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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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彼女は傷ついた、トラウマになった。だから、付き合っている人(その原因ではない人)を自分がどれだけ傷つけても正当化されている?そうでなくすために、向こう側にも(秘するべくどうしようもない理由)責任があるよな……、結局主人公は何をしても、彼女のためを思っている人たちも全て悪人に思わせるように書いている。 わがままに生きても、結局、自分をいじめた人たちの遺産で自分のわがまま通りにいきている。まるで自分のお金のような……この人たちは人を感謝することを知っているのだろうか?店長は本当にいい人だ。体当たりで助けようとしてくれてる(博愛)。でも自分にとって都合悪くなれば、ただの押し付けに感じてしまう、感じさせてしまう。 ストーリー性を重視して、繊細なところが無く表現できていなかったと感じました。 | ||||
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更紗や文にとっては純粋でまっすぐなのかもしれないけれど、正直、亮くんや谷さんが気の毒に思えてならないのは自分だけ?亮くんの暴力はいけないとしても、そのきっかけを作ったのは更紗だし、やっぱり亮くんに同情してしまう。 | ||||
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読了後、優しい気持ちになっていました。 | ||||
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当時者感情を自分の解釈やSNSゴシップ情報で行動してしまう。愚かな社会情勢に向けたメッセージ。時代は変わっても当時者の情報は誤った形で受け継がれていくんだな。 | ||||
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不遇な扱いを受けるという話なので、 読んでてずっとイライラしていました。 自分ではどうにもならないこと。 嫌なことを我慢しなければいけないこと。 人間はひとりでは生きていけない。 主人公は成長して我慢を覚えます。 いったいどれくらい我慢すればよいのか。 最近ニュースで熟年の再婚の話をみました。 たとえ60歳でも先のことを考えているのでしょう。 私自身も考えさせられました。 そしてこの本のことを思い出します。 我慢を改善できる道はあるのだと思いました。 | ||||
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一章から5章までいろいろな人物が出てくるが、普通の人達であるはずなのに、些細な会話や行動が実は本当に残酷で、人は本当にこのような言動を行うのか疑問に思いました。主人公の2人を含め、未来への希望が感じられない。読後に後味の悪い感覚だけが残りました。社会が抱える問題をいくつか重ね合わせて、SNSの持つ残酷さや虚偽の拡散などの問題を語っているが、はっきり言って、2人の主人公の絆以外に何の希望も無いと感じました。本屋大賞ということで多くの読者がおられるが、私は読まない方が良かったと後悔している。 | ||||
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引き込まれていくが、ラストが尻切れトンボのように感じたのは私だけ…か。言葉遣いの巧みさで、その情景を思い浮かばせる書き方はさすが。映画を観る前に読むことをお勧めします。 | ||||
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事実と真実は違う! 表面だけ見るのでわなく そのものの本質を見なさい! 難しい。 | ||||
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ミステリー色の強い話と思ったら違った。途中から微妙な心理描写とか世界観、おしゃれなカット等が描かれて、自分の好きな方向にはいかなかった。そんなことあるかいというような都合の良いシーンがあったり、映画化を狙ったんじゃないかと思うあざとさも感じた。中盤位から主人公の行動に感情移入ができなくなってた。 | ||||
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2019年本屋大賞、2022年映画化という事で読んでみた。全体的に暗くシンプルなストーリー展開と、感情移入し辛い主人公たちの設定に、最後まで読み進められたが、特に感動する部分はなかった。 | ||||
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映画を身損ねたので本を読みました。 事実だけを見たら、こうなるよね,と思いつつも、真実は違う。 人には分からない二人の絆が確かにあって、それを言葉にできない、説明もできない,だけど確かにそれは二人にとって真実の形。 そういうのって、誰に理解されなくても二人がしっかりと繋がって生きているだけでいいのかもしれないなと思いました。 あと、、、SNSやインターネットで他人がいろいろ言うことに左右されがちな世の中ですが、そこに対しても、本人たちにしか分からないことを無責任に拡散する世の中への問題提起なんだろうと感じる一冊でした。 | ||||
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読みやすい | ||||
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表紙カバーがネット記載のものとは違いました…。広瀬すずと松坂桃李のものがほしかったのですが。 商品自体はまあまあ綺麗でしたが、上記理由により星3つです。 | ||||
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事実と真実は異なり、自分の思いや気持ち真意は、他人には理解されないことが多い。そう言ったもどかしさがよく表現されていると思う! 主人公ふみの身体的な病気について、そんな病気があるなんて知らなかった! | ||||
