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(短編集)
不連続の世界
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不連続の世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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ゆるいけど頭はキレる主人公が、地方の不思議な現象の謎解きをしていく短編小説集。最終話は急展開で、ひょうひょうとしていた主人公が激変して、一番の驚き。ひょうひょうとしている表面からは見過ごしがちな裏側に人間性がある。 | ||||
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初めての恩田陸作品である。恩田陸初体験が本作、というのが正解かどうかわからないが、どんな文章を書く作家なのか、ということはだいたいわかった(つもり)。 リズミカルで読みやすいのに、ものの見方や表現の仕方に独特のクセがちゃんとあって、ひと言でいえばオリジナルの文章が書ける人、という印象を持った。文章を読むこと自体に喜びを感じさせてくれるような文章、と言ってもいい。 内容は、クリスティーの『謎のクィン氏』みたいな感じ、と言えば当たらずとも遠からずだろうか。正直、話としてはどれも「へえそうなんだ」という程度の感想しか持たなかったが、とにかく文章力が非凡なので、グイグイと読ませる。 同じ主人公が出てくる『月の裏側』という作品も先行してあるようだが、それは著者のあとがきによるとSFホラーなのだとか。SFが「すこし・ふしぎ」(©藤子・F・不二雄)な世界を描くものなら、本作もSFホラーと言えなくもない。 | ||||
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5話収録。 個人的なお勧めは「夜明けのガスパール」、まさにタイトル通りの不連続な世界という展開で引き込まれた。 | ||||
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恩田陸の小説には、不穏な雰囲気が漂っている一群がある。この連作短編も、なんだか不思議というか、怖いというか、そんなテイストである。主人公の多聞からして、ちょっと変わった、するりと常識がひっくり返るような人物設定で、上手く造形したなあと思う。最初の「木守り男」は、うーんなんだこれは、変な話だなあと首を傾げたが、だんだんと面白くなる。「幻影キネマ」は、ちょっといい話だ。 | ||||
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恩田陸さんの作品はいくつか読んだけど 現実的で夢想的な妙にこころにしっくりくる所があって 特にこの一冊は良かったです。 | ||||
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タイトル、あらすじ、表紙を見て、世にも奇妙な物語を彷彿とさせるそこはかとない不気味さに惹かれ購入しました。 結果からいうと失敗だったというのが正直な感想です。 本作はいくつもの小話が収録された短編集ですが、そのどれもがへえ…で終わるレベルの山場も盛り上がりも特にない話ばかりで展開としても引き込まれる要素がなく普通に読み終わってしまいました。 ちょっと不思議なミステリー要素は各章に盛り込まれていますが、それを納得いく形で回収できているかというと話の畳み方としては雑だと言わざるを得ません。 小さな謎に対する種明かしが全編共通してとにかく強引でなるほど!そういうことあるある!と納得できた理屈が一つもありませんでした。 短編だし尺が足りないのかな…と一瞬思いましたがどんなに短い話でもきっちり納得いく形で、且つ高い密度で物語を締めている作家が多数いる事実を考えると短編だからということは理由にならないだろうと思い直し、物語を飾る文章自体も稚拙に感じたため☆1です。 この雰囲気を作家の味として捉え楽しめる人以外、個人的にはおすすめできない小説です。 | ||||
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恩田陸さんの本は、何冊か読んでいます。 これも、THE恩田陸という感じの話でした。ふわふわしているというか、つかみどころがないというか。(つまらないという意味ではない。) ときに、読んでいてとっても気になったのですが、地名に関してバレバレの伏せ字はなんでなんだろう?と思いました。T県のT砂丘、写真家Uの記念館とか、伏せる意味あるのかなぁ~って(笑)細かい矛盾点への指摘を避けるためかなぁ。 ま、どうでもいい感想ですが(^^;) 恩田陸ムードにひたれる作品だと思います。ファンの方なら読んで不満はないのでは? 一方、話の細部にわたって意味を見出したい、深く突っ込みたい、というタイプの人にはあまり向いてないかも。 | ||||
