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(短編集)

ジヴェルニーの食卓



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓の評価: 4.34/5点 レビュー 116件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.34pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全116件 61~80 4/6ページ
No.56:
(4pt)

興味が広がる

フィクションとは思えないリアリティで、画家の人間性に触れることができる。
絵よりも画家の人間性に惹かれる。
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)より
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No.55:
(5pt)

読みましょう!

ジヴェルニーの庭や食卓を思い出して面白かったです。行く前に読むか?行ってから読むか?
どちらもオススメです。
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)より
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No.54:
(1pt)

甘ったるい描写にうんざり

きれいごとばっかり。超エゴイスティックな芸術家がこんな人間なわけないだろうが。女性向け? まあ、そういうことだろう。
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)より
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No.53:
(5pt)

今、マサさんにはまっています。

マサさんの絵画に関するものは本当にすごいです。有名画家たちが生き生きとその時代を駆け抜けていく。本は本人の視点ではなく、それぞれに関わっている第三者の視点で描かれています。この本と『モネのあしあと』を読んだらパリに行きたくなりますよ。
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No.52:
(4pt)

小説ですが史実かなと錯覚します。

原田マハさんらしい、美術に関するストーリーが素晴らしいです。
正規の美術史や論評に書けない、小説ならではの自由さで書かれていますが
こうであったろうな、そうあって欲しい内容でその時代と画家が書かれており
興味深かったです。
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No.51:
(4pt)

透明感のある作品集

著名な画家をモデルにした短編集です。
私はバレエをしているので、ドガの話が強く印象に残りました。
芸術が持つ崇高さと残酷さをつきつけられた気がします。
透明感を持つ作品たち。お茶を飲みながら、何度でもその世界観に浸りたいと思います。
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No.50:
(5pt)

キラ星のごとくの巨匠たちの素顔。

マティスがいなければ、ピカソがピカソにならなかった。
それほど、影響力があったマティス。
長生きだったマティス。
マグノリアのマリア。マグノリアと一緒にもらわれてしまう。
マティスのまわりで働いているヒトは、みんなマティスが好きなのだ。
マティスの日常生活が 美意識によって、支えられている。
マティスは 切り絵に 到達して、
切り絵によって 表現しようとする。

エドガードガ。
踊り子が 有名である。
どんな風に 踊り子をとらえるのか?
2次元で 動 を表現しようとした。
そのために、14歳の踊り子を 裸にして
その動きを とらえようとする。
それまでの 絵は 静止したものを表現したにすぎない。
ドガは 大きく変えたが 評価されなかった。

タンギーおじさん
ゴッホのタンギーおじさんは見たことがあった。
そのころの セザンヌへの タンギーおじさんの娘からの手紙。
赤貧洗うが如しだったのだ。
絵が好きで、なによりも若い画家たちが好きだった。
それにしても、その頃に 日本の浮世絵が
若い画家たちに、影響力があったのが 嬉しい。

モネ
睡蓮を描き続けたモネ。
大きな食卓で みんなで食べることが好きだった。
アトリエは 青空と草原。
自然をこよなく愛する。

4人の画家のニンゲンが 浮かび出てくる。
なんと言う、筆力となんと言う 調査能力。
人間像を うまく つくりあげていく。
いやはや。原田マハのすごさよ。
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No.49:
(5pt)

ただただ素敵な本

読み進めながらそれぞれのシ-ンが頭に浮かんで来て…映画を観ているような気分になりました。
気持ちの落ち着く、素敵な本でした。これで原田マハさんのファンになりました。
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No.48:
(5pt)

さすが学芸員!

