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ゴールデンスランバー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ゴールデンスランバー
ゴールデンスランバー (新潮文庫)

ゴールデンスランバーの評価: 3.83/5点 レビュー 464件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全464件 261~280 14/24ページ
No.204:
(1pt)

ミステリーではない。

普段あまり小説を読まないのですが、話題の本ということで手にとってみました。結末に全く納得できずもやもやしていたのですが、ここで皆さんのレビューを読んですっきりしました。そもそもこの本をミステリーとして読んでいたのが間違いだったのです。「首相暗殺」というドでかいテーマで、冒頭からこれでもかって程の伏線が貼りめぐらされています。ストーリーの大半を占める逃走劇もなかなか手に汗握るところがあり、「こんなにたくさんの伏線、一体どうやって回収するんだ?! 真実はなんなんだろう?!」と、かなり興奮して鼻息荒く読み進めましたが…結局私が最も知りたかった「首相暗殺の黒幕は誰なのか」「なぜ青柳が狙われたのか」という謎は謎のまま。残りのページが少なくなっていくに連れ、「ねえ、もう終わっちゃうよ?? 話が終わりに近づいてるよ?? なのに今のところ一つも謎が解かれてないけど、大丈夫これ?? もしかして夢オチ?? もしかしてあんまり期待しないほうがいいのかも…」と、だんだん疑心暗鬼になりつつも最後の最後での大どんでん返しに望みをかけましたが、結果やっぱりかぁ…といったかんじです。あいつが怪しいなとか、もしかしてこの章の青柳は偽物青柳なのかも…とかいろいろ(勝手に)考えてたのに、すべて無駄に終わりました。いや、私が勝手に「ミステリー小説」としてこの本に期待を膨らましてただけなんですけど、やっぱり納得できない…!なので今は、「青柳は生き残った=敵に勝った」ってことで、この物語はそれでいいのだ!と無理矢理考えています。何年後かに読んだらもっと違った感想が生まれるかもしれません。とりあえず今回は星一つで…。 
ゴールデンスランバーAmazon書評・レビュー:ゴールデンスランバーより
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No.203:
(5pt)

A MEMORY

ハードカバー版が出版された時から、『伊坂幸太郎の集大成』との呼び声高いことは知っていました。通学電車の中で読む私のような読み手にとっては、待望の文庫化です。(かなり分厚いですが)感想です。とにかく、最後まで目の離せない展開にドキドキしました。本作は、首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公の青柳さんが、巨大な陰謀から追われる逃亡サスペンスです。伊坂さんの旧作にも見られる『人と人との繋がり』を伏線に用いる手法が光りますし、ファンなら満足のいく内容なのではないかと思います。確かに、人間群像劇を成立させる緻密な構成や、社会風刺ともとれる私見を個性的な人物たちが印象的な台詞で『恰好良く』語ってくれる爽快さなど、集大成の名に相応しい『伊坂さんらしさ』がにじみ出た秀作だとは思います。伊坂幸太郎という作家が描いてきた小説世界、その歴史を感じさせるような作品です。しかし、私が本当に感銘を受けた理由は、表紙カバーに書かれているこの作品のキーワード『A MEMORY』でした。主人公は伊坂流のご都合主義よろしく、さまざまな協力者たちの力を借りて窮地を逃れます。その多くが、過去から連綿と繋がっている思い出の欠片を伏線としているのです。この一つ一つのエピソードが、物語の端々で鮮烈な印象を残し、深い感動とノスタルジーを想起させるのだと思います。素敵な物を読ませてもらった、と著者に感謝したい一冊でした。
ゴールデンスランバー (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
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No.202:
(5pt)

