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朝が来る



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【この小説が収録されている参考書籍】
朝が来る

朝が来るの評価: 3.86/5点 レビュー 154件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全154件 141~154 8/8ページ
No.14:
(5pt)

大河小説のような波乱万丈さ

単純な「感動する小説」と行ってしまいたくない深みがあります。 2章の養子縁組の話もいいのですが、圧倒的なのは3章です。 それほど長い小説ではないにも関わらず、色んな人に出会い色んな経験をして浮き沈みを何度も味わい翻弄される描写はまるで大河小説のようです。 この小説ではたまたまこのような結末になりましたが世の中には同じような境遇の人がいて様々な結末を迎えるんだろうな、と想像させられる力のある小説でした。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
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No.13:
(5pt)

現代女性版のああ無情(レ・ミゼラブル)って感じの小説です!\(◎o◎)/!

直木賞受賞後、しばらくノンミステリの感動する小説を執筆してきた深月さんの最新作です。
母親を名乗る、謎の女の正体を暴くという、ちょっぴりミステリの要素もある作品です。
港かなえさんのミステリに近い作風です☆
子供を欲しくても産めなかった女性と、子供を育てたくても手放さざろう得なかった少女の二人の女性の心の葛藤が、作品のテーマとなっています。
ヒロインの女性を、これでもかというくらいの不幸が襲うストーリーは、涙があふれてきます。
ドラマ化、映画化が確実にされるだろう作品です。人間のドラマとして読んでも、深く共感させられ、考えさせられます。
最後の終わり方のシーンが、とても印象に残っています。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
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No.12:
(3pt)

2章までは普通に読めた

それ以後は「青春」を間違えるとロクな人間にならないなあ。という感じ。
失敗したのは親の育て方じゃなくて本人だと思った。トラブルはすべからく他の人が解決してくれるであろうと勘違いしちゃった末路みたいな。
さかりの時に間違うと、常識と道理も分からない大人になっちゃうんだね。里子に出して良かったねー。育てさせたら虐待一直線だったろう。を、念入りに事例紹介して貰ったという印象です。
「ちゃんとしてない」と思われるのは嫌なのに、「おそらく『普通じゃない』事が負い目」と考えて脅迫しに行っちゃう思考回路を内省しろ。と、膝詰で説教してやりたいw
ラストに関しては、今度は子の養父養母に後始末して貰うの?養父養母もそこまで世話求められたら困るだろうよ。善意と誠意と気遣い見せたらこの娘に寄生されちゃうんじゃない?こんなの「おまけ」に付いてくること考えたら、養子縁組考えてる人も二の足踏むんじゃないかな?と心配になった。
これで号泣出来る程の能天気さは持ち合わせていません。
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No.11:
(5pt)

泣きながら読んだ。

泣きながら読んだ。 子供を持つ身としては、最初の不妊治療だとか、養子縁組の部分にすごく共感して泣いてしまった。 後半のひかりの人生の転落ぶりはつらくて飛ばし読みをしてしまった。 でも、もう一度読み返したい作品。 朝が来て本当によかった。
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No.10:
(5pt)

絆とは?家族とは?

子を持つ人も、そうでない人も家族や絆を深く考えさせられるお話です。 一気に読み終えてしまいましたが、今読み直しております。
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No.9:
(1pt)

短編で十分だと思う

うーん、文庫まで待てばよかった。 特別養子縁組を描いているということと、絶賛の書評も読んでかなり期待しましたが、後半の少女の話しは水増し水増しという感じでいつまでこれが続くんだろうという感じでした。 前半の夫婦の描写はかなり引き込まれたのですが。 直木賞作のような切れはありませんでした。 次作に期待します。
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No.8:
(2pt)

