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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全591件 81~100 5/30ページ
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とても切なく、最後には涙が出てしまうような | ||||
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ロリコン事件の加害者と被害者という関係を美しく静謐感漂う世界に昇華させた作品。 人と人とが理解し合うことは気が遠くなるような困難をもたらすことが多いけど、 それでも人と人とのつながりは至高の輝きと優しさをもたらすものでもあるなと。 そう痛感させられた哀しくも美しい小説でした。 | ||||
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「神さまのビオトープ」に引き続いて本書を読みました。2020年度の本屋大賞に選ばれた通りの内容でした。この様な本に出合わせて頂いて、本当に本屋さんには感謝です。 | ||||
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他人のことなんて誰もわからない。当事者がいくら事実を告げても意味はないのだ。 | ||||
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流浪の月 | ||||
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貴方は映画見てみたほうがいいかもって知り合いに言われ、映画も小説も目を通しました。 たしかに弱冠ですが、刺さる部分があった。僕は成長が止まる病気ではないのですけど、ある病気により精巣を除いて後、肉体の男らしさは無くなり、幼く見られます。色白で中性っぽいので女性に興味を持たれる事も少なくないですが、可愛いなって思っても肝心な部分をお相手できないので、やんわり傷つけずに、お相手には何の落ち目もないよって配慮しながら距離を置く時には生きづらさはあります。 かといって流石に子供に興味はいきませんけど、この物語はあくまで男性側は都合主義で、ある女のコの物語なのでしょうから仕方ない設定なのかなと。 星一つ少ないのは、終盤はお互い40歳と30歳?いいかげんに世間もほっといてやれよって思ったので。 | ||||
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期待していなかったのですが、お金を払って読む価値ありと思いました。嫌味もわざとらしさも大げさ感もなく、抵抗感なく、一気に読みました。犯罪が絡む内容だけに賛否両論あると思いますが、一般に世間で報じられている犯罪の中身は、本質はどうなのだろう?と、おそらく生まれて初めて問いかけたい気持ちになりました。幸せになりたいのはみんな同じ、人を好きになるのは理屈じゃなくて、本能的な部分もあり、好きにも色々な種類があり・・・。読んでいて違和感はなかった。同情ではなく、普通に共感できた。幸せの形は人それぞれなのだと肯定してくれてるようで、孤独を生きる人間にとっては救いになる作品だと感じた。 | ||||
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人間の気持ち悪い部分を、巧みな言葉でビタッとハマる表現をされていて、読んでいて心地よかったです。 世間から事実を理解されない苦しさや、DV被害を受ける辛さなど、自分には本来分かり得ないはずの心象が、著者の巧妙な表現力によって自分のことのように感じられました。 とにかく物語に引きずりこまれ、感情を激しく揺らされる一冊です。おもしろかったです。 | ||||
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ロリコンと思われた男性と少女のその後の温かな物語。様々なテーマを巧みに描く本屋大賞受賞作。文章表現が大変上手ですらすらと読める。 | ||||
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少女と青年の3ヶ月にわたる共同生活が突然終わってから幾年月。思わぬ切っ掛けで再会した2人を世間は容赦なく批判するが、たった一つ、『彼が本当に悪だったかのかどうかは、彼と彼女にしかわからない』の書き込みが全てだろと思ったのは当事者2人もだが、読者の私。 | ||||
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読んでみて良かった点 ・有名な著作の本ということもあり、読んでみて損はないと思います ・話の展開にしっかりと緩急があり、飽きることがないと思います 少々気になった点 ・登場人物の女性と男性ですが、女性の性格や男性の持病のことも含め、現実味の薄い話だなと思いました。何かと警察やら暴力などがあるシーンがありますが、最近の小説は過激な展開に持っていく傾向があるのかなと思い、どうしても似たような内容に感じとれてしまうところが残念です | ||||
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幼児教育や臨床心理に携わる者なら、子どもの認知能力が未発達なのを理解した上で、自分達が指示的・暗示的な態度をとらないように細心の注意を払いながら彼らに接するものなのに、「ストックホルム症候群だ、洗脳だ」と決めつけて子どもの話を聴かないなんてありえない。作中で安易なカテゴライズやラベリングを批判しているのに、警察やマスコミに対するこの描きようはいいの?矛盾してない? きれいなものを描写する際の「○○(村上春樹ばりのなんかこじゃれた比喩)のようにきれいだ」みたいな、ヒネリがないのに鼻につく書き方もやっぱり好きになれないし。鬼滅の刃の主人公が、そんな場合じゃないのに「甘露寺さんが倒れたら負けだから、皆で甘露寺さんを守るんだあ!」と視聴者に説明するために叫んでいるような、「私は今、これに対してこう感じています」的に心の動きをイチイチ全部書いているとこも、読む側の想像の余地を奪われているようで嫌だし。読者の読解力を低く見積もっているのか、語彙力が足らなくてフワッと匂わせるような描写ができないのか。後者な気がする。 「正しさを押し付けてくる世間VS世間からはじかれた人達」という二項対立の構図をよく使う作家だけど、対立軸である世間の解像度が低くて一方的だから、そこから産み出される苦悩や悲劇もフワフワしたファンタジーのようで説得力がない。 