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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全598件 101~120 6/30ページ
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本屋大賞ということで買ってみたんですが、テーマの重さに何度か断念しそうになりながら読み切りました。かなり気持ちを落とされて読み続けるのがつらかったです。 崩壊家族・不倫・浮気・毒親・ヤングケアラー・共依存・恋愛依存症・男女差別とそこからの自立がテーマです。が、自分が男だからかもしれませんがいつまでも一人の異性にすがっている姿はやはり共感できないものでした。そしてあの結末を迎えなければあのしがらみを消化できない主人公達も私には理解を越えるものでした。 あれを美談というのであれば、なんて生きづらい生き方をしているんだと心配してしまうくらいに。 文章自体はとてもきらびやかで楽しかったです。表現がうまくてなおさら気持ちを持っていかれましたが 笑 読む人を選ぶ小説だと思います。 | ||||
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自分の一番好きな映画トゥルーロマンスが話のなかに出てきて運命感じた^ - ^ この小説は考えされる。 でも、一気に読んでしまう。 因みにトゥルーロマンスは脚本タランティーノ 出演クリスチャンスレーターなど 興味が湧いたら観て観て下さい^ - ^ | ||||
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引き込まれていくが、ラストが尻切れトンボのように感じたのは私だけ…か。言葉遣いの巧みさで、その情景を思い浮かばせる書き方はさすが。映画を観る前に読むことをお勧めします。 | ||||
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凪良さんの作品を初め読みました。 なんて美しく、なんて物悲しく、なんて静かな、なんて優しい気持ちになる物語でしょう。 文さん、更紗さん、梨花ちゃん、幸せになってね。 いや、今でも幸せですよね。 幸せの定義、形は人の数だけあります。 世間や、周りの人達が決める事はできません。 貴方達は、それでいいよ‼️ | ||||
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昨日届いて手にしてみると、表紙が破れていた。しかも裏を見ると破れた箇所にセロハンテープで補修をしてありました。 発送の際に破れて「まぁ、セロハンテープで補修しておけばいいか…」ということがバレバレ。 その他、本自体も汚いし最悪の発送でした。 娘へのプレゼントでしたが受け取った娘もプレゼントした私も残念でしかたないです。 | ||||
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友達以上だけれでも恋人でもない関係の存在を表現されてることが新しいな種類の小説だと思いました。 家族よりも信頼できる、なくてはならない存在。お互いにそう思えるのは素晴らしいことですが、社会の中では生きずらい存在。 周りに流されず生きていく主人公とその男性の強さを感じました。 | ||||
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読み進めると、更紗の悲しみや怒り、憤りの感情に支配されるような感覚に陥ります。それほど感情移入してしまう作品でした。伯母夫婦での息苦しさと強い悲しみと憤り。そしてそこから開放される文との時間。さらに15年後の彼氏、亮君の存在。読者の私の感情も激しく振り回されました。 お互いを求めあうが恋愛感情とも違う、不思議だけれど何よりも強い絆の更紗と文。外からのレッテルは「誘拐犯」と「被害少女」だが真実は違う。この言葉にできない二人だけの関係は心を温かく癒やしてくれました。悲しみや怒りから最後には温かい癒やしの感情を呼び起こしてくれる本作は私の心をずっと振り回しました。 オススメの方 1.世界に没入できる小説をお探しの方。 2.感情を揺さぶられたい方。 3.孤独を感じている方。 | ||||
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文学が好きなある俳優さんが良いと言っていらしたので、好奇心で読み始めました。良かったです。 主人公たちが優しくて、不器用で、社会で生き残るための要領が悪く、でも羨ましいと思ってしまう部分もあり、読み終わるととても複雑な気持ちになりました。お話はどちらかと言うと静かに進むのに、ものすごく惹きつけられる作品でした。 | ||||
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伝わらなかった気持ちは何処にいくのか。 届かなかった言葉たちは何処にいくのか。 『流浪の月』に登場する人々は、誰しも皆、親子であれ、付き合う間柄であれ、友人であれ、それらを超えた関係であれ、それぞれのやさしさを相手に届けようとするが、それらはけっして相手には伝わらず、届かない。 (なお、ひとりだけやさしさを届けようとしない例外はいる) 受け取ったとしても、ごめんなさい、と心の中謝まりながら、せっかくの善意を捨てていく。 『流浪の月』は、そのような物語である。 でもそれが、お互いにとって不幸なことなのかどうかは、彼と彼女にしかわからない。そのような物語でもある。 | ||||
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誤解、偏見、もどかしく苦しい人生。二人には幸せになって欲しいって、今度こそは大丈夫だろうって思っても大丈夫じゃない。なにこれ。生地獄。でも、2人は生きている。どうかこのまま、誰も邪魔しないでって思いました。 | ||||
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子供の目線からとらえた心理表現が素晴らしく、先が気になり、ぐいぐい引き寄せられました。 兎角この世は生きにくい。私も生きにくいと思っていたけど、この主人公二人には、もっと生きにくかった。でも、二人一緒にいたなら笑いながら、生きていけることに、ほっとし、元気をもらいました。子供という弱者からみた社会のえげつなさを解明した、いい作品でした。事実と真実は違うと認識するようにします。 | ||||
