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宛先不明の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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短めの長編だが、けっこう読み応えがある。 犯人がアリバイを提示するのは全体の3/5を過ぎたところだが、それまでも綿密な捜査過程が描かれていて飽きることがない。 トリック自体も用意周到で凝っているのはさすがの一言。 本作も本格推理小説の醍醐味を堪能できる安定の面白さでした。 なお余談だが、冒頭で描かれる痴漢の濡れ衣については、今日においても他人事とは思えず、えん罪の人物には同情を禁じえなかった。 また、本作の犯人が殺人に至った経緯もやむを得ないように感じられ、これまた同情を禁じえなかった。 | ||||
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学研の産業界を舞台にした社会派推理シリーズの一環としてリリースされて、長らく絶版状態だった、幻の鮎川氏の鬼貫警部もの長編の一編。 一応サラリーマンを登場人物にして、出版業界を舞台にしているが、いつもの鬼貫ものと特段変ったテイストではなく、定番の列車時刻表を使ったアリバイトリックが採用されているが、それを裏付ける手紙のトリックがなかなかの心理トリックであり、奇術的である。 コンパクトなボリュームながらトリック的には申し分なく、隠れた傑作と評されているのも納得の作品である。 | ||||
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実は鮎川作品は初めての経験でした。テレビの鬼貫シリーズが好きで、こうじて原作を読んでみました。ドラマでは鬼貫警部が涙をながすラブストーリーに仕上がっていました。ところが原作は巧みなアリバイずくりが、読ませどころでした。やはり私は、活字で緻密におっていくほうが好きです。 | ||||
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ストーリーの展開がしっかりしており、多くの新しい発見に驚かされました。 | ||||
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1965年に学習研究社から出た新書版の復刊・文庫化。もともと「産業推理小説シリーズ」の一冊として企画されたらしい。 そういうわけで、出版社の出世争い、企画のリークや盗用などがテーマとなっている。これはこれでおもしろいが、企業論理の非情さやつらさが前面に出ていて、ほかの鮎川作品とはかなり印象が違った。 トリックは、これはどうなのだろう。良くできているのは間違いないが、当時は目新しかったのだろうか。 | ||||
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1965年に学習研究社から出た新書版の復刊・文庫化。もともと「産業推理小説シリーズ」の一冊として企画されたらしい。 そういうわけで、出版社の出世争い、企画のリークや盗用などがテーマとなっている。これはこれでおもしろいが、企業論理の非情さやつらさが前面に出ていて、ほかの鮎川作品とはかなり印象が違った。 トリックは、これはどうなのだろう。良くできているのは間違いないが、当時は目新しかったのだろうか。 | ||||
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鬼貫警部もののアリバイ崩しトリックの長編。 鮎川作品は基本的に全部読むことにしているので購入。 案外、さくさく読める。鮎川作品にしては、捜査があまり遠隔地に及ばないのが変わっているなあ、と思って読み進めていたら、てっきり***なアリバイ崩しだと思っていたのがそうではなかったのがビックリ。だって鬼貫警部に丹那刑事なのに、、、予想を裏切られる感じです。 1960年代の作品だが、電車の中のとんでもない事件とか、新しい雑誌企画の話とか、現在とそんなにかわっていないあたりに、鮎川のすごさを感じる。(それとも日本の社会が進歩していないだけ?) | ||||
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鬼貫警部もののアリバイ崩しトリックの長編。 鮎川作品は基本的に全部読むことにしているので購入。 案外、さくさく読める。鮎川作品にしては、捜査があまり遠隔地に及ばないのが変わっているなあ、と思って読み進めていたら、てっきり***なアリバイ崩しだと思っていたのがそうではなかったのがビックリ。だって鬼貫警部に丹那刑事なのに、、、予想を裏切られる感じです。 1960年代の作品だが、電車の中のとんでもない事件とか、新しい雑誌企画の話とか、現在とそんなにかわっていないあたりに、鮎川のすごさを感じる。(それとも日本の社会が進歩していないだけ?) | ||||
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