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クール・キャンデー



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【この小説が収録されている参考書籍】
クール・キャンデー (祥伝社文庫)

クール・キャンデーの評価: 3.95/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(4pt)

怖いですよ。

さすが若竹。やっぱ驚き。
クール・キャンデー (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:クール・キャンデー (祥伝社文庫)より
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No.15:
(5pt)

最後が秀逸

若竹七海の作品としては珍しい青春小説と最初思いましたが、主人公をめぐる友人たちの悪意や義姉やそのストーカーをめぐる悪意はやはり若竹小説。そしてラストのどんでん返しは素晴らしい。それに至る伏線はありましたが。
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No.14:
(5pt)

可愛い妹と、義理だけどすごいお兄ちゃんのはなし。

短いのですが、かわいくて「こましゃくれていて実はしっかり者」の妹が、お兄ちゃんの奥さんの自殺をめぐって、お兄ちゃんにかけられた嫌疑をはらそうとがんばります。そして最後にのけぞってしまいます。
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No.13:
(4pt)

13行×156頁の短さで最終行のサプライズを演出する若竹さんのプロ根性に脱帽ですね。

夏休みを過ごす中学二年生14歳の元気な女の子・渚が兄嫁の死と生前彼女につきまとっていたストーカー男の不審な死の謎に迫って家族の大ピンチを八方丸く収めてみせる若竹七海さんの痛快青春ミステリ中編小説です。14歳年の離れた異母兄・良輔が同級生のストーカー男の殺害疑惑で警察から厳しくアリバイを追求されて苦戦する中で兄の無実を確信するヒロイン渚はそれだけでなく近所を騒がせる痴漢男の事件をも解決に導く影のスーパー素人女探偵なのですね。13行×156頁の短さで最終行のサプライズを演出する若竹さんのプロ根性に脱帽ですね。
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No.12:
(4pt)

お手軽に読める

行間が広く、文字数・ページ数も少なく、1~2時間で読めます。
主人公の女の子の考え方が面白くて、楽しく読めました。
最後はよくある、分かり易い結末だったかな、という気もしましたが、お手軽に読めるわりには内容が面白いので、読んで損はないと思います。
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No.11:
(5pt)

おすすめ

日頃凄惨な事件が起きるミステリばかりを読んでいると、ほっこりさせられる緩い話。主人公の語り口で綴られる文体も軽やかで非常に読みやすく、あっと言う間に読了。
だが、予想を遥かに裏切る真相が準備されていて度肝を抜かれた。
最後までゆる〜い感じで行くのかと思ってたから、本当にびっくりさせられた。
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No.10:
(5pt)

面白い

本が薄いのと、中学生女子の独り言口調だったからというつまらない理由で、長らく手を出さなかったのですが、気が向いて読んでみたら面白い!
ちょっと前に読んだ「みんなのふこう」がかなりツボだったのもあり、若竹さんのこのタッチが好きなのかもしれません。
ラストも「おおう。。。」という。。。こういうのが好きです。
さくさく読めてあっという間にラストまでもっていかれて、最期にこのテイストのサプライズ!
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No.9:
(5pt)

ラスト1行の衝撃!大人向けの本格ミステリー

可愛らしい表紙で、主人公である中学生少女の1人称語りなので、若い人向けのライトなミステリーだと思ってしまいがちですが、決してナメてかかってはいけません。この作品は、他のトリック型本格推理小説に引けを取らない、大人向けの本格ミステリーです。
短編といってもよいほど短くまとめられた話なので、サラリと読めてしまいますが、最後まで読めば、ミステリとしての内容度はかなりギュっと凝縮されていることが分かります。

ラスト1行でひっくり返ります。ぞっとする寒気をクールに味わってください。
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No.8:
(4pt)

サクッと読めて面白かった!