国家ってさ、国民の生活を守るための機関じゃないんだって

オリジナルは2007年11月30日リリース。文庫化は2010年11月26日。第5回本屋大賞・第21回山本周五郎賞、そして2008年このミス日本人作品第一位と感度の高い意味ある賞を総なめにした感のある作品だ。作者曰く、『伊坂幸太郎的に娯楽小説に徹したらどうなるか』という発想から書いたと言っているとおり、今までの伊坂作品と若干主軸を意図的にずらした感じがある。そしておそらく最も映像的な作品だと思う。読んでいて(これは伊坂作品全般に言えることなのだが)なぜこんなに古い音楽をよく知っているのだろう、と不思議に思う。この本に登場する『ゴールデンスランバー』はビートルズ最後のアルバム『アビーロード』のB面に登場するメドレーの一曲で、ほとんど伊坂幸太郎が生まれた頃の作品だ。それをまるでぼくと同世代の人間みたいに同時体験のように書く。それはボブ・ディランにしてもローランド・カークにしても同じだ。実に不思議な1970年代生まれである。もう一つ思うのは彼の作品はプログラムを組成するソース・コードに似ている。つまり、時間をずらしながら外部参照をインクルード命令で呼び込むように構成されている。登場人物は特徴を持った関数だ。会話の内容は今風。これをダイアログのようにソース・コードに表示命令している。関数と関数が相関的に作用する。そして時にリバース・エンジニアリングされる。これは今の人にはとても響くが、現在のA賞・N賞選考委員の面々にはちんぷんかんぷんなのではないだろうか。こんなソースコードの文学に出会ったことがないからだ。だから相も変わらず両賞はピンとこない面々のピンとこない作品ばっかり候補に上げて良いと思っている。多くの人に支持される作品を無視し続ける。これは文学において弊害以外の何物でもない。だから村上春樹などは両賞を受賞していないが多くの人に支持され、外国で賞を受賞する。これではダメだろう。そして伊坂幸太郎はおそらく村上春樹以上に理解できないはずだ。しまいにはこれは日本文学の本流ではない、とか言い出すかもしれない。もしかして今の賞で一番読者というものを理解しているのは『本屋大賞』かもしれないな、とか思う。最後にいくほど面白い。傑作だ。
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No.201:
(1pt)

とにかく軽い

全てが明らかにならないことに対して批判があるようだが、それ(追われている理由など)は、この主人公の立場になってみると、絶対知りようが無いわけで、明らかにならなくても、それは有りかなと思う。しかし、この本の問題は、そんなところにあるのではないと思う。主人公が逃げると決心した理由が、そもそも弱い。主人公の立場になるということであるなら、権力の罠があることなど、知りようが無いのだから、逃げる前に捕まるのが普通だろう。逃げることを初めとして、主人公の行動に脈絡も理由も無く、ただ、作者が決めたように主人公他の登場人物が動く。あまりにご都合主義が多くて、辟易してしまう。それはストーリーの話。書きっぷりに関しても、ここの登場人物の心理描写が全く無く、登場人物の人格が全く不明である。そういう人物達が、手を貸したりする理由も全くわからず。ご都合主義が際立つのは、その辺りも原因となっている。伏線はストーリーに繋がってこその伏線であるのであって、意味が無ければ、伏線でもなんでもない。とにかく、会話を初めとして、軽い小説で、自分には向かないことは確か。物語を解決させない手法は新しいのかもしれないが、商品として、あまりに不完全。
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No.200:
(4pt)

スピード感とオチを楽しませる伊坂作品の集大成

少し前は東野さんの作品がよくドラマや映画化されていましたが最近は明らかにメディア的には伊坂時代がやってきているように思えます。好き嫌いはあると思いますが、爽快感でいうと明らかに伊坂作品>東野作品なのと、舞台や複線、コマ送りのような構成が映像に向いているのかもしれません。この作品は首相暗殺事件に巻き込まれた主人公が周囲の人の助けを借りながら逃げるというあらすじですが、氏の特徴であるスピード感、複線の妙、ほんのり暖かいオチをこれでもかと楽しめる、まさに伊坂作品の集大成と言える作品です。ミステリーのようであり、大人の青春アクションのようでもある、軽く活字が欲しくなった時には最高のお供になる作品です。
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No.199:
(2pt)

これで終わり?

