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同志少女よ、敵を撃て



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【この小説が収録されている参考書籍】
同志少女よ、敵を撃て
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)

同志少女よ、敵を撃ての評価: 4.06/5点 レビュー 520件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全520件 181~200 10/26ページ
No.340:
(5pt)

良かった

リアルな描写に驚かされました。是非もう一度読みたいと思います。
同志少女よ、敵を撃てAmazon書評・レビュー:同志少女よ、敵を撃てより
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No.339:
(5pt)

とにかく重厚。読み応えのあるストーリー。

集中して読まないといけないけど、週末に一気に読ませられた。大規模なソ連とドイツの戦争の中では局所的な兵士・個人の物語なのに、スケールのでかいストーリーへと展開させてる感じでした。
同志少女よ、敵を撃てAmazon書評・レビュー:同志少女よ、敵を撃てより
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No.338:
(5pt)

戦争の悲惨さとむなしさを臨場感あふれる描写で生々しく描いた作品

世界で唯一「女性兵士」を、前線に送り出したソ連の「大祖国戦争」を舞台に見事に描き切っていました。対ドイツ戦で敏腕スナイパーとして、とてつもない功績を挙げたリュドミラ・パヴリチェンコ(ウクライナ生まれなのを知りました)も何度となく本書で描かれています。後のソ連の共産党第一書記フルシチョフ登場させるなど、虚実綯い交ぜにしながら、描いています。

壮絶な攻防戦の果てにスターリングラードを奪回し、ケーニヒスベルクを陥落させていく過程は手に汗握る描写で、読み手を釘付けにしてしまうほどでした。狙撃の描写はまるで映像のように丹念に描き込まれ、読者を戦場の第一線に降り立たせていると感じ取っています。
戦争には勝者も敗者もなく、ただ多くの死者を生み出すことの理不尽さを卓越した筆力で描き切っていました。

掲載地図にドイツ軍の進撃(200p)ルートが描かれてあり、現在のウクライナの「ハリコフ」もその作戦の舞台となっていました。「ハリコフ奪回(325p)」や「城塞作戦」の地図も載っており、壮絶な戦いの舞台となっているのをあらためて知った思いです。戦場の舞台となった土地には多くの罪のない住民たちが犠牲なったわけです。

ラスト近くの「ロシア、ウクライナの友情は永遠に続くのだろうか」の主人公の言葉を重く受け止めています。2021年に本書を執筆した作者の予言めいた言葉に引き寄せられました。
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4152100648
No.337:
(5pt)

めちゃくちゃ面白かった

ロシアが戦争を始める前にこの本を読めて本当に良かった。
これを読んだ時にはまだ、「する可能性もないとは言い切れない」みたいなところだったのです。今読んだら、この時の気持ちとはまた違った気持ちになったのかもしれません。かもというか、そうです。

夢中で読みました。
地図の挿絵に付箋を貼って、地理を何度も確認して、【コルホーズ】とか分からない単語は調べてメモして、何度も戻っては進みながら読みました。

理不尽に虐げられて、強く生きた少女たち、淡々とした語り口調はストレートで分かりやすく、ロシアの凍りつく気温や空気感もありありと想像できました。最後のあのシーンも悲しい中でスカッとした。そうか、うん、敵を撃ったんだねって。

ラストに向かうときは、ページの残りを確認して、あと少しか、もう終わっちゃうのか寂しい気持ちになりました。最後のページ閉じたあとも、しばらく無言で余韻にひたりました。

本屋大賞になったのも、嬉しかったです。
私と同じように、これは面白かった!ってこの本を読んだ人がたくさんいたんだなって。

楽しい読書時間をありがとうございました。ほんとに、めちゃくちゃ面白かったです。
同志少女よ、敵を撃てAmazon書評・レビュー:同志少女よ、敵を撃てより
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No.336:
(5pt)

