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流浪の月
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流浪の月の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全473件 1~20 1/24ページ
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| 大傑作だった。初めはちょっと軽い小説かと思っていたが、読み終わると感動で確かに息を飲んだ。文も更紗も全く悪くないのに世間の悪意が責め続ける。切ない。あまりに切ない。 事実と真実はちがう、この言葉に心を打たれた。 大傑作です。 | ||||
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| 事実や世間の認識は、小児性愛の加害者と被害者という関係だけれど真実は全く違う。それが最後に勢いよく紐解かれていくのが良かった。 ある面だけを見ると、世間のほとんどが敵・非理解者で、死ぬまで追われ続けながら生きるしかない異常者2人の物語。またある面だけを見ると、性愛を超えて生き物として共鳴しあえる相手と同じ方向を向いて生きていける喜びを感じる物語。 人間の自己矛盾な部分が沢山詰まっていて、9割くらいまで読み進めた時に顔に変なシワが刻まれて、かなり高負荷がかかっていたと理解。読後感は良い。これでやっと安眠出来る。 | ||||
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| 凪良ゆうさんの文章は綺麗なのでスラスラ読めます 汝と同じように面白かったです | ||||
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| 恋愛とは異なる男女の特別な繋がりをえがく、とても感動的でやさしい気持ちになれる物語。さすがに本屋大賞をとるだけのことはある傑作で、ぜひ多くのヒトに読んでもらいたい。 全五章のほとんどがヒロイン目線で語られるが、唯一男性目線の第四章で、この物語の全貌がみえてくる。この辺りの展開はとてもスリルがあり、ミステリ的な痛快さを併せ持っているように思う。 物語終盤、ふたりがSNSの暴力を軽々と乗り越えていく姿はとても爽快で、読後感も実に良い。 | ||||
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| 近くの本屋さんが潰れ、最近、本を読んでないので、Amazonで本を買うことにしました。 できれば知らない作家の、でも、合わない内容では困るので…。 とりあえず、本屋大賞を取った、文庫本を買うことにしました。(幾つか本屋大賞を取った本は、それなりに面白かったので) 私にとって、この本は、正解でした! | ||||
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| 楽しみました 十人十色でダイバーシティは大切なはずなのに… “世間の常識”や、“悪意”にはめられて 抜けられなくなる罠… 怖い… 自身が強くなりたいと思ったし、 皆が強く生きて欲しいと思った | ||||
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| とてもよかったです。現実味がある事件だからこそ、考えさせられる部分が多くありました。 私たちは第三者であり、真実は2人にしかわからない。事実と真実は違う。多く学びました。 何度も読み返しています。 | ||||
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| 凪良ゆうの作品は面白いです。 「私の美しい庭」など表紙が豪華です。 ラメが入ってる? | ||||
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| こんなにも胸を掻きむしりたくなる小説を読んだのは、おそらく生まれて初めてだ。 更紗と文。お互いの傷は、二人で何気なく暮らしているだけで塞げる。 それなのに、世間は傷を広げて土足で踏み荒らし、あろうことか同情的な言葉で殴ってくる。 「ふざけんな! お前らは「自分って優しいでしょ?」という思想に酔っぱらっているだけだ!」 きっと本書を読めば、こう叫びたい衝動に駆られるだろう。 現代の家庭環境問題がSNS等で明るみになったことで、ストックホルム症候群が、本人たちの背景を無視した希望的観測なのではと疑わしくもなってくる。 そうやって何でもかんでもラベリングすることは、優しさとはもっともかけ離れたものだ。 真実は当人たちにしか分からない。だからこそ本人たちの意志にもっと耳を傾けるべきではないのか。 だからこそ梨花ちゃんがとても愛おしく、ただ誰かの幸せを願える阿方さんのようになりたいと思った。 さすらう傷だらけの月が、いつか根をおろせる場所へたどり着けますように。 | ||||
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| 最後の恋が終わった時に仕事帰りにラジオで聞いた、アンジェラ・アキ「This Love」に癒されたな。 | ||||
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| すごく好きな作品だったので購入しましたが 表紙が写真のものではなく 〇万部記念と無地のものだったのでがっかりしました。作品自体好きなので星4です。 | ||||