本当にこれでいいのか?っと何度も自問自答を繰り返すラストでした。 ミステリーの大原則である、謎の種明かしが何カ所にも亘って全く成されず、消化不良極まりない作品でした。これが「このミス」1位と言うのは、全く府に落ちませんが、これを評価している人は、ミステリー系ではなく、エンターテイメント系の人なんでしょうな。 バリバリの推理作家や読者なら、「不誠実だ!」と一括されることは言を待ちません。 まぁ、ノンストップエンターテイメントとしての作品なら、少しは頷けます。期待してラストを待っていただけに、大変残念です。
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No.198:
(3pt)

これは、「青柳編」なんだよ。

一気に読みきった!とは正直言えないくらいには、途中で気が散りました。果たしてこの長さが必要だったかな、とも思います。ただ、レビューでたくさん書かれている「ご都合主義」と「結末」には、私には異論はありませんでした。まず「ご都合主義」。これはきっと、途中で選択を誤まらなかっただけなんです。様々なアクション映画などを見ていていつも思うことです。主人公は、正解だけをたまたま選んできた、と。誤まった選択を選べば、命を落とすなり捕まるなり、物語はそこで終わっていたはずです。次に「結末」これはタイトルにも書いたことですが、この作品は「青柳編」なんだと思います。青柳側から首相暗殺という事件の結末を暴ける可能性は全くなかったように感じました。知人に警察関係者がいるわけでもないし、警察を退職して隠居した探偵の友達がいるわけでもないし、青柳が旧自衛隊員とか特殊部隊経験者とか某国諜報員だったりするわけでもないし、一般市民なのですから。もし、首相暗殺という事件の結末があきらかになるとするなら同じ時間軸、同じ事件を扱った別な物語でなければならないと思うのです。最後に、この作品を読み切るには体力が必要です。まず食事を摂ってから読み始めましょう。
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410125026X
No.197:
(5pt)

結局、面白い!

とにかくのめり込んだ。 こんなに集中して小説を読む事が今までにあっただろうか。 自分の中では伊坂作品で1、2を争う位に面白かった。 ご都合主義だっていいじゃない。だって小説ですよ?
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4104596035
No.196:
(5pt)

たいへん良くできました

この小説は、JFKの暗殺事件をモチーフにしているので、ウォーレン委員会の事やJFK暗殺後の弟のボビーの態度を知っていれば、ここの一部のレビューの批判が、ちょっと的外れだなーと思いますね。そもそも小説の主眼って、ビッグブラザーは誰だ?というものではないですよね。それよりも、得体の知れないビッグブラザーに何度も追い込まれながら、様々な人達に主人公が助けられていくのが、この小説の主眼じゃないかと思います。そんなだと、あなた方もビッグブラザーに追い込まれますよ。
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4104596035
No.195:
(5pt)

賛否はあるとは思います

昔からの伊坂ファンにとっては物足りなさを感じるかも判りませんが、最近の魔王やオー、ファーザーからみると非常に伊坂作品らしい内容だと思います。文庫化前に映画化されたので、なんとなくイメージはあったのですが、登場人物達のとぼけたセリフなど安心して読む事が出来ました。ラスト近くは意外な感じはしましたが、最後の少女の言葉にホロッときました。やっぱり人に勧めたい作品ですね
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410125026X
No.194:
(5pt)

冴えわたる “伊坂幸太郎ワールド”

伊坂幸太郎の14作目に当たる本書は、’08年、「このミステリーがすごい!」国内編で堂々第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門で第2位にランクインして、同年度「第21回山本周五郎賞 」を受賞した、当時2年ぶりの書き下ろしで、しかも原稿用紙にして1000枚の大長編である。’10年1月には、堺雅人主演で映画化もされた。今回は、待望の文庫化である。メインのストーリーは、首相爆殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇である。 第一部「事件のはじまり」、第二部「事件の視聴者」を読んでいると、青柳雅春という奴は本当に犯人で、悪い奴だと思い込まされる。これが実は普段われわれがマスコミを通して知る“事実”なのだ。 第三部の「事件から二十年後」というルポで「おや?」と思い始め、本書のメインである第四部「事件」に入り、リアルタイムで事件について語られ、青柳の逃亡劇を読み進むうち、彼の実像と“本当のこと”が分かる構成になっている。 とにかく、逃げる!逃げる!青柳、そして彼を直接的に間接的に助ける仲間たち。とりわけページを割いて登場するかつての恋人樋口晴子の活躍は印象的だ。 そして、伏線と過去のカットバックが効果的に取り入れられていたり、人を喰ったような意外性もあったりして、行間からは“伊坂エッセンス”が溢れている。 本書は、「伊坂小説の集大成」と呼ぶにふさわしい大作で、伊坂ファンもそうでない人も、きっと時を忘れて読み進んでしまう、そんなリーダビリティーを持った一冊である。
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No.193:
(3pt)

