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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全591件 281~300 15/30ページ
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展開が早く読みごたえあるが、そうくるか?と、ややネタを詰め込みすぎにも感じられた。だが面白い一冊。 | ||||
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好みが分かれるかもしれませんが、私はとても好きです。 読んでいて苦しくなる場面も多々ありますが、 その中で再会後の更紗と文の会話の感じがとても微笑ましく、 思わず付箋をしてしまう好きな場面がたくさんありました。 読みながらこの2人の繋がりを守りたいと読みながら思わずにいられませんでした。 兄妹でも恋人でも友達でも夫婦でもないけれどそれよりも 普通の男女の関係を超越している、誰にも理解出来ない、 でも唯一無二の存在、 そんな存在が世界中に1人だけでも居れば 人は幸せなのかもしれない、と感じました。 目頭が熱くなる場面はいくつかありましたが、 ラストの13歳の梨花との会話に涙が溢れました。 | ||||
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先ず結論から 読みやすくて めちゃくちゃ面白かったです!! どのくらい面白かったかと言うと、 普段小説を読んで、余韻を味わって その小説を忘れて他のことを始める自分が 初めて、レビューを書いて人にお勧めしたい!! と思えるような作品でした! 事実と真実の違いから 常識を外れてしまった主人公達 登場人物一部を除いて悪人はいない けれど、常識から見た人たちは 批判を起こす、読者もその常識人に 「そうじゃないのに!!」 わかってあげて!!と何度思ったことか、、、笑 最後はホッとしてこれで良かったんだなって納得してじんわり涙が出てくる作品でした! 凪良ゆうさん、素敵な作品をありがとうございました! | ||||
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まず最初に言っておきますが、主人公の性格にものすごくイライラすると思います。 頭で考えていることを何故声で言えないんだ、いや、そこは反撃しろよとかとかたくさん思うと思います。 しかし注目するべきはそこではないのです 当人しかわからない事情を、無関係な野次馬が自分の都合の良い憶測や模範的な倫理と道徳で あれこれ論議して正義という大義で個人情報を晒し上げて、ずっと傷付けていく、ネット社会の恐ろしさ そして人とは違う思考や価値観を自覚し、葛藤し、時に自分も愚かさで他人を傷付けながらも 外野は完全スルーということで究極の愛を手に入れた主人公達の人間愛の物語です。 誰もがわかり合えるわけではない。それが露骨にわかる話です。 スカッとしたい話ではありませんが、難しいテーマを魅力ある文章で表現した先生はさすがだと思います。 だから☆5です。 理不尽な悪に対して論破してスカッとしたい方はYouTubeのよくあるスカッと系のアニメなりを 見ることをオススメします。 | ||||
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オーディブルで購入。通勤中少しずつ聞こうと思っていたのに止められない。作者のことは知らなかったけどイライラさせる演出などほんとやられました。これはいいね。★5つ以上だ! | ||||
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16、7年前にヒロインと似た境遇の女の子が周りにいたことを思い出した。『どこか遠く行きたい』というのが彼女の口癖だった... | ||||
