(短編集)

片桐大三郎とXYZの悲劇

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評判

片桐大三郎とXYZの悲劇の評価:

3.43/5点 レビュー 14件。 C ランク

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平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全28件 1〜20 1/2ページ
No.28
(4pt)

面白く

面白く読みました面白く
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221
No.27
(4pt)

面白く

面白く読みました面白く
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.26
(4pt)

「『本格ミステリ・ベスト10』堂々の第2位!」に期待しなければ、十分面白い

著者の「猫丸先輩シリーズ」は、いわゆる”本格”推理ではなく、擬似的な論理(というか屁理屈、推論、憶測)をもてあそぶ、一種の遊戯であり、近作の短編集の書名も『猫丸先輩の推測』『猫丸先輩の空論 -超絶仮想事件簿- 』であって、書名からして『法月綸太郎の功績』などとは著者の方向性が異なることは明らかだ。
その著者の「XYZの悲劇」と題する連作短編集なのだから、これは本格推理のパロデイとして面白いのであって、本格推理そのものではないと、わかった上で読むべき本なのである。

主人公の強引な性格と行動が、推理と言うより「推測」「空論」に近い「だいたいわかった」発言に、一種の説得力を生み出している。
と同時に、いわゆる「後期クイーン的問題」すなわち「作中で探偵が最終的に提示した解決が、本当に真の解決かどうか作中では証明できないこと」の問題と、「作中で探偵が神であるかの様に振るまい、登場人物の運命を決定することについての是非」の問題をも、ちゃんと示している点で、クイーンのパロディとしては十分よくできていると思う。
しかし・・・
作者の意図がどのあたりにあるのか、おわかりでない方もおられるようで、たとえば「ウクレレの弦は錆びない」というご指摘も、そのひとつだと思う。
このウクレレは、何ごとにも飽きっぽいバカ息子が練習用に買ってすぐに飽きた安物であり、ウクレレが放置されていた物置には、同じ息子が過去にすぐ飽きたギターやテニスラケットその他もホコリをかぶったままになっている。
練習用に買った安物にすぐ飽きたら、弦をスチールに張り替えて遊んだりもしたのであろう。
実際、安物のウクレレにスチール弦を張って失敗した人もいる、と書かれた個人ブログも実在するのだ。
しかし、ウクレレの弦がどうであったは事件の真相を推測するのに何ら関係がないため、主人公の性格・行動からしても、いちいち説明されないであろうことは明らかだ。
こちらで勝手に推測しておけば良く、作品の欠点とまでは言えない。

<ここからネタバレ注意>
「銀幕英雄一代記」の挿入は、この連作が「年代順」に書かれているかのように見せるための一種の記述トリックであり、最終話への伏線になっているのだが、そうした点を理解できない人もおられるようだ。
本格推理のパロディという芸風も、なかなか理解されない。
この著者の作品では、『星降り山荘の殺人』の、真のトリックがどこに仕掛けられているのかが、理解できない人も少なからずおられるのだから。
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221
No.25
(4pt)

「『本格ミステリ・ベスト10』堂々の第2位!」に期待しなければ、十分面白い

著者の「猫丸先輩シリーズ」は、いわゆる”本格”推理ではなく、擬似的な論理(というか屁理屈、推論、憶測)をもてあそぶ、一種の遊戯であり、近作の短編集の書名も『猫丸先輩の推測』『猫丸先輩の空論 -超絶仮想事件簿- 』であって、書名からして『法月綸太郎の功績』などとは著者の方向性が異なることは明らかだ。
その著者の「XYZの悲劇」と題する連作短編集なのだから、これは本格推理のパロデイとして面白いのであって、本格推理そのものではないと、わかった上で読むべき本なのである。