本好きの友人に勧められ、文庫本を借りて読んだ。作者は学芸員とのことで、読み進むうちに登場する画家の人生が目の前で展開しているような感覚になり、作品に対する親近感も増した。学芸員ならではの本だ。何回も読み返したくなるだろうと思ってアマゾンで単行本を取り寄せた。さぁ、タンギー爺さんを読むぞ!
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No.47:
(5pt)

素敵な本です

酷評する方もいるようですが、私はこの本が好きです。
絵画好きな友人にプレゼントするために購入しました。
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No.46:
(5pt)

フランスにいる感じ…。

どの作品も読後の余韻がよく、フランスにいたような気分になります。読者を空間的にも時間的にも、その物語に移動させる文章力です。
美術に関する部分も、著者にしか書けない独創性があります。美術小説で原田マハさんの右に出る方は、現在いないと思います。
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No.45:
(5pt)

いい本に出会えました

新品同様のきれいな本でした。包装もていねいで、とてもいい買い物をした気分で、嬉しく受け取りました。ありがとうございました。
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No.44:
(5pt)

セザンヌが好き

どの短編も良いと思うが,特にセザンヌが好き。思わず本当の話かと思わせるほど,画家がいきいきと書かれている。原田マハに期待しています。
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No.43:
(5pt)

眼に浮かぶ文章

原田マハさんの本にはまって図書館にある本は読み尽くしました。その中で彼女の絵に対する知識と情熱がほとばしっているのがこの本です。
彼女の愛した画家の絵はどんななのか?どうしてその絵は生まれたか?どんな気持ちで画家は過ごしてきたのか?を画家に関わった人たちを通して伝えていく手法がうまいです。
読んでいるとまさに絵が見えるように感じます。絵具の匂い、風の音、香り。サクサクと走る筆やハサミの勢い、リズム。構図を決めるまでの沈黙。出来上がった調和。
私はマティスの話が好きで何度も読み返しました。映画にしてほしい作品です。
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No.42:
(5pt)

ジヴェルニーに行って

もともとモネの絵は好きだったのですが、旅行でパリに行ったので
どうせならとジヴェルニーに行き、魅了されてしまいました。
まだ余韻に浸っていたいとこの本を手に取って
今度は原田マハさんにはまってしまったという・・・。

こういう物語を読んでから絵を見ると
また見えるものがかわりますね。
オルセーにあったドガの踊り子の彫像などは
これを読んでから見たかったなと思うほど。

あと最近どうも小説は作り物っぽさが気になって
読み続けられなかったのですが、
著者の作品はそれを感じず、物語の世界にどっぷり入っていけるところが
すごく好きです。
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No.41:
(4pt)

無い物ねだりかもしれないが……

収録作品4篇中の一つ「ジヴェルニーの食卓」について書く。
二つの柱がある。(1)長年モネに仕えてきた女性ブランシュから見たモネ(ブランショの義理の父親)の姿を描いている。ブランシュの母とモネは夫婦だったが、共に子連れの再婚で、再婚後子はないようだ。従ってブランショはモネの子ジャンと血のつながりはなく、ブランショはジャンと結婚できた。ブランショはモネに心酔しきっている。(2)モネと元首相クレマンソーとの交流。大物同士でその関係は時にぎくしゃくするが、親友であったことはまちがいないようだ。この二人の仲をうまく取り持つのもブランショの手腕である。
物語は著者原田マハが感動とともに書きすすめており、それが読者にも伝わってくる。よくぞここまで克明に調べて、さらにまとまりのある一篇の小説に仕上げたものだと驚嘆せずにはいられない。
だが物足りなさもある。二つ挙げる。その一つは、ブランショがモネをあまりにも偉大な人として捉えすぎているのではないかという点だ。ブランショは生涯を通じて、モネに心からの怒りや不満を抱いたことがないようだ(このことが、予定調和的なストーリーのような印象を受ける)。
だが私が言いたいのは二つ目である。私的なことで恐縮だが、私は作家になりたいという見果てぬ夢を追っている。そんな私は、モネが先人の絵画にどういう点で物足りなさを感じ、ゆえにどういう方向を目指したのかに関心があった。具体的に言うと、モネが『印象 日の出』という作品をどういう意図で描いたのか、何を目指して睡蓮の池を描き続けたのか、というようなことだ。しかし、小説に書かれていたのは、モネ以前は、暗い室内で描かれたのに対し、モネは戸外で光を描いた、的なことでなかったかと思う(私は、荒っぽく言いすぎているかもしれない)。実は私は、この本の前にプルースト『失われた時を求めて』を読み終えたのだが、そこには主人公の「わたし」がある画家(モネと受け取れる)の絵に感動し、小説家として「なにを、いかに書くか」というヒントを得ている(そして主人公の「わたし」は、ようやく小説が書けそうだという確信を持つに至った)。原田氏のこの本は、人間関係のおもしろさに焦点が当てられており、モネがそれまでの絵画に不満を持って自らの画風を追及したという点にはそれほど焦点を当てていない。人間関係のおもしろさなら別の素材でも書けよう(原田氏なら)。原田氏のような美術の専門家にはモネが追及した画風や先駆者としてのモネの苦しみも詳述してほしいと思った。
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No.40:
(5pt)