衝撃的

こういう感じの小説はあまり読んだことがなかったので衝撃的でした
かなりのリアル差があり、今のウクライナとは関係ないけど、ありそうな
戦争について考えさせられる良い話でした
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No.335:
(5pt)

いつの間にか読み入ってしまう

この物語を、この時期に読んだタイミングに自分でも驚きました。第二次世界大戦のロシア側の物語。主人公が女性であり、狙撃手として、兵隊として、恐ろしい時代を生き抜く話はシナリオは全く興味が無かったのに、いつの間にか物語に入り込んでしまう展開に久しぶりによい本に出会った充実感を与えてくれる作品でした。
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No.334:
(5pt)

このウクライナ戦争の時にこそ読む価値あり!

戦争は、途轍もなく残酷で、非情で、憎悪以外のものは残さない。
どちらの側にも、それぞれの理屈とそれぞれの矛盾がある。
この作品は、珍しくソ連側から描かれた点と女性狙撃兵
を主人公にした点で、今までの小説にはない戦場の臨場感が
胸に迫る。その想いは、今、砲弾が飛び交うウクライナの地に
飛んで行く。
だからこそ、この時期にこの小説を読む価値があると思う。
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No.333:
(5pt)

戦争モノを初めて読む方にも

名の知れた賞を複数受賞していることからオススメであることは言わずもがななのですが、戦争モノを初めて読むという方にも大変おすすめです。
本書は第二次大戦時の独ソ戦における狙撃手になっていった戦争孤児達の物語なのですが、こういった背景は作中でも解説されますし、ぶっちゃけ歴史的背景を知らずとも楽しむことができます。

なぜなら物語の重きが戦況や作戦の動向などではなく主人公達の心境や心の変化などに置かれているからです。

私も史実の戦争をテーマにした本というのは、そう多く読んできませんでしたが多少残酷な表現はあれど読みやすい作品だったなと思います。

様々な評価が為されている本書ですが、それだけ多くの方に読まれているということですので、気になる方はレビューを鵜呑みにしすぎず手に取ってみることを強くお勧めします。
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No.332:
(5pt)

久しぶりに読み終えるのが寂しい本でした

登場人物それぞれの思いがページをめくる度に溢れ、
自分の感情が揺すぶられ嗚咽するほど泣きました
これがデビュー作とは.....
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No.331:
(5pt)

とても良質な歴史エンタメ

500ページという分量、またそのテーマからか、読後にある種の達成感があった。
第二次世界大戦の独ソ戦、特にスターリングラードの戦いと要塞都市ケーニヒスベルグの戦いを、主に主人公のセラフィマの人生、戦争という極限状態における成長(変化)を通して描いたものである。
セラフィマとイリーナ以外の各キャラクターの背景や心理描写にもっと奥行きが欲しかったが、戦闘描写のスピード感、臨場感がそんなことも忘れさせてくれる。
ナチスドイツとソ連、善と悪、男と女、加害者と被害者、二項対立的に白と黒で語ることが戦争においてはいかに難しいかということを卓越したストーリーラインで描き切っている傑作。
巻末に記された主要参考文献からも、著者が史実と真摯に向き合ったこと、狙撃に関しても正確な描写を求めていたことが読み取れる。
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No.330:
(5pt)

戦争ど真ん中の描写、思考

主人公が、戦争ど真ん中で葛藤しながら己の道を貫き通す。哀しすぎる銃弾が物語を貫通。まさか?!の展開が読者を待つ。

読んでる自分も撃ち抜かれた感じがする。
戦争ど真ん中だからこそ、平和の困難さと尊さが胸に刺さる。

不可能かもしれないが、是非、映画化してほしい。
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No.329:
(5pt)

スターリングラードは今のヴォルゴグラード

1943年ドイツとソ連の話です。
第二次大戦といえば真珠湾とかのイメージでソ連はあまり馴染みがなかったです。
2022年ウクライナで戦争が起こりました。
その背景を知るにも大変勉強になりました。

スターリングラードはよく聞く名前ですが、
今は名前が変わってヴォルゴグラードと呼ばれています。
ヴォルガ川の近くにあります。本書にも登場します。
小説で読むことでだいぶ地名に慣れました。

ソ連の女性狙撃手の話です。
ソ連では女性兵士もお国のために前線投入します。
主人公は狙撃手としての訓練を受けます。
スコープから見える比率や気温から、
500メートル離れた対象物の距離をピタリと言い当てます。
射程の最大は800メートルだそうです。
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No.328:
(5pt)

面白い!