最後のお兄ちゃんのセリフがなんとも・・・・・・・・・・・・・・
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No.7:
(4pt)

最後の一行に驚いた

ベージ数にするとたったの160ページなのですが、十分に読み応えがある作品です。
中学生女子の一人称なのでライトノベルみたいだな、と思いながら読んでいたのですが、読み終わってみるとしっかりとしたミステリー作品でした。
中編小説なので張り巡らされた多数の伏線が一気に繋がるといった面白さは少々もの足りないですが、ミスリードが非常に上手くできていて、意外な結末にしっかりと落としこんでいます。
後日談があるようなので、そちらも読んでみたいと思います。
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No.6:
(4pt)

甘酸っぱくて、のち、戦慄

兄のお嫁さんが死に、その容疑を兄がかけられて……というお話。
主人公の中学生、渚が、兄の無実を証明すべく、奔走します。

縦の糸が見事!
序盤〜中盤は、中学生、海の町ということもあって、割合さわやかに進みます。
うっすら恋模様なんかも交えつつ…。

後半のさらに後半から、一気に種明かしというか、伏線の解放が始まり、
そして、誰もが衝撃を受けただろうラスト!

これぞ、若竹七海だあ!という感じです。

でも、若竹七海好きなわりに、アンハッピーエンドの苦手な私は、ラストが衝撃過ぎて☆マイナス1。
古書店アゼリアくらいの毒が好きなので…。

余談ですが、「青に捧げる悪夢」角川書店で、渚のその後(高校生時代)の短編が収録されています。
(アンソロジーです。個人的にはとっても豪華な顔ぶれ)

こちらは、少し希望のあるラストになっているので、興味のある方はぜひ。
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No.5:
(4pt)

ミステリのお手本のような快作

明日から夏休み!しかもその日は誕生日!!嬉しいことが二つ重なる明日を楽しみにしていた渚の元に突然の悲報が。入院していた年の離れた兄のお嫁さんが亡くなり、そのきっかけを作ったストーカーの男が殺される。その容疑が兄へと向けられて・・・。殺人者の妹になるのが絶対にイヤな渚は、兄の無実を信じて真犯人を探しはじめる。
文庫本にして160ページ(しかも1ページの字数が少ない。なんとかムリヤリ160ページにした感じ)と短く、とても読み易い文体で書かれているため、スラスラと読み進めることができ、一、二時間もあれば読み終えることができるでしょう。が、短いと侮るなかれ、ミステリとしてプロットがしっかりしているし、何よりも最後に待っている驚きといったら!これには見事にやられました。
ミステリのお手本のような快作です。
それにしても、主人公の渚。冷めた目で大人たちを観察していたり、腹の中で大人をからかっていたりと、なんとも小生意気。なのですが、よくよく思い返してみると、今を去ることン十年前、自分も中学生だった頃は大人の言うことなんて聞きもしなかったし、こんな感じだったなあと。それなのに渚のことを生意気だと感じるということは・・・。思いたくもないですけど、年を取ったということなんでしょうねえ。
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No.4:
(5pt)

明るい毒

 実に、おもしろい。薄い本なのに。こんなに楽しめるミステリ、さすが、若竹七海。
 
 最後のページまで、その最後の1行まで気を抜けません。こんな結末が待っていようとは、全く予想しませんでした。タイトル通り、ぞっとするような、ひんやり感。人間のうちに潜む「毒」が見事に描かれていますね。 それでも陰鬱な感じがしないのは、若竹さんならでは。なんといっても、登場人物のキャラクターがいいんですよねえ。強さも弱さも合わせ持った、ちょっと生意気盛りのかわいらしい渚。かっこいいだけじゃない、努力家の兄。それを疑ういやらしい(ほんとに嫌なやつ!って感じに描かれている)刑事たち。仕事とはいえ、こんな嫌みな人間とはあまり知り合いたくない。
 他人のことなどおかまいなし、わがまま放題のお嬢様だった兄嫁の死から物語が始まります。兄嫁につきまとっていたストーカーが死んでしまったおかげで兄が疑われ、無実を証明するために奔走する渚がかわいい。子どもと大人の間で微妙な女心がよ〜くわかります。渚の心理描写が、物語全体を明るくしているのかな。でも、ただ明るいだけじゃない。年齢的には子どもでも、人というのは十分「毒」をはらんでいる。そんな恐ろしさも垣間見えます。
 あっという間に読めてしまいますが、満足感はピカイチです。
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No.3:
(5pt)

