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流浪の月



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【この小説が収録されている参考書籍】
流浪の月
流浪の月 (創元文芸文庫)

流浪の月の評価: 4.10/5点 レビュー 598件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全598件 81~100 5/30ページ
No.518:
(1pt)

読むに値しない

頭が悪くて能力に劣り、過ぎ去った過去をいつまでもクヨクヨと考え、常に誰かに依存しないと生きていけない主人公・・・、これはまんま『汝、星のごとく』とパターンが一緒の展開で、作者の創造性の欠如を嫌というほど思い知らされる小説です。
暗くて重くて鬱陶しい内容でウンザリしますが、そこは本屋大賞か、意外に最後まで読んでしまいます。
ただ、2冊読んで、この人の本を手に取ることはもう無いな感じました。
手に取るのは「これ、私のこと!」とシンパシーを感じる人か、世界文学全集などは一生読まないまま歳を重ねる人だけでしょう。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
4488028020
No.517:
(3pt)

登場人物への愛情

一章から5章までいろいろな人物が出てくるが、普通の人達であるはずなのに、些細な会話や行動が実は本当に残酷で、人は本当にこのような言動を行うのか疑問に思いました。主人公の2人を含め、未来への希望が感じられない。読後に後味の悪い感覚だけが残りました。社会が抱える問題をいくつか重ね合わせて、SNSの持つ残酷さや虚偽の拡散などの問題を語っているが、はっきり言って、2人の主人公の絆以外に何の希望も無いと感じました。本屋大賞ということで多くの読者がおられるが、私は読まない方が良かったと後悔している。
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No.516:
(4pt)

納得の本屋大賞

本の状態も問題なかったです。
意外な物語にリアリティがある。
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No.515:
(5pt)

救い

更沙は私だ。
この物語りを読んでいく内にそう思った。

幼少期、家庭にも学校にも私の居場所は無かった。

誰か私をこの地獄から連れ去ってほしい。
助けてほしい。
子供の頃、私は本気でそう思っていた。
ただ、その願いを口にすることは
惨めな気がして
自分自身が許さなかった。

この物語りを読んだ多くの人は、
「事実と真実は違う」「本当の優しさとは」と
第3者の視点で物語りを読み進めるだろう。

でも幼少期、
どうにもならない不自由さや苦しみに心が死んでいった経験をした人間にとっては
この物語は幼い頃の自分に
文が、傘を差し伸べに来てくれる
そんな救いの物語りだ。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.514:
(5pt)

本当に買ってよかった^_^

汝、星のごとくを読み面白かったので同じ作者さんの本を購入してみました!個人的に今持ってる本の中で一番好きと言えるほど良かったです。買って後悔はありません。
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No.513:
(2pt)

期待が大きすぎた。

ためになった。
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No.512:
(4pt)

男女間の愛とは異なる愛の物語。ただし、前半はロリコン男の話。

前半はロリコン男の話です。最後には様子が変わりますが、ロリコンに嫌悪感を持っている人は読まない方が良いです。
映画だと時間の関係上、若干、内容が端折られるし、読み取れないところもあるし、自分の鑑賞ペースに合わないので、未鑑賞です。通常、小説を読んだ後に映画を見ると違和感があるので、映画を先に見た方が良いように思われます。
ちょっと、読みづらさがあるかと思いましたが、面白く一気読みしました。
最近、流行りのネットの問題の批判も題材となっています。
面白いですが、再読しようとは思いません。なので、★4つです。
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No.511:
(5pt)

感動

とても切なく、最後には涙が出てしまうような
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No.510:
(5pt)

理解し合うことの難しさ

ロリコン事件の加害者と被害者という関係を美しく静謐感漂う世界に昇華させた作品。
人と人とが理解し合うことは気が遠くなるような困難をもたらすことが多いけど、
それでも人と人とのつながりは至高の輝きと優しさをもたらすものでもあるなと。
そう痛感させられた哀しくも美しい小説でした。
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No.509:
(5pt)

