■スポンサードリンク
龍臥亭事件
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.71pt |
■スポンサードリンク
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この事件は、現実にあった津山三十人事件をモチーフにしているらしく、中盤でその事件を克明に描写。そのページ数は200ページ超。読んでいて、本編の内容がどうでもよくなりましたf^_^;津山事件はリアリティに溢れていて、優等生だった睦雄が結核に侵され、人から疎まれていく様子が書かれており、もちろん睦雄に非はあるものの、田舎の小さな閉鎖的な社会の怖さを感じさせられました。龍臥亭事件の結末はまぁトリックは島田さんらしい、そんなんありか?と思いつつも何となく予想ができたもので、むしろ津山事件に胸が打たれました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
龍の彫像のある中庭を縁側状の廊下が囲むようにして多数の部屋が連なるという、特殊構造の元・旅館、「龍臥亭」を舞台に繰り広げられる連続殺人事件。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
島田荘司版「八つ墓村」といったところでしょうか。モチーフとした事件が同じですからね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは新たなる島田氏の代表作だと云っても過言ではないだろう。『秋好事件』のノンフィクションタッチがこの作品でいかんなく発揮されており、島田氏がただ単純にノンフィクションを書いたのではないことも判った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかくたくさん人が死ぬ。そして石岡がロリコンの気があって女性が化粧をしているかしていないのかがわからないことが判明する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(上)島田荘司版「八つ墓村」。助手の石岡君が今までになく前面に押し出されてる作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相変わらずスケールが壮大。昭和の時代に津山三十人殺しなんて実在する事件があった事を知った。凄いね。上下巻の長ーい話だったけど挫折せずに読めた事がよかったね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|