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朝が来る



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【この小説が収録されている参考書籍】
朝が来る
朝が来る (文春文庫 つ 18-4)

朝が来るの評価: 3.88/5点 レビュー 163件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全163件 61~80 4/9ページ
No.103:
(4pt)

朝が来る

よかったです。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.102:
(4pt)

前半はとてもいい

親となった身で読むのと、親でない立場として読むのとでは感想が違うだろうなと思います。
子供がほしくてもできない夫婦の心情をものすごく丁寧に描写していると思います。その不妊治療を行う夫婦への周囲の態度がとてもリアルだと思います。
他の方のレビューにもある通り、後半の実母のパーとは全くと言っていいほど共感できませんが、十代の子が読むと共感できるのかな?とは思います。将来、自分の子供が中高生になったら、この本を読ませて、「性交渉をしたいのであれば、最悪の場合も考えろ」と教えてやりたいなと思いました。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.101:
(3pt)

鏡の弧城読んで期待して買いました

鏡の弧城で期待して子供と読もうと買ったのですが、性描写が多かったです。
話もそれ程…
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.100:
(1pt)

啓蒙の書(ネタバレ注意)

最初から最後まで「かくあるべし」という啓蒙の書となっているように感じた。

一、子供の必死の訴えは最後まで信じるべし。
二、実子でなくとも実子同様の深い愛情をもって育てるべし。
三、自分の子供が嘘をついたとわかったら隠すことなく告白し、それに基づく自分の行為を謝罪すべし。
四、男は不妊の原因が自分だとわかったら、すみやかに自分の両親に告げるべし。
五、養子をもらったら、その事実を子供本人と周囲の人に明らかにすべし。
六、隣人から養子の事実を知らされようと、それは噂話のネタにはすべからず。
七、一見非人道的な行為をしているようであっても、そこにはやむをえない事情があると忖度すべし。

どれ一つとってもそう簡単にできることではないのに、登場人物はこの七戒をいとも簡単に克服している。この話のポイントは、「ひかり」の紆余曲折だから、ほかはさらりと書き流したのだろうか。あるいは「特別養子縁組」を推進するために書かれたのだろうか。私もこの制度は全身全霊で応援したい。この小説を読んで、養子に目が向く人がいたらとは願っているけれど、でもあまりにも安易な印象を受けた。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.99:
(5pt)

失敗した人をディスる人へ

人は誰でも失敗をして、誤った道に進んでしまったら経験があると思います。作品の中でもひかりは誤った道に進んだ上に、周りの環境も良くない上に、不幸なことが積み重なってしまいます。現実でも、自分の失敗と不幸が偶然重なってしまい、将来を見失ってしまう人がいるのは確率的にあり得ることだと思いました。

この作品を読んで、失敗してしまった人を責めるのではなく、寄り添ってあげられる人になりたいなと思いました。社会全体で守ってあげられたら、もっといい世界になるのになあ。

辻村さん、ありがとうございました!
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.98:
(5pt)

一気に読みました

とても感情移入して読むことが出来ました。
途中やラストシーンで泣きました。
ひかりの話の部分は、かわいそうで読み飛ばした部分もあります。

分かったのは、みんな実母との関係で悩んでいるということ。
言葉で伝えなければ、血の繋がりがあっても伝わらないということです。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
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No.97:
(4pt)

誰に感情移入しますか?

