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ルパン対ホームズ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ルパン対ホームズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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内容は問題ありません | ||||
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ルブランのルパンシリーズで ルパンとホームズが初対面したのは 前作『怪盗紳士ルパン』収録の 「おそかりしシャーロック・ホームズ」。 当時まだホームズの作者、コナン・ドイル存命中に 両者を対決させる長編を書こうとは、 フランス人も面白いことを考えるものだ。 ルパンはホームズに敬意は表しているものの 全体的にはルパンに軍配が挙がっているとみてよいだろう。 稀代の名探偵をも翻弄するような ルパンのさまざまな仕掛けには 「怪盗」としての奇抜さがあって 爽快感がある。 | ||||
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古い本だから汚れや傷は仕方ない! 全巻集めてみたいかも(*'艸`*) | ||||
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懐しかった | ||||
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ルパンはあちこちから出ていて最近の訳もある。文豪堀口大學の訳は21世紀の今となっては古色蒼然。時代小説のような表現も楽しめる逸品だ。惜しむらくはこのカバーのデザイン。以前の黒枠に戻してシリーズそろいで復刊してもらいたい。マンガを読んだりテレビドラマを見たりするようにストーリーだけ楽しみたいなら迷わず新訳を買うべし。訳に因縁付けるのはお門違いというものです。 | ||||
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一人称わしの人ばかり。おまけに、宝くじが富くじ、富札とか、親が娘を呼ぶのに「あんた」、21世紀の時代になんだこの訳は。最早、読むのを拒絶するかの古い文。これダメ。 | ||||
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新潮文庫の古くさい訳と違って、気持ちいいくらいスラスラ読める。これぞ名訳。お願いだから「水晶の栓」重版してください。 | ||||
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モーリ・ルブラン著による為、ルパンが主人公でホームズが引き立て役になっているのはやむを得ないが、出来ればどちら側でもない作者によるルパン対ホームズ作品を読みたいと思いました。 | ||||
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昔、南洋一郎版ルパンに熱中した自分としては、やはりルパンが活躍するとワクワクします。 面白かった。 | ||||
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新潮文庫のルパン物(堀口先生訳)は訳が古く、一人称が「わし」だったり違和感ありアリ。 特に南洋一郎版の若々しくて颯爽としたルパンから来た場合には???となるはずです。 私も少年期にはそちらばかり読んでいましたので、初めて読んだときにはビックリした記憶があります。 いやルパン(ホームズも)こんな爺さんじゃないだろ・・と。 実は南洋一郎先生の方は原作にないアレンジやルパン物でないものまでルパン物に改変していたりしてるのだが、 少年少女向けには実によく出来た優れた作品群でしたね。 それと比べるとまぁ重厚というか、、堀口版は慣れるのに時間がかかります。 これはこれで良いんですけどね・・。 | ||||
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とてもきれいな商品で¥1は、安くて助かりました。ありがとうございました! | ||||
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本作品の名探偵 “ホームズ” は、モーリス・ルブランにより原作者A. C. ドイルに無断でルパンシリーズ最初期の 「怪盗紳士」にてエピソード中の一篇に初登場させられ、1905年の雑誌連載時には “Sherlock Holmes” だったのが、 同時期に活動中だったドイルに拒否されて? 以後は “Helrock Sholmès” とアナグラムにした…というのはみなさま 周知の話なのでここまでにしますが、本書もシリーズ初期の作品で、従って青年時代の怪盗vs熟年の名探偵を描いた (二度目の)夢の対決もの小説です。 本格派のハヤカワ・ミステリの一巻でありながら、従来の例えば偕成社版の少年少女向けアルセーヌ・ルパン全集の 翻訳とも落差を感じさせない、読みやすい訳となっています。 第一篇「金髪の女」では、先ず関連性のなさそうな怪事件が連続して起き、ルパンのしわざと信じ執念で彼を追う 老警部ガニマール(日本の某コミック/アニメ作品の銭形幸一にその性格が引き継がれているようです)の推理と追及 がルパンに嘲弄される結果に終わり、業を煮やした被害者達がフランス警察頼むに足らずと、英国人名探偵の招聘を 決定する…という、対ガニマール戦を “前座試合” として始まるなかなかの展開なのですが、ホームズ登場までに満を 持して、というにはやや長く、まとまりも欠いた印象を残します。またその後の、パリへ到着しとある料理店へ入った ホームズとワトスンを、店内で予め待機していたルパンが不敵に挨拶しに来る、というのはこれから本格化する戦いの 第一幕として面白いけれど(彼らは何語で会話しているのか?)、第二篇の「ユダヤのランプ」でパリを再訪した二人 への “愚弄のお出迎え” ともども、その実現性には無理感がある。この無理感の多さが奇想天外と荒唐無稽の間を行き 来するルパンシリーズの魅力であり欠点にもなっています…それこそ同時代で先行していた、ドイル本人のホームズ シリーズと比べて。 どちらのエピソードでもワトスンが重症を負わされてホームズ独りになり、勝手の分からぬ異国の地で孤軍奮闘、連続 する妨害、用意周到なルパンとの駆け引きを乗り越えつつ事件の核心に迫る筋立ては同じ。船上で両雄が対峙するのも 最後は外国人探偵と連携した仏警察に追い詰められ、終わったはずのルパンがちゃっかりとホームズ達の前に姿を現し お別れの挨拶までするという幕引きさえも同じ。 