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(短編集)
不連続の世界
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不連続の世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 21~40 2/3ページ
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まだ読書中です、寝る前に読んでいます。何冊か最近同じ様なテーマの小説を読みましたが、途中で寝てる様なので熱中出来てないみたいです。可もなく不可も無く | ||||
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構えずに読めるオムニバス形式のホラーですね。 ホラーとも言い切れないような、どこかせつないような… キライじゃないです。 | ||||
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恩田さんの詩的な言葉選びが好きです。 最後のどんでん返しが良かった。 | ||||
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連作短編で面白かったです。買って損はないと思います。 本作とはあまり関係ないのですが、恩田作品には、川もしくは水に関係するお話が多いですね。イメージを喚起させられるのでしょうか? 興味深い傾向ですね。一度その理由を聞いてみたいと思いました。 | ||||
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なぜなのか、恩田陸さんの本は 短編も長編も最初の数ページを 何度も読まなければ 進めないのです・・・ 「不連続の世界」も そうでした。 そして、段々と止まらなくなのです。 特に「木守り男」は 読み進めずに何日か経過してしまいました。 しかし、最後の「夜明けのガスパール」を読み終えた後は、すっかり 多聞さんに はまってしまい「月の裏側」をこれから 購入します。 多聞の周りにいる人達も 個性的でなかなか魅力的です。 | ||||
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まず初めに、他の方々も仰られている通り、この作品の前作にあたる『月の裏側』を事前に読んでおく必要は 特にないと感じました。というのも、今回の作品(短編集)は前作と直接的なつながりが感じられないからです。 恩田さんは『三月は深き紅の淵に』から派生した『麦の海に沈む果実』『黄昏の百合の骨』といった連作的な 作品も多数書いておられますが、この作品だけはまたちょっと違う感じがします。確かに『麦の海に〜』『黄昏 の〜』も直接的なつながりを強く感じたわけではありませんが、それでも「理瀬」という主人公の少女がどのよ うな人物かを知るためには『黄昏〜』よりも先に『麦の海に〜』を読んでおく必要がありましたし、世界観には 共通するところがありました。ですが、今作に限っては「同じ登場人物が登場するだけの全く別の作品」という 印象です。そういった意味合いからも「連作」を書くのが得意(?)な恩田さんにしては異色の作品かな、という 印象があります。 でも、作品の中身自体は「これぞ恩田さんの真骨頂」という感じがしました。恩田さんならではの「ミステリ ーなんだけど真実は明かさない」というスタンスですね(これも少し語弊がありますが)。 というより、真実を白日の下にさらさないで話を完結させているように感じます。実感的にいうのであれば、 「あぁ、それが真実なんだろうなぁ」とか「これが真実だったとしても別に驚かないな」という感じですね(苦笑) でも、そういう所が恩田陸っぽくて私は好きなのですけれど。 | ||||
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中篇が5編、主人公が以前の恩田作品にも出ているそうですが それは読んでいません。 でも、独立した作品として楽しめました。 まったりとして不気味な、ミステリーであり、ホラーであり。 すっきりとしたオチが好みの方にはオススメしません。 私が気に入ったのは「幻影キネマ」ですが 子どものころの恐怖を人はこんなふうに記憶するのかな、と思わされました。 他の作品にはない、救いがあって、少しほっとする一遍です。 | ||||
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とりとめのない話かと言えば、そうではなく、一人の主人公を中心においているから視点ははっきりしている。それでも不思議なお話が続くのだ。怖いとまではいかないけれども、不思議なお話なのだ。不気味な感触が残される。窓ガラスや山が怖くなるのだ。 | ||||
