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ゴールデンスランバー
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ゴールデンスランバーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全452件 121~140 7/23ページ
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終始、想像できない展開で最後まで一気に読んでしまいました。 ハリウッド映画のように、見せ場をつなげるようなストーリーラインとなっています。 巻末の解説でも述べられている通り、「風呂敷をきれいにたたむ」ことに注力している小説ではないようなので、全てが綺麗に収束する緻密なミステリーを期待して買うとがっかりすると思います。 純粋な面白さを求めて買うのならばオススメです。 最近乱読した伊坂作品の中では「アヒルと鴨のコインロッカー」の次に好きな作品でした。 | ||||
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どうしようもない駄作。リアルで本を持っているなら、ブックオフに叩き売った方がいい。 売れたらの話だが。 首相暗殺の犯人に仕立て上げられているのに、スピード感もシリアスさも緊張感も無い。 逃走犯をそもそも助けても何の得にもならないのに、他の人が助けてくれるのもリアル感 が無い。シナリオも矛盾を指摘するどころか、その前に何がどうなっているのか背景も理 解できない。テレビドラマのプリズンブレイクの方が何倍も臨場感、緊張感がある。 不可解極まりないストーリー、理解得出来ないアウトプット。これが井坂幸太郎かと 驚くばかりである。 読んだ後も、670ページも読まされた苦労感しかない。 | ||||
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ただ、ある個人がまじめに誠実に日々を生きていて、共感できる仲間がいて、 そしてさらにそんな仲間も増えて行く。 しかし、大きな社会の「システム」には取り込まれざるを得ないのか逆らえないのか。 ただ小市民として誠実に生きているだけでは、理不尽な事でも逆らえないという事なのか。 それは未だに、世界のどこぞの国(国家)では現在進行形で実際に起きている事です。 そんな、重い話を一個人の社会の中の関係性だけの小さな世界の範疇で 物語が進んでいきます。但しその関係性が大きな武器となり、主人公は 戦っていきます。本人が知らない所でも仲間は一生懸命に助けようとして いきます。信じて行動していきます。 いやはや、軽い文章ながら事柄を積み重ねていくと熱くなり感動を覚えてしまう小説です。 学生時代をいかに過ごして来たかによって新社会人のスタートラインは大きく 違がうんだよ。と、とある会社の先輩に言われて事を思い出しました。 最近の若者は・・・と言う世代になってしまって久しいですが、きっと最近 の若者もさめているようでいて、熱い関係を作っているんでしょうね。 もし、残念ながら、そのような仲間を持っていない方は、この本を読んでも つまらないと思えてしまうかも知れません。もし、心当たりがある仲間がいる 方・・・。是非この本を読んでみて下さい。正に痛快無比、傑作です。 予定調和、つじつまが合わない、ご都合主義・・・そんなネガティブワードを 吹き飛ばす程の楽しくも愛が詰まった伊坂ワールド全開本です。 | ||||
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監視システム「セキュリティポッド」が街中に設置されている世界。 テレビ中継のなかで起きた首相爆殺事件の犯人として追われる身となった主人公。 メディアで公開される主人公の情報は、すべて身に覚えのない加工されたものばかり。 しかし、世間がすべて敵となった中でも、主人公を信じる登場人物が監視の目をくぐりながら、その逃走劇を支援する。 『人間の最大の武器は、習慣と信頼だ』 この言葉を信じ、主人公は果たして逃げ切れることができるのか。 読み出したら止まらない、スピード感溢れる一冊。 | ||||
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だらだらとした都合のいい展開でとくに感動はしませんでした。。 | ||||
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例によって、この小説も、書いていることの真実らしさを目指しているわけではなく、先行する作品「砂漠」のように、 “青春(人間)の心” の清々しさ、強さを描いている。「描いている」としたのは、仙台在住で場面場面が、より明確な心象映像として捉えられるからです。 “おまえには、人間としての勇気は残っているか?” と、問われているような気がして、何度も読み返しました。時々、両眼の端が水分の滲みで少し重くなることがあります。 「砂漠」と同様、この作品も自分の勇気を確認したくなった時、繰り返し読みます。この出版社の本は、いずれも表紙の角の色が落ちるので、繰り返しの回数が読み取れます。 映画もあるらしいですが(?)、せっかくの心象映像を壊されたくないので、見ることはないでしょう。 | ||||
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(個人的には)独特な特徴をもった人物が登場する作品で、 小説だな、という面白さがあった。楽しめた。 (半年ぐらい、ビジネス書だったり実用書だったりと、ぶっとんだ世界から離れていたことも理由の一つ) 主人公が犯人にされてしまうところは、なぜ?、という謎がわからないままである。 しかし、最初に提示された謎が後で気持ちよくわかるところは良かった。 ビートルズのゴールデンスランバーを聴いていないので、何度も出てくるこの曲にはどのようなつながりがあるのかよくわからなかった。 なので、聴いてみようと思う。 と、感想を書きながら思った。 | ||||
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上手く言えませんが、これまで読んで来た他の作品とは伏線の質が違う気がしました。 どちらかと言うと人と人の縁の面白さ、みたいな感じと言うか。 嫌いじゃありませんが、他の作品のような「ああ!これってあの時の!」みたいな気持ち良さはあまり感じませんでした。 | ||||
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現実を仮想を表現した素晴らしい作品。物を自分の眼力で見る大切さを教えられる。 | ||||
