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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全591件 341~360 18/30ページ
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話に引き込まれて一気読みでした。 何を信じるのか、自分が今SNSで溢れている世界に生きているからこそ情報選択をしながら生活していくことの大切さや、本当に自分に見えているものが真実なのか疑いながら行動することの大切さを感じました。 とても面白い作品で非常に満足でした。 ただ、読む人によっては話が終始ハッキリせず読んだ後にモヤモヤする人もいると思ったので星3つとさせて頂きます。 | ||||
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一気に読みました。 難しい言葉もなくすっと入り込む文章。 私には悲しくて悲しくて力強い物語に思えました。 何があろうとも 生きていかなければ いけないんだとも感じました。 あまり本を読まない方にもおすすめかと思います。 ちなみに自分もめちゃくちゃ読書家では ありません。 普段レビューしませんが おすすめしたくてレビューします | ||||
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佐伯文 理解ポイント 身体的問題のため、男として自信が持てず、大人の女性を怖がり、そのため幼い人を好きになる。 ツッコミポイント 彼女出来てかなり愛されてるのに、幼い人が好きと言ってる。その状況で幼い人が好きと固執する理由がない。別の強い理由が必要。 しかも、イケメン、実際はロリコンじゃなくて小さいのが可愛いと思っているだけ、性的感情もない。 僕の思うロリコン(私見強め) ・モテない、ブサメン、だから幼い娘、反抗出来ない娘に興味が行く。 ・そうでなければ、どうしようもなくそういう性癖。外見が完璧であっても。 ロリコンって強烈なワード使ってるのに実際、全然違う。やり方がズルい。小さい子が可愛いと思うのは普通の感情。それをロリコンって言葉で言い換えるのはおかしい。 イケメンで幼い娘に性的感情ないのは設定が綺麗すぎる。都合よすぎ。というかただの子供好きのイケメン。 ロリコンで悩んでいる人が読んだら、理解してもらえると思ってたのに、裏切られた気分になると思う。 谷さん(彼女)への対応 ・ロリコンってわかってからもお土産を買って会いに来てくれてるのに、幼い娘しか好きになれないといって別れる。 ガチのロリコンならわかるけど、違うのに。 そして更紗が好きなのに付き合わず、そういうのじゃないと言う。 だったら、谷さんとちゃんと付き合って更紗とは恋愛感情とかじゃなくて的なことで出来るはず、谷さん可愛そう。←私見強め 更紗の亮くんへの対応 ・亮くんに殴られて、警察が助けに来たのに警察に亮くんを突き出さない。 ・亮くんは更紗に頭を割られて、流血して更紗にやられましたと言っているのに警察は取り調べで痴話喧嘩ですねみたいな感じで更紗を捕まえない。あり得ない。捕まったらもっと面白かったのに。 ・そんな状況なのに次の日、更紗は亮くんの見舞いに行ってる。普通、怖くて行けない。それかむちゃ罪悪感があるはず流血させているんだから。更紗の精神はぶっ飛んでいる。 ・恋愛感情ないとか言ってる割に文と更紗はイチャイチャしてる。 ・好きだけど恋愛感情はないといってるのは性的関係持っていないだけで、ほぼやってることは恋人。むしろ体だけの関係の方が恋愛感情はないと思う。 全体的に文も更紗も周りの人の気持ちを考えていない。 好きなようにすればいいと言って、ストーカーと疑われる人をとなり住まわせる。恋人の気持ちを一切考える思いやりがない。疑われて当然。 更紗も一緒に住んでいないとはいえそう思われるのはすぐわかるはず。 文も更紗も自分の都合でいろんな人を傷つけている。 亮くんの暴力はダメだけど、傷つくだろうなと思う。 谷さんは何も悪いことをしてない。むしろ辛い思いをして診療所で知り合った文に救われたかったのに、捨てられて一番の被害者だと思う。 目線を変えれば違って見えると思う。 色々考えられたから読んでよかったのかな。 | ||||
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要約すると、家内さらさちゃん誘拐事件の犯人と被害者の事件当時と事件から10数年経った頃の話です。 この事件は「世間的には」大学生だった佐伯文が当時9歳だった家内更紗ちゃんを2カ月誘拐した。という事件です。 書評に入ります。 二人の関係性というのがこの小説の大きなテーマだと思いますが、私はもっと大きな話でいうと「形の無い物の定義」を凄く問われたように感じます。 「愛」や「夢」や「優しさ」 どれも身近にありながら、どれも正解なんてない物です。 世の中に本物の愛なんてどれくらいある? よく似ていて、でも少し違うものの方が多いんじゃない?みんなうっすら気づいていて、でもこれは本物じゃないからと捨てたりしない。本物なんてそうそう世の中に転がってない。だから自分が手にしたものを愛と定めてそこに殉じようと心を決める。それが結婚かもしれない。 これは本文の言葉ですが、誰も「正しい愛」なんて知らないはずなのに、自分の「愛」は少しずれてる。と感じるのが人間の面白いところでもあり、この本を読む上で大事なポイントかなと思います。優しさや夢に関しても同じです。 言葉の持つ意味の広さは、元々のものでは無く我々が広げているのかもしれませんね。と考えさせられました。 個人的には梨花が凄くいい味を出してると思います。 「世間」からしっかり外れて自分の頭で考えて「当事者」を見つめる姿がカッコよかった。 とても面白かったです。 なぎらさん、応援してます。 | ||||
