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ゴールデンスランバー
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ゴールデンスランバーの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全464件 441~460 23/24ページ
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| 爆破による暗殺が起こるまでを描いた第一部、 冒頭数ページのイントロがあまりに凡庸。 正直、何度か読むのをやめかけた。 工夫、が足りないだろ、と思った。 第四部の途中で或る人物がストーリーに強引に参加してきたところで、 結末の展開が丸分かり。まさかそうじゃないよなぁ…裏切ってくれよ… と祈るものの、まさにありきたりな、それしかないんかい、 とツッコミたくなる予定調和の結末。おいおい。 国家的陰謀から逃げる方法が××って、工夫なさすぎ。 誰もそこを指摘しないのはなんでなんだろ?? 確かに途中の展開はぐいぐい読ませます。面白い。 だからこそ物語の始まりと終わりがあれでは、もったいない。 結局、新しい小説を読んだ、という気がしないのである。 どこかで見た世界。どこかで読んだ物語。 少なくとも、ミステリとしても小説としても、 もっと高みを目指せたはず。手放しで絶賛すべき作品ではない。 予定調和=ハリウッド映画、では断じてないと思うのだ。 (決してハリウッド的ではない第三部の試みについては評価したい。 その謎が解けるのが、もっと第四部の終わりのほうであれば文句なしだった。 皮肉なことに、映画化の際にこの章をうまく映画の中で処理するのは 相当に難しいだろう。おそらくばっさりカット、ではないか…) でも、嫌いじゃない。 若い頃読んだ原田宗典の長編の雰囲気を思い出した。 『スメル男』とか『平成トムソーヤー』とか。 小説としてはうすっぺらいのだけど、憎めない。 いちばん魅力的だったキャラクターはキルオ。 青柳が味わう、犯してもいない罪で逮捕されるという恐怖。 それは、何をしても無意味な、天が降ってくるような恐怖だ。 そして連続無差別刺殺犯のキルオ。彼はある種、 天が降ってくるような恐怖を被害者たちに与える存在だ。 でもキルオが“狂って”いるようには思えない。 この小説の中で唯一「新しさ」と可能性を感じさせる造型だった。 スピンオフで、キルオの物語を読みたいなぁ。 | ||||
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| あまり伊坂ファンではない自分もついつい引き込まれてしましました。首相暗殺などという事件はとてつもない大きな力が揺れ動いているのだなあと思いました。ビートルズや落合信彦の「2034年の真実」なんていうものを子供心に読み、「世界って、人って怖いな」と思ったことがつい昨日のことのようです。でも、あの真実もきっとこんなふうに隠蔽、隠蔽でつづられいて、そういう人生にぶちあたってしまった人も地球上にはいて、平和というものは本当にそれぞれの心の中に核としたものがなければ実現できない難しい代物なのだなと思いました。しかし、伊坂の文章は本当に面白いというか、粋だねえ〜ついつい、読み始めるととまらないかっぱえびせんのようです。この人には、もっともっと商店街の謎のような小粋な仙台物語を書いてほしいです。 | ||||
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| 伊坂幸太郎の逃亡もの。 主人公が濡れ衣をきせられて逃亡する王道といえるストーリー。 時間を超えて、登場人物がどこかでクロスする。 著者らしいと感じるのは「事件の20年後」という章を 事件の前に入れておくところ。また、関係者が死にまくっても 悲壮感がないのがいかにも著者の世界観らしい・・。 その「20年後」どのようになったか客観的な視点から入れておく ことで、読者に予備知識が入り、次の章の「事件」で より深くストーリーを楽しむことができた。 また、ラジコンヘリでの爆破、花火、など読者がイメージ化 しやすいシーンが多く、映画化を意識したつくりになって いる。(ような気がする) ただ1つだけ注文をつけるとすれば、 物語でターニングポイントとなる「キルオ」との 絡みはちょっと強引に感じたかな。 ま、それもご愛嬌。 鮮やかなラストシーンがいい。 帯に「現時点での集大成」とあるが、その通りだと思う。 伊坂ワールドを堪能しつつ、万人が楽しめる小説。 ☆5つ。 | ||||
