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訣別



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【この小説が収録されている参考書籍】
訣別(上) (講談社文庫)
訣別(下) (講談社文庫)

訣別の評価: 4.42/5点 レビュー 24件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.42pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

年月と共に

巨匠と呼ばれた作家でも、齢を重ねると小説の切れ味が鈍くなる・・・とは考えたくないものの、R.B.パーカーしかりD.フランシスしかり、若い頃の情熱や想像力が失われていく物なのか。それとも、読み手が妙に慣れて肥えてしまっただけなのか。だが以前ならば、途中で伏線と結末が判ってしまう事は無く、予想を裏切られる結果が楽しく、心を躍らせながら最後まで読み切った後は、舞台や映画や食事にも共通する、素晴らしい余韻を感じられた物でした。
さて、作家が齢をとったのか、読み手の私が齢を取ったのか、それとも主人公が齢を取ったがために、その肉体的・精神的限界のリアリティを求めるがゆえに、かつての張りつめた行動が無くなったのか。
とはいえ、読む価値のある本であることは間違い無く、損をしたとは思いません。内容は割愛させて頂きます
訣別(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:訣別(上) (講談社文庫)より
4065123100

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