ホームズが(従者のように描かれた)ワトスンの脱落後は、競争相手であるはずのガニマール警部を時に相方として ルパンを追う、というのは皮肉にして出色な展開です。 第二篇「ユダヤのランプ」においては、ルパンが事件の首謀者ではないあたりがやや盛り上がりに欠けるものの、舟の 上、危急存亡の中で対決する両雄の姿は、活字も良いがどちらかと言うと映像での表現に向いているであろうドラマ チックな場面です。 この二作のエピソードでは、英国人探偵は実質主役にもかかわらずホームズらしい瞬時の鋭敏な洞察力を欠き、ホームズ らしからぬ凡庸さと失敗が目立ち、人間的な限界を重ねて示している。 この探偵は結局何者か。ドイルとその周辺への配慮から原作では一応ホームズとは別人にしてありますが、エルロック・ ショルメでは仮名、シャーロック・ホームズでは僭称に思える中途半端な人物像で、ルパンの超人度と比べて差別化 された位置に置かれ、実体のはっきりしないルパン組織が張り巡らせた仏国内の犯罪網のもと、手の中で踊らされて いる孫悟空のごとき恥辱の扱いも受けつつ、逆転→再逆転を重ねる展開の末に “不公平な引き分け” で終わる。 「金髪の女」のクライマックスでは、ホームズを国外へ放逐し勝利が確定したはずのルパンの運命が瞬時に暗転、宿敵 に屈せねばならなくなった時、「しかし結局のところ、彼もまたホームズに劣らず潔く、正々堂々とこの事態を受け 入れたのだった。伯仲した力の二人だからこそ、敗北もひとときの不運とあきらめ、甘受すべきだと。」と記したのは 両巨人の勝負の終幕にふさわしい名文章であったと思います。 その上で、望ましくは作者ルブランは借り物の好敵手をより高次に手ごわく描くことで戦いを盛り上げ、ルパンものと しても、ホームズものとしてもそれぞれ読むことが可能な、倍化された作品にして自分の主人公ルパンを本当の高みに 置くことを目指すべきだったのでは、と思うと幾分心残りな出来でした。ただ、日本のホ-ムジアン/シャーロキアン と呼ばれるホームズ愛好家は狭量で本作品を無視する人が多く、他国ではドイル著のホームズを “正典” 、他作家著の パスティーシュホームズを “外典” と位置づけ、その中で最も有名な本作品をも楽しむ読者が多い、という彼我の差に 対しては、いち評者として本作の価値を認めるほうに一票を投じます。 | ||||
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これはハマりましたp(^-^)qルパンが好きで読みましたが、ホームズの方が印象強く、名探偵ホームズも読みたい❗思いました✨ | ||||
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とりあえず岩波少年文庫で揃えてみました。内容は良いと思います…(^-^;。 | ||||
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別の本に、ルパンの一部だけが、掲載されていたのですが、 とても興味をもったようなので、 これを渡したら、 大喜びで読みました。 ストーリー展開がありますから、 読書がはずむようです。 | ||||
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全16巻あり、ある訳で、1冊ずつしか購入しませんので”以下同文”で勘弁してください。 | ||||
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青い鳥文庫は大好きです。子供達も孫達もお気に入りの文庫です。 この作品は文庫本でも読みましたが青い鳥文庫の物を読んでみたくて購入しました。 読みやすく子供にかえった気持ちで読んでいます。 | ||||
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なんだ!? このダサダサのホームズは!? 頭悪すぎ! と思ってたら、他のレビューによると原文はショルムズというパロディキャラらしいですね。 良かった。 ホームズとは別人か。 ホームズファンが見たら腹立たしいことこの上ない小説ですね。 会話が現代口語とはかけ離れてます。 それも鬱陶しいです。 | ||||
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原文ではドイルからの抗議にエルロック・ショルメスに名前を変更されたホームズがルパン相手に戦う二つの中篇を収録。しかしホームズはドイル作品のような切れがまるで見えず、しかも性格も違っている。日本語に訳す際シャーロック・ホームズに直されたが矢張りエルロック・ショルメスで良かったのではないだろうか。 かつては子供向きのものでも、エルロック・ショルメスで通しているものがあったのだが。 | ||||
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フランスが生んだ怪盗アルセーヌ・ルパンとイギリスの大探偵シャーロック・ホームズの一騎打ち。この作品、フランス本国ではホームズの作者コナン・ドイルの抗議を受け ホームズの綴りを置き換える「アナグラム」と言う手法で「エルロック・ショールメス」と表記されていたようですが、日本で出版されたときに再び「ホームズ」に 戻された経緯があります。従って、オリジナルのホームズを読んだ後に本作や他のルパンシリーズを読むと混乱しますが、この探偵はホームズに似て非なる者なのです。 フランスとイギリスの政治的・歴史的な対立もこの作品では風刺されていますが歴史に疎い私にはちょっと分かりません。 作品自体は、ルパンの予告を受けた富豪がこのイギリス人探偵に助けを求め、ルパンと対決する中篇2作品です。ストーリー自体も面白いですが、この作品はルパンの登場が 少ないです。読者はこのイギリス人探偵と共にルパンの犯行を阻止しルパンの足取りを追いかけます。この手法は後に「名探偵コナン」シリーズや江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズに 頻繁に使われる手法です。ルブランが後の小説界や映画界に残した足跡は大きく、特にこの作品は初めて「違う作者のキャラクターと自分のキャラクターを共演」させた初めての 作品になります。日本では「キングコング対ゴジラ」や「ルパン三世対名探偵コナン」などがありますが、最後の痛みわけでの終わり方などを考えるとルブランの発想には 舌を巻きます。 作品的には古典的な扱いになるかもしれませんが、アルセーヌ・ルパンは最近「アバンチュエリ」という漫画で活躍したりしています。まだまだ、三世には負けない存在です。 本作を含め、このシリーズを読みながらルパンと共に「ベルエポック」時代のフランスに旅立つのもいいかもしれません。 | ||||
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