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昨年の本屋大賞の本作をやっと読みました。 感動しました!!! こんな痛々しくて切ない愛の形を描いた作品とは知らず、 ただ本屋大賞の受賞作だということだけで読み始めたのは昨夜のこと。 寝食を忘れて読みふけり、今日のお昼過ぎに読了しました。 ここ数年の本屋大賞作品はなるべく読むようにしていますが、 正直、これほど深い感動と衝撃を受けたことはなかったです。 エンディングにも救われました。 実は、読み終わるまで、どんな結末が待っているのか不安で仕方なかったです。 本当に、傷ついた二人の生命力に救われました。 ともかく、私が今一番言いたいのは、 この作品を選んだ日本の書店員さんたちを誇りに思うということです。 どうぞたくさんの人に読んでもらえますように!!! 出版社の東京創元社特設サイトから抜粋 【書店員さんによる応援コメントの一部をご紹介】 心のざわつきが止まらない。読んでいて溺れそうになる。こんな小説は初めてだ。不穏で、もどかしくて、苦しくて、どうしようもなく美しい。 東京旭屋書店新越谷店 猪股宏美さん ここに書かれていることがすごくよく判る。普通に生きているだけなのに、他人から言外に、あるいは声高に、多くのことを強要される人の、静かな絶望を思う。幾百幾千幾万の文と更紗と同じ魂に幸あれ。 精文館書店佐鳴台店 貝塚知香さん 誰かを好きになるってどういうことなのか? 他人からみたら異常な愛かもしれない。それでも好きな人のそばにいて、好きな人を独りにしない。架空の話だけど、そんな風に生きている彼女と彼を僕はずっと見守っていたい。 MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 勝間 準さん 読み終わって、少し泣いて、放心した。悲しいのとも違うこの感情をなんと呼べばいいのか分からないけれど、いま、 主人公の二人に祝福を、と祈らずにはいられないのだ。 丸善名古屋本店 熊谷由佳さん 「どんでん返し」や「異常なほどの衝撃的な展開」は無い。なのにもかかわらずこの作品は僕の心に大きな感動を与えてくれた。きっとこの作品は僕にとって大切な1冊になると思う。 TSUTAYA BOOKSTORE五反田店 栗俣力也さん 一見穏やかな物語かと美味しく堪能していたらいつの間にか柔らかい毒がゆっくりとまわっていて体中を巡って最後に静かにとどめを刺されたような。もうすっかり凪良ゆう中毒にされてしまいました。 紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子さん こころが"なぎ倒された”。どうしょうもない闇のなかで足掻いていた二人が奇跡的に出会い、互いに救われていく。一ページたりとも目が離せない、とてつもない傑作だ。 戸田書店前橋本店 小暮徹さん 読んでいる間、何回ため息をついただろう。初読み作家さんの作品で、こんなにスルスルと染みこんでくる作品にはそうそう出会えないので、感謝のため息もつきました。 丸善広島店 小林裕子さん 「すごいものを読んでしまった」の一言に尽きます。初めて読んでから時間も経っていますが、未だにこの衝撃を、どんな言葉にも表現できません。この作品は、恋愛小説とも青春小説とも言えませんが、こんなカタチもあるのだと感動しました。 文信堂書店長岡店 實山美穂さん 「心が震える」とは、まさにこの小説を読んでいた時の自分の状態を表す言葉だった。言葉にできないことを言葉を尽くして書いた素晴らしい小説。きっと何をどう言っても、この小説の素晴らしさは伝えられない。大傑作。 SerenDip明屋書店アエル店 武方美佐紀さん 僕はこの物語を好きだなんて言ってはいけないのかもしれない。更紗を、文を傷つけない自信がない。それでも。どうしようもなく引きつけられる。 紀伊國屋書店西武渋谷店 竹田勇生さん 私の語彙力では語り尽くせない。だが、絶対に本屋大賞を獲るべき作品だということだけは断言できる。 明屋書店空港通店 丹下誠之さん いったいどうなってしまうんだ、と続きが気になって一気読みでした。不穏なストーリーのなかで、いまはまだ名づけることのできない人の関係性が、青い月のように輝いていました。こんな強いつながりを得ることができた更紗と文を羨ましく思いました。 宮脇書店松本店 月元健伍さん 言葉の選び方や文体が特に新しいとは思わないのになぜか「新しい!」と感じた。作品全体にある切実さがとても強く心を打つ。読む者を作品の中に引きずり込む力がある作品だと思う。 大垣書店イオンモールKYOTO店 辻 香月さん 最初から最後まで、著者のほとばしる筆力にただただ圧倒され、息継ぎができないまま一気に読了した。久しぶりにこんなに物語にのめりこんだ。とても素晴らしい作品です。 ブックランドフレンズ 西村友紀さん 一見、難しいテーマのもと、少女の成長の過程も含めて喪失と再生が鮮やかに描かれた作品だと思いました。世間一般の常識とか普通を軽々と超えていくような確立された世界観が魅力的。 明文堂書店富山新庄経堂店 野口陽子さん この作品によって救われる人も必ずいるだろうと思う。本当に本当に、自分が信じられる、自分を信じてくれる誰かが、この世界のどこかにいてくれたらどんなに素敵なことだろう。 須原屋外商部 伴苗弘樹さん 二人の関係を表す言葉を見つけられない。