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幸せのカタチは人それぞれ。自分と比べてどうだこうだとか、普通はとか、ないよね。なんて思いました。 | ||||
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凪良ゆう さんの作品は、はじめてです。ほんとうは、引き続き原田マハさんの本を読むつもりだった。 そろそろ、直木賞・芥川賞・本屋大賞の本、買ったきりになってる本が、たくさんあるので、読んでみようと思う。 読み始めてすぐ、怖さを感じた。「8日目のセミ」の時も、怖いけど目が離せなくなった。吉本ばななさんの本も、怖いけど麻薬中毒みたいになった。ほかにも、不倫して男と駆け落ちを繰り返す女性の話もある。 この本の主人公、家内更紗の母親も、いろいろ世間の常識とは違う生き方をしてる。娘を一人残して、男と駆け落ちしてる。更紗は、小さいころから、世間の常識と違う両親に育てられた。そのため、彼女自身も、非常識な女の子に。 同様に、世間の常識と違う、佐伯文が出会うところから物語が始まる。 怖い、と書いたけど、何が怖いと思ったのだろうか。警察、報道、世間の常識?子供の言う事だから信じない。サスペンスドラマでも、時に見かける筋書き。 幸いにも、私の身近に、こんな事件は起こってない。もし起こったら、私はどう判断しただろうか。 次は「ライオンのおやつ」 久しぶりに、小川糸さんの本を読もうと思う。 | ||||
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読書家ではありませんが、 気になっていた本です。 映画版が話題になりましたが、 予告編を見て、小説の方が良さそうだと思い、 手に取りました。 冒頭のエピソードは時系列が分かるまで、 ???でしたが、 最後まで読み進めるとすっとしました。 家庭の事情で同居することになった いとこへの嫌悪から 家に帰りたくなかった更紗の心情は スッと入ってきました。 文も単純な小児性愛ではなく 苦しみを抱えていること。 文がのちに交際する女性の モヤモヤとする気持ち。 更紗の異常とも思える文への執着。 映画よりもスッと入ってくる気がしました。 (映画本編自体は見ていませんが) 50年近くも生きてきても気づかなかった いろんな形の苦しみが 世の中に沢山埋もれていること。 それをほんの少しでも知ることが できたこと。 私にとって、大きな収穫でした。 同性愛者や小児性愛と聞くだけで 変態、気持ち悪い、と感じる方は 読むべきではないでしょう。 でも、いろんな形の苦しみ、 生きづらさを知るきっかけにはなる 一冊だと、私は思いました。 | ||||
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居場所を無くした青年と少女。偶然、二人は出会い、愛とも友情とも違う感情が芽生える。共同生活を始め、お互いを理解しあうも誘拐事件へと発展し、青年は誘拐犯人として、少女は被害者として別々の人生を歩む事になるがインターネットに残り続ける事件の記録が二人の人生を苛む。 やがて二人は運命に導かれるように再会するが▪▪▪ 『ほんの少しだけ人と違う』それだけのことを受け入れようとしない社会の不寛容さをえぐりだした問題作。 | ||||
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息子との関係で心を痛めていた時に久しぶりに読んだ本。非常に考えさせられました。声にならない叫びが真っ直ぐに届いた時、涙が止まらなかった。今のこの時代だからこそ多くの人に読んでほしいと思います。 | ||||
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理不尽でままならない、希望を見出せない、そんな彼女たちに凄く共感しながら読んでいました。 ただ『そうすることでしか幸せになれない。普通では幸せになれない。』というのは私がこの作品に期待したものとは違ってあまりにもリアルな回答でした。 私も流浪人でなければもっと純粋に楽しめたかもしれません。 このレビューは参考にしないで下さい。 | ||||
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何も変わらないことがあって それを変えようとする感じ。がいいと感じた感じたか | ||||
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私も「優しさ」について一般的によく使われる「自分がされたら嫌なことはやらない」という定型句に違和感をずっと感じていて、決めセリフのように言われる度に、「そんなの常識でしょ?」と言われる度にまるで魔女裁判にかけられているような理不尽さと、言いようのないモヤモヤをずっと抱えていたのですが、「そうなのよ!それなのよ!」と、膝を打ちまくり、「私は1人じゃなかった」と、今までにないような喜びと感動を覚えた作品でした。それが同じ出身地である作者による言葉ということを知ってますます嬉しくなりました。ああ、近くに分かり合える人がいたのだなあ、と。私は、”優しさ”を考えるときに、ご説、ごもっともではありますが、それって片手落ちじゃないの?なんで自分軸で相手のことを考える?貴方がされて嫌なことを、私も嫌がる保証がどこに?貴方がされて嬉しいことを私も嬉しがるという確証がどこに?貴方がルールという世界で私も生きろと?貴方ルールが世界スタンダードってなぜ無邪気に信じられるの?というモヤモヤをいつも抱えていたのです。何が心の支えになるかというエピソードにもとても共感できました。 | ||||
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テレビや新聞記事を鵜呑みにしてしまいがちな馬鹿な自分。きっと間違った善意で嫌な気分にさせた人が沢山いるでしょう。全く間違わず生きていくのは無理だろうけど、少しずつ情報に惑わされず、あらゆる可能性を考えて行動できたらと思った。主人公の二人のような素敵な関係を誰かと築けたら幸せ。 | ||||
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