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p348くらいから、面白くなる それまではひどい。 登場人物に魅力がなく、文章の羅列が続き読むのが大変だった。 三浦がでてから、 登場人物がいきいきとして細かいことなどどうでもよくなるほど面白い。 私の好きなもう一人の作家と比べると 文章はそれこそ大人と子供ほどの差があるし文学に関する知識もしかり でも 社会というか、なんというか現代の人間が求めているものに関しては伊坂幸太郎の方が説得力がある気がする。 伊坂幸太郎さんの作品は登場人物の弱いうえでの希望?信頼?そういうものに共感というか期待してしまう。 | ||||
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本当に流れるように展開し、伏線も綺麗に効いています。 また各登場人物の心理面の描写も秀逸です。 ただ終わり方が個人的に少し不満なので星ひとつマイナスです。 ただ万人に薦められる小説だと思います。 | ||||
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やはり 単行本より小さいので、いつもバッグに入れて待ち時間などに何時でも読めるので持ち歩いています。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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仮想日本で起きる首相暗殺の濡れ衣を着せられ、警察や国家の追撃から逃れようとする主人公を描いた逃走劇。 伏線を回収するテンポの良さと緩急に、推理小説というものの醍醐味を教えてもらったように思う。 主人公や他の登場人物も魅力的に描かれており、巧みで印象的な台詞回しによって、すぐに感情移入できて読みやすかった。 このストーリーは、ジョン・F・ケネディ暗殺事件と大きく重ね合わせ描かれている。 利権と政治、国民が公然と監視されるシステム、マスコミのメディアスクラム、そして巧みに情報操作されてゆく国民。 これらの題材は、ほぼ実社会のものでもあり、リアリティある描かれ方をしている。 それは、この本を以て伊坂氏が伝える、未来の日本への警鐘と思えてならない。 重い題材が、ビートルズの名曲Golden slumbersの憂いを秘めた安らぎに包まれ、断片的に散らばるパズルのピースが一枚の絵となる如く終焉に向けて嵌め込まれてゆく様は爽快だった。 伏線を敢えて幾つか残すという試みで書かれたとのことで、そこは読後の良い余韻となっているように思えた。 しかしながら、ほんの数行しか書かれていない小さな伏線が細かく拾われているところもあり、これが伊坂作品の緻密さなのであろうと思いつつも、妙に興醒めしてしまう部分でもあった。 私は計算され作りこまれた文章というものに、そも違和感を感じてしまう質なのかも知れない。 どこか不自然さを感じながら読み進めていたようにも思う。 伊坂氏によって描かれたこの世界は、人の絆というものもまだまだ捨てたものではないのではないか、という明るさや温もり、そして、タイトル通りの心惹かれる哀愁がたっぷりと含まれていた。 推理小説は殆ど読んだことがなかったが、この作品を機に、ぜび他の伊坂作品も読んでみたいと感じた。 | ||||
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ストーリーは面白かったです。 ただ、リアリティのある部分と非現実的な部分の差が激しく、「さすがに、それは有り得ないだろ」と冷めてしまう箇所もありました。 読んだ後に、なんとも言えないモヤモヤ感が残りましたが、そういう感覚が好きな人には、良い作品だろうと思います。 | ||||
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荒唐無稽な国家犯罪に巻き込まれる一人の青年の物語だが、筋書きが余りにも日常性を欠いており残念な気がしたが、小説の構成は、さすがに伊坂幸太郎と感じた。 | ||||
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後書きを読むまでもなく、この作品のベースは1963年のJFK暗殺だ。あの歴史に残る暗殺が、50年経った今でも真実が一般大衆には知らされる こともなく、また多くの関係者が謎の死を遂げたにも関わらず、権力によって大きな蓋をされて来たと皆思っている。この作品も、ある日、日本の 若き首相が仙台で爆破されることで幕を上げ、全く関係のない若者、青柳雅春が容疑者としてわけもなく断定される。学生時代の友人たちが 殺されたり傷つけられたりしながらも、青柳は影の見えない大きな権力から逃げる。いろいろな人間たち、昔の恋人や会社の先輩たちが助けて くれるが、如何せん大きな権力だ。形勢は絶対的に不利な中で、彼は逃げて、逃げて、逃げまくる。映画化を意識したような(あるいはそのよう な作風か)演出や会話はやや気になるが、文庫で700ページ近い大作を読ませる筋運びはさすがであろう。ちょっと長すぎるようには思うが。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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構成は見事。様々な場面の現在と過去を行き来しながら、なんの混乱もなく読ませる技量はさすがです。 違和感なく読み進められるので、読み手は意識しませんが、これは技量だけではなく登場人物がそれぞれ「立って」ないとただの煩雑な逃亡劇で終わるでしょう。 他の方のレビューでは、謎が解明されないことに対する低評価も見受けられますが、黒幕や濡れ衣をなすりつけられた理由って、この小説にとって「謎」でもなんでもないですよ。 最初からそんなもの最後に明かされるなんて予想しませんでしたし、明かされたら逆に作品が陳腐になります。 個人的には徹夜本までは行きませんでしたが、登場人物たちの会話が巧みなので電車の中などライトな感じで読み進められました。 | ||||
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とにかく逃げてる描写のみに終始して、なぜ的にされたのか?黒幕はなんだったのか?それぞれの関係性は?この人はどういう人だったの? と、読了後も「解き明かされていない部分」への疑問ばかりが残ってしまいました。 | ||||
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