前半は良かったですが。。

前半の、養子を受け入れる家族側の話は、ぐいぐい引き込まれる
ように読みましたが、後半の養子を産んでくれた若き母親の
話のくだりが今ひとつというか、結構退屈しちゃいました。
どうしてでしょう?なんか響いてくるものがありませんでした。
どこかで見たことあるような話をつなげて作ったような
生い立ち話にも思え、辻村さんらしさがあまり感じられなかった
ようにも思いました。「ああ、こういう家族の中に育ったら
こういう風に育つのかもねえ」とあまりにもすんなり受け取れ
すぎちゃうというか。。
前半が良かっただけに、とても残念でした。
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No.7:
(2pt)

あと、一歩。。踏み込んでほしかった。

かなり期待して読んだのですが、後半からの少女の生活環境に、いかにも、小説にありがちな無理な設定があり、残念でした。ここまで、しないでも、、もっと、別な人生で、幸せに導いて欲しかったです。
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No.6:
(5pt)

久しぶりに魂を揺さぶられる小説

久しぶりに魂を揺さぶられる小説。途中あまりに読むのが辛くて何度もページを閉じた。男の私でこうなのだから、女性が読んだらもっと思うところがあるだろう。縁の薄い世の中では、少し思いと違う方向に進み始めただけで気がつけば全く思いがけない場所に辿り着いてしまい、自分の良心の欠片でさらに自分を傷つけてしまう。夜明け前の闇が一番暗くて、朝が来て本当に良かったと思った。
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No.5:
(4pt)

確かに読ませるが。。

日経夕刊の絶賛書評を読み、即ダウンロード、一日で読了。
確かに面白く、読ませる筆力。

さはさりながら、ネタばらしになるので詳しくは書かないが、
1.「産まない方」「産む方」の内、キーになる「産む方」の人物像・バックグラウンドが
 ややステレオタイプで行動パターンが分かりやすい
2. 特に後半のプロットで雑・違和感・興ざめる箇所あり(個人的には2カ所)

・・・の2点があり、★マイナス1。とは言えミステリーぽく楽しめて読んで損無しとは思う。

忘却の彼方だったが読了してから、以前同じ作者の「ツナグ」も読んでいたことを思い出した(印象には残っていないが)。
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No.4:
(5pt)

リアルあの連ドラ

あの連ドラはハッピーエンドだった。
でも親はそんなに出来た人間ばかりではないとずっと違和感がありました。
昨今の少子化、高齢出産、不妊。その一方でそれほど社会的には取り上げられない優生保護法の問題があります。
産めない女性と、産めない女性。
作者はこの差違を巧みに掬い取っています。
「朝が来る」というタイトルはこれ以外になかっただろうと思えた。
自分ではどうしようもなかった痛みが、要らなかった子供によって救われることもある。夢物語であれ、こっちの方がまだリアリティがありました>14歳の母
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
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No.3:
(2pt)

ドキュメンタリー?

デビュー作からお気に入りの作家さんなので購入しました。

この作品のテーマは何だろう?って思ってしまいました。
何を描きたいのか。養子縁組や不妊治療について、知らしめ
たい?

中学生の妊娠も親との心のすれ違い、それぞれの立場で描
いていて、確かによく書けていると思うのですが、なんか心に
響いてこないというか・・・。

別にテーマなんてなんでもいいんです、読んで登場人物に感
情移入できれば。今回はそれがなくて、面白いって思えませ
んでした。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
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No.2:
(2pt)

最近の養子縁組情報の寄せ集め

ストーリーは養子縁組の各当事者から見た視線で書かれています。実際にあるひとつの団体、人物が主軸になり、あとは最近の養子縁組ドキュメンタリー・ニュース特集等で実際に有ったシーンを少しアレンジしてそのまま肉付けに使っており、養子縁組に興味が有る私は容易にそれらがどのソースから拾われて使われているかすぐわかりました。 感想としては小説というよりも、最近のニュース、ドキュメンタリー、本、などのおさらいをしている印象を受けました。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
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No.1:
(5pt)

辻村深月今年最初の本レビュー1番乗り〜!!

去年はデビュー10周年の3部作を楽しめました!

今年最初の新刊は号泣必至の感動長編です!

出産経験を踏まえた新境地の母子愛の物語です!

読むべし!
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