」みたいなタイ トルで、ノンフィクションものとして、その部分だけを書きたいだけ書いた方が傑作に なったんじゃないか? 上巻を途中で挫折したのに、レビューなんて書いちゃってごめんね。 でも下巻はちゃんと全部読んだから・・・。でも、それも通子が出てこなかったら手 をつけないままだったかも・・・。 だって、上巻、ほんとにつまんなかったんだもん・・・。通子が出てくるらしいから、 下巻だけは全部読もうと思ったわけで、出てくること知らなかったら永久に挫折したま まだったかも・・・。 島田荘司ファンの人ごめんね。でも、俺もファンだから・・・。 | ||||
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現実の犯罪に題を採った作品であり、御手洗(電報でだけ登場する)ではなく石岡が主人公を務めるという趣向がある。だが、独創性を売り物にして来た作者が、現実の事件に題を求めるという事は、自らの創造力の枯渇を意味しており、実際物語は退屈この上ない。これは、一般の作家が書けなくなった時、歴史物に逃げるのと似ている。 「龍臥亭」と言う宿屋を主な舞台に事件は起こり、元々石岡は悪霊払いという名目でここに来ているのだが、相変わらず事件の謎は偶然性に頼ったもので、呆れる他はない。主人公を石岡にしたのも、この程度の事件で御手洗を出すのはさすがに気が引けると思ったからではないか。 作者のデビュー当時の独創性とミステリに掛ける情熱を知っている者にとっては、寂しい作品である。 | ||||
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