でも読み終えて感じた心の奥からこみ上げてくるような安心感と幸せな気持ちこそが、答えの出ない言葉の代わりだと思う。居場所に辿り着いた人の強さと幸せの予感を感じた。 勝木書店本店 樋口麻衣さん 理解も共感も必要ない。親切という騒音から解放された気高い関係をなぜ、だれもかれもが邪魔しようとするのか。お願いだ、二人をそっとしておいてくれ。何度もそう思いながらページをめくった。 精文館書店中島新町店 久田かおりさん 「愛」とか「恋」とか言葉にできる感情を超越した「なにか」を感じた時、本当の幸福を手に入れられるのではないか。この本のおかげで幸せな未来への道のりを見つけられた気がしました。この本はすごい!!です。 喜久屋書店千葉ニュータウン店 堀 一星さん 家族や友人、恋人という言葉にとらわれない、相手を心から想う優しい気持ちが作品の中にあふれていて、私の心もとても温かい気持ちでいっぱいになりました。 紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん 「心」と「絆」は実在するのだと更紗と文を見ていると強く感じました。誰の理解も承認も必要としない、でも二人は互いを強く求める。読まないと得られない波をぜひ味わってもらいたい。 文教堂書店北野店 若木ひとえさん 何度も何度も泣きました。何が正義で悪なのか、決めるのは周りではなく自分自身だと考えさせられる素晴らしい作品です。未読の方には是非一読願いたい。 BOOK PORT鶴見店 渡辺美由希さん 心置きなく笑い合える人と一緒にいられる事の幸せ、ほんとにただそれだけが幸せ。世の中の当り前の「幸せ」のくくりがとけて自由になった気がした。 喜久屋書店小樽店 渡邊裕子さん | ||||
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ジェットコースターのように、何かが起こっていく展開に引き込まれました。最後の秘密はびっくりしたけど、最後までストーリーにのめり込まれました。 | ||||
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世の中は、怖い。でも、優しい人もいる。自分が生きていくうえで、どんな人と出会うか、どんな時に出会うかで、人生が変わっていくんだなあ。 | ||||
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本人たちにしかわからないこと それが故に辛いことが起こるが それによって救われるという話 最高に苦しくて最高に幸せ | ||||
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読み始めてすぐに、本の世界に引き込まれた。この空気感というか世界感は居心地が悪くはないです。 所々で、「??」とか、「なぜ、言わないの」とか、「そこに引っ越したらヤバいでしょ」とか、イライラしたり引っかかることはありますが、全体的にはサラリと読める小説でした。 BLが中心の作家さんらしいのですが、雰囲気が”なるほどな〜”と感じました。 それにしても、文はロリコンでは無かったけど、では何の病気? 途中で、あれ?もしかしてLGBT?とおもったけど、そうではないようです。病名も具体的な症状も出てこないので(第二次性徴が無いとは書かれている)、希有な病名なのでしょうか。 最終的にはハッピーエンドに近いと思いますので、読後感は良かったです。 | ||||
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この物語の主人公の少女は両親を失い9歳でどうしても住んでいる家を抜け出して、19歳の大学生の家に2ヶ月間転がり込み、その2ヶ月の間にかけがえのない言葉では言い表すことのできない感情を持ってその後の人生を歩んでいく。 本文中にストックホルム症候群といった専門用語も出てくるし、おそらくこの文くんは先天性遺伝疾患の子なのだろう。 レビューを読む限りどうしても小説に没頭すると現実と小説の世界観が曖昧になってしまう人がいるようだ。 いうまでもなく現実世界で人を殺してはいけないが、小説の中では人を殺しても誘拐をしても構わない。 最後まで読むと単純な小児性愛モノでないことは一目瞭然で、愛情の形は男女(あるいは同性)にだけ見られるものではない様々な角度のある価値観から構成される。 こういう本は私は初めて読んだが本屋大賞を受賞するだけの作品だと思った。 ちょっとエッジの効いた価値観だから賛否が分かれるのは当然のことだと思う。 | ||||
