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同志少女よ、敵を撃て
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同志少女よ、敵を撃ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全520件 461~480 24/26ページ
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史実にフィクションを混ぜてエンターテイメント小説にし、戦争もの、しかも外国モノを読まないような方々に読ませたいという意図なら十分成功したと思われる。 文体が幼稚だが、それも今風だから、受け入れられるだろう。ライトノベルからのステップアップくらいの中高生でも、ちょっとした専門用語を調べれば面白く読めると思う。 女性が蹂躙されるという戦争の悲劇、果たして男性の何割が親身に痛みを感じられるだろうか。 いくら啓蒙しても平行線な気はする。 | ||||
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ストーリーも登場人物たちの少女たちのやり取りも深夜アニメみたいなのりできつい。3分の1ほど読んで売りました。久々にラノベを読んだような気分です。 | ||||
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ソ連とドイツの慣れない地名、人名 難しい。 世界史知らないと辛いかも。 表紙と帯、煽りすぎ 期待はずれ | ||||
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まったく面白くはないです。 男性からすると、こんな程度の低いフェミニズムへのゴマすりで受賞し、称賛されていいのか疑問です。 完全に女性をバカにしてますよ? フェミはこれで喜ぶんでしょう?と見下されてますよ? フェミも酷いですが、小説としても酷いです。 狙撃手を全く知らない人に向けた解説が、終盤まで延々と繰り返されます。 その内容は漫画、アニメ、ゲームからの情報よりも薄く、最低限の知識を持っている人が読むには退屈でたまりません。 飽きるほど見てきた狙撃手あるあるの上を、薄っすらとキャラとストーリーが覆っています。 有名なうんちくが95%、物語5%ですので、うんちくを知っていると何を読まされているのか分からなくなります。拷問です。 Kindleのエラーで内容が間違っているのではと真剣に疑いました。 | ||||
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アガサ・クリスティーの文章を研究しているが、完全なる文学である。こういう「説明文」ではない。パラッとやっただけで読む気が失せた。日本の文学界は、暗澹たるものがある。クリスティー財団だかなんだか、日本語が読めないせいか、こういうものがアガサの名を冠した賞を受賞しているのは、残念なものである。 | ||||
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ラジオで書評を聴いて衝動買い、大正解でした。女性スナイパーなんてフィクションかと思いきや、当時のロシアには実在したのですね。主人公の心理描写とストーリー展開が素晴らしく、一気に引き込まれました。最終戦の展開は圧巻。本屋大賞有力なのでは。 | ||||
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星一つのレビューをざっと読んだが、すべていちゃもんレベルなので無視してよい。噂通り圧倒的な筆力で一気に読ませる。登場人物のキャラ設定や死に時、死に方が見事である。凡百な作家なら主人公は敵方(特に彼)へもっと感情移入しただろうが、最後までドライなのも素晴らしい。既に活躍中の作家でも、この水準の冒険小説を書ける人が日本に何人いるだろうか? 以下、ややネタバレ。 この手の小説にお決まりとなっているプロローグ、これは不要ではないか?芝居のカーテンコールみたいで興醒めだし、たいした情報も入っていない。戦時中の場面で終わっていたら文句なしの星5つだったが、問題提起のため1つ減らさせていただく。それにしても見事な作品でした。 | ||||
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面白いことは面白いです。ただ独ソ戦という重いバックグラウンドの割には話は軽いっていうかラノベ的っていうか。あくまで日本人が書いた娯楽作品です。あんまり深みを期待するものではないと思います。 | ||||