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職場の図書用に購入しました。 | ||||
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積読したままになっていた噂の作品を、時間が出来たので読みはじめたら止まらず、結局半日棒に振って読了。 いや、棒に振るというと失礼なので、それら他の予定を差し置いて読欲が勝ったというところでしょうか。 小児性愛者が社会的にどうこうとか、そこじゃないんです。 「世間」という俗物に対しての「当事者」の足掻きや、それに対しての失望や絶望が非常に適切に表現されていて、 社会の協調性という下らない同調圧力を、国力を下げる為の没個性製造システムと考えている自分は、これは社会への一つの警笛であり、もっと深く考えるべきだと思います。 話の内容での人間の感情の表現が逸品で、最近読んだ中では本当に一切違和感感じることなく読み進めることが出来ました。 併せて桐野夏生氏の「残虐記」を読むことをお勧めします。 こちらも「加害者」と「被害者」の関係が「世間」と「当事者」でいかに乖離しているのかを強く書いている作品です。 | ||||
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この小説は、第1章から終章まで、6章で構成されている。しかしながら、メインとなるのは第3章で、他の章は、第3章までの伏線であったり、追記であったりする。小学生の頃に誘拐・監禁されたとして被害者とされる女性と、2週間一緒に暮らした犯人とされた青年の、心の葛藤を描いている。ストックホルム症候群ということだけでは説明がつかない。実際に、松田美智子著「女子高校生誘拐飼育事件」のノンフィクションでも描かれているように、保護を求めたり、逃走する機会はいくらでもあったのに、そうしなかった事実が書かれている。性的被害女性と犯人の間には、複雑な心理状態になるのかもしれない。 この2人が、今後幸せに・平穏に暮らしていってほしいとさえ思った。 | ||||
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ストーリーに引き込まれて、あっという間に読みきってしまいました。 | ||||
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話が進むにつれてどんどんつまらなくなります。作家さんの力量なのか編集サイドの無理なテコ入れなのかはわかりません。本屋大賞はレコー大賞みたいになって欲しくなかったです。 | ||||
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「ロリコン美青年と大人の女性である私」という構図は たしかにBLの発展形としては「よくぞ思いつきましたね」とは思うけれど この作品は、それをなんとか(一般的な小説としても)成立させんがために 他の道具立てを逆算的に揃え過ぎているだろうし そもそもが、この構図のために幼児性愛を扱うのは不埒でしかないでしょう。 その不埒さにはおそらく作者も自覚的であるので 言い訳として結末で「発育障害≒Xジェンダー/無性でした」的なところに逃げているわけで。 (やはりガチのロリではドラマとして問題があるから) これが同人誌であれば「ずいぶんと文学的な」とも褒められるでしょうが 文学であるならば「ずいぶんとBL的な」と言わざるを得ないです。 多くの人が書かれているように 筆力のある作家さんであるのだから こびりついてしまったBL的発想から脱却したものを読んでみたいなと思います。 | ||||
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池袋の書店でなぜか推されているが、とてもうすっぺらい内容で特筆すべき点は何もなかった。 内容は複数の有名作家の作品をごちゃまぜにして、ラノベレベルの文章力で書かれたような酷い小説だった。 作者がBL小説を一冊も書いていなかったら誰の目にも止まらない作品だっただろう。 | ||||
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文と更紗のやりとりがとても可愛らしかった。 重いテーマや難しいことは抜きで、2人の関係性が素敵でした。 私はこれが好き、これが大事、この人が好き、これさえあればいい、この人さえいれば私は自由になれる、生きていける、そんな風に私も潔く生きていきたい。 でも、それが難しいんですよね。 でも、少なくともこの本を読んでいる間は純粋に楽しくて気持ちよくて、あー、好きだなぁこの感じ、ていう素直な自分でいられました。 | ||||
