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ゴールデンスランバー
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ゴールデンスランバーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全452件 141~160 8/23ページ
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ただただ文章力の高さと物語の展開に感動とたのしさをかんじました! | ||||
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まず本作が最良のエンタメ小説だという事は確かである。読んでる間中の巧みな話芸によるドライブ感覚は これまで読んだ小説の中でも最強の部類であった。 しかし、読み終えた後の熱の冷め方も過去最高であった。興味を持続させる技術に比して本作 はそれ以上のものを与えてくれない。その意味で本作は最良の「エンタメ小説」なのだろう。 しかし、安部公房の「砂の女」が良質なサスペンス小説でありながら、読み終えた後にも「本当の 自由とはなんだろう?」という問題提起を惹起せしめる作品であったことを思うと、「エンタメ小説」 とは単なるエクスキューズではなかろうかと思う。 要約すれば別に小説は読んでる間楽しければそれでいいという方には本作は推奨できるが、 それ以上のものを小説に対して期待している向きにはおすすめできない。 | ||||
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Once, there was a way to get back homeward. かつて僕らには道を行けば帰る場所があった ―― いまならきっと、離れ離れになっていても、どこかそれぞれの場所で同じ打ち上げ花火を観ていて、互いの思い出に呼び出されるように そして、にもかかわらず、もう決してそこには帰れないような 追憶の中にしか在り得ないような どれだけ眩くとも微睡でしか在り得ないような Golden Slumber 眩い微睡 が目蓋の中をいっぱいにするだけ 帰る場所が無いなら、逃げるしかない 逃げ道へは、誰かが見た微睡の残影が導いてくれる | ||||
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全ての謎が明かされない。 謎のまま終わる…といっても、もしかしてああなんじゃないか 明言されてないけどこういう風に考察できる…というのならば名作といえるでしょう。 しかし、伏線を回収せず、ただ投げっぱなしの本というのは名作ではない。 残念ながらこれは投げっぱなしの本です。 逃亡シーンも面白ければいいんですが、気まぐれで協力してくれる人が多すぎ。 友人、元カノとのつながりが希薄なのに助けてくれる。 他のレビューでも散々書かれていますがご都合主義で冷めます。 なんだかなーという感じです。 有名作なだけにがっかりしました。 伊坂幸太郎の本を買いだめして、集大成と言われるこの本から読んだのに…。 全体的に読みにくく、社会風刺的なことばっかり書いてあって 私はわかってる人ですよアピールがちょっと鼻につき、最初はページが先に進みませんでした。 ちょっとだけ面白くなってきたかな?と思ったら それ以上話が進まず、あっという間にそのキャラは退場。 裏付けとか何もなくてガッカリです。 読めない文章ではないので☆1にはしませんが、エンタメ的には落第。 もっと面白い本はたくさんあります。 これはつまらない部類に入ります。残念。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの本を読み始めたばかりで、「死神の精度」から2冊目です。 どちらも、がっつり推理小説というわけではないんですが、様々に張り巡らせた伏線が後々活かされ、ストーリーを盛り上げるという、ミステリー的な構成にハマりました。 政治的なテーマを扱った作品であり、現実とは少し違うのですが、かなりリアリティを感じました。 実際にない話ではないと思わせるだけの設定の作り込みがあってこそだと思います。 それほど政治に興味のない人でも、国家って何だろうと、少し考えてしまいました。 スピード感のある文体と、個性的な登場人物たちのおかげで、一冊あっという間に読めてしまいます。 2回目読んでみると、また新たな発見があって面白いです。 | ||||
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very good. truly good. great. amazing. | ||||
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ストーリーの構成は上手いと思います。 しかし、登場人物の設定やキャラ描写が明らかに 二次元的で嘘臭いので感情移入ができませんでした。 そういう意味で、現実感がないから会話のシーン には、しらけるところが多い。 | ||||
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首相暗殺、というハードな事件をめぐる、いわゆる「まきこまれ」主人公の物語。最終章前までは、比較的堅い文章で、社会派てきな硬派な様子だが、最終章で様々な伏線回収が行われる。その様は、少し出来過ぎな感もあるが、そのロマンチックといってもいいほどの仕掛けには、こちらが「負け」てしまう。一番最後の場面でも、思わぬ伏線回収があるが、これは無くても良かったのではないか? あまりにリアリティが損なわれるのではないか? と危ぶむほどだが、かといって、それが無かったとしたら、と考えると、やっぱりあったほうが良かった、と思わせるのは作者の手腕のなせる技だろう。エンターテイメントとリアリティという点では考えさせられる点もあるが、決して読んだ事を後悔する作品ではない。友人などに読む事を勧めるかと言われれば、勧めるであろう作品である。忘れる事が難しい物語である、とも言っていいかも知れない。 | ||||