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恩田陸は振り幅がかなりある作家で、「夜のピクニック」「チョコレートコスモス」とか「ロミオとロミオは永遠に」などはすごく好きだけど、「常野物語」とかは全然ハマれず読むのがしんどかった。今作はそのどちらでもない恩田陸らしさはあるしまあ読めるけど特に面白くもないレベルと言えるだろう。 | ||||
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初めて 恩田陸さんの本を読みました。 うっすら強い感じはありましたが、 ホラーでもなく、ミステリーとも違うし なんか、不思議な本 読んだなぁて感じです。 多聞という 飄々として なんか暢気な人物のせいか 暗い雰囲気にはならず 最後までスラッと読みやすかったです。 最初の話しは 多聞が26歳くらいで、ラストでは40代?になってました。 最初の話しは ちょうど今の桜の季節。 近所に神田川と遊歩道があるので 著者さんも 住んでいたことあるのかな?と思える描写でした。 話し自体はラストの「夜明けのガスパール」が良かったです。大人の男達も いいもんだなぁと。他は つまらないというわけでもないですが、夜明けのガスパールが入ってなければ、、かなり微妙な感想になったと思います。 | ||||
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こんなにつまらないものを久しぶりに見た。 ホラー?SF?どちらともつかない中途半端な話。短編なので頑張って2話まで読んだがもう先を読む気がしない。 もうこの作者の作品は二度と見ないでしょう。 お金と時間を無駄にしました。結構評価が良かったので、買ってみたが、詐欺にあった気分です。金、返して欲しいわ。マジで。 | ||||
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恒川光太郎の本を全部読んでしまい、次のマイブーム作家として期待しましたが、、、、残念でした。 | ||||
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ほんのり、こわい。 恩田作品独特の雰囲気。 kindleで読んでいたのだが、暗い部屋で読んでいたので怖さ倍増。 「木守おとこ」で、この先このホラー感が続くんだろうかと思うと、暗い部屋で読むのはやめようかと思ったが・・・ 血が出たりとかものすごい怖い生き物が出てきたりとか そういう怖さではないのだけど、 じわりじわりくる怖さなんだな。 と思うと、最後はほっと救われる「夜明けのガスパール」に続く。 不思議な魅力のある塚崎多聞が主人公だから、全体を通して重くならない雰囲気になっているんだろうなと思った。 | ||||
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何気なく不思議、最後の「夜明けのガスパール」にはやられた・・ | ||||
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話が短編で読み易いです。 電子書籍で読むのに最適です。 主人公の無個性感が逆に個性的 | ||||
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先生の著作は何冊も拝読しており、恩田ワールドだなぁと感じました。 特に主人公を通して語られる先生の世界観は、きたぁーー!と思わず口をつくほど、安定感があり、たまりません。 短編小説は全国津々浦々を題材にしており、ちょっとした紀行文でもあります。 隙間時間に読む本としては非常に有意義なものだと思います。 | ||||
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今まで読んだものと違って最初は戸惑いましたが、作者の手法や意図が分かってきてからは、大変面白くなり、引き込まれていきました。 | ||||
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恩田さんの本は結構読んでいますが、ますます磨きがかかってきた気がします。読む人を引き込む世界観の作り方が絶妙ですね。 | ||||
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話に引き込まれる、それが多いところですでに魅力的です。 ホラーは苦手だけど、この本はミステリー色が強く読めました。 | ||||
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アット言う間に、読み終わりました。 他に深刻な問題を抱えていると、読書に集中する気分にはなれません。 でも、本を読むと言う行為は日常の慰めに成ります。集中出来ないけれど、問題から考えをしばし逃ざけたい、そんな時にうってつけの本です。 | ||||
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シリーズ物だが、特に一作目を読まなくても良いところが、非常に読み易くていい。 | ||||
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