主人公の強引な性格と行動が、推理と言うより「推測」「空論」に近い「だいたいわかった」発言に、一種の説得力を生み出している。
と同時に、いわゆる「後期クイーン的問題」すなわち「作中で探偵が最終的に提示した解決が、本当に真の解決かどうか作中では証明できないこと」の問題と、「作中で探偵が神であるかの様に振るまい、登場人物の運命を決定することについての是非」の問題をも、ちゃんと示している点で、クイーンのパロディとしては十分よくできていると思う。
しかし・・・
作者の意図がどのあたりにあるのか、おわかりでない方もおられるようで、たとえば「ウクレレの弦は錆びない」というご指摘も、そのひとつだと思う。
このウクレレは、何ごとにも飽きっぽいバカ息子が練習用に買ってすぐに飽きた安物であり、ウクレレが放置されていた物置には、同じ息子が過去にすぐ飽きたギターやテニスラケットその他もホコリをかぶったままになっている。
練習用に買った安物にすぐ飽きたら、弦をスチールに張り替えて遊んだりもしたのであろう。
実際、安物のウクレレにスチール弦を張って失敗した人もいる、と書かれた個人ブログも実在するのだ。
しかし、ウクレレの弦がどうであったは事件の真相を推測するのに何ら関係がないため、主人公の性格・行動からしても、いちいち説明されないであろうことは明らかだ。
こちらで勝手に推測しておけば良く、作品の欠点とまでは言えない。

<ここからネタバレ注意>
「銀幕英雄一代記」の挿入は、この連作が「年代順」に書かれているかのように見せるための一種の記述トリックであり、最終話への伏線になっているのだが、そうした点を理解できない人もおられるようだ。
本格推理のパロディという芸風も、なかなか理解されない。
この著者の作品では、『星降り山荘の殺人』の、真のトリックがどこに仕掛けられているのかが、理解できない人も少なからずおられるのだから。
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.24
(3pt)

ボリュームがある分,冗長な部分が目立つ

タイトルや耳の聞こえない主人公など,オマージュを窺わせる作品ではあるのですが,
主人公の耳の問題に関しては,最後の篇以外,この作品としてはあまり活かせておらず,
やり取りに手間と文字数が掛かる分,ややテンポを削いでしまっているように映りました.

一方,「先生のお知恵を拝借」と,出向いてくる刑事たちへの違和感はあるものの,
昭和の名優をまぜこぜにしたような主人公や,振り回される入社間もない語り部など,
いわゆるキャラミスという点では,わかりやすさもありまずまずという印象を受けます.

ただ,元役者ということで,その経験や出演作になぞらえた推理が行われるのですが,
チラホラと強引な結びつけが見られ,説明的で少しダレ気味になるのは否めないところ.
このほか,『一代記』と銘打ち,役者としての歴史を語ることも今ひとつ意図がわからず,
それ以外でも彼個人に触れることが多く,ボリュームがある分,冗長に感じてしまいました.

また,語り部の女性についても,新人ならではの悩みや苦しみを何度か覗かせながら,
成長,奮闘記としてはあまり膨らまず,こちらもいささか消化不良の思いが残りました.
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221
No.23
(3pt)

ボリュームがある分,冗長な部分が目立つ

タイトルや耳の聞こえない主人公など,オマージュを窺わせる作品ではあるのですが,
主人公の耳の問題に関しては,最後の篇以外,この作品としてはあまり活かせておらず,
やり取りに手間と文字数が掛かる分,ややテンポを削いでしまっているように映りました.

一方,「先生のお知恵を拝借」と,出向いてくる刑事たちへの違和感はあるものの,
昭和の名優をまぜこぜにしたような主人公や,振り回される入社間もない語り部など,
いわゆるキャラミスという点では,わかりやすさもありまずまずという印象を受けます.

ただ,元役者ということで,その経験や出演作になぞらえた推理が行われるのですが,
チラホラと強引な結びつけが見られ,説明的で少しダレ気味になるのは否めないところ.
このほか,『一代記』と銘打ち,役者としての歴史を語ることも今ひとつ意図がわからず,
それ以外でも彼個人に触れることが多く,ボリュームがある分,冗長に感じてしまいました.