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か弱い少女でも狙撃の特殊技能でドイツ兵をバッタバッタと倒しまくる話かと思いきや、ま、途中までそうなんだけど、最後の最後で、ランボーみたいな超人的大暴れの話になって、呆れた。途中まで面白かったので落胆が大きい。にしても、短時間に赤いインク(発煙用?)でノート二冊作って、○○まで貼りつけておいて、捕虜になって仇に会うのを予想してたってことか?(おまけに左手に拷問を受けるのまで)そんな筋書き、いくら何でも通用せんぞ。ガキの戯言か。ああいう展開のせいで、それまで積み重ねた、この小説の良さが、吹っ飛んだ気がした。周りの人も読者も、この新人を甘やかしたらいかんぞ。 追記:ドイツが平和なソ連に侵攻して家族を殺したから反撃に立ち上がったという話だが、ソ連は1939年の独ソ不可侵条約締結後に、隣接するポーランドやフィンランドに侵攻し、多数の国民を殺しているんだぞ。ウクライナの件もあるから、あえて書くが、ソ連の罪の自覚なき、能天気な同志少女を描いてんじゃねえよ! | ||||
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まず、言えるのは読むか読まないか迷ったら読むべしです! 独ソ戦と言う第二次世界大戦でも、最も犠牲者が出た戦いを舞台に主人公の少女が復讐だけを目的に優秀な狙撃兵になる。特に後半パートの盛り上がりはクライマックスがなんたるかを分かった作り方。 新人とは思えない修悦さ。だけど大まかなストーリーの流れは受賞作としてのセオリーを抑えてますね。 それにしてもアガサ・クリスティ賞ってカバーする範囲が、意外と広いんだなと。 昔、クリスティの本を読みまくった私は何となく思いました。 | ||||
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いやはやなんともよくも投稿作でこの舞台を選んだもんだ なるほどおぞましい論理には超えられない性差ってのがある事に納得してしまった。「〇人狙撃」と「暴行〇人」を同列に並べて語るミハイルの感覚はどうにも分からん。狙撃は戦果だが暴行は戦果にゃ入らんだろう 論理は理解できないが、そういう感覚の存在は当り前に知ってる 女だけの独立隊にした理由がよく分かる 巻末選評で「アガサ・クリスティー章」なるものがあったのを初めて知った… ん~…でも、これを「シスター・フッド」と表現して欲しくないなあ。カタカナにすると途端に印象が軽くなる。気がするのは自分だけか? 面白く読みました | ||||
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テーマは重く長い作品ながら少女が主人公であることが軽やかさにつながるのかスラスラと読ませる。もちろんそれだけの文章力と構成力があり、文学作品を思わせるようなところもある。長いのが少し気になるところもありつつ、終わって欲しくない思いもありつつ楽しませてもらいました。 | ||||
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まだあまり読んでいませんが リアル感があります。 描写が迫力あります。 | ||||
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展開が早くどんどん先を読みたくなります。主人公とともに戦争の悲惨さ、凄惨さも疑似体験していくことになりますが、重く感じる前にテンポよく引っ張られていました。 | ||||
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本書は、ドイツ軍・ソ連軍合わせておよそ3000万人という戦争史上最大の死者を出した「独ソ戦」を舞台に、セラフィマという一人の女性狙撃兵の視点で描かれた戦争史である。 セラフィマとその周りを取り巻く多くの登場人物は架空の人物であり、撃つか撃たれるか、殺すか殺されるかなどといった戦争におけるミクロな戦闘描写は、主にこれら架空の人物同士によって描かれる。 一方でヒトラーやスターリン、確認戦果309名を射殺したソ連最高の女性スナイパー「リュドミュラ・パヴリチェンコ」など、実在した人物も登場する。 またドイツの急襲による戦争の開幕から、苛烈を極めたスターリングラード攻防戦、クルスカの戦い、ケーニヒスベルグの戦いなど独ソ戦におけるマクロ的な流れは史実に則っており、フィクションとノンフィクションを巧みに交えて描かれた長編小説だ。 この作品の魅力を一言でいうと 「一兵士の視点で戦争のリアルを知れること」だと思う。 ソ連の平和な村で育った主人公・セラフィマは、突如村を襲ったドイツ軍によって唯一の家族である母や村の人々などすべてを失う。 そこに救援に来た赤軍(ソ連の陸軍)の女性教官長イリーナに拾われ、狙撃兵として育てられるところから物語は始まる。 読者はこのセラフィマの視点で数々の戦場を共に巡ることになるが、常に死と隣り合わせである戦場の緊迫感や、戦車の砲弾や戦闘機による一斉掃射、手榴弾などによっていともたやすく命が奪われていく無慈悲さなど、戦争の血生臭さをその場にいるかのように感じさせられる。 兵士一人ひとりの心情描写には「きっと自分が戦場に立ったらこんな気持ちになるんだろうな…」と思わせられるし、舞台となる戦場の情景描写は、読者の頭の中にリアルな戦場を浮かび上がらせる。 