狩人の悪夢

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評判

狩人の悪夢の評価:

3.89/5点 レビュー 36件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 1〜20 1/3ページ
No.51
(4pt)

まあまあ楽しめた

臨床犯罪学者・火村英夫と推理作家・有栖川有栖が登場する作品としては二冊目、作者の著作全体では三冊目に当たる。プロットはよく練られており、謎解きにも無理がない。登場人物が限られているため、密室に近いシチュエーションが効果的に生かされている。ところどころ「本当にこんなことが現実に起こり得るのか」と思う場面もあるが、丁寧な語り口のおかげで最後まで物語を楽しむことができた。
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.50
(4pt)

はじめての有栖川有栖

読者への挑戦、こそないもののしっかりと推理の糸口が揃っていて面白かったです。ちゃんと状況証拠やアリバイだけで解けます。
ただ、殺害方法や凶器の隠蔽については説明が少なくやや消化不良です。
とはいえキャラクターも魅力的で舞台構成もシンプルなのでとても楽しみやすかった!
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555
No.49
(4pt)

はじめての有栖川有栖

読者への挑戦、こそないもののしっかりと推理の糸口が揃っていて面白かったです。ちゃんと状況証拠やアリバイだけで解けます。
ただ、殺害方法や凶器の隠蔽については説明が少なくやや消化不良です。
とはいえキャラクターも魅力的で舞台構成もシンプルなのでとても楽しみやすかった!
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.48
(3pt)

悪くないのだけど今回は好みではなかった

京都府亀岡市の郊外、落雷による倒木で道路が塞がれてしまった夜、2件の殺人事件が起きます。たまたまそこにあるホラー作家のうちに招待されていたアリスが居合わせ、後から火村教授が合流するといういつものパターンです。クローズドサークルとなった現場、カチカチとパズルをはめていくような推理がいかにも新本格らしい作品に仕上がっています。

個人の好みですが、結論から言うといまひとつでした。
他の方のレビューを読んで興味深いと思ったのは、前作「鍵のかかった男」を評価されない方はこちらの評価が高いことです。私は逆に「鍵のかかった男」の方が好きでした。
これはたぶん自分が犯罪に至る動機を描いた人間ドラマや情緒的な面を重視した作風が好きだからだと思います。ロジックと謎解き重視のミステリはどうしても非現実的になり理屈っぽい感じがしてしまいます。いかにも新本格が好きな方はそのあたりの理系的なクールさがたまらないのだと思います。

登場人物があまり好きになれなかったのも一因でした。ホラー作家の白布施は気取ったアクの強さが鼻につき、オーベルジュ経営者夫妻は古いタイプの保守的な親みたいで、夢遊病のような夢中歩行の症状があるイラストレーターもあまりお友達になりたいタイプではありません。彼らの言動がなんだか気に障るので、読んでいてあまり楽しい感じがしなかったのだと思います。
まったく個人的な好みということで、すみません。

あとに「インド倶楽部の謎」と「カナダ金貨の謎」が控えているので読み続けていきたいです。
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555
No.47
(3pt)

悪くないのだけど今回は好みではなかった

京都府亀岡市の郊外、落雷による倒木で道路が塞がれてしまった夜、2件の殺人事件が起きます。たまたまそこにあるホラー作家のうちに招待されていたアリスが居合わせ、後から火村教授が合流するといういつものパターンです。クローズドサークルとなった現場、カチカチとパズルをはめていくような推理がいかにも新本格らしい作品に仕上がっています。

個人の好みですが、結論から言うといまひとつでした。
他の方のレビューを読んで興味深いと思ったのは、前作「鍵のかかった男」を評価されない方はこちらの評価が高いことです。私は逆に「鍵のかかった男」の方が好きでした。
これはたぶん自分が犯罪に至る動機を描いた人間ドラマや情緒的な面を重視した作風が好きだからだと思います。ロジックと謎解き重視のミステリはどうしても非現実的になり理屈っぽい感じがしてしまいます。いかにも新本格が好きな方はそのあたりの理系的なクールさがたまらないのだと思います。

登場人物があまり好きになれなかったのも一因でした。ホラー作家の白布施は気取ったアクの強さが鼻につき、オーベルジュ経営者夫妻は古いタイプの保守的な親みたいで、夢遊病のような夢中歩行の症状があるイラストレーターもあまりお友達になりたいタイプではありません。彼らの言動がなんだか気に障るので、読んでいてあまり楽しい感じがしなかったのだと思います。
まったく個人的な好みということで、すみません。

あとに「インド倶楽部の謎」と「カナダ金貨の謎」が控えているので読み続けていきたいです。
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.46
(1pt)

ロジック・・・どこが?

様々な可能性のひとつを前提において次の論理を展開することを繰り返しているだけ。その他の可能性もたくさんあるじゃない、なぜその可能性だけを大前提におけるの?そして、その極めて怪しいたった一つの可能性だけを唯一の正解として、そこから論理を組み立てる。それも一回や二回ではなく、すべてがこのやり方。また、これはいみじくも作中の登場人物も言っていたのだが、物証ゼロ、ロジックも無理筋(その可能性だけが残るわけではない)で、犯人が自供するって。探偵さんの論理に対して「そんなのは屁理屈だ」と「犯人」が言ってましたが、読みながらこちらもそう思いました。これをミステリと言ったらアカンと思います。私が読めていないだけなのか???
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555
No.45
(1pt)

ロジック・・・どこが?