他のレビューのように後半部分の物語性はイマイチだが、それを加味しても余りある面白さ。物語よりも心理描写などが面白い。基本はいい人の悪い部分を描くのが上手い。どの人に感情移入するかは分かれる作品。自分を客観視するような恥ずかしさが出る人もいるかも。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.96:
(2pt)

消化不良的だな

知人から勧められて読んでみました。1日で一気に読み終えてしまえるくらい、読みやすい文章ではありました。
内容についての情報は一切なく読み始めたので、初めのママ友同士のトラブルで何か始まるのかとドキドキしましたが。が、一件落着。子供は養子だったと言う話に移り、実親とのバトルが始まるのかと思いきや、実親の昔話。(この章での性描写については少し違和感あり。若い子に買ってもらいたいのか?と思いました。)なるほど子供を産んで手放す人にも色々な事情があるのだと言いたいのだな、とは思いました。しかしながらひかりの、自身の家族に対しての感情は、反抗期の娘にはあるあるでわかる部分もあるのですが、母親が本当に心配しているのだな、と思えるくだりでは、もう少しひかりの心情に変化を持たせて欲しかったかな。
そして、やはり最後は「えっ?その終わり方?」と言う感じでした。というか、その前の文章で違う展開を想像してしまったといのもありますが・・・。最後にもう少し、育ての親の心情を描写してほしかった。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.95:
(3pt)

てんこ盛り~~

別のレビューで携帯小説、っていう表現がありましたが、まさにその通りでした。武蔵小杉のタワマンのママ友話→現代の不妊治療のさわり→中学生女子の性交渉のエロ話→貧困女子の生活(借金取りに追われたり風俗で働かなくてはならなくなったり)、と、大衆が好みそうなネタが次々てんこ盛りです。ひかりの両親の描写もうすっぺらく、というかすべてが薄っぺらく驚きました。でも、かくいう私も一気に読んでしまった(笑)。広く世間に養子縁組について情報提供した点ではよいのではないかなと。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.94:
(3pt)

イマイチでした。

「かがみの孤城」がとてもよかったので、レビューの数が多かったこの作品も読んでみました。
子どもを養子に迎えた女性と、中学生で出産した女性が6年ぶりに再会し、「子どもを返して。」と言われてしまうというお話。
不妊治療や特別養子縁組のことなど、よく調べてあっていろいろ勉強になりました。
そこはよかったのですが、一体この作品を通して作者は何が言いたかったのか分かりませんでした。
特に最後の場面は謎だらけで「??」となりました。
「かがみの孤城」はあんなに完成された世界観だったのに、この小説はもっと構成や展開を工夫したほうがいいと思います。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.93:
(5pt)

良かった

ひかりが救われてほんとによかった。ただ それだけですがそこが大事です。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.92:
(4pt)

よかった

子供をめぐる2組の人間の物語。ハッピーエンドなのかな?という締めくくり。作者さんの特徴となる登場人物の心情を丁寧に描いているところが素晴らしい。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.91:
(3pt)

読む人によるかな?

何度も泣きそうになりました。
私は、もう成人した二人の子供を持つ母親なので、感情移入ができましたが、読む人によっては、全くわからないのでは無いかと読み手を選ぶ作品だと思いました。
読み始めは『これ、サスペンス??』と思いましたが、読み進める内にノンフィクションのような気持ちで入り込みました。
特に、特別養子縁組で子供を受け取る幸せな気持ちになる養子側と、反して渡す産んだ側の実親の辛い描写。子供の幸せをどちらも願ってるからこその二つの相反する行動が細かく描かれていたところが感動でした。
ただ、実親の十代の妊娠から後の生き方が悲惨過ぎて心が痛みました。
特に違和感を感じたのは実親の親の言動です。
仮にも教員をしている親が、娘の人生最大のピンチであるだろう14歳の妊娠を、こんな始末を付けてしまうのかと……娘のいる私からしたら考えられない!有り得ない!と感情移入が全くできませんでした。
母娘関係の歪みが、この先の娘の性格を歪んだものにしてしまい、この転落人生なのかと思うと納得もできるのですが、それでも酷いです。
幸せな養親と不幸せな実親、そこからのラストは確かにこれがリアリティーなんだと思いましたが………少し消化不良です。読者に丸投げ感が否めません。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.90:
(4pt)

落ちていく人生

いつも作者の落ちていく人生を描く小説は

重い。

人はこのようにして落ちていくものだろうか。

二人の娘を持つものとして、考えさせられる

小説である。

子供の気持ちや女の子の気持ちが少しでも

触れることが出来、共感することは難しい

が、読んでよかったと思えた。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
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No.89:
(2pt)

