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流浪の月
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流浪の月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全598件 341~360 18/30ページ
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即時キャンセル処理 | ||||
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優しいは残酷で、残酷は優しくて、優しいほど残酷で、残酷なまでに優しい。 | ||||
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名前の付けられない関係をテーマに据え、それを見事に描き切っており、本屋大賞受賞というのも頷けなくはない。 ただどうしても納得がいかない点が一つあり、手放しの高評価を躊躇ってしまった。 以下ネタバレ。 更紗の父親の死後、彼女の母親は育児放棄をするのだが、それに対してほんの少しでもその責を問うような言及がないことにどうしても納得がいかなかった。 更紗との生活を安定させるために、あるいは夫を失った悲しみをやり過ごすために、一時的に叔父夫婦のもとへ預ける、というのならもちろん理解も納得もできる。けれど、その後母親は更紗を迎えに行く様子は一切ない。環境の違う叔母家に馴染めないことは仕方ないし、従兄の仕業は当然許しがたいものだが、いわばその責任の一端は育児放棄をした母親にあるわけで、その責をほんの少しも問わないのは明らかに間違っていると思わずにはおれない。 責任を放棄した放蕩を、自由とは言わない。 そういった「間違った自由」を出発点にしているため、本作でたびたび語られる「自由」の意味が、どうしても飲み込みがたい、歪なモノに感じられてしまった。 世評が高いのも理解はできるが、納得はしかねる。ここまで出発点の間違った作品は、どうしても認め難かった。 | ||||
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何も問題有りません。満足しています。 | ||||
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この本で、新しい愛の形を見ました。 自分を理解してくれる人が1人でも居てくれる事に感謝。 見た目だけで、選んだ本だけど、よかった たまにはこういう選び方もありですね | ||||
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わかってあげたい そう思います いえ 分かるように 思います シキズリ込まれるように 読みました こんな生き方を 望む人は かなり 居ると思う 1人は寂しい でも 沢山の考えに 自分を殺して 付き合うのは 辛い だから 巡り合った 人 離してはいけない人 ゆったりと 生きていくために 必要な人 心から 笑い合える人 羨ましい | ||||
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久しぶりに、徹夜で一気に読める本でした。 自分の人生で出会った色んな人の色んな部分が 更紗や文、亮くんや谷さんなどに吸収されて まるで自分も作中の中にあるかのように まさに一緒に本の中を旅しました。 正しすぎる正義は、歪んでいるのと同じ。。 妙に納得のフレーズです。 メンヘラの話で片付ける人たちは、おそらくこの作品のホントの色は見えてこないでしょう そんな人達は、見かけリア充で、きっとFacebookなどやっていて うわべで付き合う”友達”がたくさんいるんだと思います。 人に言えない部分を少なからず持ってる人は きっと引き込まれると思います。 当人同士にとって、10年や15年はあっという間に遡れる時間です。 心地よい疲労と、自分の中の想い出に重なった余韻で朝を迎えました。 いい作品でした。 | ||||
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話に引き込まれて一気読みでした。 何を信じるのか、自分が今SNSで溢れている世界に生きているからこそ情報選択をしながら生活していくことの大切さや、本当に自分に見えているものが真実なのか疑いながら行動することの大切さを感じました。 とても面白い作品で非常に満足でした。 ただ、読む人によっては話が終始ハッキリせず読んだ後にモヤモヤする人もいると思ったので星3つとさせて頂きます。 | ||||
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一気に読みました。 難しい言葉もなくすっと入り込む文章。 私には悲しくて悲しくて力強い物語に思えました。 何があろうとも 生きていかなければ いけないんだとも感じました。 あまり本を読まない方にもおすすめかと思います。 ちなみに自分もめちゃくちゃ読書家では ありません。 普段レビューしませんが おすすめしたくてレビューします | ||||
