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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全598件 221~240 12/30ページ
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有利な立場にある人間の傲慢さ、思い込みを無責任に垂れ流す大衆、いわれなき冤罪にあらがえない人間へのもどかしさ、などに心をかき乱されながら一気に読むことができました。 | ||||
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最近読んでて思うのは、後で気づく事だけど、女性が書く文章のリズムが自分にはしっくりくるのかも。読みやすい気がする。 多数側の普通に傷つけられた事はたくさんあって、少しでも傷を浅くするために、距離をおいて諦めて考えないようにする、あの感じがすごく良く分かった。 私も誰かに命綱を握って欲しいんだと思った。そして私も誰かの命綱を握りたいんだ。お互いの重さで世界と繋がれたら良い。一人はやっぱり不安定で寂しいな。 自分の優しさはまだ自分が弱いから大切な人に、あなたのありのままので隣にいてとかいるとか言えないな。 あと、二次性徴が来ない病気がある事を知らなかった。性別問わず辛いだろうなと想像した。全然足りないだろうけど。 | ||||
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「事実と真実はちがう」 「ちがう。そうじゃない。わたしは、あなたたちから自由になりたい。中途半端な理解と優しさで、わたしをがんじがらめにする、あなたたちから自由になりたいのだ」 相手を思ってかけた言葉や善意も、相手が必要としていなければ何の役にも立たない荷物になることがある。相手に寄り添っているつもりでも、つい自分の「普通」や「当たり前」を両手でぐいぐいと押しつけてしまう。私だったら、あなただったら、更紗や文に何と声をかけただろうか? 自分の在り方について、今一度見直すきっかけとなった作品。 | ||||
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文が働いていたコーヒー店の名前『calico』は"更紗" 更紗はインド産の平織の布のこと 作中に"紡ぐ"という表現を多用している箇所があり、理解してくれない周囲との繋がりは、ほつれ始めたら留まることを知らない布のように断絶していく。それに対して、文とは時間空間が何よりも愛おしく感じ、言葉だけでなく、空いた時間を瞬時に埋めるかのように紡いでいく。この描写は好きだった。 しかし、更紗の両親、特に母親の描写や、亮の家庭の描写は何を表したかったのかいまいち掴めなかった。多分、更紗の逃げ場の無い心境を作り出した情景を描きたかっただろうが、その割には、各々あっさりとした幕引きだったように感じた。 | ||||
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いい歳した大人が自分の特性と社会と折合いつけられずに周りに迷惑かけ続ける作品。 最後は自由きままにカフェやります、って何?笑 そういう生き方が金銭面で出来ないから、いろいろと苦悩してたんじゃないの? 最後は男側の実家の金使ったって事と思うんだけど、そう考えると精神的にも、社会的にも子供のままだな。 | ||||
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本屋大賞受賞作ということで購入しました。 単なる小児愛犯罪者の話かと思いきや、最後は「え?そういうことだったのか!」と最初のフラグをしっかり回収してとても幸せな気持ちになったし、「事実と真実」の偏見や世間の犯罪加害者と被害者に対する何十年経っても変わらぬ厳しさ、現在はネット検索することで過去の犯罪もいつまでも風化しない怖さを思い知りました。 | ||||
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主人公の女性の心理描写とか、小説を通して筆者が伝えたかったテーマを考えるといい小説なんだとだと思います。ただ、俯瞰的に見ると、女性の言動には共感できないことも多いしまた読んでみたいとも思えなかった。ただ、同じ境遇に置かれている人が読んだら凄く刺さる小説だと思う。本屋大賞を受賞するのはとても名誉なことだと思うが、明るい表舞台に出すべき小説じゃないと思う。いい作品なのにもったいない。 | ||||
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【抜群の面白さ】 歴代の本屋大賞受賞作の中でも群を抜いた面白さ。何より特筆すべきはその圧倒的なリーダビリティ、半分読んでから寝ようと思って読み進めていたものの、気づけば夜通し最後まで読んでしまった。登場人物達に降りかかる理不尽な仕打ちがつらく、途中で区切ることができなかった。主人公達のその後の幸福を祈らずにはいられない。 【悪意なきラベリングの恐ろしさ】 本書を読んでいて湧き上がるのは悪意なきレッテル張りをする周囲の人々に対する怒りだ。こういう事件にあった被害者だから、こういう精神的障害を負っている。こういう被害者だから保護しなければならないといった悪意なきラベリングが、ただただ幸福に生きたいという主人公達の生活を妨げていくことがみるに耐えない。 【評価】 総合 5 読みやすさ 4.5 意外性. 3 没入感. 5 読後感. 4.5 | ||||