凡作

「著者の最高傑作」との宣伝文句に惹かれて読んでみたが…。「悪役」となる国家やマスコミの描き方があまりに平板的で、確信犯的に伏線を放棄した箇所が多々あり、個人的には非常に残念な出来映えと言わざるを得ない。(佐々木一太郎や近藤刑事を何故もっと書き込まないのか?)最後のスタンプを始め「小技」の冴えは相変わらずだが、如何せんストーリー自体に全くひねりがなく、テンポも冗漫。熱狂的な伊坂ファン以外には特に薦めない。
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No.192:
(4pt)

分厚いな

ぺージをめくるたびに本の分厚さを再認識させられる。だが、長いとは感じない。特にぐいぐいひきつけられるというのではない。淡々とページを読み進めることができる。彼の作品にある種の信頼感を抱いているからだ。ときどき「今、いつ?」って時もある。分かりにくいのだ。読みきってすぐにぐっと来るわけでもない。じわじわと読了感が押し寄せてくる。
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No.191:
(2pt)

ミステリーじゃないでしょ

ネタバレになるので,詳しくはかけませんが,ミステリーではないでしょ.昔の仲間を懐かしむ味はあるように思いますが,ひねりは最後までなかったように思えて,肩すかしでした
ゴールデンスランバー (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
410125026X
No.190:
(4pt)

これぞ見事な娯楽小説

2回繰り返し読みました。実に練られたプロットですから、その工夫のあとを辿ったわけです。1回目に読んだときには何気なく読み過ごした箇所が後に重要な意味を持つことを知り、伊坂幸太郎の技の冴えを見せてもらった気がします。ミステリーですから内容には一切触れません。主人公がお約束のような逃げ切りを図るシーンはご都合主義だと批判されても仕方がないでしょうが、現実社会とは似て非なる仮想社会のような舞台の設定でもありますから、そこはエンターテイメント小説の醍醐味として受け取っています。内容の章立てだけ紹介します。第1部 事件のはじまり 第2部 事件の視聴者 第3部 事件から二十年後 第4部 事件 第5部 事件から三ケ月後、この展開の設定が本書の大きな特徴であり、魅力だと思っています。特に第3部を前に提示することで、後の展開をご都合主義に陥らせないという作者の良心のようなものを感じさせます。登場人物の役割分担というものも実に巧妙でした。群集劇のような色彩も帯びています。最初から映画化されるのを予想したような鮮やかなイメージを残している描き方でした。展開はスピーディですし、伊坂幸太郎の小説で時折見かける独りよがりの構想は少ないと思っています。ラストの収め方は大団円というのにはいくつかの批判があるように、上手く出来すぎの展開かも知れませんが、この小説に現実社会との整合性を唱えるのは本質を見失いますので、これはこれで見事なまとめ方だと思いました。
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4104596035
No.189:
(5pt)

作者10年間の集大成ともいうべき作品

文庫版で約680ページの大長編です。第一部が「事件の始まり」、第二部が「事件の視聴者」、第三部が「事件から二十年後」、第四部が「事件」、第五部が「事件から三ヶ月後」という構成になっています。本編というかメインは、第四部なのですが、その前3編で、事件を違う視点で読者に見せます。ケネディ暗殺事件に多少でも関心がある人には、ものすごく引き込まれるものがあると思います。国やマスコミから「与えられる」情報がどういうものなのか、怖いくらいの描写です。それにしても、物語の見せ方がうまい。「やられたな」と思いました。作品のストーリーを追うだけではなく、伊坂作品の「魔王」「モダンタイムス」を思い出しながら、ケネディ暗殺事件を思い浮かべながら、著者のメッセージを考えるのも良いのでは。とても深いなと思えてきます。私は、著者の10年間における集大成的な作品だと思いました。
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No.188:
(5pt)