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最初はただ本屋大賞を受賞してたから数年ぶりに読書もいいなと思って買っただけなのにひたすら読み耽ってしまった。 この本の登場人物ほどではないけれど、自分にも抱えている問題はあるし、世間はそれを受け入れてくれない。 その苦痛にそのすごい共感をしたし、更紗と文がお互いを救いあったようにを自分を救ってくれる人、また自分が支えてあげられる人と出会いたいと感じた。 | ||||
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最近は全く小説から離れていたのですが、ある作家がネット記事で面白かったと答えていたので、久々に興味が出て購入しました。 読了したものの、残念ながら特に何も、というのが率直な感想です。 一度読んだら終わりですね。 よい点は、文章が読みやすかったことです。作品に反発しつつも、最後まで読み進められました。分かりやすい平易な日本語でかかれているので、読みにくいということはないです。 反面、いろいろな面でイージーだな、と感じました。日本語が軽いから、主人公の気持ちの描写にあまり奥行きがない。 親族からの性的虐待の描写は、昔読んだ別の作家の、生きながら死ぬとはこういうことかと肉薄して伝えてくる、心臓をぎゅうぎゅう締め付けてきた文章には遠く及ばない。その他、昔読んだ小説と比べていろいろ思うところはあるけど割愛。 どなたかが少女漫画ってかかれていて確かにそうだなーと思いました。 この小説には、今まで読んで心に残った小説にあった、何度も読みたくなる情景、文章、新しい感動などはどこにも見つけられなかった。 これを読んで戦後派作家の作品や古典を読み直したくなりました。 | ||||
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正直、主人公に共感を持てない、私小説系純文学の こんな私を理解して系につらなる小説なのだろう 書店の店員はみんな繊細な人間で、彼らの感性と自分のガサツな感性は合わないと実感する 他の人のコメントにもあるがこの小説はノルウェイの森以降の村上春樹の亜流小説に過ぎないのではないだろうか? これを読むなら村上春樹のダンスダンスダンスまでの初期作品や太宰治の人間失格を読んだほうがいいと思う。 | ||||
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最初はカタカナ文字が出て来て、着いて行けず退屈さを感じた。ところが一行でストーリ展開がスパッと切替わり思わぬ展開に引き込まれる。でも途中は日常の心理状態が描かれていて人生の歩みがその人の必然として次の行動に連鎖していく。読む側としては、二人の歩みがどう展開するか、イライラしていると偶然に目の前に現れたり、人生長く生きると別の男女関係ができ、スクラップ&ビルドが繰り替えされる。読む側からすると男女が Happy end になって欲しいとなり、イライラして途中で章末を読んでしまった。でも吸引力の強いストリーで、3日間で読破してしまった。流石に20年度本屋大賞受賞作である。 | ||||
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9歳の頃に誘拐された主人公の少女が大人になり、たまたまその誘拐犯と出会ってしまってから、二人の関係がどんどん加速していくストーリー。 今まで読んだことのない不思議な展開に戸惑うと共に、それでもどんどん主人公の気持ちに共感してしまう。 世間の一般常識とかうわべの分析や、ましてやワイドショーのコメンテーターの発言など、当事者にとっては全く無意味だし、ホントにどうでもいいことなんだと言う気持ちにさせられた。兎角他人のプライベートに正義の鉄槌を振るいたがりの日本の社会に対し、一石を投じる一冊だと思う。 | ||||
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ちゃんと大人になった人、頑張って大人になった人にとってはこの主人公は共感できずにイライラするだろうし、大人になりたくない人、いつまでも子供でいたい人にはこの主人公(というかこの小説の世界)はとてつもなく刺さるだろう。そういう意味じゃ万人受けする話じゃないし、本屋大賞っていうのはちょっと違うかなあとも思う。お金がなければ心中に向かって突き進むしかないような話なんだけど、そこは大人の童話だからお金には困らないし、自分の好きなモノだけを大切にして好きな場所で好きな人と生きていける夢みたいな話。あとでBL作家ときいてなるほどなーと思った。 | ||||
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最初は、進みませんでしたが、だんだんのめり込み、一気に読みました。久しぶりの読書でした。 二人を応援したくなります。素敵だなと思いました。ぜひ読んでみてください。 | ||||
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久しぶりに一気に読み終えた一冊となりました。常識と非常識。普通の事と異常な事。って、誰がどう決めるんだろう?私の日常生活はどちらか?なんて考えながらも自分は自分でよいことに納得出来ちゃう良い作品です。 | ||||
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