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とりとめのない話かと言えば、そうではなく、一人の主人公を中心においているから視点ははっきりしている。 それでも不思議なお話が続くのだ。 怖いとまではいかないけれども、不思議なお話なのだ。 不気味な感触が残される。 窓ガラスや山が怖くなるのだ。 | ||||
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何よりこのカバー・デザインが素晴らしい。 連れて行かれる旅には本当は「路」など、ない。 妙に落ち着かず、やけに終わりが見えない。 ひとしきりずっと楽しみにしていた海外旅行のように、 その「終わり」は見えないほうがいいんだろう。 恩田陸に、期待し過ぎてはいけない。 しかし、【悪魔を憐れむ歌】に、身の毛もよだつ「彼」がいる。 『月の裏側』に介在するままの、旅路の果てが、切なくて心地いい。 | ||||
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何よりこのカバー・デザインが素晴らしい。 連れて行かれる旅には本当は「路」など、ない。 妙に落ち着かず、やけに終わりが見えない。 ひとしきりずっと楽しみにしていた海外旅行のように、 その「終わり」は見えないほうがいいんだろう。 恩田陸に、期待し過ぎてはいけない。 しかし、【悪魔を憐れむ歌】に、身の毛もよだつ「彼」がいる。 『月の裏側』に介在するままの、旅路の果てが、切なくて心地いい。 | ||||
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内容に関しては他のレビュアー様におまかせします。 主人公である塚崎多聞の言動・思考、各話の仕掛け、ストーリー構成。 そのうちのどれに作者が「不連続」の冠をつけたのか、それとも別の何かなのか。 それは私にはわかりませんが、読後の感想としては確かにシックリ来る気がするんです、『不連続の世界』というタイトル。 謎、不安、切なさ、怖れといった、精神の水面が波立つ感覚を味わわせてくれる物語のタイトルとして。 無論楽しめました。 ☆4つでお薦めいたします。 ただし。 恩田作品に散見される、一種の偏りのある人物設定や、サプライズを意図するあまり、当たりハズレの差が大きくなりがちな物語終盤のストーリー展開&オチ(本作においては「最終話」)。 それらの点は本作でも健在(?)。 個人的には「ハズレ」の方に転がることも少なくないのが残念です。 単に「各人の好み」に過ぎないと言われればその通りですが、同様に感じる方もいるであろうと思うので☆はマイナス1。 | ||||
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内容に関しては他のレビュアー様におまかせします。 主人公である塚崎多聞の言動・思考、各話の仕掛け、ストーリー構成。 そのうちのどれに作者が「不連続」の冠をつけたのか、それとも別の何かなのか。 それは私にはわかりませんが、読後の感想としては確かにシックリ来る気がするんです、『不連続の世界』というタイトル。 謎、不安、切なさ、怖れといった、精神の水面が波立つ感覚を味わわせてくれる物語のタイトルとして。 無論楽しめました。 ☆4つでお薦めいたします。 ただし。 恩田作品に散見される、一種の偏りのある人物設定や、サプライズを意図するあまり、当たりハズレの差が大きくなりがちな物語終盤のストーリー展開&オチ(本作においては「最終話」)。 それらの点は本作でも健在(?)。 個人的には「ハズレ」の方に転がることも少なくないのが残念です。 単に「各人の好み」に過ぎないと言われればその通りですが、同様に感じる方もいるであろうと思うので☆はマイナス1。 | ||||
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純粋におもしろいです。恩田さんの作品は1つの場所で展開する話が多いのですが、今回は様々な場所で展開されるまさにトラベルミステリーでした。(注)ちなみに本書の一篇「砂丘ピクニック」に登場する楠巴さんは「中庭の出来事」にも登場しています。 | ||||
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恩田陸の短編集!って感じです。 恩田さんのファンとして、とても楽しめました。 ホラーっぽくても最後にどこか救いのある、完全に地獄に落としきらない優しさがあって、それが恩田陸の好きなところです。(人によってはそれがぬるく感じるのかな?) タイトルの不連続の世界ってのはあまりピンとこなかったですが、作品により書いた時期に10年くらい開きがあるそうなので、時代背景のずれ方がリアルでむしろ良かったです。それが不連続感につながっていたかも。 初めて恩田陸を読む方にもおすすめできる一冊だと思います。 | ||||