テーマも良く、また文章もとてもいい。

「神さまのビオトープ」に引き続いて本書を読みました。2020年度の本屋大賞に選ばれた通りの内容でした。この様な本に出合わせて頂いて、本当に本屋さんには感謝です。
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No.508:
(5pt)

読破した時、甘いアイスカフェオレが飲みたくなった

他人のことなんて誰もわからない。当事者がいくら事実を告げても意味はないのだ。
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No.507:
(5pt)

同じでいい

流浪の月
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No.506:
(4pt)

自分に重ねて考える。

貴方は映画見てみたほうがいいかもって知り合いに言われ、映画も小説も目を通しました。
たしかに弱冠ですが、刺さる部分があった。僕は成長が止まる病気ではないのですけど、ある病気により精巣を除いて後、肉体の男らしさは無くなり、幼く見られます。色白で中性っぽいので女性に興味を持たれる事も少なくないですが、可愛いなって思っても肝心な部分をお相手できないので、やんわり傷つけずに、お相手には何の落ち目もないよって配慮しながら距離を置く時には生きづらさはあります。

かといって流石に子供に興味はいきませんけど、この物語はあくまで男性側は都合主義で、ある女のコの物語なのでしょうから仕方ない設定なのかなと。

星一つ少ないのは、終盤はお互い40歳と30歳?いいかげんに世間もほっといてやれよって思ったので。
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No.505:
(5pt)

一言で言うと、優良作品

期待していなかったのですが、お金を払って読む価値ありと思いました。嫌味もわざとらしさも大げさ感もなく、抵抗感なく、一気に読みました。犯罪が絡む内容だけに賛否両論あると思いますが、一般に世間で報じられている犯罪の中身は、本質はどうなのだろう?と、おそらく生まれて初めて問いかけたい気持ちになりました。幸せになりたいのはみんな同じ、人を好きになるのは理屈じゃなくて、本能的な部分もあり、好きにも色々な種類があり・・・。読んでいて違和感はなかった。同情ではなく、普通に共感できた。幸せの形は人それぞれなのだと肯定してくれてるようで、孤独を生きる人間にとっては救いになる作品だと感じた。
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No.504:
(4pt)

恐ろしすぎる表現力です

人間の気持ち悪い部分を、巧みな言葉でビタッとハマる表現をされていて、読んでいて心地よかったです。
世間から事実を理解されない苦しさや、DV被害を受ける辛さなど、自分には本来分かり得ないはずの心象が、著者の巧妙な表現力によって自分のことのように感じられました。
とにかく物語に引きずりこまれ、感情を激しく揺らされる一冊です。おもしろかったです。
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No.503:
(4pt)

巧みな文章力

ロリコンと思われた男性と少女のその後の温かな物語。様々なテーマを巧みに描く本屋大賞受賞作。文章表現が大変上手ですらすらと読める。
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No.502:
(5pt)

生き方は人それぞれ。

少女と青年の3ヶ月にわたる共同生活が突然終わってから幾年月。思わぬ切っ掛けで再会した2人を世間は容赦なく批判するが、たった一つ、『彼が本当に悪だったかのかどうかは、彼と彼女にしかわからない』の書き込みが全てだろと思ったのは当事者2人もだが、読者の私。
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No.501:
(2pt)

共感しづらい箇所が多いと感じた・・・

読んでみて良かった点
・有名な著作の本ということもあり、読んでみて損はないと思います
・話の展開にしっかりと緩急があり、飽きることがないと思います
少々気になった点
・登場人物の女性と男性ですが、女性の性格や男性の持病のことも含め、現実味の薄い話だなと思いました。何かと警察やら暴力などがあるシーンがありますが、最近の小説は過激な展開に持っていく傾向があるのかなと思い、どうしても似たような内容に感じとれてしまうところが残念です
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No.500:
(1pt)