また,語り部の女性についても,新人ならではの悩みや苦しみを何度か覗かせながら,
成長,奮闘記としてはあまり膨らまず,こちらもいささか消化不良の思いが残りました.
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.22
(2pt)

つまらん

ふーん、エラリー・クイーンへのオマージュねえ。片桐大三郎という俳優探偵の造形は見事なのですが、肝心の推理劇がどうも・・・。

特に、1作目のトリックは絶対無理でしょう。駅の雑踏で、あんなこと(ネタバレになるので言えません)。誰にも気づかれないとは全然思わない。

文春のミステリーベストテンにも入ってるのですが、この程度の作品が年間でベストの一つと言われるほど、昨今の国内ミステリーは悲惨な状況なんでしょうか。
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221
No.21
(2pt)

つまらん

ふーん、エラリー・クイーンへのオマージュねえ。片桐大三郎という俳優探偵の造形は見事なのですが、肝心の推理劇がどうも・・・。

特に、1作目のトリックは絶対無理でしょう。駅の雑踏で、あんなこと(ネタバレになるので言えません)。誰にも気づかれないとは全然思わない。

文春のミステリーベストテンにも入ってるのですが、この程度の作品が年間でベストの一つと言われるほど、昨今の国内ミステリーは悲惨な状況なんでしょうか。
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.20
(1pt)

これはつまらん

主人公は、三船敏郎と勝新太郎と萬屋金之助を足したような架空の映画俳優。
その架空のフィルモグラフィーもどこかで聞いたような内容のパロディで
おもしろくない。なぜこんな設定にしたのか?
もとより、推理の部分が弱いし。
時間のむだ。
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221
No.19
(1pt)

これはつまらん

主人公は、三船敏郎と勝新太郎と萬屋金之助を足したような架空の映画俳優。
その架空のフィルモグラフィーもどこかで聞いたような内容のパロディで
おもしろくない。なぜこんな設定にしたのか?
もとより、推理の部分が弱いし。
時間のむだ。
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.18
(4pt)

ミステリ史上もっとも驚愕ものの犯人指摘

ドルリー・レーンの日本版を新劇俳優ではなく時代劇スター、それも超大物に移植した設定が愉快。
主人公は三船敏郎と萬屋錦之助と松平健を合体したような経歴で、世代の違う各スターの要素を
取り込んでいるため、時代背景などはわざとしたようにデタラメ(物価の換算、テレビの普及の時期
など)になっている。ならばもう少しユーモア要素を豊富にしても良かったのではという気もするが、
論理展開はさすがにビジビシと痛快で、特に某話の犯人指摘に仰天しない者はいないだろう。
意外な犯人とか意外な真相というのではなく、何というか・・・読んでみてくださいとしか言いようが
ない。
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221
No.17
(4pt)

ミステリ史上もっとも驚愕ものの犯人指摘

ドルリー・レーンの日本版を新劇俳優ではなく時代劇スター、それも超大物に移植した設定が愉快。
主人公は三船敏郎と萬屋錦之助と松平健を合体したような経歴で、世代の違う各スターの要素を
取り込んでいるため、時代背景などはわざとしたようにデタラメ(物価の換算、テレビの普及の時期
など)になっている。ならばもう少しユーモア要素を豊富にしても良かったのではという気もするが、
論理展開はさすがにビジビシと痛快で、特に某話の犯人指摘に仰天しない者はいないだろう。
意外な犯人とか意外な真相というのではなく、何というか・・・読んでみてくださいとしか言いようが
ない。
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.16
(5pt)

クィーンのDレーン4部作をもじった作品集

耳の聞こえない大物時代劇俳優(劇中のエピソードからするとモデルは三船か・・・)が事件を解決・・・・・ということでエラリークィーンのドルリーレーンの日本版ということで、有名な○○の悲劇シリーズの4部作の設定を微妙に頂いた事件を扱っている。
勿論事件の設定はなぞっているが、トリックや結末はオリジナルであるが、レーン4部作を読んでいる人の方がより楽しめるだろう。
クィーンを意識した作品ということで、論理による絞込み推理がメインであり、本格推理短編の醍醐味を味あわせてくれる良作が揃っている。
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.15
(3pt)