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| 映画も良かったですが 細かい描写はやはり小説が素晴らしい | ||||
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| 第一章を読んでいるのでどれだけ経過が絶望的であろうとも第三章を読むことはできる。 文じゃないと言えない更紗に対し、彼を救って欲しかったと願い、一方でそうした意味での心身の傷をつけられたことのない自分には「そんなものだろうか」ともどかしさで身悶え、苦しみ、絶望しながら、そういう種類の小説として読み続ける。 第三章の最後から第四章へと入り、あっという間に打ちのめされることになる。 これだけの設定をする小説は読んだことがない。 この第四章、第五章、終章が短いことがすごい。 海外で長距離バスに乗りながら読みましたが、もうノンストップで読み続けることになりました。 「言いたいことがあるならハッキリ言いなさい」と思春期・反抗期に親に言われて育った自分は、その後大人になり、社会に出ていく中で「意思表示をハッキリしすぎる」こととの折り合いをつけることに苦しむことになります。 言えばいい、説明すればいい、言葉を尽くせ、勝手に諦めるな、こっちも勝手に同情はしないから、と求める自分と、更紗・文とは断じて相入れることはないからこそ、この小説は衝撃的で、とても面白かったです。 10年後にまた読んでみたい。自分の感想がどう変わるかとても楽しみです。 (現実世界で仲良くなった文ちゃん、 自分には心を開いてくれて、他の誰にも言えないことを悪気なく、臆面なく、自分にだけはアウティングしてくれてありがとう。 幸せでいてほしいなぁ。) | ||||
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| どこか冷めているけど、隙の多い主人公。 人には人の事情がある。 まわりの人とちょうどいい距離感を探って生きていきたいとおもった。 | ||||
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| 欲を言えばもう少し文目線の話を更紗を見たかった | ||||
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| 暗く辛いテーマが多い中で 更紗と文が話しているシーンは 安心感があり心地よいです。 続きが気になり一気に読みました。 本を読むと、途中で飽きてだれてしまったりする事もあるのですが、 この本はすべての章に読み応えがありました。 | ||||
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| 愛の形を表す言語は様々あるけど、こうした言葉では言い表すことのできない関係性を描こうとした作品。詰まるところ、結局友愛の一つの形なんだろうなと思いました。本人同士がお互い信頼、安心できる関係があるなら、それはそれで他人がとやかく言う筋合いのものじゃなく、いいんじゃないかと思います。 と一言で片付けてしまえば、そうなんですが、物語の設定としては、よく考えられているなと思いました。 | ||||
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| ※この口コミにはネタバレが含まれています。 流浪の月は、文と更紗という二人のキャラクターの関係性が非常に深く描かれた作品。 文が釈放された後の再会も、お互いが相手に迷惑をかけないようにと避ける選択をしたことが切なく、とても心に残った。 家に居場所のない更紗と、体が成長しないことで苦悩する文。事情は違えど、二人の想いはシンクロしていたのだと思う。文は決してロリコンではなく、単純に女性を愛せないだけであり、その背景には自分の体が成長できないことへの嫌悪や羞恥心があると感じた。もし大人になった更紗となら、愛し合うことができたのではないかとも思う。 この作品は、世間の正義や優しさが時に人を傷つけることを描いており、非常に現実的で痛ましい問題を浮き彫りにしていると感じた。どんなに真実を告げても、世間は「小さい子を家に連れて行って何年も暮らしていた」という事実を優先してしまう。これがバイアスのかかった状態であり、誰かが異議を唱えても、おそらくその人も加害者の一人にされてしまう。 救いは、置かれてる状況を前向きに捉えて進んで行ったこと(転々とすることを楽しんでいる節さえあり)。とても良かったと思う。 とはいえ、本作品は、解決することのできない問題を描いた内容であり、どうにも腑に落ちない何かが読後にも残ってしまった。 最後の方に出てくる一文 「彼が本当に悪だったのかどうかは、彼と彼女にしかわからない」この内容が本作品の全てを物語っていると思う。 本作品が提示するテーマやキャラクターの内面。そして、他人のバイアスに振り回され続ける2人。とても考えさせられる内容であった。 | ||||
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| 普通とはなにかを考えさせられた。周りから見たら醜いものでも何かしらの理由だったり思い入れがある。簡単に理解しようとしては行けない | ||||
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| 愛の形は人によって異なるのがよく分かる作品であった。 主人公の更紗は一見まともそうに見えるのだが、置かれた状況と育った環境の影響で人によってはわがままに見えるかもしれない。 映画化されたようなので、Amazonプライムで視聴し、小説と違うところを確認しようと思う。 | ||||
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