デリシャスキャンデー

読み終えたあとはまさに、ひんやり、クールキャンデー。小粒でも凍りつく。若竹七海を私は、驚かされたいから読む。しかしただ驚かされているのじゃつまらない。必死で驚かされないようにして読む。だから、あらゆる、とまでは言えないがとにかく自分が考えうる限りの結末を考えながら読んでいるのに、やっぱり驚いた。若竹七海の上手いところは、しっかり書いているのにべたべたしてないところだと思う。トリッキーな結末はもとより、主人公もその他の登場人物も、きちんと書いてあるのにさらっとしていて、感傷的なべたつきが無い。生き生きとしてみずみずしくて、思わず「ウマイ!」と言ってしまいます。
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No.2:
(5pt)

最後の最後でどびっくり!

値段も重みも内容も軽い!と思えば最後におーーっとぉという結末が待っています。兄嫁がストーカーの襲われて自殺をはかり、命を取りとめたが数日後病院で死亡。更にその同時刻にストーカーも変死した。アリバイのない兄貴が殺人犯として疑われ、それを晴らすために夏休みに奔走する中学生の渚。始終明るくまとめられているからこそ、結末に驚くこと間違いなしです。
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No.1:
(4pt)

二転三転、真相反転、目前暗転

若竹七海に思春期ã‚'書かせたらいã'ませã‚"ね(誉め言è'‰ï¼‰ã€‚キャラがæ'»ãæ'»ãã-すぎです。ä¸-の中にæ-œã«æ§‹ãˆã€ãã‚Œã§ã„て無防備で傷つきやすい。思わず説教ã-たくなるくらいです。14歳の誕ç"Ÿæ-¥ã¨å¤ä¼'み初æ-¥ã‚'明æ-¥ã«æŽ§ãˆãŸä¸­å­¦ç"Ÿãƒ»æ¸šã€‚そã‚"な折り、ストーカーに襲われ重æ...‹ã ã£ãŸå...„嫁がä»-界ã-、同時刻にそのストーカーも交通事æ•...で変死。ã-かもその容ç-'è€...とã-てå...„・良è¼"が警察にマークされてã-まう。動機十分・アリバイなã-の良è¼"。渚はå...„è²'の無実ã‚'証明ã-、人ç"Ÿæœ€æ‚ªã®å¤ã‹ã‚‰æŠœã'出せるのか?150枚にã-ては登å '人物が15人以上出てきて大é¨'ぎなã‚"ですが、その一人一人ã‚'ã"うやって思い出せるほど印象付ã'に成功ã-てるのがすã"いなぁ。それぞれã‚'印象的なセリフや行動で色分ã'ã-てるうちに、ç"°èˆŽç"ºã®é-‰éŽ-性が浮ã!‹ã³ä¸ŠãŒã£ã¦ãã¦ã¿ãŸã‚Šã€‚事件の手がかりã‚'与える任務ã-かない登å '人物でも、é§'扱いせずに物語å†...に巧くå-りã"ã‚"でる。宮部みゆき『火車』に通じるかも、というのは言い過ぎか。それにã-てもã"のラストはすã"い。たった1ページでサãƒ-ライズ、たった2行でネガ反転。è¿'å¹'希に見る刹那のどã‚"でã‚"è¿"ã-。夏のæš'さから一瞬で冬のå¯'さへ。おすすめです。
クール・キャンデー (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:クール・キャンデー (祥伝社文庫)より
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