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「事実と真実はちがう」 「ちがう。そうじゃない。わたしは、あなたたちから自由になりたい。中途半端な理解と優しさで、わたしをがんじがらめにする、あなたたちから自由になりたいのだ」 相手を思ってかけた言葉や善意も、相手が必要としていなければ何の役にも立たない荷物になることがある。相手に寄り添っているつもりでも、つい自分の「普通」や「当たり前」を両手でぐいぐいと押しつけてしまう。私だったら、あなただったら、更紗や文に何と声をかけただろうか? 自分の在り方について、今一度見直すきっかけとなった作品。 | ||||
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文が働いていたコーヒー店の名前『calico』は"更紗" 更紗はインド産の平織の布のこと 作中に"紡ぐ"という表現を多用している箇所があり、理解してくれない周囲との繋がりは、ほつれ始めたら留まることを知らない布のように断絶していく。それに対して、文とは時間空間が何よりも愛おしく感じ、言葉だけでなく、空いた時間を瞬時に埋めるかのように紡いでいく。この描写は好きだった。 しかし、更紗の両親、特に母親の描写や、亮の家庭の描写は何を表したかったのかいまいち掴めなかった。多分、更紗の逃げ場の無い心境を作り出した情景を描きたかっただろうが、その割には、各々あっさりとした幕引きだったように感じた。 | ||||
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主人公の女性の心理描写とか、小説を通して筆者が伝えたかったテーマを考えるといい小説なんだとだと思います。ただ、俯瞰的に見ると、女性の言動には共感できないことも多いしまた読んでみたいとも思えなかった。ただ、同じ境遇に置かれている人が読んだら凄く刺さる小説だと思う。本屋大賞を受賞するのはとても名誉なことだと思うが、明るい表舞台に出すべき小説じゃないと思う。いい作品なのにもったいない。 | ||||
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子どもの頃の更紗と、文の話が短く感じました。なのでなぜ主人公が文にそこまで長い間執着するかの説得力があまり感じられなかったので、もう少しそこの部分が長くても良かったのではと思いました。 文章は読みやすかったので、主人公に疑問を持ちつつも最後まで読むことができました。 ですが、十五年後の話は主人公に唖然とするばかりだったので(予算オーバーなのに文と同じマンションに暮らし始めたり、文を心配しているのに付きまとい結局は彼氏にバレてしまうので文の情報をネットに書かれたり)文視点中心の方がより読みやすかったかもしれないと感じました。 | ||||
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実に切ない物語。主人公二人にまとわりつく雰囲気が、切ない。その切なさをうまく書き上げた著者の力量に感心した。主人公「更紗」の持つ自由という言葉、「晩ご飯にアイスクリームを食べていい」ということに対する親の躾によって、人生の見える視点が変わるねぇ。私は、ご飯の代わりにアイスクリームを食べることは糖質制限を知る前は反対派だった。糖質制限のことを考えると、ご飯も減らした方がいいと思うので、まぁ、ご飯と同じくらいのカロリーなので、夕食にアイスクリームを食べるなら、ご飯をやめて、おかずを食べるということになるかな。しかし、アイスクリームは糖分が多いので、食べるものの味の繊細さはなくなると思う。また、アイスクリームは界面活性剤が多く入っているので、気をつける必要があるなぁ。食べるにしても1個にしておくべきだ。でも、アイスクリームだけだと夜中にお腹が空くと思うよ。 さて、更紗。大好きだった父親は早く死に、自由奔放の母親は育児放棄して蒸発。おばさんの家に預けられる。自由奔放な家庭で育った更紗は、おばさんの普通の家庭であることに、息が詰まった。またそのおばさんの息子に、性的なイタヅラを受けていた。小学4年生の時に、ロリコンとあだ名がつけられている大学生の佐伯文の家についていく。そこから、更紗にも、佐伯ふみにも世間の目という試練に晒される。まず、更紗であるが、なかなか本音が言えない。あと一歩、きちんと伝えればいいのだが、押し黙ってしまう。どうせ、わかってもらえないと諦めちゃう。コミュニケーション不全なんだね。また、ロりコンと言われている佐伯文。確かに、小児性愛のようだ。ただし、性的な接触はしようとしない。更紗を誘拐したとして、佐伯文は逮捕されることになる。そのことから、常に監視される環境に置かれ、ロリコンとして見られることになり、SNS、週刊誌の餌食になる。 色眼鏡で見られる佐伯文。大人になって、再開した更紗。佐伯文は、優しかったし、性的な接触もなかったので、佐伯文が捕まること、さらに世間がそんな目で見ることに反発する。しかし、それを事実として認識させる根拠が提示できない。だから、黙ってしまう。物語は、そのことをうまくかいくぐって、二人の有り様を物語にする。結局は、切ないというより、はがゆいのだ。 | ||||
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文体も平易で、続きが気になるのであっという間に読めました。 読み終わって、ここでのみなさんのレビューが面白い。意外なほど賛否別れるのですね。私はどちらかといえば否のほうです。 いろいろ言いたいことはありますが。 誰でも、自分のことは自分しかわからない部分ってありますよね。どんな人だって同じでは。どうせわかってくれないから、と切り捨てた世間の、周囲の人のちょっとした優しさや包容力にハッとした経験、ありませんか?偏狭なのは自分のほうだった、器が小さかったのは私のほうだったと恥ずかしく思ったこと、ありませんか?わかったような気になっていただけだって。主人公たちの世界観を完結させたいがゆえに、その周りの人たちの(作者の)扱いが浅いんですよね・・・(DVや夜這いは論外。許すまじ)。その浅さが読みやすさにつながっているんだな~というのが感想です。 | ||||
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