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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全598件 41~60 3/30ページ
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過去の経験や家庭環境を繰り返してる部分が多いのに、言葉巧みに物語に引き込まれてあっとゆう間に読み終えた。実体験を語っているような気になる程の緻密な言葉の羅列で全ての言葉に選んだ理由があるような気持ちになる。裏表紙に実力派と書いてある理由が分かる。本を読むって面白い!って思った1冊。 | ||||
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映画化おめでとうございます | ||||
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孤独を受け入れて生きるほかないと人生をどこか諦めていた主人公たちによる流転の人生のストーリー。 朝井リョウの「正欲」とも異なる視点で、社会の通念や規範からはみ出してしまった人の寄る辺のなさが、デジタルタトゥーなどの現代的な題材も絡めて描かれている。主人公たちは、「平凡な」男女の恋愛とも血のつながりによる愛情とも友情とも異なる感情によって結ばれていく。 家族・親族の固定観念の押し付けや主人公の不器用さにイライラするほど感情移入しつつ、周囲からの無理解への諦観や酷な出来事に共感し、止まることなく一気に読み進められた。 周囲やSNSの勝手な推測や「善意」の同情が当事者を追い込む描写が何度も繰り返し出てきたことが印象的だった。登場人物の境遇や抱えてきた思いは、今までの自分の人生からは想像できなかったものであり、自分もどこかで誰かを図らずも傷つけてきたのではないかと考えさせられた。 | ||||
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面白かったです | ||||
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切なく悲しいストーリーだが、最後はとても心温まる作品でした。 | ||||
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人の噂も七十五日、とはいかないということですかね | ||||
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長い人生で、自分が持ち合わせるたくさんの価値観、感情の中でどれを優先するのか、何が正しいのか考えさせられる一冊でした 自問自答している登場人物たちの感情に共鳴し涙がゆっくり出てきました | ||||
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すごく良かった。 泣いた。こんなにも尊い関係ってあるんだ。 | ||||
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自分には全く面白くなかった! | ||||
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とても良い本でした。感動モノです。 | ||||
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本とオーディブルの両方で読了しました。作者の凪良さんご自身も児童養護施設で育たれたとのこと、親に捨てられてしまった主人公の孤独が伝わってきて胸が締め付けられました。 どんどん読み進んでしまい、一気に読み終えました。次は他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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凪良ゆうさんの著作は初めて読みました。洒落た文庫本の表紙と書評の評価も高かったので購入。難しいテーマを少女から女性になった更紗と事件の犯人となった文の両方の視点から丁寧に紐解いています。 映画化されたということで、読みながら文については、松坂桃李のイメ-ジを浮かべたまま読み進みました。 読み進むと止まらなくなり、短期間で読み切りました。 素晴らしい作品だと思いますが、二人をなぞらえた月の描写が度々出てきますが、あっさりしているために、印象に残らず損をしていると感じたことと、更紗の恋人亮との関係にDVの話を絡ませたために、本来のテーマが薄まってしまったように感じたことです。しかし、それらは些細なことで、全体に感銘深い一冊でした。 | ||||
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優しい人が優しくいるには理由があり、誰もが触れられたくない事もあり、真実が隠れてしまう。見えている事と聞こえた事が全てじゃないということを知らされた。 続きが読みたくて休み時間や空き時間が待ち遠しかったです。 | ||||
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決して幸せな生い立ちではない2人ですが、この上ない幸せ者のように思える話です。 2人の幸せを願わずにはいられません。 何度も涙が溢れました。 凪良さんの小説は読み始めたら止まらないですね…。 | ||||
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本屋大賞受賞作品とは個人的に相性が悪い傾向にあるんだけど、この作品には心打たれた。 文体がシンプルなので文学作品としては読み応えないけど、登場人物の心の様が繊細に描かれている。 映画も是非とも見てみたい。 | ||||
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「真実」とは、「嘘偽りがなく本当であること」という意味。 「事実」は「現実に存在する事柄」という意味。 似たような言葉ではあるが、それぞれの違いが上手く描かれた作品であると感じました。 また事実の上から第三者が様々な思考を凝らし、さもそれが真実であるかのように語る局面は日常生活の中でも多々あるのではないでしょうか。 本当のこと、所謂、真実は当事者にしかわからない。第三者が憶測で真実風に物事を語るのは時に誰かを傷つけていると気付かされる作品でした。 | ||||
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読了後、優しい気持ちになっていました。 | ||||
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小説の力、文学の力を感じた。 ほかのやり方ではとうてい伝えられないこと(真実)を描き出している。 凪良ゆうの作品を読むのは初めてだが、本作が何らかの賞をとることは当然だと感じたし、実際そうであったことで日本の本の世界に希望を感じる。 | ||||
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最初は幸せな家族の描写に気持ちよく読めたのだが、ふみの家に上がり込んで、ふみを称賛し始めてから読むのがきつくなった。 新潟や千葉の幼女誘拐、監禁事件を思い出してしまった。 ふみが大学生だったこと、千葉の事件が個人的に身近なことでもあったので、監禁を美化するかのような書き方はとても腹がたった。 ふみもスカして小学生との生活満喫してないで、児相やら警察やらに相談しろよ。 本当にロリコンじゃないなら、自分の今後の一生に関わる大問題だろうが。 母親もとても美化されていて、それもまた、子供から見てある種のリアリティなのかもしれないと思いながらも、胸糞悪かった。 そこで一旦読むのをやめて、アマゾンのレビューを見に来ました。 ここの羽山さんのレビューを見て、読むのやめてよかったと心から思いました。 | ||||
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読み終えて感じたことは,「やはり現代において人を理解することや肯定することは難しいよね」ということでした. いくつか考えることがあったのでレビューとして残します. ・誘拐事件について 更紗・文の背景を知っているので二人の間の出来事をある意味肯定的に捉えられるが, メディアを通して知った立場だとすると,大量に流れる情報の中で当事者の事情を察することはできないし, 当事者が何と言おうとやはり"事実"としては誘拐にあたるだろう. 非当事者はあまり関与しない方が良いのかもしれないが,関係者になった場合どのように向き合えば良いのだろうか. ・マジョリティに当てはまらない性的嗜好について 小児性愛がいたとして,性的指向としてそうあるのは自由だし実行して法律に触れることがなければ, 特に問題はない,と理屈ではそう思うのだが身内や知り合いにいた場合は肯定することも難しい気がする. こと小児性愛においては,行動に起こせば即違法なので社会から弾き出してはいけないと思いつつも, 肯定すべきなのか,治療すべきなのかどうかもよくわからない. 誰しもがどこかの部分でマイノリティに属する部分があると思うのでどこかのラインで肯定が必要なのだと思う. ・レッテルについて 誰しもが外見だけでなく血液型,企業などその人に属する情報でレッテルを貼るし, 過去の経験からこの職種は男性,女性など. 本書では被害者と加害者というレッテルですが事実としてはそうなので, 人はレッテルを貼る以上,理解することの難しさがそこにある気がする. 当事者・関係者・非当事者の間で埋め難い壁があることがより鮮明なった気がします. 精神的な問題を言語化することの難しさと,それを理解することの難しさ, マイノリティの自分,孤独な私を肯定して欲しいという気持ちと, 肯定しくれる人が1人でもいればという救いと,いろいろ考えさせられました. | ||||
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