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(短編集)
不連続の世界
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不連続の世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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5話収録。 個人的なお勧めは「夜明けのガスパール」、まさにタイトル通りの不連続な世界という展開で引き込まれた。 | ||||
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恩田陸の小説には、不穏な雰囲気が漂っている一群がある。この連作短編も、なんだか不思議というか、怖いというか、そんなテイストである。主人公の多聞からして、ちょっと変わった、するりと常識がひっくり返るような人物設定で、上手く造形したなあと思う。最初の「木守り男」は、うーんなんだこれは、変な話だなあと首を傾げたが、だんだんと面白くなる。「幻影キネマ」は、ちょっといい話だ。 | ||||
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恩田陸さんの作品はいくつか読んだけど 現実的で夢想的な妙にこころにしっくりくる所があって 特にこの一冊は良かったです。 | ||||
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恩田陸さんの本は、何冊か読んでいます。 これも、THE恩田陸という感じの話でした。ふわふわしているというか、つかみどころがないというか。(つまらないという意味ではない。) ときに、読んでいてとっても気になったのですが、地名に関してバレバレの伏せ字はなんでなんだろう?と思いました。T県のT砂丘、写真家Uの記念館とか、伏せる意味あるのかなぁ~って(笑)細かい矛盾点への指摘を避けるためかなぁ。 ま、どうでもいい感想ですが(^^;) 恩田陸ムードにひたれる作品だと思います。ファンの方なら読んで不満はないのでは? 一方、話の細部にわたって意味を見出したい、深く突っ込みたい、というタイプの人にはあまり向いてないかも。 | ||||
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ほんのり、こわい。 恩田作品独特の雰囲気。 kindleで読んでいたのだが、暗い部屋で読んでいたので怖さ倍増。 「木守おとこ」で、この先このホラー感が続くんだろうかと思うと、暗い部屋で読むのはやめようかと思ったが・・・ 血が出たりとかものすごい怖い生き物が出てきたりとか そういう怖さではないのだけど、 じわりじわりくる怖さなんだな。 と思うと、最後はほっと救われる「夜明けのガスパール」に続く。 不思議な魅力のある塚崎多聞が主人公だから、全体を通して重くならない雰囲気になっているんだろうなと思った。 | ||||
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何気なく不思議、最後の「夜明けのガスパール」にはやられた・・ | ||||
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話が短編で読み易いです。 電子書籍で読むのに最適です。 主人公の無個性感が逆に個性的 | ||||
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今まで読んだものと違って最初は戸惑いましたが、作者の手法や意図が分かってきてからは、大変面白くなり、引き込まれていきました。 | ||||
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恩田さんの本は結構読んでいますが、ますます磨きがかかってきた気がします。読む人を引き込む世界観の作り方が絶妙ですね。 | ||||
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話に引き込まれる、それが多いところですでに魅力的です。 ホラーは苦手だけど、この本はミステリー色が強く読めました。 | ||||
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アット言う間に、読み終わりました。 他に深刻な問題を抱えていると、読書に集中する気分にはなれません。 でも、本を読むと言う行為は日常の慰めに成ります。集中出来ないけれど、問題から考えをしばし逃ざけたい、そんな時にうってつけの本です。 | ||||
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シリーズ物だが、特に一作目を読まなくても良いところが、非常に読み易くていい。 | ||||
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構えずに読めるオムニバス形式のホラーですね。 ホラーとも言い切れないような、どこかせつないような… キライじゃないです。 | ||||
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恩田さんの詩的な言葉選びが好きです。 最後のどんでん返しが良かった。 | ||||
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なぜなのか、恩田陸さんの本は 短編も長編も最初の数ページを 何度も読まなければ 進めないのです・・・ 「不連続の世界」も そうでした。 そして、段々と止まらなくなのです。 特に「木守り男」は 読み進めずに何日か経過してしまいました。 しかし、最後の「夜明けのガスパール」を読み終えた後は、すっかり 多聞さんに はまってしまい「月の裏側」をこれから 購入します。 多聞の周りにいる人達も 個性的でなかなか魅力的です。 | ||||
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まず初めに、他の方々も仰られている通り、この作品の前作にあたる『月の裏側』を事前に読んでおく必要は 特にないと感じました。というのも、今回の作品(短編集)は前作と直接的なつながりが感じられないからです。 恩田さんは『三月は深き紅の淵に』から派生した『麦の海に沈む果実』『黄昏の百合の骨』といった連作的な 作品も多数書いておられますが、この作品だけはまたちょっと違う感じがします。確かに『麦の海に〜』『黄昏 の〜』も直接的なつながりを強く感じたわけではありませんが、それでも「理瀬」という主人公の少女がどのよ うな人物かを知るためには『黄昏〜』よりも先に『麦の海に〜』を読んでおく必要がありましたし、世界観には 共通するところがありました。ですが、今作に限っては「同じ登場人物が登場するだけの全く別の作品」という 印象です。そういった意味合いからも「連作」を書くのが得意(?)な恩田さんにしては異色の作品かな、という 印象があります。 でも、作品の中身自体は「これぞ恩田さんの真骨頂」という感じがしました。恩田さんならではの「ミステリ ーなんだけど真実は明かさない」というスタンスですね(これも少し語弊がありますが)。 というより、真実を白日の下にさらさないで話を完結させているように感じます。実感的にいうのであれば、 「あぁ、それが真実なんだろうなぁ」とか「これが真実だったとしても別に驚かないな」という感じですね(苦笑) でも、そういう所が恩田陸っぽくて私は好きなのですけれど。 | ||||
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中篇が5編、主人公が以前の恩田作品にも出ているそうですが それは読んでいません。 でも、独立した作品として楽しめました。 まったりとして不気味な、ミステリーであり、ホラーであり。 すっきりとしたオチが好みの方にはオススメしません。 私が気に入ったのは「幻影キネマ」ですが 子どものころの恐怖を人はこんなふうに記憶するのかな、と思わされました。 他の作品にはない、救いがあって、少しほっとする一遍です。 | ||||
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とりとめのない話かと言えば、そうではなく、一人の主人公を中心においているから視点ははっきりしている。それでも不思議なお話が続くのだ。怖いとまではいかないけれども、不思議なお話なのだ。不気味な感触が残される。窓ガラスや山が怖くなるのだ。 | ||||
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とりとめのない話かと言えば、そうではなく、一人の主人公を中心においているから視点ははっきりしている。 それでも不思議なお話が続くのだ。 怖いとまではいかないけれども、不思議なお話なのだ。 不気味な感触が残される。 窓ガラスや山が怖くなるのだ。 | ||||
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内容に関しては他のレビュアー様におまかせします。 主人公である塚崎多聞の言動・思考、各話の仕掛け、ストーリー構成。 そのうちのどれに作者が「不連続」の冠をつけたのか、それとも別の何かなのか。 それは私にはわかりませんが、読後の感想としては確かにシックリ来る気がするんです、『不連続の世界』というタイトル。 謎、不安、切なさ、怖れといった、精神の水面が波立つ感覚を味わわせてくれる物語のタイトルとして。 無論楽しめました。 ☆4つでお薦めいたします。 ただし。 恩田作品に散見される、一種の偏りのある人物設定や、サプライズを意図するあまり、当たりハズレの差が大きくなりがちな物語終盤のストーリー展開&オチ(本作においては「最終話」)。 それらの点は本作でも健在(?)。 個人的には「ハズレ」の方に転がることも少なくないのが残念です。 単に「各人の好み」に過ぎないと言われればその通りですが、同様に感じる方もいるであろうと思うので☆はマイナス1。 | ||||
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