ジヴェルニーの食卓

冬休みのお楽しみにとっておいた一冊。大掃除を終えて、冬の陽射しを浴びながら2014年最後の読書。名画の裏に隠された、小さな、宝石のようなエピソードたち。どの作品も生き生きしていて、まるで当時のその場面に居合わせているかのよう。ちらちらと出てくる作品名をネットで見ながら読み進めた。ゴッホの描いた『タンギー爺さん』の肖像画が優しくて暖かくて、思わずにんまり。
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)より
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No.39:
(5pt)

絵のような4つの小品

表紙はモネの「睡蓮」
そして、とても美しい小品が4編
さすが、キュレーターであり、美術館の仕事に携わってきた著者
”史実に基づいたフィクション”とあるように、読み手の知的好奇心を満足させつつ、物語が進行していきます。

「うつくしい墓」
晩年のマティス ー ヴァンスのロザリオ礼拝堂を手掛けていた頃 ー に仕えていたことのある修道女が語ります。
全体に、白いマグノリアの花が効果的に使われ、光と色彩を感じるような、厳かな気持ちにあふれる作品です。
ロザリオ礼拝堂の写真を見ながら読むのもまた良し。
私は、この作品がとても好きです。
これが最初のお話でよかった……
ピカソとの友情もせつない。

「エトワール」
こちらは、ドガの友人であるアメリカ人画家、メアリー・カサットを中心とした小説仕立てです。
”踊り子”をめぐる、絵というよりも、マケット(小像)にこめられたドガのエネルギーが少し怖いような気がしてしまう小説
当時の、エトワールを目指す小さな踊り子ーバレリーナーたちの悲しみがつきまとい、
「うつくしい墓」の光と対照的に、青い炎といった感じでしょうか。

「タンギー爺さん」
こちらは、画材商ー芸術家たちがタンギー親父と呼んでいるーの娘がセザンヌ宛に出した手紙、という形で語られます。
若い芸術家たちを愛し、セザンヌの才能を愛するタンギー爺さんの、まるで父親のような愛情が伝わるやさしい小説です。
タンギー爺さんは、小説の中にも登場するゴッホの”タンギー爺さん”の肖像画のまさにそのモデルです。

最後は表題作「ジヴェルニーの食卓」
主人公は、モネの義理の娘、ブランシュです。
美しい庭のあるジヴェルニーのアトリエでのモネの暮らしが語られています。
「睡蓮」の大作を手掛けながら、友人でもある老政治家と囲む食卓……
明るい青空の下で絵筆をとるモネが見えるかのような小説です。
他の作品もですが、特にモネは、実際にその絵を見ながら読むとたいへんおもしろいと思います。
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)より
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No.38:
(5pt)

アトリエに自分がいる感じ

良い本です。
読書とは、活字を自分の頭の中で映像化するもので、それが容易にできる本ほど、読んでいて楽しいものはない。私は、いま電車の中にいて、kindleを読んでいるのに、いつの間にか中世のヨーロッパのアトリエやジヴェルニーの庭園に迷いこんでいて、出てくる人びとの感情に心を揺さぶられている。ぱっと顔をあげると、そこには現実があって、もう降りる駅なのだけれど、頭の中は物語の残像がしばらく占領している。そんな感じです。
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)より
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No.37:
(5pt)

原田マハさんにハマった!

よかったです。この本がきっかけで、原田マハさんの本を読むようになりました。小説として楽しめると同時に、美術の勉強にもなる。すごいです。
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)より
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