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(短編集)
ジヴェルニーの食卓
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ジヴェルニーの食卓の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 61~80 4/6ページ
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| 小説を読む楽しみの一つに、普段は経験することが出来ないことを疑似体験できるということがあります。 もし、芸術家の身近にいてその生活を知ることが出来たなら、楽しいと思いませんか? それも、マティスやドガ、セザンヌ、モネなど錚々たるメンバーならなおさらのことです。 皆、印象派前後の人たちで、絵に対する価値観が大きく変わる頃に生き抜いた人たちなのです。成功を勝ち取った芸術家は少なく、その多くは貧しさの中にあっても、自分の絵に対する信念を持ち続けた人たちです。その頑(かたく)なさ、激しさ、美しさ、異常さが、近くにいた女性たちによって語られます。 これはあくまで創作です。作家である原田マハさんがイメージした芸術家たちの姿を、語り部である女性の目を通して映し出したものです。それは、あくまでマハさんのイメージではあるのですが、史実に即しており、読み進めていくうちにまるでその芸術家が本当にそうあったのではないかと思うようにさえなります。 印象派展でセザンヌが受けた評価、 「妄想に震えながら描いた狂気の絵だ!こんな酷いものを描いたのはどこの豚だ?やつを壁の前に連行しろ!こんなものを描いた奴は即刻銃殺だ!みなさん、油絵で描かれた悪夢を見て、どうか気絶なさいませんように!」 印象派の絵に対しての評価が、この様な非難に晒されていて、その中でいかに芸術家たちが既成の概念を壊そうとしていたかが、まるでその歴史の中にいて垣間見た様に感じられました。小説に新ジャンル登場です。 おもしろい!「楽園のカンヴァス」も良かったけれど、この「ジヴェルニーの食卓」も素晴らしい出来でした。 | ||||
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| どのお話も、ゆっくり味わいながら読みたくなるようなものばかりでした。 言葉の使い方が、優しくて丁寧。心地の良い、浸っていたくなるような静けさ。 特に好きなのは、マティスのお話です。 美しい光と色に溢れていて、眩しすぎるほどでした。 あぁ、本当に世界は素晴らしい。そう、思い出させてくれる作品です。 | ||||
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| フィクションでありながら、確かな史実も織り交ぜてあるのが興味深さを誘いました。絵画の世界の中を体験した気分です。作内に出てくる絵画を見ながら読むとさらに楽しめると思います。 | ||||
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| フィクションとは思えないリアリティで、画家の人間性に触れることができる。 絵よりも画家の人間性に惹かれる。 | ||||
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| ジヴェルニーの庭や食卓を思い出して面白かったです。行く前に読むか?行ってから読むか? どちらもオススメです。 | ||||
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| きれいごとばっかり。超エゴイスティックな芸術家がこんな人間なわけないだろうが。女性向け? まあ、そういうことだろう。 | ||||
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| マサさんの絵画に関するものは本当にすごいです。有名画家たちが生き生きとその時代を駆け抜けていく。本は本人の視点ではなく、それぞれに関わっている第三者の視点で描かれています。この本と『モネのあしあと』を読んだらパリに行きたくなりますよ。 | ||||
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| 原田マハさんらしい、美術に関するストーリーが素晴らしいです。 正規の美術史や論評に書けない、小説ならではの自由さで書かれていますが こうであったろうな、そうあって欲しい内容でその時代と画家が書かれており 興味深かったです。 | ||||
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| 著名な画家をモデルにした短編集です。 私はバレエをしているので、ドガの話が強く印象に残りました。 芸術が持つ崇高さと残酷さをつきつけられた気がします。 透明感を持つ作品たち。お茶を飲みながら、何度でもその世界観に浸りたいと思います。 | ||||
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| マティスがいなければ、ピカソがピカソにならなかった。 それほど、影響力があったマティス。 長生きだったマティス。 マグノリアのマリア。マグノリアと一緒にもらわれてしまう。 マティスのまわりで働いているヒトは、みんなマティスが好きなのだ。 マティスの日常生活が 美意識によって、支えられている。 マティスは 切り絵に 到達して、 切り絵によって 表現しようとする。 エドガードガ。 踊り子が 有名である。 どんな風に 踊り子をとらえるのか? 2次元で 動 を表現しようとした。 そのために、14歳の踊り子を 裸にして その動きを とらえようとする。 それまでの 絵は 静止したものを表現したにすぎない。 ドガは 大きく変えたが 評価されなかった。 タンギーおじさん ゴッホのタンギーおじさんは見たことがあった。 そのころの セザンヌへの タンギーおじさんの娘からの手紙。 赤貧洗うが如しだったのだ。 絵が好きで、なによりも若い画家たちが好きだった。 それにしても、その頃に 日本の浮世絵が 若い画家たちに、影響力があったのが 嬉しい。 モネ 睡蓮を描き続けたモネ。 大きな食卓で みんなで食べることが好きだった。 アトリエは 青空と草原。 自然をこよなく愛する。 4人の画家のニンゲンが 浮かび出てくる。 なんと言う、筆力となんと言う 調査能力。 人間像を うまく つくりあげていく。 いやはや。原田マハのすごさよ。 | ||||