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本屋大賞は、「はずれがない」、と思う。この本も良かったです。 特に女性の観点で、鋭く、現代の世相を表していると思います。 最後はハッピーエンドになれと、応援しました。 結末は読んで、感動してください。 | ||||
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読みやすいです。けれど、この物語に幻想を抱く人がいないとは限らないと思いました。 生活感も現実的ではないです。なので、自分としては読後感は良くなかったです。 ただ、物語の中では二人に幸せになってほしい。 今回は本屋大賞というものを考えさせられました。 | ||||
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真実が、語られ無かったのは何故なんだろう。もっと訴えても良かったのに | ||||
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映画化により、心の準備として先に読んでおいた方が良いと進められましたが。描写感、表現力今一自分には伝わって来なく同じような言葉ばかりのような。内容的にも自分は理解しがたかったです。もう一度噛み砕いて読み返した方がいいのか? | ||||
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本購入の目安は本屋大賞です。 ずっと優しい思いで読み進めることができました。 | ||||
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本をほぼ読まない私でも、珍しく止まらず引き込まれました。 それぞれの登場人物にあるストーリーが切なくて、読んでいる途中に胸が締め付けられました。 実際、この本が苦手な人もいるだろうと思います。 でも、私は色んな感情が溢れてきて泣きました。 きっと実際、こんな思いを抱えている人が居るのだろうと考えさせられます。 読んで良かったと思える作品です。 | ||||
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タイトルが素敵で、前からになっていてさらに文庫化もしていたので、トライしてみた。 読んでみると、いつもの「自分だけ取り残されている」系(シンデレラ系?)なのかなと辟易していたが、頑張って読み進めると、この本みたいな食事をしたくなっていた。この本までではないにしても、もっと好きなものを食べてみようという気になっていた。最近のゲームでは美味しそうなイラストのアイテムが多く、自分はゲームが好きなので小説にもこういうのがあるのかなぁと思っていた。 しかしよくよく考えると、この本の表紙絵がアイスクリームになっていた(わかりにくいけど…)のに気がついた。さらに度々主人公が「なぜ夕飯にアイスクリームを食べてはいけないの?」(原文ママではない)と聞いていたことも思い出し、この本のテーマはこれだと直感した。 読書感想文を書くとすれば、このアイスクリームの捉え方がどうなるかが問題なのかな?実際に課題図書になればと思うと恐ろしいので、これ以上は割愛させていただく。 最終的には読んで良かったという印象。たぶんメルカリには行かないだろう。 | ||||
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私はあまり小説を読む方ではないが、この作品は本当に面白かった。説明が下手なので、どこがどう面白かったなどいえないが、これは全人類見たほうがいい! | ||||
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登場人物もストーリーも全てが病的で気持ち悪い | ||||
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どの登場人物の部分も私の中にあります。 人に言えないコンプレックス、自由奔放さ、そして自分の中の基準の優しさで人に接する。良かれと思って。 多様性とは難しい事柄なんですね。 | ||||
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社会の中にある一般的な常識、見え方、そうなのだろうという解釈。それが誤りだったとして、当事者が説明をして理解される事があるのだろうか。 例えば作中の既成概念で言えば、少女が2ヶ月も男に監禁されていたと聴けば、悲惨な性被害にあったに違いないと思う。 もし少女がその時に何も語らなければ、精神的なダメージが大きいのだと解釈する。 後に何も無かったと告げたところで、ストックホルム症候群と診断される。 異質なものを見る時、特に人は社会と自分の既存の価値観、そこに見えただけの事実のバランスの取れた地点での解釈を行なってしまう。既成概念と見えた事実との間のラグランジュ点(天体の重力のバランスポイント)のような思考が過ぎる。 誤りとは思わずに社会は二人を見て、それが真実違っても誰も認めてはくれない。 そんな寂しさの中でも絆が確実に生まれ、一人でも理解してくれる人がいるのなら、それで生きていけることを示してくれた、そんな作品。 孤独な日々を送ったことのある人により最適に響くのかもしれない。 主人公の女性に対して「何で言わないの!」って形で苛立ちを覚えたりしたのなら、それはまさに感情が動いた証拠。この作品の中にある価値観に気付いたと言ってもいい。 | ||||
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途中まで読んで、読み進めなくなった。面白みがない 他の人のレビューが信じられない | ||||
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