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朝が来る
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朝が来るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 1~20 1/8ページ
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書店にずらりと並んでいた「傲慢と善良」を一冊手に取り買いました。辻村深月のフアンになりました、文章力がありストーリーテラーとしてもこの作家は一級でした。映画化されたので映画も観に行きました。次に読んだのが「朝が来る」でした、これまたよかったです。この作家が気に入りまた次の作品を読んでいます。桐野夏生著「燕は戻ってこない」「朝が来る」はともに男性の不妊について書かれていました、知らないことを教えていただいた気がしました。 | ||||
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不妊治療を経て養子縁組を検討したことがある立場としては当時の感情や今も心のどこかに残る澱のようなところにずしんと響くものがあり、そういう意味で辻村深月さんの文章は感情に訴えかける力が強いと思いました。ただストーリーのベースは割とどこかで聞いたことある話しが組み合わされた感じでこの手のドキュメントを見たり、当事者の話しを聞いている人には少し物足りなさがあるかもしれません。小説だからもう少し救いがあってもいいのかなと思う反面、そこはあえてぼかしているほうが余韻が残っていいのかなと思うところもあり、色々考えさせられる作品でした。 | ||||
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若すぎる出産の社会的障害とその幼い実母の避けられない子への愛情、、その親子のけなげさがなんともたまらない一冊でした。図書館に返却後改めて購入でした。笑 | ||||
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辻村深月の「朝が来る」は、養子縁組をテーマにした感動的な物語です。子どもを持つことができない夫婦が、特別養子縁組を通じて一人の子どもを迎え入れる過程と、その後の家族の絆を描いています。物語は様々な視点から語られ、それぞれの登場人物の心の葛藤や成長が丁寧に描写されています。 特に印象的だったのは、生みの親と育ての親の両方の視点から描かれる葛藤と愛情です。どちらの親も自分の選択に対する深い思いを持ち、子どもの幸せを第一に考えて行動しています。この物語を通じて、家族とは何か、親子の絆とは何かを改めて考えさせられました。 辻村氏の細やかな心理描写と、緻密なストーリーテリングに引き込まれ、ページをめくる手が止まりませんでした。この本を通して、愛情と選択の重さ、そして新しい家族の形を知ることができ、とても心に残る読書体験となりました。 | ||||
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育ての親になるまでの思い… 実母の『幼さ』故の自分勝手な思い込み…すれ違う家族との思い… 読み終わってからも、その後の人生を思えば物悲しさが残る作品でした。 | ||||
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傲慢と善良、琥珀の夏、そして、朝が来る、一気に三冊まとめて読み切りました。どれも面白いですが、朝が来るは、特別養子縁組について知る良い機会となるお話でした。不妊に悩む夫婦の気持ちの流れについての描写がとても心に響きました。また同じ作者の本を読みたいと思ってます。 | ||||
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養子縁組を行ってで男の子を迎えれた親と実母親の物語。鋭い心理描写で心を抉られる。親子とは何か考えさせられる小説。 | ||||
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不思議なことに、すごくすっきりしました。 | ||||
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中々分厚い本だったので読み切れるかなと心配でした。しかし、読むうちにだんだん物語に入り込めて2日で完読。物語の最後は良かったけれど、読者側の立場からすれば爽快感は無かった…。 | ||||
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特別養子縁組の流れはわかりましたが、本当の母親や、子供を養子に出す女性が、決まって不良系な方々ばかりで、 望んでないのに妊娠した、と言う定番の成り行きに不快な気持ちになります。 出産後、真面目に幸せに暮らしているなら、まだ許せましたが、ますます不幸で経済的にも裕福とは言えない産みの母親。 世の中の弱者を描いているのか?と思います。 近年は「養子」について、広く知られていますし、面白くも何とも無い話しです。 ただ、お子様ができないご夫婦が子供を授かり、深く愛し育てられているのは、素直に素晴らしいですね。 実子が複数いましても、養子も欲しい自分にも考える自分にも生涯の課題ですが、 親御さんが育てられないお子様を、心底愛して下さる方々が、安心して育てられよ世の中になる事を望みます。 | ||||
