■スポンサードリンク


魔眼の匣の殺人



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
魔眼の匣の殺人
魔眼の匣の殺人 (創元推理文庫)

魔眼の匣の殺人の評価: 3.81/5点 レビュー 113件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 61~73 4/4ページ
No.13:
(4pt)

明智先輩を復活させて下さい!

面白くて、一気に読んでしまいました。

ただ、前作のような斬新さはなかったのが残念。
作者の今村さんにお願いです!明智先輩を復活させて下さい!彼を復活させることで、斬新さが生まれます!

よろしくお願いします。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.12:
(4pt)

屍人荘の殺人の第2弾

屍人荘の殺人の第2弾です。今回も一気読みです。シリーズ化するようで楽しみです。今度の舞台は山の中の一軒家で、クローズドサークルです。正統的なミステリであり、謎解きのヒントは基本的に文章中に記されています。もう一度読み返したくなります。そのうえで、超能力となぞの組織(斑目機関)も重要な要素となっています。
星が5ではないのは、殺人の動機がやや強引であり、あまり納得感がないことです。また、やはり明智さんの不在は大きいです。剣崎さんはスーパーウーマン(容姿端麗、天才)すぎるので、葉村君では相棒としては物足りない感じがします。剣崎さんが葉村君を相棒として選んだ理由もよくわかりません。
何とか、明智さんを復活させてもらいたいです。無理なら、明智さんの兄弟や親戚でどうでしょうか。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.11:
(4pt)

面白いですが

絶対に当たるというどこで何人が死ぬかという予言。
ただし誰がという事までは明確にされないので互いが疑心暗鬼になって殺人が起こる。
一言で言えばこういうあらすじですが
根本的に疑問なのは、「誰が死ぬか」ということは明言されないまでもあらかじめ決定されているのかいないのか。
ストーリーは決定されていないという前提なので成立していますが、あらかじめ決定されているのであれば
この物語は成立しません。
その辺のモヤモヤ感が少し気になりました。
でも楽しめました。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.10:
(5pt)

期待通り

前作は屍人、今作は予言。
特殊設定が付与されたクローズドサークルものです。
読みやすさも、驚きも前作通りです。
あっという間に読み、腰を抜かした後、深夜にもかかわらず寝れなくてこのレビューを書いています。
前作が楽しめたなら、今作も間違いなく買いですよ。
前作が楽しめなかったor未読なら、買ってはいけません。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.9:
(5pt)

最後の最後まで

絶対確実な予知能力を持った二人の女性を中心に、その予知能力を信じて狂わされた人たちの一種の殺し合いを主人公が解き明かすといったもの。
 「殺人事件」の犯人当てについては驚愕といったほどの要素は少ないなと思って最終章に入ると、最後の最後での駆け引きというか幕引きに息をのまされます。

 続刊の構想はすでにできているようで、今から楽しみです。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.8:
(5pt)

このミステリーもすごい!

まさか続編が出てくれるなんて!
ありがとうございます、本当に…。誰に言ってるか分からないですが、やはり一番は今村先生に。
今作も素晴らしかった。
「屍人荘」と同様、伏線に全く無駄がない。全てが見事に繋がっています。
途中、少し動機に無理があるように感じ、ちょっと強引かな?と思いましたが、後に納得。この点は色々ご意見あるようですが、私は「そういう事か!」と十分腑に落ちました。
この「ホワイダニット」は凄い。「ああ!そうか…そうだったのか、だから…」と、ただただ唸るばかり。
最後の最後まで、もう感嘆のため息しか出ませんよ。
今後の大きな楽しみが出来ました!!
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.7:
(4pt)

ミステリー愛好会シリーズ第2弾‼

前作「屍人荘の殺人」に引き続き密室での殺人をテーマにしている今作。
やはりこのシリーズはライトに作られている関係か、序盤のとっつきやすさ(読みやすさ)が本当に好みです。

・葉村と比留子のやり取り
・預言者と予知者の真相
・班目機関の研究内容
・展開の秀逸さ
などなど、見どころが沢山あり、ミステリーに読み慣れていない幅広い層の方にお勧めできます!

★4の理由として、前作ほどの衝撃はなく、前作の問題点の一つであった動機に重点を置いたせいかトリックの面白さについて少し物足りなさを感じました。
ただ後半にある比留子の推理は勢いがあり、読んでいて気持ちのいいものがあります。

このシリーズはまだまだ続きそうですし、自分としては葉村と比留子のペアは好みなどで班目機関を追いつつワトソン・ホームズとしての関係性を深めてほしいと思っています。
ミステリー界の新生として名を挙げている今村昌弘、過去作から気になっている方は是非一読を!
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.6:
(5pt)

驚異のどんでん返し

デビュー作の屍人荘の殺人が大ヒットしたために、今回の2作目はハードルがMAXまで上がっていて作者にとってもかなりのプレッシャーだったと思う。そんな中で見事に読者の期待に応えた作品といえると思う。