例えば、「汝星の…」では主人公の父親の不倫相手が、親に振り回される主人公達に「いい子すぎる」と言う場面があるけど、いやいやいや、未成年で大人の庇護が必要なんだから、ハードな環境下を生き延びるために同居親に意識的・無意識的に同調して適応せざるを得ないでしょ、そんな状況を生んだ一端であるあんたが言っていいセリフか?と。不倫相手を自立した女の象徴として描きたい、既存の結婚観や家族観に一石を投じたいってのはわかるけど、理論だけが先走りすぎてて、現実に不倫がもたらす喪失や失望、情緒的・経済的なリスクに考えが及んでいない。 他にも、ストックホルム症候群やうつ病(汝星の…)や吃音症(美しい彼 ←未読ですが、これを読んだ友人(長年吃音症を患っている)が描写がウソ臭いと怒っていた)など、登場人物の苦悩の種として出てくるけど、どれも「昔ドラマで見たことそのまま描いてます?」というくらい書き方が古くて浅い。弱者の味方のようなフリしていおいて、本当は単に、わかりやすくて映えるネタとしか思ってないんだろうな、と。 思うに、この作家がインタビューとかでよく言う「世界からはじかれた人達のために」って、実力不足・取材力不足で複雑な現実世界のありようや心理を描ききれないだけなのを「はじかれた人達に届きやすいように、あえて単純化してベタに描いているんです」とごまかしてない?それぐらい不勉強感があるというか、モノを知らない感じがする。ネット被害や男女格差、同性愛…とキャッチーな問題を扱ってますよ、社会派ですよと銘打っておいて、切り口はどれも表層的。結局売りはわかりやすさと映えだけ。 中高生に人気みたいだけど、自分が高校生ならハマらなかったろうな、子ども騙しすぎて。 この人が売れる世の中は嫌だなー。地味でも取っつきにくくても、ちゃんとしたもの描いてる作家さんにもっと売れてほしい……。 | ||||
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事件後10年の間に移り変わっていく主人公2人の各々の心の変化の描写が乏しいので10年後の2人に共感できない。同じ人物か?と思ってしまう。ネット社会だからこそ世間はこれほど2人を過剰に追い詰めたりしないと思った。大人なのだからこそ、本当のことを公表し、2人幸せに生きて行けば良いのに。単にそんな風に感じた。 | ||||
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本屋大賞ということで買ってみたんですが、テーマの重さに何度か断念しそうになりながら読み切りました。かなり気持ちを落とされて読み続けるのがつらかったです。 崩壊家族・不倫・浮気・毒親・ヤングケアラー・共依存・恋愛依存症・男女差別とそこからの自立がテーマです。が、自分が男だからかもしれませんがいつまでも一人の異性にすがっている姿はやはり共感できないものでした。そしてあの結末を迎えなければあのしがらみを消化できない主人公達も私には理解を越えるものでした。 あれを美談というのであれば、なんて生きづらい生き方をしているんだと心配してしまうくらいに。 文章自体はとてもきらびやかで楽しかったです。表現がうまくてなおさら気持ちを持っていかれましたが 笑 読む人を選ぶ小説だと思います。 | ||||
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自分の一番好きな映画トゥルーロマンスが話のなかに出てきて運命感じた^ - ^ この小説は考えされる。 でも、一気に読んでしまう。 因みにトゥルーロマンスは脚本タランティーノ 出演クリスチャンスレーターなど 興味が湧いたら観て観て下さい^ - ^ | ||||
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引き込まれていくが、ラストが尻切れトンボのように感じたのは私だけ…か。言葉遣いの巧みさで、その情景を思い浮かばせる書き方はさすが。映画を観る前に読むことをお勧めします。 | ||||
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凪良さんの作品を初め読みました。 なんて美しく、なんて物悲しく、なんて静かな、なんて優しい気持ちになる物語でしょう。 文さん、更紗さん、梨花ちゃん、幸せになってね。 いや、今でも幸せですよね。 幸せの定義、形は人の数だけあります。 世間や、周りの人達が決める事はできません。 貴方達は、それでいいよ‼️ | ||||
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昨日届いて手にしてみると、表紙が破れていた。しかも裏を見ると破れた箇所にセロハンテープで補修をしてありました。 発送の際に破れて「まぁ、セロハンテープで補修しておけばいいか…」ということがバレバレ。 その他、本自体も汚いし最悪の発送でした。 娘へのプレゼントでしたが受け取った娘もプレゼントした私も残念でしかたないです。 | ||||
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友達以上だけれでも恋人でもない関係の存在を表現されてることが新しいな種類の小説だと思いました。 家族よりも信頼できる、なくてはならない存在。お互いにそう思えるのは素晴らしいことですが、社会の中では生きずらい存在。 周りに流されず生きていく主人公とその男性の強さを感じました。 | ||||
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読み進めると、更紗の悲しみや怒り、憤りの感情に支配されるような感覚に陥ります。それほど感情移入してしまう作品でした。伯母夫婦での息苦しさと強い悲しみと憤り。そしてそこから開放される文との時間。さらに15年後の彼氏、亮君の存在。読者の私の感情も激しく振り回されました。 お互いを求めあうが恋愛感情とも違う、不思議だけれど何よりも強い絆の更紗と文。外からのレッテルは「誘拐犯」と「被害少女」だが真実は違う。この言葉にできない二人だけの関係は心を温かく癒やしてくれました。悲しみや怒りから最後には温かい癒やしの感情を呼び起こしてくれる本作は私の心をずっと振り回しました。 オススメの方 1.世界に没入できる小説をお探しの方。 2.感情を揺さぶられたい方。 3.孤独を感じている方。 | ||||
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