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同志少女よ、敵を撃て
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同志少女よ、敵を撃ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全520件 421~440 22/26ページ
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なんか、この作品の中で従軍慰安婦や、旧ソ連軍が旧日本軍に参戦した描写があることから、本作をdisってる人がいるようだけど、そういう狭量な心持の読者を心底哀れに思う。 高橋源一郎さんは言う。 (ここから引用) この小説って、ノーベル賞を取ったスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんの『戦争は女の顔をしていない』というのに依拠している、多くのものを負っているところがある。 それは、根本的なところですよね。戦争というのは結局「男の物語」になってしまう。その中にいた女性は、いなかったことになる。 それに対して、どうしていくか。それを、美しい、激しい小説の形で作品化した。本当にすごい。おもしろいというのがすごいですね。 特にウクライナやソ連の話が生々しく出てくるということで、いま読むと何とも言えない気がします。 (引用終了) いま、というのはロシアがウクライナに侵略している2022年2月末~のことである。 もう一つの引用をお許しいただきたい。 (「労働新聞」大矢博子さんの書評から) 反戦小説であるが故に、今回のことで著書が注目されるのは著者にとっては本意ではないかもしれない。だが私は、これを読んでいたからこそ今回のニュースを「オリガの国の話だ」と感じることができた。今のかの地にいる多くのオリガたちに思いを馳せた。これが、「ここではない場所・今ではない時代」を舞台にした文学の力なのである。 | ||||
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エンタメ性が高い。ウクライナ侵略する前にプーチンが読んだら、やめたかも知れない。プーチンは、恐ろしい相手を敵に選んだ。 | ||||
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山奥でささやかに幸せに暮らし、ドイツとの掛け橋になるべく外交官になることを描いていた少女は、ドイツ兵に目の前で母親を殺され、隣人女性を暴行され、村を焼かれたことで、復讐のみを生きる糧に女狙撃兵となる。 ①狙撃兵として敵を撃つ際のリアルな描写と心情のみならず、②戦争の惨さ、③戦争に翻弄される女性たち、④戦争によって人格が変容していく様が、感情を揺さぶってくる。 個人的には、狙撃兵として経験を重ね名を上げるにつれて、無垢だった少女の良心や感情を徐々に失っていく様は見応えがあった。 ハードボイルド作品としても十分に楽しめるが、決して英雄譚ではなく、女狙撃兵を描いた作品としての明確なメッセージがある作品だと思う。 ラストとエピローグはちょっと納得いかないところもあったが、最後まで目を離せず、一気に読めた。 | ||||
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読み応えがあって凄まじかった。 セラフィマもそうだがイリーナ アヤ オリガ シャルロッタ ヤーナ みんな魅力的なキャラたちだった。 独ソ戦の話だから詳しくない自分にも読めるかなと思ったがキャラクターに惹かれて面白かった。 | ||||
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試し読みの最後辺りからこの物語に惹き込まれて、あっという間に読み進めてしまいました。とても考えさせられる面白い内容で本当に読んで良かったです。 | ||||
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時代考証とか、そもそもソ連を描くことなどできないとか、色々と批評はできるでしょうが、この作品、不思議とプロットが淡々と進み、クライマックスに突き進む、所謂、エンターテイメントなので、よしかと思う。私的には、涙も出だし、叙情的、感情をむき出しにしたエンターテイメントであった。 このような作品を書きたいという作者の意図が見え見えで逆に潔さを感じる。 | ||||
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史実とフィクションを上手く織り混ぜた傑作だと思います。女性スナイパーとして成長していく主人公の姿は、エンタメとして良くできてますし、終盤の展開には舌を巻くほど圧倒されました。いやあ、これは面白い。 ただし、単なるエンタメとして終わらないところが、この本が称賛される理由だと思います。主人公は架空の人物ですが、女性スナイパーは実際に存在しました。そしてこの本の主人公と同じように、男達の始めた戦争に振り回され、戦いに身を投じていったのでしょう。 彼女達の思う「敵」とはいったい何だったのか。その問いに対する答えを探すことは、現代を生きる我々にも通じる課題だと思います。 | ||||
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ストーリーは起承転結がはっきりしていてとても読みやすいです。 レイプ、戦地の恋、レズビアン、殺人、復讐、などさまざまなテーマが出てくるので読み手が自由に味わいたいことを味わえます。 逆に幕の内弁当チックな感じもあり、登場人物一人ひとりの心理描写もそこまで深遠なわけでもない。 個人的には、男は集団レイプで絆を深めるという描写が考えさせられた。 | ||||
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ロシアがウクライナを侵略し、多数の犠牲者がでている今だからこそ、一読の価値はある本だと思う。ただし、あくまで小説。あくまで、ロシア目線。これで、歴史を勉強した気になってはいけない。日本語の表現が、翻訳された文章のように感じられるところもあったし、面白いが非現実的な部分が多く、小説として賞をもらうほど優れているのかは、疑問に思った。 | ||||
