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朝が来る
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朝が来るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 21~40 2/8ページ
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映画が素晴らしくて、原作を読みたくなって買いました。辻村さんの文章力にぐんぐん惹きつけられます。 | ||||
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「さすが辻村先生!」と称賛してしまうほど、読み手が自分のことのようにハラハラしたり、心が温かくなる文章で、あっという間に読み終えてしまいました。 「家族とは」と考えることができます。 登場人物の年齢層が広く、親目線、子供目線など、自分とは違う年齢の人の考え方が想像できるので、幅広い年代に読んでいただけたらと思います。 | ||||
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馬鹿で図々しく身の程知らず。取り巻く人間らにそうさせられたとしても転落しかない。女は愚鈍であり男は入れたいだけだとなぜ知らぬか。いつの時代も女は受け身。尊厳を主張しようが生態系が変わらない限り永遠に続く。 しかし、未来は危ういが最後の救済に号泣する。 | ||||
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夫婦仲が良く、子供に関しても、 いても、いなくても、どちらでもいい そう思っていた夫婦が 子供を意識してからの試練 文章を読みながら 情景が浮び… 一気読みでした。 少し辛いところもありましが、 ラスト、よかったです | ||||
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リアルでシリアスな小説は苦手だった。現代的な問題が次々に出てきて、途中で読み続けるのが、苦しくなってきたが、どんどん引き込まれて、見届けなくちゃ~と言う気持ちにさせられた。 幼稚園に通わせるママとのトラブル、不妊治療の痛々しい現実、未熟な年齢の妊娠、養子縁組問題、行き場のない家庭の孤立等々、全てがこの一冊に描かれていて、目を反らさず向き合う事の意味を知らされた。最後に絶望ではなく、本物の救いの朝の光が射したようで、ラストで蘇って良かった | ||||
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不妊治療についての前半、望まぬ妊娠についての後半、前後半をつなぐ大団円、うまくできていると思いました。ひかりは余りにも愚かしいけど、よりよい行動選択を学ぶ機会が無かったのだから仕方がないと思います。 でも、映画は辛くて見られないなあ。 | ||||
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現実に起きている問題、周知されておらず深掘されず偏見を持たれた問題を、小説という手法で提起・教えてくれる作品です。 ひかりのように中学生で出産することや出産にまつわる葛藤や尊さを感じさせないこと気持ち悪さを抱く方もいるかもしれませんが、現実に沢山起こっていることであり、彼女らが道を踏み外さないように支援したり、社会や市民に教育の機会を設けることが求められるわけで、この作品は一役買っていると思います。 映画から来ましたが、一つの作品によくまとまってるなあと感心しました。 | ||||
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ひかりのパートの堕ち方が携帯小説のようだとの批判も多いのですが、現実として描かれているような人生を現実に送る人が多いというだけでなく、それが子を養子に出すさざるを得ない実親のリアルです。団体は、そうして親や社会から受け入れられない女性を、出産までという期限つきですが、実母に唯一安心して存在を認められる場所を与えた。だからこそひかりはどこにもいる場所がなくなったときに自然とその場所に戻っています。 ラストシーンに不満なレビューもみられましたが、堕ちに堕ち、その団体もなくなった今、 14歳の自分は間違いなく「母」であったという事実が、最後に残った自分自身への肯定であり、それが再出発の取っ掛かりになる「かもしれない」という微かな期待で終わる。 不妊治療で先の見えないトンネルの先にやっと朝が「来た」養母、そして、どん底まで堕ちた先に朝が「来るかもしれない」実母、その間には確たる証として2人をつなぐ子供。非常にきれいなラストシーンではないかと思いました。 唯一残念なのは、明らかに参考にしたドキュメンタリーが参考文献の記載すらないこと。これをしっかり団体に取材などして書いていたら、味噌がつかなかったのに。逆に解説を書いている河瀬監督の映画化ではしっかりその団体の協力を得て作られているので、原作者のチョンボをフォローしています。 | ||||
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読書後ほんのりしました。良い本です | ||||
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色々と詰め込まれた内容なのに綺麗に収まった様な作品です。 正直、もう少し先の話も読みたいと思う程に最後は呆気ない終わり方でしたが、それもまた綺麗な終わり方だとも思う。 個人的には何か寂しく悲しい気持ちになってしまいました…読んで損は無いと思います。 | ||||
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養子をもらった年配夫婦と、養子の男の子の母親を名乗る女性の出現。どんな展開になるのかとハラハラしながら、読み進めましたが、年配夫婦が子宝に恵まれなかった過去の描写と、母親と名乗る女性の過去の回想。エンディングが尻切れトンボの印象あり。 | ||||