なんということだ、、、、

主観の年齢幅が広く感情移入がしづらい。最後まで読んだが、ひかりの章の部分は携帯小説でも読んでいるのかと思った。そしてどこまでも毅然と正しい行動をするあさと親子にんなわけあるかいとつっこむレベル。なんで買ってしまったんだろう。
母性や特別養子縁組がテーマが故に大きく期待したのに、まさか大部分が携帯小説とは。途中少しではあるもののあさと主観のページになったときには本当にやめてくれと思った。子どもは語らずして良しのところをなぜ子どもの目線を入れたのか。また文中によく出ていた「働き者」という表現。小さい頃厳格な母から働き者になりなさいとかいう教えでもあったのかな?20歳の女の子が仕事に打ち込むことを働き者と言うだろうか。多用されていたからこそその語彙のチョイスに違和感を感じる。そしてひかりは確かに少し残念な両親の元に育ったかもしれないが、あまりにも思慮が足らず、この作品のヒロインとしてとても好きになれない。同情はするが、、、それだけだ。
またひかりが親子の前に登場してから、捜索に至るまでの過程は急に読み手解釈になっていて、今までの長い長い携帯小説よりもそこの方がみてーわ。むしろ。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.88:
(3pt)

ざっくりとだけど

読みました。
人を信じすぎるのか、寂しすぎるのか、ペラペラと身の上を話す子だなぁと…
親の方の世代なので、そんな事があれば、やはり養子に出さざるを得ないかな。
心から子どもを望んでいる方々にもらわれ育てられた方が皆が幸せなんじゃないかなぁ。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.87:
(3pt)

ラストが

終わり方が不満。どうして「判断を引っ繰り返した」のか。少なくとも私には読み取れなくて、唐突な展開に戸惑った。終わり方が納得いく形であれば☆4かなぁという感じ。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.86:
(4pt)

産めないことと育てられないことの共通点

タイトルから、育児ノイローゼの話かなと漠然と思っていたが違った。不妊治療と養子縁組の話であった。
厳しい不妊治療を行っても子どもを得られなかった夫婦が、養子縁組にて子を育てていく。
この成熟した夫婦と、子を生んだ未熟な母親の物語が、並行してある。通常、夫婦の交差した先に子どもがある。
しかし、養子の場合は、夫婦と生みの親の交差した先に子どもがあるのだ。
ある日、本当の母親が現れたらどうする?そのような葛藤は、養子をもつ夫婦にとっては常に傍らにあるものだろう。

うちは、最初の妊娠で稽留流産した。流産した心は、子どもを生むことでしか回復しない。そんな気分が、夫婦間に蔓延したこともあった。
その時、当たり前の出産とは違う世界を、垣間見た気がする。
子どもができない世界も、できても育てられない世界も、社会的にはマイノリティという意味で共通している。
それぞれが、補い合えばいい、と考えれば責める必要もないかもしれない。
とりあえずハッピーエンドなラストは、子どもがからむ物語だけに、良かったと思う。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.85:
(5pt)

小説の構成が意表をついて面白い事。

なんの電話だろう?
二人の母親の人生がその過去をなぞる事で浮き彫りになる。え!そこで繋がっていたんだ!と小説の構成に驚き、そして
小さな命に助けられていた事に感動しました。現代の問題を纏いながら生きる親子とは?と深く思い巡らしました。
本当に最高の作品だと思います。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732
No.84:
(4pt)

何故こうなった

様々な登場人物が抱えている悩みを丁寧に紹介していく手法は得意な作風だと思うが、やや長くもう少しテンポ良く展開してもらえると良かった。アサトの実母がこのようになってしまった理由をもう少し突っ込んで描写して欲しかった。
朝が来るAmazon書評・レビュー:朝が来るより
4163902732

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