ウクレレの弦は錆びない

少し期待はずれでした。
 娯楽作なので綿密なリアリティーを求めるのは酷ですが、例えばウクレレで殴ったことの意外性を謎のキモとするのであれば、せめて安物のウクレレひとつくらい手に取ってから書いてほしいものです。そうするとウクレレの錆びた弦という表現を繰り返して読者をしらけさせるようなリスクは避けられるはず。校正の問題かもしれませんが・・・。
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221
No.14
(3pt)

ウクレレの弦は錆びない

少し期待はずれでした。
 娯楽作なので綿密なリアリティーを求めるのは酷ですが、例えばウクレレで殴ったことの意外性を謎のキモとするのであれば、せめて安物のウクレレひとつくらい手に取ってから書いてほしいものです。そうするとウクレレの錆びた弦という表現を繰り返して読者をしらけさせるようなリスクは避けられるはず。校正の問題かもしれませんが・・・。
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.13
(3pt)

ドルリー・レーンは読んだがまるっと忘れてる者です

主役の華やかさが良い感じ。大物の力技が嫌味なく「明るさ」に感じられました。
ドルリー・レーンは読んだ筈なんですが、まるっと忘れてます。(推理小説は2年も間置けば再度イチから楽しめる人です)
なので、名作との兼ね合いは分かりませんでしたが、流れのままに楽しめました。
章を追うごとに事件の後味が悪い感じになるのがちょっと気になりましたが、これもドルリーとの兼ね合いなのかな?
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221
No.12
(3pt)

ドルリー・レーンは読んだがまるっと忘れてる者です

主役の華やかさが良い感じ。大物の力技が嫌味なく「明るさ」に感じられました。
ドルリー・レーンは読んだ筈なんですが、まるっと忘れてます。(推理小説は2年も間置けば再度イチから楽しめる人です)
なので、名作との兼ね合いは分かりませんでしたが、流れのままに楽しめました。
章を追うごとに事件の後味が悪い感じになるのがちょっと気になりましたが、これもドルリーとの兼ね合いなのかな?
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.11
(5pt)

「読者を選ぶ」傑作

クイーンの4部作を既読か否かで印象が変わる(と思われる)作品。
ある年代以上のミステリ好きにとっては当然の「基礎教養」であった作品群を全く読んでいない読者の受け取り方は想像しかできないが、「借景」を欠いた舞台と「意味不明」な思わせぶりな記述に低評価を下すかもしれない。
騙されたと思って、4部作を読んでから、再読することを強くお勧めします。
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221
No.10
(5pt)

「読者を選ぶ」傑作

クイーンの4部作を既読か否かで印象が変わる(と思われる)作品。
ある年代以上のミステリ好きにとっては当然の「基礎教養」であった作品群を全く読んでいない読者の受け取り方は想像しかできないが、「借景」を欠いた舞台と「意味不明」な思わせぶりな記述に低評価を下すかもしれない。
騙されたと思って、4部作を読んでから、再読することを強くお勧めします。
片桐大三郎とXYZの悲劇 Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇より
4163903356
No.9
(3pt)

キャラは秀逸だが・・・

片桐大三郎のキャラが何と言っても秀逸。日本を代表する銀幕の大スターの、あの人とあの人とあの人のアマルガムかなあと、想像しながら楽しく読みました。でもミステリとしての論理の詰めの部分でちょっと不満があり、この評価にしました。たとえば最初の話ですが、片桐の推理のキモとなったアレ、被害者が吊革に掴まっていたという描写はどこにもないですよね。それから三番目の話では、犯人が携帯を持ち帰らなかった理由は他にも考えられるので、推理が強引に感じました。犯人の名前をズバリ当てる場面は痺れましたが、まさか当てずっぽうだったなんて・・・。
片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片桐大三郎とXYZの悲劇 (文春文庫)より
4167911221