様々な可能性のひとつを前提において次の論理を展開することを繰り返しているだけ。その他の可能性もたくさんあるじゃない、なぜその可能性だけを大前提におけるの?そして、その極めて怪しいたった一つの可能性だけを唯一の正解として、そこから論理を組み立てる。それも一回や二回ではなく、すべてがこのやり方。また、これはいみじくも作中の登場人物も言っていたのだが、物証ゼロ、ロジックも無理筋(その可能性だけが残るわけではない)で、犯人が自供するって。探偵さんの論理に対して「そんなのは屁理屈だ」と「犯人」が言ってましたが、読みながらこちらもそう思いました。これをミステリと言ったらアカンと思います。私が読めていないだけなのか???
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.44
(3pt)

ロジカルな推理

2017年に出た単行本の文庫化。加筆修正されているという。
火村英生と有栖川有栖のコンビが活躍する長編推理小説だ。
 あくまでも論理だけで犯人を絞り込んでいく過程がよくできている。
 それから、火村の悲哀と、それに対する救いのようなものも読みどころ。
 探偵小説としては、しかし、それほど傑出したものではないように感じた。
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555
No.43
(3pt)

ロジカルな推理

2017年に出た単行本の文庫化。加筆修正されているという。
火村英生と有栖川有栖のコンビが活躍する長編推理小説だ。
 あくまでも論理だけで犯人を絞り込んでいく過程がよくできている。
 それから、火村の悲哀と、それに対する救いのようなものも読みどころ。
 探偵小説としては、しかし、それほど傑出したものではないように感じた。
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.42
(4pt)

論理を徹底

著者が得意とする論理で徹底的に犯人を追い詰めていくスタイル(短編「スイス時計の謎」や「モロッコ水晶の謎」など)を、長編としてさらに磨き上げています。
ほんの些細なことで申し訳ないですが、那須与一が老武者を射たのは本人の意思ではなくて源義経の指示ですね。義経は元服まで大和や京で過ごしたと言われているので、厳密には東国人というわけではないかなと思います。
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555
No.41
(4pt)

論理を徹底

著者が得意とする論理で徹底的に犯人を追い詰めていくスタイル(短編「スイス時計の謎」や「モロッコ水晶の謎」など)を、長編としてさらに磨き上げています。
ほんの些細なことで申し訳ないですが、那須与一が老武者を射たのは本人の意思ではなくて源義経の指示ですね。義経は元服まで大和や京で過ごしたと言われているので、厳密には東国人というわけではないかなと思います。
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.40
(2pt)

あり得ない?いや、有り得るでしょ。

他のレビューにもある通り、大音量で音楽をかけておき、自身はその部屋を出るのがなぜ有り得ないのか?有り得るでしょ。
作者が火村のキャラに甘えてる感が強い。先に犯人は○○だと名指しし、その後にそうである論理的根拠を述べるなら納得できるが、そうはせずに当人の眼前でネチネチと論理(上記もあるので100%論理的とは言えないが)を展開し、自分はお前を狩っていると言う火村は不快なだけで共感しづらい。火村のキャラに寄り掛かり過ぎじゃないかな‥
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555
No.39
(2pt)

あり得ない?いや、有り得るでしょ。

他のレビューにもある通り、大音量で音楽をかけておき、自身はその部屋を出るのがなぜ有り得ないのか?有り得るでしょ。
作者が火村のキャラに甘えてる感が強い。先に犯人は○○だと名指しし、その後にそうである論理的根拠を述べるなら納得できるが、そうはせずに当人の眼前でネチネチと論理(上記もあるので100%論理的とは言えないが)を展開し、自分はお前を狩っていると言う火村は不快なだけで共感しづらい。火村のキャラに寄り掛かり過ぎじゃないかな‥
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.38
(4pt)

気軽に読める?安定の本格シリーズ

雷で大木が倒れ道路が不通となった結果のクローズドサークル物。
状況がちょっと特殊だが、こうしないと犯人が絞れないからそこは仕方ないところ。

犯人の設定や動機はなんとなく分かるし、事件を入り組ませる●の切断も、なんかあまりにも強引なロジックで作り物っぽい。

とはいえ、話はスムーズだし最後まで一気に楽しめた。
このシリーズは探偵役の氷室と助手役の有栖川の会話がメインになるが、初期の作品に比べて会話もずっとこなれてきて違和感なく読めるようになってきて、安定のシリーズとなっている。
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555
No.37
(4pt)