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| 伊坂作品は全て読んでます。その中でもこれはかなりの傑作!スリリングでありながらも、心温まる場面がところどころに盛り込まれています。何より、主人公青柳が魅力的でした。もう少ししたらもう一度読んでみます。来年の、このミス1位候補ですね。 | ||||
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| かなり面白かったです。ただ、登場人物と挿入されるエピソードが、事件と進捗に確実に絡んでくるため、先が読めるところが多かった。絡まない人物やエピソードが含まれていることで、どう話が振れていくのか分からなくなる、というのもあると思う。 映画は時間的制約があるため、あらゆる要素が伏線として置かれているのは仕方のないことだと思う。でもこれは小説。話を進めていくうえでは意味のない、が、結果的には読者を良い意味で混乱させてくれる、しかもそのエピソードだけでも楽しめるような、そんな要素を配置してほしかった。前半かなりこってり挿入されていたJFK関連の話を、そういうふうに使えなかったのかしら。偉そうで申し訳ないのですが。 | ||||
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| 伊坂幸太郎ファンは確実に読んでもらいたい。 そしてこれを読んだら伊坂幸太郎ファンにならずにはいられないだろう。 伊坂幸太郎のひとつの頂点を極めた作品だと言える。 § 第一部から第三部までは「首相殺し」の事件を第三者の視点から傍観する。 それはまるで当事者感の無いまま、テレビを見ているかの様。 そして本書のメイン部ともいえる第四部ではいきなり事件の主犯者として 追われる主人公が描かれる。 § 文才溢れる著者の実力を遺憾無く発揮して、 500ページの長編にもかかわらず まったく飽きることなく中だるみすることなく読ませられる。 そして時々垣間見せるユーモアに思わずにやりとしてしまう。 伊坂幸太郎テイストを満喫できる一冊。 | ||||
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| 一人の男が陰謀に巻き込まれ、首相暗殺の犯人にされてしまう。 その巧妙な罠や、犯人にされた男青柳雅春の逃亡シーンは、迫真に 満ちている。巨大な組織を持ってすれば、一人の平凡な人間を 犯罪者にすることなどわけないのだ。誰もが、いつもの日常生活を 断ち切られる可能性がある。考えると、これほど恐ろしいことはない。 まるでフラッシュバックするように、過去の青柳の日常生活が差し 挟まれているのも効果的だ。「なぜこんな平凡な青年が!?」読んで いてそういう思いを何度も味わう。そしてそのことが、現在の青柳の 置かれている立場の理不尽さを、より鮮やかに浮かび上がらせていく ことになる。 とにかく夢中で読んだ。500ページ、一気読みだった。最初から 最後までこれほど楽しませてくれる作品には、めったにお目にかかれない。 読後も、ほろ苦い余韻が残る。ミステリーとして楽しいだけではない。 張り巡らされた伏線、抜群の構成力、そして伊坂幸太郎らしい描写。 どこを見ても、どれをとっても、完璧な作品ではないだろうか。 | ||||
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| 乱暴かもしれませんが、 「『逃亡者』を伊坂幸太郎が書くとこうなった」という感じの一級のエンターテイメントだと思いました。 もちろん得意の伏線を自在に散りばめた作風は変わらずで、ファンの方も、初めて伊坂作品を読む方もハマルこと受けあいです。 個人的には第三部のレポートの筆者に「にやっ」としてしまいました。 | ||||