それほどに的確で生々しい文体、表現で描かれており、教科書的に知っていた「戦争の怖さや虚しさ」というものを、より深堀りして色付けしてくれるような作品だ。 反面、女性狙撃兵たちのシスターフッド(女性同士の絆)や、戦場で急きょ共同戦線を張ることになる男兵士たちとぎこちなくとも打ち解けていく様子など、緊迫した状況の中にもほろっとさせられる場面もあり、長編にも関わらず絶妙な緩急で最後まで飽きずに読ませてくれた。 (”緩”と”急”の割合的には1:9ぐらいだが…笑) 学生時代は社会科科目は並べて大嫌いだった自分だが、本小説を読み進める上でわからない戦争の名前や兵器の名前をひたすらググって調べたおかげで、独ソ戦や第二次世界大戦に興味を持てたし少し詳しくなれたのは良かったなと思う。 世界史好きならぜひ読んでほしいし、逆に自分のような歴史を避けてきた人間でも没頭して読める小説だと思う。 アガサ・クリスティー賞史上初の、選考委員全員が5点満点をつけたという本作品。 気になった方はぜひどうぞ。 | ||||
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巻末の参考文献一覧を見て驚いた。物語に登場する、凄腕女性スナイパーのリュドミラ・パヴリチェンコが実在の人物だったとは。 ヒロインのセラフィマは、侵攻してきたドイツ軍に故郷の人々を皆殺しにされた。そこには母親も含まれる。ドイツ軍を追い払った赤軍の女兵士・イリーナに「戦いたいか、死にたいか」と問われる。村を焼き払われると知ったセラフィマは、ドイツ軍とイリーナへの復讐のため、狙撃兵養成学校に入学する。 厳しい養成学校の課程を終えてすぐに、セラフィマたちは戦場に送り込まれる。激戦地を転戦するうちに、戦友は一人また一人と死んでいく。それも無残な死に方で。圧巻はスターリングラード攻防戦だ。数滴に劣勢な部隊は、相手のスナイパーと駆け引きをしながら体勢の挽回を図る。そこで、母親と村人の敵である、ドイツ軍スナイパーと交戦するのだが……。 ケーヒニスベルク包囲線を含め、真に悲惨な戦いとはどういうことかをリアルに描いている。また、戦後の期間兵士のPTSDについても具体的に述べている。いったん戦争が起きれば、このように悲劇的な事態を生ずる、というのは、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガニスタン戦争を通じて、世界は知っているはずなのだが、未だに戦火が収まる気配が見えない。戦争の無意味さを問うという意味でも傑作と言えると思う。 | ||||
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読み始めたら圧倒的にに引き込まれた。読後感といい、今までのアガサクリスティー賞の中でも抜きん出ている作品!独ソ戦、当時のソ連の女子狙撃兵等の設定に日本人には馴染み難い点があるかもしれないが、岩波新書などで「独ソ戦」がベストセラーになる昨今なら特にとっつきにくいとは思わないし、他の類似する作品賞受賞作品など足元にも及ばないエンターテインメント性、ストーリー制どれをとっても素晴らしい。次回作を楽しみにしている。 | ||||
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戦争ものが好きなため、読んでみました。 結論、とてもおもしろいです。物語としてスラスラ読めるし、表現も難しくないためおすすめです。 第2次世界大戦時のロシア (ソ連)の状況などはよく知らなかったが、とても解像度が上がった。 特にスターリングラードでの戦争シーンは緊迫した状況がとてもおもしろい。 終わり方や要所要所の表現に少し幼さを感じたが、全体的に面白いです。 | ||||
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自分はソビエトロシアの歴史が大好きです。 本作品はソビエトを舞台にした少女達の冒険活劇です。 非常に楽しくのめりこんで読むことができました!個人的には大満足の作品です。 ただ、いわゆる日本のアニメ文化的な感性を全く受け入れられない方には不向きかなと思います。 そのような批判も見られますが、小説なんて言ってしまえば作者のエゴ、そうであるべきと思います。 歴史書ではないのですから。 | ||||
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史上最大の市街戦と言われるスターリングラードの戦いに女性スナイパーが赴く。この設定がまず面白かったです。戦闘描写は緻密で、特に手練れの狙撃手同士の戦闘は体が少しでも敵に露見したらアウトと迫力満点でした。多くを失った人が更に命を奪われ、生き残っても特殊な環境下にいた事による後遺症に悩まされる戦争の無慈悲さも伝わってきました。登場人物の感情表現がちょっとラノベっぽいところもありますが、トータルで充分に面白いと思える作品でした。 | ||||
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