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とても良い状態の物が届きました。対応も早く満足です。ありがとうございました。 | ||||
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『後半の実母のパーとは全くと言っていいほど共感できません』と辛辣なことを言っている方もおりますが、高校もまともに出ていない社会経験もほぼない子が、筋道たてた行動が出来るわけもありません。 保証人になってもいないのに払ってしまうのも責められません。こういう突き放したレビューをする方や主人公の母の弟の様な見下げた叔父がいるから女には生きづらい社会なのでしょう。 | ||||
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本を購入したら、表紙に映画化された画像が出ていたので、先に映画を見てしまったのですが、その後、ゆっくり本を読むと、映画ではわからなかったことが詳しく描かれており、最後は号泣ということになりました。 中学生の孫にも映画は見せましたが、その後本を抜粋して読んでやると、聴きながら『本のほうがいいね』と言ってました。 | ||||
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筆者が得意な、1つの物語を立場の変えた視線で、時系列を倒置しながら描写する手法がハマった作品。 特別養子縁組における産みの親と育ての親はそこに至るまでの経緯が180度ちがっていて、本来なら交わることがない空間で生活している。「交わるはずがない産みの親と育ての親が言葉を交わしたら」というのはなかなか興味深いテーマ。 上手に描き切っていると思います。 | ||||
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特別養子縁組が題材と知り、手に取った。 縁組についてはなるほど、と思う部分もあったけれど、小説として期待していた読みごたえはなかった。 最後まで、驚くほどに感情が動かなかった(自分が勝手に「親子=感動する小説」というフィルターをかけて読み始めてしまったことが、そもそもの間違いなのだけれど)。 後半は急ぎ足にすら感じてしまったし、かなりの物足りなさが残った。 もっと低評価レビューを信用しておけばよかったなという感じ。携帯小説の類は読んだことがないけれど、なんとなくその評はしっくりきた。 原作を読んでから映画を観てみようと思っていたけれど、そういう気にもならなくなった。 | ||||
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養子縁組で、あるかもしれない現実を描いた小説です。 不妊治療がうまくいかない夫婦、 赤ちゃんを手放す中学生、 社会的底辺の仕事。 最後のご希望は子どもだと、気づいた一冊です。 | ||||
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おもしろい。あっという間に読み進めた | ||||
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2章から最後にかけて、心揺さぶられました。 残念なことに、自分の心は最低値に振られたまま終わる内容でした。 泣けるところも、理解できて感動できるところもあります。 でも、自分は救いのない小説だと感じました。救われないのは読者である自分です。 それなりに歳を経れば、登場人物たちの想いや苦しみを汲み取れるでしょう。想像では追いつかない、心の琴線に必ず触れる作品であることは、間違いありません。 その琴線がどこに振られ、どこに着地するかは当然、ひとそれぞれです。 自分は最大の怒りと、悲しみと、苦しみに振られたままでした。まだ乾かない傷をえぐられ、塩を塗られ、「はい、終わりです」という具合に。 読んで感動したと言えるひとたちが羨ましい。 自分は誰にも薦めることは出来ないです。 | ||||
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映画化もされており、映画のほうは特別養子縁組制度にスポットが当たっているように感じましたが、小説のほうは14歳で出産し、実子を手放した少女・ひかりの心情が事細かに描写されていて、映画の中で感じた、なぜ大人たちに対して頑なに心を閉ざしてしまったのか、その理由がわかります。そこから見えてくるのは、親子とは何かという問い。血のつながりに甘えて言葉を失えば、他人のような親子になるし、血のつながりがないからこそ心をつなぐ努力をすれば、血のつながりのある親子以上の関係になれる。そんなメッセージがあるように感じられました。 | ||||
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授かる命をテーマに、現代社会のさまざまな課題が投げかけられます。すべてが、一人ひとり真摯に向かい合う必要性のものばかりです。最後のシーンは、私の琴線に触れました。映画も観てみたいです。 | ||||
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