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クール・キャンデー



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【この小説が収録されている参考書籍】
クール・キャンデー (祥伝社文庫)

クール・キャンデーの評価: 3.95/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

アンファンテリブル

若竹作品はよく「後味が悪い」と評され、イヤミスに数えらることもある。
しかし、その悪い後味というのも、ほろ苦かったり、塩辛かったり、スパイシーだったり、ざらっとした舌触りが残ったり、様々な味わいがあり、あくまでも賞味可能なものである。イヤミスでもイヤよイヤよも好きのうちである。
しかしながら、個人的にこの作品の後味は拒絶したくなるタイプ。イヤよイヤよイヤなのよ。好き嫌いが分かれると思う。

とはいえ、本作はトリッキーであると同時にチャレンジングな作品であることは間違いない。
女子中生渚が主人公。アンファンテリブル…語り手が14歳の少女ということが物語を読み解く上で極めて重要である。

他のレビューで紹介されていたが、ミステリ・アンソロジー「青に捧げる悪夢」に収録された若竹さんの「みたびのサマータイム」はこちらの続編的作品。高校生になった渚が出てくる。
クール・キャンデー (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:クール・キャンデー (祥伝社文庫)より
4396328133
No.1:
(3pt)

いつものとおり

 祥伝社の中篇シリーズの一冊。ごく軽く読むことが出来る。
 いつものとおり、「いやな話」だった。いかにも若竹七海らしいというか。
 少女の必死に頑張る姿、甘酸っぱい青春などが描かれ、油断して読んでいたら最後でやられた。こんな結末が待っているとは。一気に暗い気分になる。
 とはいえ、読者を突き落とすような結末が若竹氏の持ち味。その意味では期待どおり。
クール・キャンデー (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:クール・キャンデー (祥伝社文庫)より
4396328133

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