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| 読み進めながらそれぞれのシ-ンが頭に浮かんで来て…映画を観ているような気分になりました。 気持ちの落ち着く、素敵な本でした。これで原田マハさんのファンになりました。 | ||||
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| 本好きの友人に勧められ、文庫本を借りて読んだ。作者は学芸員とのことで、読み進むうちに登場する画家の人生が目の前で展開しているような感覚になり、作品に対する親近感も増した。学芸員ならではの本だ。何回も読み返したくなるだろうと思ってアマゾンで単行本を取り寄せた。さぁ、タンギー爺さんを読むぞ! | ||||
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| 酷評する方もいるようですが、私はこの本が好きです。 絵画好きな友人にプレゼントするために購入しました。 | ||||
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| どの作品も読後の余韻がよく、フランスにいたような気分になります。読者を空間的にも時間的にも、その物語に移動させる文章力です。 美術に関する部分も、著者にしか書けない独創性があります。美術小説で原田マハさんの右に出る方は、現在いないと思います。 | ||||
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| 新品同様のきれいな本でした。包装もていねいで、とてもいい買い物をした気分で、嬉しく受け取りました。ありがとうございました。 | ||||
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| どの短編も良いと思うが,特にセザンヌが好き。思わず本当の話かと思わせるほど,画家がいきいきと書かれている。原田マハに期待しています。 | ||||
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| 原田マハさんの本にはまって図書館にある本は読み尽くしました。その中で彼女の絵に対する知識と情熱がほとばしっているのがこの本です。 彼女の愛した画家の絵はどんななのか?どうしてその絵は生まれたか?どんな気持ちで画家は過ごしてきたのか?を画家に関わった人たちを通して伝えていく手法がうまいです。 読んでいるとまさに絵が見えるように感じます。絵具の匂い、風の音、香り。サクサクと走る筆やハサミの勢い、リズム。構図を決めるまでの沈黙。出来上がった調和。 私はマティスの話が好きで何度も読み返しました。映画にしてほしい作品です。 | ||||
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| もともとモネの絵は好きだったのですが、旅行でパリに行ったので どうせならとジヴェルニーに行き、魅了されてしまいました。 まだ余韻に浸っていたいとこの本を手に取って 今度は原田マハさんにはまってしまったという・・・。 こういう物語を読んでから絵を見ると また見えるものがかわりますね。 オルセーにあったドガの踊り子の彫像などは これを読んでから見たかったなと思うほど。 あと最近どうも小説は作り物っぽさが気になって 読み続けられなかったのですが、 著者の作品はそれを感じず、物語の世界にどっぷり入っていけるところが すごく好きです。 | ||||
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| 収録作品4篇中の一つ「ジヴェルニーの食卓」について書く。 二つの柱がある。(1)長年モネに仕えてきた女性ブランシュから見たモネ(ブランショの義理の父親)の姿を描いている。ブランシュの母とモネは夫婦だったが、共に子連れの再婚で、再婚後子はないようだ。従ってブランショはモネの子ジャンと血のつながりはなく、ブランショはジャンと結婚できた。ブランショはモネに心酔しきっている。(2)モネと元首相クレマンソーとの交流。大物同士でその関係は時にぎくしゃくするが、親友であったことはまちがいないようだ。この二人の仲をうまく取り持つのもブランショの手腕である。 物語は著者原田マハが感動とともに書きすすめており、それが読者にも伝わってくる。よくぞここまで克明に調べて、さらにまとまりのある一篇の小説に仕上げたものだと驚嘆せずにはいられない。 だが物足りなさもある。二つ挙げる。その一つは、ブランショがモネをあまりにも偉大な人として捉えすぎているのではないかという点だ。ブランショは生涯を通じて、モネに心からの怒りや不満を抱いたことがないようだ(このことが、予定調和的なストーリーのような印象を受ける)。 だが私が言いたいのは二つ目である。私的なことで恐縮だが、私は作家になりたいという見果てぬ夢を追っている。そんな私は、モネが先人の絵画にどういう点で物足りなさを感じ、ゆえにどういう方向を目指したのかに関心があった。具体的に言うと、モネが『印象 日の出』という作品をどういう意図で描いたのか、何を目指して睡蓮の池を描き続けたのか、というようなことだ。しかし、小説に書かれていたのは、モネ以前は、暗い室内で描かれたのに対し、モネは戸外で光を描いた、的なことでなかったかと思う(私は、荒っぽく言いすぎているかもしれない)。実は私は、この本の前にプルースト『失われた時を求めて』を読み終えたのだが、そこには主人公の「わたし」がある画家(モネと受け取れる)の絵に感動し、小説家として「なにを、いかに書くか」というヒントを得ている(そして主人公の「わたし」は、ようやく小説が書けそうだという確信を持つに至った)。原田氏のこの本は、人間関係のおもしろさに焦点が当てられており、モネがそれまでの絵画に不満を持って自らの画風を追及したという点にはそれほど焦点を当てていない。人間関係のおもしろさなら別の素材でも書けよう(原田氏なら)。原田氏のような美術の専門家にはモネが追及した画風や先駆者としてのモネの苦しみも詳述してほしいと思った。 | ||||
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| 冬休みのお楽しみにとっておいた一冊。大掃除を終えて、冬の陽射しを浴びながら2014年最後の読書。名画の裏に隠された、小さな、宝石のようなエピソードたち。どの作品も生き生きしていて、まるで当時のその場面に居合わせているかのよう。ちらちらと出てくる作品名をネットで見ながら読み進めた。ゴッホの描いた『タンギー爺さん』の肖像画が優しくて暖かくて、思わずにんまり。 | ||||
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