気軽に読める?安定の本格シリーズ

雷で大木が倒れ道路が不通となった結果のクローズドサークル物。
状況がちょっと特殊だが、こうしないと犯人が絞れないからそこは仕方ないところ。

犯人の設定や動機はなんとなく分かるし、事件を入り組ませる●の切断も、なんかあまりにも強引なロジックで作り物っぽい。

とはいえ、話はスムーズだし最後まで一気に楽しめた。
このシリーズは探偵役の氷室と助手役の有栖川の会話がメインになるが、初期の作品に比べて会話もずっとこなれてきて違和感なく読めるようになってきて、安定のシリーズとなっている。
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.36
(4pt)

なぜか動機に既視感・・・

有栖川有栖の作家アリスシリーズの長編である。
1年ほど積読になっていたのをこのほどようやく読了。

ちなみに帯紙には火村英生シリーズとあるが、まあ確かに探偵はこちらなのでこの呼称のほうが正しいのかも。
今回の舞台は京都府亀岡市のとある別荘地。作家アリスシリーズでは、有栖川有栖は事件が起きてしばらくしてから臨場、というのが常だが、今回はなんと殺人事件の第一発見者になってしまうという趣向。おっとり刀で京都府警の面々、そして火村が登場という流れだ。ちょっと面白い。

事件はというと、とある偶然から非常に範囲の狭いクローズドサークルものということになってしまい、操作が進むにつれいろいろ過去のいきさつが明らかになってきて、そして火村の推理が・・・というかたちになるのだが・・・。

論理的に可能性をつぶしていって最後に1つだけが残ったのなら、如何に非現実的にみえても、それが真実である、とは誰の言葉だったか。まさにそれを地で行く感じの推理劇で、いやちょっとえぇーと思う。しかし犯人はついに白旗を掲げ・・・ええっとですね、最後に明らかになるこの動機、なんだか既視感があるのです。のどに何かが引っ掛かった感じでとても気持ち悪い。単なる勘違いなのかもしれませんが、どうも読後感が悪かった。
いえもちろん、面白いミステリ作品なのは間違いないです。しかしなんなんだろう。
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555
No.35
(4pt)

なぜか動機に既視感・・・

有栖川有栖の作家アリスシリーズの長編である。
1年ほど積読になっていたのをこのほどようやく読了。

ちなみに帯紙には火村英生シリーズとあるが、まあ確かに探偵はこちらなのでこの呼称のほうが正しいのかも。
今回の舞台は京都府亀岡市のとある別荘地。作家アリスシリーズでは、有栖川有栖は事件が起きてしばらくしてから臨場、というのが常だが、今回はなんと殺人事件の第一発見者になってしまうという趣向。おっとり刀で京都府警の面々、そして火村が登場という流れだ。ちょっと面白い。

事件はというと、とある偶然から非常に範囲の狭いクローズドサークルものということになってしまい、操作が進むにつれいろいろ過去のいきさつが明らかになってきて、そして火村の推理が・・・というかたちになるのだが・・・。

論理的に可能性をつぶしていって最後に1つだけが残ったのなら、如何に非現実的にみえても、それが真実である、とは誰の言葉だったか。まさにそれを地で行く感じの推理劇で、いやちょっとえぇーと思う。しかし犯人はついに白旗を掲げ・・・ええっとですね、最後に明らかになるこの動機、なんだか既視感があるのです。のどに何かが引っ掛かった感じでとても気持ち悪い。単なる勘違いなのかもしれませんが、どうも読後感が悪かった。
いえもちろん、面白いミステリ作品なのは間違いないです。しかしなんなんだろう。
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.34
(4pt)

面白かったです

火村英生と有栖川有栖の会話がとても面白かったです。楽しそうでした。2人の主人公が生き生きしてる文章がとても好きだと感じました。
犯人の動機が共感出来ないからか弱く感じてしまいマイナス1ですが、読後感に不満足はありませんでした。
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555
No.33
(4pt)

面白かったです

火村英生と有栖川有栖の会話がとても面白かったです。楽しそうでした。2人の主人公が生き生きしてる文章がとても好きだと感じました。
犯人の動機が共感出来ないからか弱く感じてしまいマイナス1ですが、読後感に不満足はありませんでした。
狩人の悪夢 Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢より
4041038855
No.32
(5pt)

犯人を射抜くロジックの矢

ずっと積読で読めずにいたがドラマ化の話を聞いてドラマを見る前に読まねばと一気読み。

素晴らしいの一言である。
作家シリーズの傑作であるスイス時計に匹敵するロジックが展開される。
今作はフーダニットでよくある手がかりを一つ一つ分析して犯人である人物の条件を導く手法とは少し違い、全ての手がかり--落雷で倒れた木、現場に残された手形、切断された手首、死体と一緒に置いてあった荷造りの紐、ベートーヴェンの音楽etc.--を有機的に結合させて犯人にたどり着いているのがたまらない。
特に切断された手首のロジックには舌を巻いた。
フーダニットのロジックは犯人の行動の合理性の保証によって成り立っているとあらためて思った。

シリーズから25年以上経ち、作者もそれなりの年齢を重ねているが衰えるどころか進化すら感じる1作だった。

未読の方はロジックの矢で犯人を射抜く狩人火村英夫の技をぜひ堪能していただきたい。
狩人の悪夢 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 狩人の悪夢 (角川文庫)より
4041078555