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傑作で引き込まれた。最高のエンターテイメント小説だった。 ロシアの小さな村に住む主人公が、ナチの村人虐殺の唯一の生き残りになり、復讐を決意するというもの。 前半のストーリーは予想がつくが、圧倒的な筆力で本を閉じることが出来なかった。 何が良いかというと、文章が力強い。 音楽で言えば、フォルテ・フォルテッシモ・フォルテッシシモが続くような感じ。 スターリングラードなどの激戦を書くには迫力満点の描写だった。 後半は予想しづらくなっている。とうのも、主人公が成長して思考回路が変わっているから。前半にちりばめられた伏線が、回収されるのだが、それが読者たる私の心に刺さった。 | ||||
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戦火によってによって、縦横に引き裂かれる女性たちの物語。歴史というには、まだ生々しい記憶を刻みつける秀作。 | ||||
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今のロシアのウクライナ侵略にも思いを巡らせることができた作。品です。 | ||||
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面白かった。リアリティーを追求したい人は、史実や記録を読めばいい。これはエンターテイメントなんだから。「こんなことだってあったかもしれない」と記録の断片をコラージュして、読者をワンダーランドに連れて行ってくれる。 少女間の友情や絆、優秀な上官への愛憎、宿命の敵スナイパーとの攻防、皮肉な運命。これだけ楽しませてくれれば文句なし。まあ、ちょっと飛躍しすぎたり、美少女スナイパー隊ってほんまかいな、と思ったりする部分はあるけどね。 でもある程度の戦場の基本知識を入れ込んで、それなりの臨場感は出せている。荒唐無稽とまで否定するかどうかは、読み手の価値基準によるね。 | ||||
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一番は読みやすく、引き込まれた。 批判的な意見が投稿されるということは、話題作の宿命ですね。 レビューはあくまで主観的な意見を述べる場であって良いと思うので、多様な意見が、あるのは歓迎すべき。とは思いますが、一番「役に立った」とされているのが、勘違い批判をしてる方のレビューなことだけが残念です。役に立ったって押してる人、それで読まないのは勿体無いですよ。 | ||||
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恥ずかしながら独ソ戦についての知識は教科書でさらっと学んだ程度で、調べながらでないと読み進めることができなかったです。ライトノベルみたいと揶揄されていますが、エンタメ性が強いのでストーリー自体は勢いで読み進めることができてよかったです。 知らないことが多すぎたのでもう少し歴史について勉強してみようと思いました。 | ||||
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ロシアとしては、西側諸国は 脅威だと一方的に考えている 何故かなど、ちょっと理解出来るかと 現在のウクライナ危機が、何故発生したのか ロシア側の、西側諸国に対する考え方など参考になります。 | ||||
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アガサクリスティ賞を獲得した作品。 タイトルと、劇画風の表紙から、ティーンを対象としたライトノベルかと 思いきや、第二次世界大戦のソ連の対ドイツ戦で、女性狙撃手として 戦った少女たちを主人公にしている。 流石に、戦争という領土をめぐる殺し合いの、残酷描写は少し抑えているが、 ドイツ兵の狙撃手に、母親を殺され村を焼かれて、無理矢理狙撃手にされたセラフィという主人公の復讐をメインに据えているので、戦闘場面は多く、仲間の死や、女性に対しての暴行や、敵の死に対しての割り切れないことなど、 戦争という殺し合いの残酷性は、考えさせられることが多い。 ちょうど、この作品を読もうとしている最中に、ロシアのウクライナ侵攻があり 驚いた。 今の、ロシアによるウクライナ侵略は、この作品の、ドイツをロシアへ、ソ連を ウクライナにするとそっくり当てはまる。また、ウクライナのソ連における立場は、この当時から一段下に見られていたように見え、兄弟国で、共に第二次世界大戦を戦った盟友というよりも、属国扱いだったのが、今のロシアの強硬姿勢に影響しているのもこの作品から感じた。 女性から見た戦争、戦場を描いている、いい作品だと思う。 | ||||
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睡眠時間を削って一気に読みました。エンタメとしてとても面白い ただし否定的な意見(漫画的(映画的)、軽すぎる、ご都合主義、現代的な思考が入りすぎてリアルさに欠ける)はいずれも頷く部分はあります しかしトップにあがるレビューに代表されるいくつかの否定的なレビューは相当に低いレベルのレビューだと思いました トップレビューのエクスラメーションマークの多さはただ事ではなく、何でそこまで小説を読んだだけで興奮するのか意味不明 別の方の否定的なレビューでも「焚書にすべき」って。。 もちろん本気ではないのは百も承知ですが自分が共感できない、理解できないから焚書などという言葉を安易に使う人間の感性に頼ってはいけないと思う。 ライトノベル的な部分は否定しないけどいくつかのレビューは発狂しすぎて恐らく彼らは自称歴史オタク?なんでしょうけど、とりあえず図書館で借りてからでも数ページ読んでみてほしいです 何も読まずに彼らの発狂レビューを参考にするのはもったいない | ||||
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東テレのアナウンサーのかたがご紹介されていたので、購入しました。 面白く勉強になります。 | ||||
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最初はワクワクしながら読み進めていましたが 途中からノリが学園モノっぽくなり始めて… ラストは意外な展開でしたが個人的には気に入りました 戦争は虚しさだけが残りますね | ||||
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