本屋大賞はもういいです…

幼児教育や臨床心理に携わる者なら、子どもの認知能力が未発達なのを理解した上で、自分達が指示的・暗示的な態度をとらないように細心の注意を払いながら彼らに接するものなのに、「ストックホルム症候群だ、洗脳だ」と決めつけて子どもの話を聴かないなんてありえない。作中で安易なカテゴライズやラベリングを批判しているのに、警察やマスコミに対するこの描きようはいいの?矛盾してない?
きれいなものを描写する際の「○○(村上春樹ばりのなんかこじゃれた比喩)のようにきれいだ」みたいな、ヒネリがないのに鼻につく書き方もやっぱり好きになれないし。鬼滅の刃の主人公が、そんな場合じゃないのに「甘露寺さんが倒れたら負けだから、皆で甘露寺さんを守るんだあ!」と視聴者に説明するために叫んでいるような、「私は今、これに対してこう感じています」的に心の動きをイチイチ全部書いているとこも、読む側の想像の余地を奪われているようで嫌だし。読者の読解力を低く見積もっているのか、語彙力が足らなくてフワッと匂わせるような描写ができないのか。後者な気がする。
「正しさを押し付けてくる世間VS世間からはじかれた人達」という二項対立の構図をよく使う作家だけど、対立軸である世間の解像度が低くて一方的だから、そこから産み出される苦悩や悲劇もフワフワしたファンタジーのようで説得力がない。
例えば、「汝星の…」では主人公の父親の不倫相手が、親に振り回される主人公達に「いい子すぎる」と言う場面があるけど、いやいやいや、未成年で大人の庇護が必要なんだから、ハードな環境下を生き延びるために同居親に意識的・無意識的に同調して適応せざるを得ないでしょ、そんな状況を生んだ一端であるあんたが言っていいセリフか?と。不倫相手を自立した女の象徴として描きたい、既存の結婚観や家族観に一石を投じたいってのはわかるけど、理論だけが先走りすぎてて、現実に不倫がもたらす喪失や失望、情緒的・経済的なリスクに考えが及んでいない。
他にも、ストックホルム症候群やうつ病(汝星の…)や吃音症(美しい彼 ←未読ですが、これを読んだ友人(長年吃音症を患っている)が描写がウソ臭いと怒っていた)など、登場人物の苦悩の種として出てくるけど、どれも「昔ドラマで見たことそのまま描いてます?」というくらい書き方が古くて浅い。弱者の味方のようなフリしていおいて、本当は単に、わかりやすくて映えるネタとしか思ってないんだろうな、と。
思うに、この作家がインタビューとかでよく言う「世界からはじかれた人達のために」って、実力不足・取材力不足で複雑な現実世界のありようや心理を描ききれないだけなのを「はじかれた人達に届きやすいように、あえて単純化してベタに描いているんです」とごまかしてない?それぐらい不勉強感があるというか、モノを知らない感じがする。ネット被害や男女格差、同性愛…とキャッチーな問題を扱ってますよ、社会派ですよと銘打っておいて、切り口はどれも表層的。結局売りはわかりやすさと映えだけ。
中高生に人気みたいだけど、自分が高校生ならハマらなかったろうな、子ども騙しすぎて。
この人が売れる世の中は嫌だなー。地味でも取っつきにくくても、ちゃんとしたもの描いてる作家さんにもっと売れてほしい……。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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No.499:
(2pt)

期待したけど全然響かなかった

事件後10年の間に移り変わっていく主人公2人の各々の心の変化の描写が乏しいので10年後の2人に共感できない。同じ人物か?と思ってしまう。ネット社会だからこそ世間はこれほど2人を過剰に追い詰めたりしないと思った。大人なのだからこそ、本当のことを公表し、2人幸せに生きて行けば良いのに。単にそんな風に感じた。
流浪の月Amazon書評・レビュー:流浪の月より
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