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佐伯文 理解ポイント 身体的問題のため、男として自信が持てず、大人の女性を怖がり、そのため幼い人を好きになる。 ツッコミポイント 彼女出来てかなり愛されてるのに、幼い人が好きと言ってる。その状況で幼い人が好きと固執する理由がない。別の強い理由が必要。 しかも、イケメン、実際はロリコンじゃなくて小さいのが可愛いと思っているだけ、性的感情もない。 僕の思うロリコン(私見強め) ・モテない、ブサメン、だから幼い娘、反抗出来ない娘に興味が行く。 ・そうでなければ、どうしようもなくそういう性癖。外見が完璧であっても。 ロリコンって強烈なワード使ってるのに実際、全然違う。やり方がズルい。小さい子が可愛いと思うのは普通の感情。それをロリコンって言葉で言い換えるのはおかしい。 イケメンで幼い娘に性的感情ないのは設定が綺麗すぎる。都合よすぎ。というかただの子供好きのイケメン。 ロリコンで悩んでいる人が読んだら、理解してもらえると思ってたのに、裏切られた気分になると思う。 谷さん(彼女)への対応 ・ロリコンってわかってからもお土産を買って会いに来てくれてるのに、幼い娘しか好きになれないといって別れる。 ガチのロリコンならわかるけど、違うのに。 そして更紗が好きなのに付き合わず、そういうのじゃないと言う。 だったら、谷さんとちゃんと付き合って更紗とは恋愛感情とかじゃなくて的なことで出来るはず、谷さん可愛そう。←私見強め 更紗の亮くんへの対応 ・亮くんに殴られて、警察が助けに来たのに警察に亮くんを突き出さない。 ・亮くんは更紗に頭を割られて、流血して更紗にやられましたと言っているのに警察は取り調べで痴話喧嘩ですねみたいな感じで更紗を捕まえない。あり得ない。捕まったらもっと面白かったのに。 ・そんな状況なのに次の日、更紗は亮くんの見舞いに行ってる。普通、怖くて行けない。それかむちゃ罪悪感があるはず流血させているんだから。更紗の精神はぶっ飛んでいる。 ・恋愛感情ないとか言ってる割に文と更紗はイチャイチャしてる。 ・好きだけど恋愛感情はないといってるのは性的関係持っていないだけで、ほぼやってることは恋人。むしろ体だけの関係の方が恋愛感情はないと思う。 全体的に文も更紗も周りの人の気持ちを考えていない。 好きなようにすればいいと言って、ストーカーと疑われる人をとなり住まわせる。恋人の気持ちを一切考える思いやりがない。疑われて当然。 更紗も一緒に住んでいないとはいえそう思われるのはすぐわかるはず。 文も更紗も自分の都合でいろんな人を傷つけている。 亮くんの暴力はダメだけど、傷つくだろうなと思う。 谷さんは何も悪いことをしてない。むしろ辛い思いをして診療所で知り合った文に救われたかったのに、捨てられて一番の被害者だと思う。 目線を変えれば違って見えると思う。 色々考えられたから読んでよかったのかな。 | ||||
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要約すると、家内さらさちゃん誘拐事件の犯人と被害者の事件当時と事件から10数年経った頃の話です。 この事件は「世間的には」大学生だった佐伯文が当時9歳だった家内更紗ちゃんを2カ月誘拐した。という事件です。 書評に入ります。 二人の関係性というのがこの小説の大きなテーマだと思いますが、私はもっと大きな話でいうと「形の無い物の定義」を凄く問われたように感じます。 「愛」や「夢」や「優しさ」 どれも身近にありながら、どれも正解なんてない物です。 世の中に本物の愛なんてどれくらいある? よく似ていて、でも少し違うものの方が多いんじゃない?みんなうっすら気づいていて、でもこれは本物じゃないからと捨てたりしない。本物なんてそうそう世の中に転がってない。だから自分が手にしたものを愛と定めてそこに殉じようと心を決める。それが結婚かもしれない。 これは本文の言葉ですが、誰も「正しい愛」なんて知らないはずなのに、自分の「愛」は少しずれてる。と感じるのが人間の面白いところでもあり、この本を読む上で大事なポイントかなと思います。優しさや夢に関しても同じです。 言葉の持つ意味の広さは、元々のものでは無く我々が広げているのかもしれませんね。と考えさせられました。 個人的には梨花が凄くいい味を出してると思います。 「世間」からしっかり外れて自分の頭で考えて「当事者」を見つめる姿がカッコよかった。 とても面白かったです。 なぎらさん、応援してます。 | ||||
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職場の図書用に購入しました。 | ||||