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ラストシーンが秀逸だった。エレベーターのボタンを主人公が親指で押すことで昔の彼女が主人公に気づくところが何とも絶妙。 | ||||
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特に盛り上がりもなく読み終えてしまった。感動も衝撃もなく自分には退屈でしたね。 | ||||
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2009年に出た単行本の文庫化。 舞台は仙台。首相の爆殺事件が起こり、犯人に仕立てられた青年の逃亡劇が始まるというストーリー。ケネディ暗殺を下敷きとしている。 実際には国家的陰謀による暗殺であり、政治家や警察の横暴、情報統制社会の恐ろしさが描き込まれている。そのあたりの怖さはばっちりだ。 伏線を回収する手際が見事。考え抜かれた構成で、終盤にパズルがするするとまとまっていくカタルシスがある。ただ、矛盾や説明されていない点も少なくなく、そのあたりがどうしても気になってしまう。 とはいえ、気の利いた台詞やディテールが印象深く、楽しい読書であった。 | ||||
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なかなかに緻密な構成となっており何度も「おお!」と思いながら読みました。 登場人物が感じている気持ちがよく伝わってきて感情移入たっぷりに読めた。 時系列の構成も見事で、あとから読み返して新たな発見があったりで、実に面白かった。 読後もちょっとひきずられる感じで、実にいい感じです。 | ||||
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大学時代に、あるいは自分をかたちづくる青春期に、どれだけ仲間と恥ずかしい記憶があるか、もうその一点が、この小説を楽しむ真髄やと思う。 あの時のあの人間関係が、いつかどんな形でも自分を救ってくれるような気がしてならない。そういう中二な、いや、大二(笑)な妄想が描くご都合主義とか言われそうな展開。点が線になり、スピードのあるうねりをもってラストへ。この構成力は見事。引き込まれたもん勝ち。 たいへんよくできましたとか痴漢は死ねの伏線は読み手みんなが回収予想ついて当たり前で、それ込みの読後の満足感共有ー、みたいな。 大体ブツブツいうみんな、どこまでこの手の小説にリアリティーを求めてるん。自分のなかで線ひかな。 純粋にエンターテイメントの傑作。映画にも期待しよ。 | ||||
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半分以上まで読み進んでいるのに、ムラムラ燃え上がるべき感情移入が発生してきません。 これでは基本的に駄目ですね。結果は却下。 | ||||
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事情があって、仙台へは行かなかったのですが、 いつも事前に、推理小説を読みます。 この小説は、アタリでした。そういえば、TVで見たことを思い出しました。 | ||||
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ご都合主義的に主人公は助けられていくのに、なにひとつ綺麗に解決しないちょっと後味の悪いラストが中途半端にリアル。 うーんこのアンバランスさ | ||||
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最近は大活躍の彼ですが、これを読まずしてほかの作品は語れません。 | ||||
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好き嫌いはあると思うけれど、この人は政治絡みの話を書かせると今一つ面白くないなと思う。 | ||||
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所々良いシーンもあるのだが、全体を通してみると長い分どうしても 悪い部分に目がいってしまう 前半は同じ流れでピンチになり同じ流れで脱出を繰り返し、事件解決の伏線があるわけでもない 過去話で何度も話を切られで読んでいてどうしてもだれてしまう 後半は後半で見ず知らずの変人たちがひたすら助けてくれるという、どうしても ご都合主義的なものを感じずにはいられない展開が続き、そういう役目こそ元仲間たちに ふるべきだろうと思ってしまった そもそも最初にある程度逃走中に起こることが説明されてしまうので臨場感がなく、 黒幕だのといった真相は全て謎のまま終ってしまう 700ページ近い大作なのにこれでは満足感が薄い 国家ぐるみの陰謀にただの凡人が巻き込まれるという設定で友情物語もやるというのが 無理があったのかもしれない ファンならそれなりに満足できるが、ファン以外が伊坂作品の一冊目として読むような本では ないだろう | ||||
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伊坂さんの作品はたいがい読んでいますが、なぜかこれは読みもれていて、やっと読みましたが、やっぱり最高です。 読後感が秀逸です。 | ||||
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