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同志少女よ、敵を撃て
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同志少女よ、敵を撃ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全383件 1~20 1/20ページ
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初めてこの小説を読み始めたとき、どうして部隊がロシアなのか違和感を覚えたものです。 それでもヒロインをはじめとする女性戦闘員や周囲のドラマが展開していくにつれ、 どんどん感情移入している自分に気づきました。 第二次世界大戦下、日本では徴兵は男性のみ、アメリカではキャンギャル扱いだったのに、 ロシアでは戦闘員(ライフルだけど)として女性を採用していたというのがショックです。「 | ||||
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真の味方は誰なのか。それは戦時下であろうが平和な時であろうが往々にしてすぐにはわからない。 緻密な時代考証によってリアリティを付与された設定の中、人生のスタート地点で不幸な出来事のよって己を知るきっかけを得、真の味方をしっかり見定めていき、ラストで幸せを手にした主人公の物語です。 最良の味方が異性か同性かは関係ないのです。 もしかしたら、同性だからこそ通じ合えるのかもしれません。 この作品の作者が男性であることに驚いています。 | ||||
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とても面白かったです。 また読み直したいと思う作品はなかなかなかったので、感動しました。 | ||||
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舞台は奇しくもウクライナ戦争の場所とほぼ同じ場所で、命をかけて戦うという意味を考えさせられます。 | ||||
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想像以上にキレイでした 満足です | ||||
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今更ながら手に取ったがとても面白かった。想像とは異なり、アニメのようなわかりやすいキャラ付けや展開に少し違和感はあった。しかし、戦場での緊迫した描写は息を呑むものがあって、オリガと捕虜の会話のシーンはかなり印象的だった。 | ||||
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面白い | ||||
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面白い | ||||
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ガチの戦記ものではありません。そこを期待しすぎない方がいいかなと思います。個人的に気になったのは同一場面で視点が変わったりする部分。当初Audibleで聴いていたのですが、全く耳に入ってこずKindle版を購入した次第。これはロシア名前がピンと来ないことも関係しているかもしれませんが。他にもキャラ立ちが弱いとか、序盤が苦痛などありますが、半分を超えた辺り(スターリングラード包囲線)から面白くなってきますので、そこまで我慢できれば楽しめると思います。私は十分楽しめました。 | ||||
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狙撃時の描写は迫力があり読んでて息が詰まりそうでした。 これまで読んだ小説の中で特に面白かったです。 | ||||
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本屋大賞やアガサ・クリスティー賞などを受賞している作品です。最近読んだ小説の中で一番です。想像以上です。読み終えた夜は、なかなか寝付けませんでした。ただ第二次世界大戦のソ連とドイツが舞台のお話で、残酷なシーンが多いので、戦争小説が苦手な方にはおすすめしません。大丈夫な方は今すぐ読んでください。後悔しません。 | ||||
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あまり読まないジャンルの本だったがこれは面白い。 登場人物も皆魅力的。 | ||||
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とても面白い。 久しぶりに、読み終えるのが惜しいと思いながら読み進めた作品でした。 登場人物の1人であり、実在した最も有名な女性スナイパー「リュドミラ・パブリチェンコ」を題材にした映画「ロシアン・スナイパー」を観てから読むと、より頭の中で映像化できると思う。 面白いといっても、戦争は本当にろくでもないもの。 登場人物の1人が語った「もう戦争は終わる。そしたら平和な時代は終わらないさ。世界中が戦争の恐ろしさをいやってほど知ったんだもん」というセリフがあるが、実際3000万人もの死者を出したこの戦争をしておいて、現代でもまた懲りずに戦争をしている。 本作はウクライナの開戦前に発表された作品だそうですが、作者さんは心から反戦を訴えているのだろうと思います。 面白くも胸が痛む作品でした。 | ||||