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積読したままになっていた噂の作品を、時間が出来たので読みはじめたら止まらず、結局半日棒に振って読了。 いや、棒に振るというと失礼なので、それら他の予定を差し置いて読欲が勝ったというところでしょうか。 小児性愛者が社会的にどうこうとか、そこじゃないんです。 「世間」という俗物に対しての「当事者」の足掻きや、それに対しての失望や絶望が非常に適切に表現されていて、 社会の協調性という下らない同調圧力を、国力を下げる為の没個性製造システムと考えている自分は、これは社会への一つの警笛であり、もっと深く考えるべきだと思います。 話の内容での人間の感情の表現が逸品で、最近読んだ中では本当に一切違和感感じることなく読み進めることが出来ました。 併せて桐野夏生氏の「残虐記」を読むことをお勧めします。 こちらも「加害者」と「被害者」の関係が「世間」と「当事者」でいかに乖離しているのかを強く書いている作品です。 | ||||
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この小説は、第1章から終章まで、6章で構成されている。しかしながら、メインとなるのは第3章で、他の章は、第3章までの伏線であったり、追記であったりする。小学生の頃に誘拐・監禁されたとして被害者とされる女性と、2週間一緒に暮らした犯人とされた青年の、心の葛藤を描いている。ストックホルム症候群ということだけでは説明がつかない。実際に、松田美智子著「女子高校生誘拐飼育事件」のノンフィクションでも描かれているように、保護を求めたり、逃走する機会はいくらでもあったのに、そうしなかった事実が書かれている。性的被害女性と犯人の間には、複雑な心理状態になるのかもしれない。 この2人が、今後幸せに・平穏に暮らしていってほしいとさえ思った。 | ||||
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ストーリーに引き込まれて、あっという間に読みきってしまいました。 | ||||
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話が進むにつれてどんどんつまらなくなります。作家さんの力量なのか編集サイドの無理なテコ入れなのかはわかりません。本屋大賞はレコー大賞みたいになって欲しくなかったです。 | ||||
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「ロリコン美青年と大人の女性である私」という構図は たしかにBLの発展形としては「よくぞ思いつきましたね」とは思うけれど この作品は、それをなんとか(一般的な小説としても)成立させんがために 他の道具立てを逆算的に揃え過ぎているだろうし そもそもが、この構図のために幼児性愛を扱うのは不埒でしかないでしょう。 その不埒さにはおそらく作者も自覚的であるので 言い訳として結末で「発育障害≒Xジェンダー/無性でした」的なところに逃げているわけで。 (やはりガチのロリではドラマとして問題があるから) これが同人誌であれば「ずいぶんと文学的な」とも褒められるでしょうが 文学であるならば「ずいぶんとBL的な」と言わざるを得ないです。 多くの人が書かれているように 筆力のある作家さんであるのだから こびりついてしまったBL的発想から脱却したものを読んでみたいなと思います。 | ||||
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池袋の書店でなぜか推されているが、とてもうすっぺらい内容で特筆すべき点は何もなかった。 内容は複数の有名作家の作品をごちゃまぜにして、ラノベレベルの文章力で書かれたような酷い小説だった。 作者がBL小説を一冊も書いていなかったら誰の目にも止まらない作品だっただろう。 | ||||
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文と更紗のやりとりがとても可愛らしかった。 重いテーマや難しいことは抜きで、2人の関係性が素敵でした。 私はこれが好き、これが大事、この人が好き、これさえあればいい、この人さえいれば私は自由になれる、生きていける、そんな風に私も潔く生きていきたい。 でも、それが難しいんですよね。 でも、少なくともこの本を読んでいる間は純粋に楽しくて気持ちよくて、あー、好きだなぁこの感じ、ていう素直な自分でいられました。 | ||||
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最初はただ本屋大賞を受賞してたから数年ぶりに読書もいいなと思って買っただけなのにひたすら読み耽ってしまった。 この本の登場人物ほどではないけれど、自分にも抱えている問題はあるし、世間はそれを受け入れてくれない。 その苦痛にそのすごい共感をしたし、更紗と文がお互いを救いあったようにを自分を救ってくれる人、また自分が支えてあげられる人と出会いたいと感じた。 | ||||
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