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霜の降りる前に
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霜の降りる前にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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シリーズ再読開始・・あららリンダが警察官になった。もう1つは今の日本にピッタリの、カルト教団とカルト内閣をテーマにした様な物語。出だしがカルトと思いきや、リンダと家族のお話、お友達との話。中々本題に入らず、リンダの行動に振り廻される刑事たち。ラストはマンケル先生にしては、都合良過ぎでは?? | ||||
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どんなに親しくしている友人でも、愛する人でも、信じている肉親でも、本当に全てを知ることはできない。そのことに気がつかないふりをして、人間はやっと平静に過ごすことができる。 ということを、リンダとアンナ、リンダとクルトやモナ、アンナと父親の関係等を通して描いています。 平凡な生活の中では、うまくやっていけるのに、それを裂く非常事態が起きたときに、揺るぎないと信じていた地面が崩れ落ちる。不安や疑いがどんどん膨らんで、身も心も気も狂わんばかりの混乱に陥ります。それを打開できるのは、自分で探す真実しかないのでしょう。それができるリンダは、やはりクルト・ヴァランダーの娘です。 クルトがいささか精彩を欠くので、★は4つ。 | ||||
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ヴァランダーと娘の活躍にワクワク 作者がなくなってしまったのは残念 | ||||
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カルト教団の人民寺院事件の惨劇を生き延びた男が、教祖ジム・ジョーンズの影響を受けてスウェーデンでテロを企てるというストーリーが展開するが、最後まで読んだ人はこれが2001年9月11日にニューヨークで起きた同時多発テロを意識していることがわかるだろう。著者のあとがきの日付は2002年5月である。 カルト集団のテロが大きな狂気であるとしても、その思考と具体的な行動は冷静かつ合理的になされることが丁寧に描き出されていて、寒々とした恐怖を感じさせる。これをイスラム原理主義でなくキリスト教系のカルトに置き換えて描いたのがマンケルのバランス感覚だと思う。 刑事ヴァランダーシリーズとしては、警官見習いとなった娘のリンダが主人公となっていて、これがヴァランダーに似て感情的かつ単独で行動して危険な目にあうのが、読んでいてやきもきする。 しかし、著者はそれを織り込み済みで物語りを面白くしているのである。 | ||||
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登場人物達の今に至るまでの悲しみ、苦しみ、不完全な人間である家族に対する愛、嫌悪、犯人の悪に対するゆるぎない戦い、 成熟した人間の、そして若く苦い恋を経てきた人間の姿が深く描かれている。もちろん展開のリズム、わくわく感も文句なし。 上巻ともにお勧め。 | ||||
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まず、第一印象。北欧を描いた素晴らしい小説です。ご存知の通り、華やかな欧州本土とは、歴史も人も考え方も違います。まだまだアナログな環境にやっと追いついてきたネット社会。そんな面も読むうちに背景に溶け込んできます。主人公は娘…のはずですが、喧嘩ばかりの父親の背中を追い、心の中では尊敬しているのが読み取れます。やっぱりヴァランダーが活躍します。何度も繰り返し読みたくなる本です。 | ||||
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最後の作品。全作読んでいたので、亡くなられて、残念です。向こうの移民問題など、社会情勢もよく分かり、イギリスのEU離脱なども、納得できました。 | ||||
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視野の広い、筆力の高い、素晴らしい作品でした。読後、丁寧に生活している自分に気付きます。 | ||||
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北欧ミステリの重鎮ヘニング・マンケルが昨1915年10月に亡くなったという。ヴァランダーシリーズも本作を含め3作という。まさに巨星落つの感。もっと読みたかった。 | ||||
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ヘニング・マンケルのヴァランダーシリーズの中でもちょっと趣が違う娘リンダが主人公。 これも、ヴァランダー同様にもがきながら進んでいく面白さ。 まだまだこの作家の作品を読みたいのに、もう、新作が読めないのが残念でたまらない。 | ||||
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