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純粋におもしろいです。恩田さんの作品は1つの場所で展開する話が多いのですが、今回は様々な場所で展開されるまさにトラベルミステリーでした。 (注)ちなみに本書の一篇「砂丘ピクニック」に登場する楠巴さんは「中庭の出来事」にも登場しています。 | ||||
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恩田陸の短編集!って感じです。 恩田さんのファンとして、とても楽しめました。 ホラーっぽくても最後にどこか救いのある、完全に地獄に落としきらない優しさがあって、それが恩田陸の好きなところです。(人によってはそれがぬるく感じるのかな?) タイトルの不連続の世界ってのはあまりピンとこなかったですが、作品により書いた時期に10年くらい開きがあるそうなので、時代背景のずれ方がリアルでむしろ良かったです。それが不連続感につながっていたかも。 初めて恩田陸を読む方にもおすすめできる一冊だと思います。 | ||||
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「木守り男」、「悪魔を憐れむ歌」、「幻影キネマ」、 「砂丘ピクニック」、「夜明けのガスパール」の5編からなる短編集です。 実はあとがきを先に読んだところ、 本編の主人公・塚崎多聞が未読の「月の裏側」に出ていたことを知り、 あわててそちらから読みました。 分類としてはホラーだと思うのですが、最後がまたいつもの「恩田節」で、 不思議な気分で終わってしまいました。 そしてその余韻を引きずりつつ、本作を読みました。 こちらはトラベルミステリーでした。 どれも込み入った話ではなく、比較的読みやすいと思います。 そんななか、表紙にもなっている尾道(と思われる街)を 舞台にした「幻影キネマ」を、わたしは一番面白く読みました。 子供の頃から思いこんできたことの謎が解けるときは、 その答えはあまりに簡単なものなんですね。 ちょっとホッとする話でした。 そうかと思ったら、ラストのお話はなんだかそれまでの4編を根底から覆すような、 わたしには衝撃的なものでした。 やっぱり恩田作品だわ・・と思って本を閉じました。 | ||||
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「木守り男」、「悪魔を憐れむ歌」、「幻影キネマ」、 「砂丘ピクニック」、「夜明けのガスパール」の5編からなる短編集です。 実はあとがきを先に読んだところ、 本編の主人公・塚崎多聞が未読の「月の裏側」に出ていたことを知り、 あわててそちらから読みました。 分類としてはホラーだと思うのですが、最後がまたいつもの「恩田節」で、 不思議な気分で終わってしまいました。 そしてその余韻を引きずりつつ、本作を読みました。 こちらはトラベルミステリーでした。 どれも込み入った話ではなく、比較的読みやすいと思います。 そんななか、表紙にもなっている尾道(と思われる街)を 舞台にした「幻影キネマ」を、わたしは一番面白く読みました。 子供の頃から思いこんできたことの謎が解けるときは、 その答えはあまりに簡単なものなんですね。 ちょっとホッとする話でした。 そうかと思ったら、ラストのお話はなんだかそれまでの4編を根底から覆すような、 わたしには衝撃的なものでした。 やっぱり恩田作品だわ・・と思って本を閉じました。 | ||||
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主人公の「塚崎多聞」が「月の裏側」という作品の登場人物だったことは、あとがきを読んで初めて知った。「月の裏側」は読んでいない。 が、ちゃんと楽しめる。 日本各地を舞台にちょっと怖い謎をレコード会社に勤める多聞が解いていく。 その謎がどれもちょっと不気味である。 そして、謎を解いた後も何かすっきりしない感が残る。 この作品の場合、そのすっきりしない感が却っていい雰囲気をかもし出しているともいえるが、やはりもう少しすっきりしたかった。 特に最後の短編、ずっと多聞の推理を信じてふむふむと読んできた私には 最後にさらに不安な気持ちにさせられて終わった感じだ。 それぞれの短編が奈良だったり、尾道だったり日本の情緒ある土地を舞台にしていて それは旅情を誘ういい感じをだしている。その点は○。 | ||||
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