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| 市街地での白昼時の首相の凱旋パレード、空から降りてくるラジコン・ヘリコプター、爆発と共にパニック、阿鼻叫喚となる群集、、、巻頭20ページ足らずで“首相爆殺”と言うセンセーショナルなオープニングで幕を開ける伊坂幸太郎の新作「ゴールデンスランバー」は、全編サスペンスタッチにハートフルな底流がある面白さに、映画的なスタイルと文学的巧緻さを感じさせるいかにも伊坂らしい快作だ。時系列が断続的に変わり、読む者の予断を許さないスリリングな展開に唸りながら、ラストまで一気に読み切ってしまえる。見えない巨大組織に暗殺犯に仕立てあげられ警察から逃げ続ける、まるでハリウッドの骨太硬派アクション映画を連想させる主人公のキャラが、ごく平凡な青年であるのがいい。最初はなんとも頼りなげで我々と言わば等身大である彼が、次第に逃走=闘争本能に目覚め、沈着さと仲間への“想い”を以って、情けなさと滑稽さの果てにあるあまりに絶望的で理不尽な窮地と対峙していく。しかも、彼の心の拠りどころにあるのが、過ぎ去った学生時代の郷愁と友情の証であるビートルズのナンバー“Golden slumber”と言うのが泣かせるではないか。かっての恋人、友人、バイト先の花火師、勤務先の偏屈な先輩、そして、、、彼とその廻りの人々、巨大な権力組織に対する一介の名もなき者たちの意地と誇りに胸が打たれる。果たして巨大組織の内実は何なのか?そして主人公は逃げおおせる事ができるのか?これは読んでのお楽しみだが、いかにも映画的なラストが余韻を残す。年の瀬に登場した熱きエンタテインメント本として年末年始お薦めの1冊。 | ||||
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| 伊坂幸太郎の書き下ろし作品です。 内容については皆様のレビューが非常に参考になると思いますが簡単に言いますと、お馴染みの杜の都で大統領暗殺の濡れ衣を着させられた主人公が全力で逃げていく作品、です。 筆者の作品全般に言えますが、登場人物の個性が素晴らしいです。どこにでもいそうでどこにもいないちょっと変わった登場人物たちが緊迫感のあるストーリーを際立たせています。独特のスピード感と世界観は本作品でも健在ですし、期待通りの伏線が無駄なく四方八方に張り巡らされていて、それらが綺麗に回収されていくのが心地よいです(もちろん初読ではほとんど伏線には気づきませんでした)。ユーモアと涙を誘う伊坂節も健在です。 筆者の本を未読の方でも十分に伊坂ワールドに触れられる作品に間違いありません。 | ||||
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| デビュー作から全部読んでますが、本当に楽しめた作品でした。個人的には今までで1番の面白さだと思います。伊坂さん特有の他作品とのリンクも健在で、ファンとしては嬉しい限りでした。一度読んで事件の全体が分かった上でもう一度読み返すとまた違った面白さがあります。実家が仙台の私にとって、仙台が舞台の作品が多いところも魅力のひとつです。 | ||||
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| 2年間かけた503ページの書き下ろしは、伊坂幸太郎の集大成だった。 「ラッシュライフ」も「チルドレン」も「魔王」も、全部の作品を一緒に鍋に入れて新しいひとつの料理にしたものがこの本だった。 だったと締めてしまうのは、作品から興奮させる可能性が今回の本には無かった淋しさだ。 到達点であるが故の完成度はある。が、伊坂幸太郎の頭の中が全部出てしまった底が見えてしまうのだ。 忘れ難い会話も、多分時と共に古い言葉となって消えてゆく。 ビートルズのナンバーや、ロックな人生は、世の中への不条理に怒る若者だから輝ける。 隠れてる悪いやつらも、所詮人間でいつか死ぬ。 いいように使われてしまう憤懣も、そこだけに限定してしまうことが、作品の核となり成長を止めてしまう。 これまでの作品で描ききれてなかったものをまとめたことで、伊坂幸太郎の限界が見えてしまった。 | ||||
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| 学生時代、担任のススメで普段は余り読まないミステリーを読みました。それが僕の伊坂作品とのきっかけです。ミステリーは余り読まないので、他の作品との比較は出来ませんが、伊坂さんの伏線のはり方、展開、キャラクターや設定の作り方には唸りっ放しでした。そして久し振りに伊坂作品を読んだのですが、以前読んだ作品以上に引き込まれました。`オチ`は多少予想してましてそれが当りましたが、展開が本当に素晴らしかったと思います。そして暗い話なのに、ふっと笑ってしまう所が随所あったのが伊坂さんの才能なのかなと思いました。 | ||||