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不妊治療がこんなに人間の尊厳を脅かすとは。 息子が原因で子どもができないとわかった時に お姑さんがお嫁さんに土下座をした場面にはぞっとした。 もし逆の立場だったら。 「もし自分が中学、高校の時に妊娠し、子供を産まざるを えなかったら、その子どもを養子に出していただろうか?」 「もし自分の娘が幼くして妊娠したら、私はどんな対応をして いただろうか?」と考えさせられる小説だった。 どの家庭にも起こりうる話。しかし、ラストに救われた気がした。 | ||||
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不妊治療のところも、 14歳で妊娠してしまうひかりも、 感情の描写が繊細で、リアリティがあって引き込まれました。 | ||||
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求められていないこどもを宿し、悲惨な人生を歩む少女。この少女は救われることはないのだろうか?読み進めるにつれ引き込まれて行きます。 | ||||
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前半の不妊治療〜養子縁組を決意する夫婦そしてその妻である女性のパートは現代日本の問題を提起しているようでありながら心理描写が非常に細やかです。 そしていかに子供を大切にしているか、いつか実親が来て何かの拍子で失うのでは、と恐れる気持ちが痛いほど共感でき、ミステリー感もちょうど良く面白く読めました。 残念だったのは、やはり他の方がおっしゃるように後半です。 一般的に中学生で出産すれば、あるいは子供を養子縁組に出せば、その個別の事情など顧みずに「どうしようもない母親」と括って判断する人がいるのは事実です。しかしその一人一人に、ひかりのようなストーリーがあり、どこでその道に来たのか、というような普通の暮らしをしていたりすることもあるのかもしれない。ひかりが「いいお母さん、ただのお金持ち」とくくった育ての親にも同様にストーリーがあるように。 そんなことを、お互いの背景が見えない養子縁組制度を通じて感じることはできました。 しかし、後半部分はあれだけのページを割いて描写するほどの内容かといわれれば、至って普通の中学生妊娠ストーリーでしたし、ハッとする表現も特になかったように感じました。 そして他の方もおっしゃっていましたが、途中で挟まれる子供視点の描写。自分のことを名前で呼ぶ息子本人の視点なのか、第三者の視点なのかわからず何度か読み返しました。唐突だし、必要性も分からずです。もとは。そこへのヒントがあれば、とこのAmazonのコメント欄に来ましたが答えは得られませんでした。 特別養子縁組をテーマにした新しさは感じますが、、この方のまた別の小説を読んでみたいと思います。 | ||||
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血は水より濃いという考えがまだ根強い日本では特別養子縁組をめぐり様々な課題があり欧米ほど進んでないのも事実です。このような社会的要素が強い題材を扱っている作品として期待を持って挑みました。 残念ながら期待しすぎたせいか私には合いませんでした。 想像したものとは違くて読んでいるうちにストリーの展開がおもしろくなったり、登場人物に惹かれたり、言葉使いの斬新さを感じたりして結果読んでよかった作品はあるが、今回はそうとはいかなかったです。 登場人物には深みがなく文章も文学というより携帯小説のようなものでした。 携帯小説を軽視するつもりはありません。ファストフードと同じようにたまには楽しんでいますが、このようなテーマを扱ってる作品からはもう少し考えさせるものが読みたかったです。 ストリーの展開も早くも予測ができ斬新さが感じなく実母のところまで来た段階でやめました。 もっと時間に余裕があれば粘って最後まで頑張って読んだかもしれませんが、本をまともに読む時間がない日常の中、この貴重な時間はもっと感動する作品のために取っておきたいです。 | ||||
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特別養子縁組制度というものがあることは知っていましたが、その仕組みについては知識もなくこの小説によって 制度の詳細を知りました。血の繋がりとか言いますがそれ以外でも本当の親子になれるのだと思いました。 育ててもらった時間が大切なのではないでしょうか。 | ||||
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早くてキレイでした | ||||
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ガラスのこころを持った少女に襲う苛烈なまでの試練は耐え難く、ひとを変えてしまう残酷な時間を止めどなく襲う。求めても、求めても叶わぬ願いに選んだ道に翻弄されつつ揺らがぬ思いに繋がる確かな絆がこの物語の集大成なのでしょう。 | ||||
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里親をやっている関係で市の支援課の先生に勧められて読みました。 恥ずかしながら活字が苦手な人間なのですが、不思議と自分に興味のある部類の本のためか一気に読了しました。 特別養子縁組の制度を学ぶ際、どうしても私たち里親、つまり預かる側目線で考えてしまいがちです。そこには誰しも『実親のもとでは養育が難しいかわいそうな子』と『そんな子を預かって育ててあげる里親』、そして『実親は望まぬ妊娠をした残念な人』というステレオ観が基底に流れています。それは致し方ない事です。 実親さんの望まぬ妊娠に至った経緯、狂って行く歯車を止めることのできない不安と恐怖、里子に出す時、出した後の心の葛藤。 たとえ疑似体験であっても私たち里親が特別養子縁組を理解をするという意味では本書は格好の教科書だと思います。 | ||||
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