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流浪の月
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流浪の月の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全623件 461~480 24/32ページ
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| 読み終わったら、更紗と文の幸せを願わずにはいられない。 世の中の真実と個人による事実の解釈とは大きく違う。人は皆、自分独自のレンズを通してしか世の中を解釈することができない。更紗と文は自分たち以外の全ての人たちのレンズの歪みで苦しんでいる。 だが、梨花ちゃんの存在が素晴らしい。世の中に理解されない更紗と文の全てを、全身全霊で理解する梨花ちゃんのおかげで二人はとても幸せだと感じた。 梨花ちゃんと並ぶ二人の味方は、目立たないが阿方さんだろう。ビルのオーナーとして、そしてバカラグラスを通じて二人を支えているように感じられた。世の中敵ばかりのように見えても、見えないところに理解してくれる人はいるものだ。 | ||||
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| 本屋大賞に外れ無しですね。文君の生き方現実にありそうですね。 | ||||
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| 他のレビューにもあるように確かに読んでいる最中は主人公や周囲の人の行動や言動に少しイラついたり、不自然さを感じる場面も多く、読み進めるのに抵抗を感じたときもありましたが、私自身は最後まで読むと、なるほどこういうこともあるかも、と納得しました。 途中であまりいらいらせずに最後まで読むことをお勧めします。 | ||||
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| 本屋大賞受賞作ということで購入しました。 正直、貶すほど悪くはないが、絶賛するほど面白くもない。 テーマ自体は悪くないように思います。 また、主人公以外の登場人物も当たり前の日常を当たり前のような顔をして生きながら各々にコンプレックスを抱えている様子が描写されており、極端でなければリアルな気もしました。 けれど、世間的には元誘拐犯と元被害者となった二人が再会して当たり前に関わりあうのは無理があるように思いました。 サクサク読めたという感想が多いように、文章自体はおそらく読書習慣があまりない人にも読みやすい文章です。その反面、わかりやすい文章に時折出てくる性表現や人間の身勝手さのチグハグな感じが個人的には気持ちが悪く、何度も読むのを止めました。 正直好き嫌いの分かれる作品であると思います。個人的には嫌悪感まではないものの面白いとは思えませんでした。 | ||||
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| 私は、この作品を最後まで興味深く読了しました。 他の作品も読みたくて、前作と次作も求めました。 評価するもの、批判的なもの、たくさんの投稿があります。 のべ四百を超える投稿の評価総体が、本作の客観評価を物語るように思います。 評価カーブの傾きも健全なように感じました。 | ||||
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| 長い自粛ゴールデンウィークに読もうと購入しました。 ちょっと重い内容だなーと思いながら、最後の深い関係に何とか救われました感じです。 読書が得意ではない、時間のかかる私が一気に読めたので、もしかして引き込まれていたのでしょうか。 | ||||
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| 夜中に読み終えたあと、興奮して寝付けませんでした。このような出会いがあるから読書はやめられません。 | ||||
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| 物事を一方向だけから観ていては気づかないこともある。 大半の人間は想定外が嫌いだから、特殊な事例は考えたくもなく、お決まりのパターンにハメようとする。 だがしかし、「世間は僕たち私たち二人の特殊な信頼関係を分かってくれない」ということを伝えたいがあまり、無理やり理解のない周りの人達を作ってる感も否めない。 世間の人はそんなに馬鹿じゃない!話せば解ってくれる人もいる!と思いたい。希望も込めて。 | ||||
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| あっという間に読み終えました。いつまでも心に残る作品です。 ずっと傍に置いておきたい本です。 | ||||
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| 子供時代の天真爛漫さはしょうがない。しかし、大人になって後ろばかり見ている主人公にイラつく。読み進む につれ、面倒くさい女だなーとあきれる。自分の人生を豊かなものにするための知恵を出せと、男の私はすぐ問題 解決を提案する。しかし女性の読者は主人公に強く共感するのだろう。その結果が本屋大賞を獲得したのかも知れ ない。 実際、出版社の分析では本書に対する1位支持率が男性の約25%なのに対し、女性ではおよそ75%と圧倒的な数 字であった。終盤でようやく心がつながった二人の姿を想像し、唯一、救われたような安らぎを覚えた。 —蛇足— 2004年~2020年の本屋大賞で大賞を獲得した男性作家は6名、女性作家が11名です。女性の琴線に触れる作品が 選択されるようです。 | ||||