前作はクローズドサークルの作り出し方の斬新さがヒットの最大の要因だったが、今回の作品の魅力は洗練されたトリックと、終盤での見事な伏線回収。そして最後の最後に驚異のどんでん返し。
「どんでん返しの帝王」の異名を持つ中山七里にもひけを取らない。
本格ミステリの完成度という尺度で考えるのであれば前作を間違いなく超えている。

この作品は作者が決して一発屋ではないということを自らの力で証明してみせた傑作である。

今から次回作が楽しみで仕方ない。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.5:
(4pt)

面白いことには間違いないが

今回も面白くあっという間に読めました。
ここから少しネタバレになりますが…
説得力もありクローズドサークルでの殺人における不自然さや必然性などの動機付けは素晴らしいのですが
その答えとして作者が思うホワイダニットに向けて少し強引に話を作っている感じがして犯人の動機が少し無理矢理な感じがしました。最後のどんでん返しに興奮を覚えつつもそのエピソードのせいでより強引に感じたのかもしれません。
橋を燃やしたのが村人ではなく中の人であればもう少し説得力が出たのかなとも思い…サキミの予言の力が絶対的なものであるものの運任せな計画感が感じられたので、個人的には前作の方が動機やクローズドサークルが発生する状況をすんなり受け入れられた気がします。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.4:
(5pt)

感嘆の謎解きワールド

神がかった的中率をもつ予知能力者の老女が住む山奥の寒村をおとずれた複数の男女が、電話も通じず外界へと唯一つながる吊り橋も焼け落ちた閉鎖空間で、不可思議な殺人事件に巻き込まれる本格推理。主人公の探偵役が前作『屍人荘の殺人』と同じ男女の大学生にくわえて、ゾンビテロに関わる斑目機関という組織もふたたび登場する。どうやら綾辻行人の舘シリーズが、中村青司という建築家の手になる舘での事件を描きつづけたと同様に、この学生コンビによるシリーズは、斑目機関による怪しげな研究の軌跡をたどる“まだらめ”シリーズともいうべきものになっていくようで、今後の展開にも期待をもたせる。

怒濤のようなゾンビの大群によってつくられた、前作の密室空間のような異様さはなく、本作の方が、ミステリ読者の読みなれたクローズドサークルものの体をなしている。しかし、こちらも予言や予知能力といった、ホラーやSFで扱われるような題材を組みこんでいる。青春ノベル的な登場人物のキャラや語りのため、不可思議な物語に強いリアリティや神秘な雰囲気をかもし出すほどの熟成はみられないが、そうした怪奇性や神秘性をもった設定やガジェットも、すべてより複雑で斬新・奇抜な謎解き空間を構築するための要素として、徹底的に生かし抜かれているのには感嘆させられる。重層する構成と論理、そして意外性と、推理以外の小説としての味も求めたいと思う贅沢心も吹き飛ばされてしまうほど、精緻にねられ考え抜かれた謎解きワールドの面白さに圧倒されてしまった。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.3:
(5pt)

サバの照り焼きこそ本格推理だ。

前作の評価が良かっただけに、プレッシャーもあったかと思いますが、高くなったハードルを乗り越えてくれた作者様はホントに素晴らしいの一言です!!
気付いたら時間が過ぎていて、めくるページが無くなっていました。ついつい一気読みです。

以下、もしかしたらネタバレ?




前作と比べ、より本格派となり、登場人物の様々な思惑と予言、偶然が絡み合い、それが殺人に繋がっていく様子は、読んでいてとても引き込まれました。
また、クローズドサークルものにおける相互監視の重要性と危険性が上手く取り込まれているのには思わず舌を巻きました。

今回はより一層「ホワイダニット」に焦点があてられているように感じました。
かといって「ハウダニット」「フーダニット」が疎かになっているわけでもなく、しっかり納得の出来る解決をしてくれました。

また、キャラクターもより掘り下げられていて、主人公とヒロインの関係も今後どうなるのかとても楽しみです!
なにより終章で明らかになる、とある事実に「マジか!?」となりました(笑)
是非前作と併せてお読みください。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.2:
(5pt)

前作より◯

屍人荘はアイデアは画期的だったものの、ミステリとしての難点がたくさんあった。今作はそれを見事に改善できていた上に、またしても奇想を練りこんでいる。奇想である予知能力が本物かどうかもしっかり検討されてるのが◎。
前作で上がりまくったハードルをしっかり飛び越えてきた、ミステリとして素晴らしい出来でした。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962
No.1:
(5pt)

新しいミステリーの開拓者!!

前回に引き続きクローズドサークル➕特殊な環境かにおけるミステリーになります。
まぁ前回がかなり衝撃的であり、これ以上の非日常は当然ありませんが、まさか、アレをあんな風にしてしまうとは。何を言ってもネタバレになってしまいます。
この作品ては何故殺人が起こるのかというミステリーの根幹の部分に面白さがあり、恐らく他の作品では体験した事のない衝撃を味わう事が出来るでしょう!!
巻末、嬉しい結びが(笑)待ち遠しいなぁ。
魔眼の匣の殺人Amazon書評・レビュー:魔眼の匣の殺人より
4488027962

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!