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| いいっすね〜、この作品。 ケネディー大統領暗殺事件を髣髴とさせる首相暗殺。 その犯人に仕立てられた青柳。 いったい誰が何のために首相を暗殺し、 青柳に濡れ衣を着せたのか。 その真相は? 青柳が逃げる2日間を軸に 事件の3ヵ月後や20年後が語られるけれど、 メインは事件とその後の2日間にわたる青柳の逃亡の顛末である。 息つく暇もないほどテンポよくストーリーは展開し、 さすがの伊坂ワールド健在です。 複線やちょっとした会話のやり取りが非常に心地よく 読んでいて時間を忘れるほどでした。 物語に絡んでくる警察やマスコミ、そして常に周囲を監視するセキュリティーポッドの存在。 何が怖いってこういったものが怖い。 ちょっとした情報でいとも簡単に人一人を暗殺者に仕立て上げ、 周りの人間から正しい物を見る力を奪っていく。 もちろんそういったものに踊らされない人たちもいるわけだが、 たいていは警察が言ったこと、マスコミが言ったこと 鵜呑みにしてしまう傾向があるな、と。 何が正しくて何が間違っているか、情報は正しく自分の目で判断していかなくては、 なんて思い知らされた作品でした。 青柳が犯人ではないことを信じ、 助力した人たちの存在が大きかった。 そして青柳本人を知らずとも 彼を助けようとした人たちの存在。 悪い人たちばかりではない。 信頼されることの大切さ、身に染みましたよ。 | ||||
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| 殺されかかったり、裏切られたり、騙されたり、絶体絶命、世界なんて滅びちまえ、って言うような目に遭わされながらも、「自分が何かを思い出してる時、その時の仲間もそれを思い出してる」とか「信頼と習慣」とかを武器に主人公は無様に逃げる。グチャグチャになりながら、それでも生きてく。世界はパーフェクトじゃないし、主人公もかっこ良くない「日常の人」。そういうんでも、毎日そんなに捨てたもんじゃないかもな、と伊坂作品を読むたびに思う。 日常を生きてる人が一番強いんだろうな | ||||
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| この作家さんすごいって思ったのは、今作品が初めてという訳ではありませんが、 特に今回はそう感じました。読んでて面白い、読み終えて面白い。 で、今回はさらに読み返したくなる構成なのですが、読み返して、そう感じました。 クリアーしたゲームをやったら隠しダンジョンがあった、そんな感覚。 「え、まさか、やっぱり」ああ、この人すごいなって。是非体験してみてください。 | ||||
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| やりましたね、伊坂先生。物語りの、パズルで言うところのピースをあちこちに何気なく散らす、何の縁もなかった人と人が徐々に交差してゆく。伊坂幸太郎が描く世界には、心地よいテンポとユーモアが効いている事。今作品はそれらが最大限に生きており、読後感も好きです。 | ||||
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| 仙台出張の際に読むことができたので相乗効果でわくわくしました。 おなじみ以上のスピード感があって、3分の1も読まないうちに自分が 主人公になってしまい、逃げ回っている感じ。 楽しませていただきました。 | ||||
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| とうとう来ました。満を持しての一年ぶりの単行本! 映画のようなエンターテイメント性を持った舞台を、伊坂さんの独自の視点から、独自の結末で描くとこうも違った世界が見えるのか。そう思わせてくれる作品です。 もちろん、作者独特のクールでロックな台詞回しも健在です。 | ||||
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| 今までの伊坂さん作品の良いところが、ギュッと詰まった一冊だと思います。 感動しました。 レビューを書くことのが初めてですので、あまり多くのコメントはできません。 レビュー慣れしている方、この作品の素晴らしさを伝えてください。 このような素晴らしい小説を読ませて頂いたことに感謝しております。 伊坂幸太郎さん、関係者のみなさん。 ありがとうございました。 | ||||
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