ソビエト時代の女性スナイパー。今この時期に読まないとと思って読みましたが、国と国との話じゃなく、女性兵士の生き様を描いた話、心情を描いた話で感動しました。
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No.327:
(5pt)

戦争が人を狂気にさせる

戦争の当事者による婦女暴行、虐殺を匂わせる場面があり、辛くて何度も読むことを中断した。
そして、これらのことが当たり前のように行われていることに愕然とした。
こういうことをする人達は普段は非道なことをしないと思う。
生きるか死ぬかという極限状態の戦場だから狂気に駆られて非道なことをするのだろう。
戦争は嫌だ、と強く思った。
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No.326:
(5pt)

傑作です

これはすごい。
デビュー作という事でさらに驚き。
今後の作品にも期待したいです。
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No.325:
(5pt)

狙撃シーンの迫力

狙撃シーンの緊張感に取り込まれた。主人公の復讐の原点、そしてラストシーンで撃たざるを得なかった理由が悲しい。チームメンバーのそれぞれの過去とラストにも感動させられた。
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No.324:
(4pt)

「どこに行くのか」先が読みたくなる

「どこに行くのか」、先が読みたくなる。チラチラと、歴史上の人物も出てきて、リアリティも感じられる。「長い」と感じるかもしれないが、「現在」にまで到達する。
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No.323:
(5pt)

濃密で臨場感がある戦場体験

わずか500ページ弱ですが、内容は濃密。若きロシア女性狙撃手の生い立ちから狙撃手としての成長過程、第二次世界大戦の独ソ戦での活躍を読むことができる。
戦場ごとの多様な敵味方に分かれる攻守の知略戦、戦術の展開に手に汗握る臨場感。
主にスターリングラードの攻防戦からベルリン陥落までの独ソ戦での戦況過程も緻密に記されている。当時の社会主義の時代背景、狙撃手としての技術・戦術などの知識も豊富に散りばめられ説得力も抜群。膨大な参考文献や監修者の協力をもとに、リアルで緻密かつ臨場感をもたせて手堅く描かれているエンタメ作品であると感じた。テンポよく物語が展開していくので、心地よい読書体験ができて読むのが止まらなくなった。
屈指の完成度であり面白いので、読書初心者に読書の楽しさを知ってもらうためのオススメとして良いかもしれません。
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No.322:
(5pt)

色々な感情が込み上げた

セラフィマという人物を通じ、独ソ戦の状況がありありと思い浮かんだ。単なる小説ではなく歴史書物。
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No.321:
(5pt)

さすが本屋大賞受賞作品

本屋大賞の大賞受賞作品ということで手に取りました。
長い本でしたのでAudibleと併用で読みました。

【結論】
戦争について考えさせられる読み応えある書籍です。
時間と心に余裕がある時に読んだ方が良いと思います。

【感想】
舞台は世界大戦時の独ソ、被害者少女が女性スナイパーとして戦争の中にどっぷり入りこんで行きます。
著者は実際に戦争を体験したかの様な女性狙撃士視点の臨場感あふれる話です。
時勢柄、ロシアのウクライナ侵攻と重なります。単なる戦時中を描いた物語とは思えません。
ソ連の女性兵士視点で登場人物に感情移入し考えさせられました。
読み終えて楽しかったというより、正直モヤモヤしています。
一つ言えることは、戦争で誰も幸せになっていません。勝っても負けてもです。
さすが本屋大賞受賞作品です。
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