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ここ最近読んだ本では圧倒的No.1でした。 テンポが良い、 読みやすい、 ストーリーも飽きさせない、 そして深く考えさせられる。 一気に読めてしまうので、もう何回か読みたいと思っています。 | ||||
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逃げ続けることで訪れる安らぎ。絶対的に逃れられない運命。相反する2つの生き方の中で、流れに抗う者とひたすらに身を潜める者。でもどちらも絶望的な状況下でただただ平凡な生き方だけを切望する。片方は明るく自由に、もう片方はあるがままに。月はいつも満ち欠けを繰り返しながら、今夜も流浪し続けて行く。 | ||||
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もみ消されるパワハラや、覆されない冤罪、事実すら歪曲されて広まってしまうこの世の中において、全ては渦中の人のみぞ知ることであり、真実を第三者と共有することはことさら困難であると思います。 読み進めていく中で、主人公たちは最後に自死してしまうのではないか、このような境遇にどのような光が生まれるというのか、と諦観の念が大きくなりました。 ところがこの予想は大きく裏切られ、読後、柔らかな優しさに包まれました。 これから凪良さんの作品にはまりそうです。 | ||||
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価値観が変わった。眠っていた感覚、感情を揺さぶられ、この本に出逢えた事に感謝した。 | ||||
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こういう本を、探していたと思いました。 タイトルの意味も、ストーリーも全て沁みました。 嫌味なく、すんなりと文字が頭に入ってくるし在り来りなハッピーエンドに向かって階段を突き進むようなものでとない、文学の美しさを改めて学びました。 ありがとうございました。 | ||||
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世間から受け入れてもらえない二人の存在。加害者と被害者という形で出会う。 しかし、真の加害者は、優しく手を伸ばす人であり、「心配」する世間である。 本人が本当はどう感じているのか、言う隙を与えず、世間の常識で断罪していく。 そんなふうに、世間から隠れながらそれぞれ生きる、「被害者」と「加害者」。 孤独がどんなことか、よく書けていて、胸に沁みました。 | ||||
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評判の作品だが、私も遅ればせながら読んで見た。自由人の両親を失って(父親は他界、母親は愛人との暮らし)伯母に引き取られて"厄介者"扱いされていると感じて(特に伯母の息子の孝弘が毎晩性的行為を目的に部屋を訪れるのがトラウマ)心理的に追い詰められた少女(9歳)の更紗がロリコンの大学生の佐伯のマンションに転がり込んだ事(当然、誘拐を疑われて、佐伯は逮捕され、更紗は性的被害を受けたと誤解される)をキッカケとして、佐伯に負い目を持ち続ける更紗が大人になって偶然佐伯と再会し、互いに恋人(ただし、更紗の恋人の亮はDV男で孝弘を想起させる)が居る中で、常識や周囲の状況に反して2人が互いの信頼関係に基づいて新しい(性的ではない)人間関係を築くという、更紗と佐伯の魂の遍歴を描いた繊細さと骨太さが混淆した作品。 しかし、読後感としては世評程の感動は受けなかった。設定に無理がある上に、孝弘、亮、更紗の同僚、亮の父親といった様々な人々のDVや不倫を描き過ぎていて、正直、読んでいてウンザリした。佐伯を"トネリコ"に例える等、少女趣味の描写が多く、少女向けのライトノベルと評した方が妥当な作品。 常識に縛られている世間への反発、冤罪に対する警鐘、LGBTの新しい形という意匠の一部は首肯出来たが、世評が高くても実際に読んで見ないと真価は分らない書籍の典型という印象を受けた。 | ||||
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冒頭の一章と最後の終章で印象ががらりと変わる作品。最後まで読み切った後もう一度一章を読んでみてほしい。最初に登場人物へ抱いた印象がどのようなものだったのか、そしてその認識に誘導される事こそがこの作品のカラクリになっていると気付かされる。 | ||||
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