アクション映画のような疾走感のある楽しい作品

”首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の話”という内容紹介で、現実味が無くて入り込めないかも…と半分期待しないで読み始めました。が、登場人物の多くが「そういう人、近くにいるわー」と思えるように描かれていて現実味をかもし出しており、全体として現実と非現実のちょうどよい位置にある感じがしました。これぞフィクションの醍醐味!疾走感のある文章で、アクション映画を見ているみたいに、はらはらどきどきしながら一気に楽しく読めました。結末が、ほろ苦くて、とても好きです。# 自分が主人公の立場だったら、ただただ途方にくれますが(笑)
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No.187:
(5pt)

間違いなく素晴らしい作品です

『告白』もそうだが「本屋大賞」などを取ってしまうと大きな期待を持たれるため、通常よりも厳しく作品が読まれてしまう。そのため、どうしても悪い評価が出てしまうようですね。でも、こんな面白い小説もなかなか無いのではないかと思います。話の設定も無理矢理のような気もしますが、実は現実社会でも無い事は無い話です。伊坂得意の会話の秀逸さ、比喩表現の巧みさはふんだんに取り入れられてますし、「人間最大の武器は習慣と信頼だ」などの心に残るフレーズもありますし。まだ読んでない方は、一度手に取ってみても損は無いはずです。
ゴールデンスランバーAmazon書評・レビュー:ゴールデンスランバーより
4104596035
No.186:
(5pt)

マスコミという仕事。

伊坂氏の作品には、会話偏重だと文句ばかり言っている拙私であるが、事実ほとんどの作品を読んでいるので、実際は、ファンであることを認めよう。いつもは、重いテーマを軽い会話で脚色して、伏線回収して、後は読者自身で考えてね、って感じなのだが、今作は違った。テーマが読後も心に染みいる。本編に至るまでの前3章の配置、強烈な伏線と、その効き目が鮮やかに鋭くスパークする後半。エピローグで泣いてしまう。ズシリと来る長編なのだが、読むのが止められない。疾走感は「ラッシュ」「ホッパー」並みでわくわく。そして、主人公の親父の科白が胸を打つ。「料理人もバスの運転手も設計師も、みんな人の命や人生を背負って仕事してるんだよ」事実を事実としてでなく、脚色してしまう危険性をはらみながら本来の仕事の領分を見失うマスコミへの強烈なアンチテーゼ。青臭いかもしれないが、人を信頼するという最後の武器のみを信じて突き進む主人公には、ぐっときた。カッコつけずに、当たり前に生きることの大切さを今更ながら実感したと言わずにいられようか。事件の真相は、わかりきったことだし、これはこれで書かなくて正解。伊坂氏、青柳氏へ。ともに「よくできました」ではなく、「たいへんよくできました」だよ。
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4104596035
No.185:
(5pt)

ぐんぐん引き込まれた

伊坂さんの作品を読むのは2作目です。1作目はこの人独特の文面に入り込めたような、そうでないような・・でも気になる!という感じでこれを読む事にしました。やっぱり最初は、なんか読みにくい・・と思っちゃうのですが、どんどん引き込まれます。色んな角度から読ませる所が面白いし、その都度こっちもスイッチが切り替わる所が読んでて楽しいのかも。青柳さんの周りの人がベッタリとじゃなく、自分の生活を壊さない中で出来る事をしようとするっていうとこも気持ちよく「信頼」ってこういうことなのかな・・と思わせてもらいました。「たいへんよくできました」も効いてますね。
ゴールデンスランバーAmazon書評・レビュー:ゴールデンスランバーより
4104596035

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