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郊外に住む少女が狙撃兵になっていく姿がなんとも言えない気持ちになりました。第二次世界大戦が舞台で、いま私たちは戦争とは無縁の生活をしているさなかロシアとウクライナ、他にも紛争している国があるという事に改めて心を痛めます。戦争をしたいならばお偉いさん同士で決着をつけて欲しい。 | ||||
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自分は第二次世界大戦の戦記ものが好きで、何冊もの作品を読んでおります。 但し、今まで特に日本では、ソ連側にたっての作品は少ないように思いそこを 取り上げたのが良い視点かと思います。 この作品は、史実に忠実に書かれており、登場人物も実在の人物が多く出て おり面白く読めました。 読んだ後で当時のソ連の女性狙撃手について調べてみると、主人公に近い人物が 確かに実在していたのと、その実在の人物の兄弟の名前に何人か登場人物の名前を 重ねていたのを発見できました。 読んで満足の作品でした。 実在の人物が | ||||
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『同士少女よ、敵を撃て』は、2021年に『アガサクリスティー賞」、2022年に全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」を受賞し、直木賞候補にも選ばれた作品である。 第二次世界大戦中に、母親をナチスドイツに殺された少女がソ連赤軍の女性狙撃手として成長し激動の時代に巻き込まれていく大作である。 狙撃のシーンを含め戦場の描写に臨場感と迫力があり、読んでいるとまるで自分もその場にいるような錯覚に陥ってしまうほどである。 人間の細かな心理描写が巧みで、主人公をはじめ登場人物たちの人間模様が見事に描き出されている。常に読む者に人間としての価値観や尊厳を問いかけてくる。 文庫本では600ページ近くある長編であるが、読み始めると作品に引き込まれどんどん先へと読み進めたくなってしまう。 主人公をはじめ登場人物一人一人が個性的で魅力がある。そして、女性狙撃者どうしの友情と絆に感動させられる。 人の命を奪うだけでなく人の人生を大きく変えてしまう戦争の悲惨さ、母国を守るために殺人行為が正当化される理不尽さ、女性への差別と性暴力、愛と憎しみなど、様々なことを考えさせられる重厚な作品に仕上げられている。 現在もウクライナとロシアの間では、戦いが続き多くの命が失われている悲惨な現状を考えると、悲しい気持ちになってしまう。 | ||||
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旧ソ連側に立って、第二次世界大戦をテーマにしたお話です。 | ||||
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戦争を舞台にした小説は、二種類に大別されると思う。歴史的事実に依拠しているが物語の面白さに欠ける作品。そして、躍動的な物語が綴られてるが歴史的事実が欠如していて、どこかファンタジーのように感じられる作品。 本作は、歴史的事実と物語的面白さという非常に難しい両極をどちらも損なわずに書き上げた名作である。 独ソ戦、人類史上最初で最後の絶滅戦争。正義も倫理もなかった、あの究極的な戦争を、本作は、一つの狙撃小隊を通して描き通している。迫力があり、恐怖が香る刺激的な戦場の描写と、国家主義と戦争犯罪のシーンが交互に現れ、読者の心をかき乱す。 平坦で刺激不足になりがちな戦争小説で、ここまで魅力的に描き上げたのは、本作のみだろう。 あの絶滅戦争について学ぶ上でも、戦勝を学ぶ上でも、女性の生き方を学ぶ上でも、最高の作品と言える。 ぜひ一読を。 | ||||
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本書が単行本として発表されたのが2021年11月、その3か月後の2022年2月、ロシアがウクライナに全面侵攻を開始したことで、ロシアの女性射撃手を主人公とした本書の立ち位置が必要以上にデリケートな反応を引き起こし、著者は「書かなければよかった」と何度も本気で思ったといいます。 ところが本書を読みだすと、そんなことは全く気にならず、たまたまロシアとドイツとの熾烈な戦いという史実が舞台設定に選ばれただけであり、それがどこの戦争であろうと、戦争が引き起こす悲惨さ、自国を守るため殺人行為が正当化され評価される理不尽さ、いつ死ぬかもわからないという狂った状況下でのハイテンションな状態から発生する戦争犯罪といったものは、いつの時代においても起こりうる、ある種、普遍的なテーマでもあり、そこに魅力的なキャラクターたちが登場し、読者を惹きつけてやまない物語の牽引力により、なるほど、本書が読者から高い評価を受けベストセラーとなったことも納得の内容です。 本書には印象的なセリフがいくつかありましたので引用し、本書の雰囲気をお伝えしたいと思います。 「射撃の瞬間の境地。自分の内面は限りなく無に近づき、果てしない真空の中に自分だけがいるような気持ち。そして獲物をしとめた瞬間の気持ち。そこからいつもの自分に帰ってくる感覚」 「自分が何を経験したのか、自分はなぜ戦ったのか、自分はいったい何を見て何を聞き、何を思い、何をしたのか、それをただ伝えるためだけに話すことができれば、私の戦争は終わります」 「丘の上に立つ人間に見える地平を見る」 「戦争を生き抜いた兵士たちは、自らの精神が強靭になったのではなく、戦場という歪んだ空間に最適化されたのだということに、より平和であるはずの日常に回帰できない事実に直面することで気づいた」 | ||||
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長いけど、読む価値はある。 | ||||
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