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| 淡々と語るような文章は、一人よがりではなく好感が持てました。 昨今、特にネットは誤字脱字、読み間違い使い間違い何でもありの無法地帯。 「違うだろ」と思った時点で記事を読むのを止めてしまったり動画も止めてしまいます。 上手下手ではなく字が汚かったり、日本語の使い方を間違える日本人ってどうも信用できないんですよね。 作品は好みだったし、ストレスもなかったので一気に読んでしまいました。 読書の良さを再認識させてくれた1冊です。 | ||||
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| どう小児性愛に正当性をつけるのだろう?と期待して読んでいたらそういうオチか…。であれば、新しさのない、よくあるモチーフの物語に留まってしまったなと思います。 性愛をもたない関係性、恋ではない感情でも幸せに添い遂げられるということは、何ら珍しくないですよね。事件の加害者被害者に対するデジタルタトゥーの根深さに関しても、描かれ方が中途半端ですし、どこにも新しいものを感じない作品でした。 | ||||
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| 展開画気になって一気に読んでしまいました。 家族と他人の関係の中で、タイトルのように流される2人の主人公が哀れで、羨ましくもあります。 | ||||
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| 一気に読み終えて、涙がでました。誰に理解されなくても不条理でも一緒に生きることを選ぶ2人。世間の常識のそとにあってもお互いを必要とする魂に心を鷲掴みされました。2人の行く末が穏やかでありますように願わずにはいられません。 | ||||
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| 引き込まれました。とにかく読んでみて欲しい。 | ||||
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| 前評判通りの秀作であった。 最後の結末で少しホッとすると共に温かい気持ちになれた。 | ||||
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| 小児性愛者とさらわれた少女の物語――だが,実体はどうか.みな,一人ひとり,だれにも打ち明けることが出来ないものを抱えている.というより,打ち明けられる人が誰もいないということか. 人はみな,理解できないことが怖いから,自分のフィルターで無理やり解釈して,同情したり,嫌悪する.自分勝手な解釈を,押し付けているのだ.多くの人は,それを自覚していない.だから,難しく,虚しい.分かり合えないということが,分かるということが,たまらなく虚しい. こういった人間の間違え方は,コンビニ人間や俺ガイルでも描かれている.特にコンビニ人間と本書の在り方は近いと思う.しかしこの本は,至って普通のありきたりな人間が,自分(の身の回り)におきた大きな悲劇によって,精神的に追い込まれ,さらなる悲劇に巻きこまれていく様子が描かれている.そういう意味では,大なり小なり,多くの人に起こりえる物語である. 先入観がテーマであると言える.実際,更紗の視点から見れば,文は最初からほとんど最後までロリコンとして描かれているし,読者(私)もそれを疑わなかった.様々な状況証拠がそれを裏付けていた.というより,それらを勝手に証拠だと勘違いして,自分勝手な解釈を押し付けていた,ということになる.「普通はこうだろう」という,自分の中,いや,世間の常識というフィルターで捻じ曲げて解釈していただけなのだ.そういう気づきを与えるという点でも優れた描き方がなされている. 話しは少しずれるかもしれないが,例えば性の喜びおじさんや,発狂しているおばちゃんをナンパした,というYoutube動画にあるように,外から見ると「なんておかしい人」と思える人が,実際に面と向かって話してみると,ちゃんとコミュニケーションが取れたりする.人それぞれ,抱えているものがあって,それは必ずしも肉体的なものでなく,精神的なものであったりする.それを勝手に解釈することの卑しさを,思い知らされる.お互い,ただの人間.無条件に人と人が出会う.そういうおおらかさを忘れずに生きていきたい. この物語は,ある意味悲劇のように思える.しかし,誰も自分を理解できないと思っていた世界の中で,たった一人でも,自分が信頼出来て,相手も自分を信頼して,理解してくれる.自分のすべての悩みを打ち明けられる.そういった人間に出会えたということは,奇跡なのではないかと思う.たぶん,普通に生きていても,そういった人間に出会える可能性はほとんどない.一見幸せそうに見える人々でも,何かを抱えて生きている.そういった荷物をお互いで支えて,無条件に軽快に,お互いを信頼している.そういった素晴らしい関係性を得られたことは,二人にとって神様のプレゼントではないかなとも感じた. P.S. 批判的レビューを見ていると「更紗はもっと自分を主張すべき」や「優柔不断すぎる」という表現をよく見る.これらは,この本で描かれている「話し合っても分かり合えない人々」あるいは「自分の常識を押し付ける人々」が,現実世界に存在することの証明として,一役買っているという点で興味深い. | ||||
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| とても、素敵な内容の本でした! | ||||
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| こんなに止まらなくなった作品は初めてだった。個人的に、サラバに並ぶ忘れられない本になった。 | ||||
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| 物語の流れ、言葉の表現が素晴らしかったです。あっという間に読めました。 | ||||
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