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地下道の少女
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地下道の少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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真冬のストックホルム、バスに載せられた43人の子供が町中に捨てられた。 一方、病院の地下通路で顔をズタズタにされた女性の死体が発見される。 ううむ、なんか微妙だなあ。 警察側の動向と地下に住むホームレスの話が交互に語られる趣向は、読み進めたくなる牽引力は確かにある。 社会に見捨てられた者たちの生活や心理も興味深い。 でも、これはリアルな警察小説ではあっても、ミステリではないだろう。 殺人の真相と犯人は途中で丸わかりである。集団で棄てられた子供たちは、 誰もが性奴隷にするための人身売買を予測するだろうが、実体はもっとひどい。 大量捨て子事件の真相と高福祉国家にも見捨てられた人たちがいるという事実は、かなりの衝撃だった。 読む価値はある。 社会派ルポのような味わいで、エンタメには程遠い。 主人公のエーヴェルト警部の妻は、事故で頭部に受傷してまともに会話できない状態が二十年以上続いている。 警官にも家庭に事情を抱える人はいるだろうが、主役にここまで重い設定を背負わせる必要があったのか。 全体に重苦しく、陰陰滅滅としている。これが北欧ミステリの特色なのか。 明るくなりようのない話ではあるのだが。「87分署」のような娯楽作を期待する人には、お勧めできない。 | ||||
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何テーマにしてるのか不明。 | ||||
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