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朝が来る
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朝が来るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 101~120 6/8ページ
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「広島のお母ちゃん」の部分が少し「性善説」が効きすぎてるところもありますが、ストーリー全体にスピード感があって2日で読み切ってしまったほど面白かったです。いろんなヒールを登場させ、若い主人公に試練を与えて人生に絶望させておきながらも最後は「広島のお母ちゃん」の力技でまとめてしまうんですね。「泣いてね!感動してね!」が見え見えだけど全体のスピード感が良いのでアリですね。 若くして妊娠することがどういうことなのかを分かってもらうために中学校の図書館に置いてもイイかもしれません。(すでに置いてあるのかな?) | ||||
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久しぶりの一気読みの本。次どうなるかなとわくわく感でいっぱいでした。でも、最後のオチが、「うーんどうかな、」というか、「それはないよな。」というような何とも表しにくい感情に包まれました。でも、ハッピーエンドでよかったとは言えます。バッドよりは、そのほうがいいよな、と自分に言い聞かせています。 | ||||
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片倉ひかり、精神的に未熟で身勝手、命を大切にせず、自分も大切にしない、そんな救いようのない描写が長く続くも、ラストの展開で本当に心が救われます。文章もこなれていて読み易く、1980年生まれの方が、ここまで書けるのかと驚いています。新聞の読書欄で推薦されていたので、初めて辻村深月さんの本を読みましたが、読後感は期待通りでした。良かったです! | ||||
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普段から本を読む人なら、内容の薄さにびっくりすると思います。あまりにもありきたりな話で、後半は話を先読みできるほどのテンプレート通りの転落劇でした。実母もまるで考えが浅く、まったく共感もできず、、、。 ケータイ小説と揶揄されてもしょうがないものでした。 | ||||
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お気軽に入手できる資料で知ったかぶりなストーリーはさすが。 まあ、妊娠して男に逃げられてしまう女性は変なモノに引っかかりやすい気はしますが―。 企画ものとかで急こしらえだったのかな。誰もアカ入れられなかったんでしょうね。色んな意味で。 | ||||
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ドラマ化されると聞いて購読。 産みの親、育ての親と立場は違えど子どもに対する愛が伝わる作品。 育ての母、産みの母、それぞれの家族の感情の表現も細やかで、特に左都子の母親が実家の母親とよく似ていて妙に感情移入してしまった。 | ||||
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不妊治療で二人の子供を授かりました。 家族の有り方を考えさせられました。 物語で描かれている特別養子縁組をした家族のように、子どもを信じる家族でありたい。 でも、ひかりが親に感じているように、子どものためではなく自分を納得させるために子どもを怒ったりしてはいないだろうか。 そんなことを考えさせられました。 描かれている特別養子縁組をした家族のように、子どもを信じ、実母へ感謝をできる家族が、幸せにならないはずはないと感じます。 子どもは、天からの授かり物。 実母が別にいたとしても、その子が養親のもとに来たことは、やはり、決められた運命のようなものだと思います。 我が家に来てくれた子どもたちも、自分達の所有物ではないのですよね。 感謝を忘れないようにしなくては。 ひかりの両親は、ひかりを探そうとはしなかったのかな。 娘を心配しない親があるでしょうか。 親も一緒に探していたということになればよかったのにと思いました。 そこが引っ掛かったので☆マイナス1つです。 | ||||
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2/5を不妊治療の末、養子をもらうことを決断した夫婦の詳細 2/5を若年出産した産みの母親となった女性の苦労話 1/5で崖っぷちに追い込まれた産みの母親の強引とも言える結末 ざっくり言うとこんな内容です。 著者は若年出産へのその後の苦労を記したかったのかな? 若くして、男女の快楽に落ちてしまい、 結局は最後にボロボロになっていく女性側の悲惨な末路を書くことで あたりまえになった、中学生や高校生の性交渉について警鐘を鳴らしたのかな? と読み進めながら思いました。 実際の特別養子縁組についてのドキュメントと捉える人もいるようですが これはあくまでも架空の小説です。 リアリティーを持たせるために、ある程度は実情の匂いも漂わせていますが 実際の話しと思って読めば、物足りなさを感じるでしょう。 それは、高級マンションに住む夫婦が建設業に携わる人達という設定にも現れています。 今、建設業で高級マンションに住める人は役員クラスに人達だけではないでしょうか。。 産みの母親が両親に反発して家出したり、働く先で知り合った”普通でない人達”との関わりの中で 闇の人達と接点が出来てしまって追い込みを掛けられる様子は 若年出産者への警告にも似ていて、今の世の中にはこういう本もあっていいかなと思いました。 一気に読めました。 場面展開の早いテンポの良い小説です。 読み物として星5を付けます。 ただし、この小説から実際の何かを学ぼうとか体験しようとしている方には 不満の残る小説であることも付け加えておきます。 | ||||
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なんと言うか、ただただ悲しかったです。 でもこの人たちのことを可哀想とは決して思いません。 | ||||
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養子縁組した家族に突然かかってきた一本の電話。 そして各々の視点から紡がれる物語。 こどもを受け取る方も手放す方も各々事情があり、葛藤があるということは わかりましたが、それ以上がうまく伝わってきませんでした。 前評判に期待しすぎたのかもしれません。 また、途中のこどもの視点の部分はいらなかったように思います。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 お話後半の実母の生活体験は悲しくつらいもので終わり方も⁇という感じでした。 自分の中でどう落とし込めば良いやら あれこれ考えました。 誰にとって朝が来たのか? 長く暗いトンネルをくぐって来た実母にやっと光が差したってことでいいのかな… | ||||
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タイトルの「朝が来る」が、前半の養父母と後半の実母だと言いたいのでしょうが、実母には本当に朝が来たのだろうか?と疑問です。犯罪者になってしまい、これからどう本当の朝を迎えるのか、そこを書いて欲しかったです。このラストで朝が来るでは、薄っぺらい感じで、残念です。 | ||||
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とても読みやすく、ほっこりするようなお話でした。特に子どもの物の表現の感じが可愛くて良かったです。 読み終わりにモヤっとした感じが残らず、細かなところまで答え合わせをさせてくれるような終わり方でした。 | ||||
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八日目の蝉と比べてはいけないが 感動できなかった 産んだ子供の事を毎日思って生きていたら そもそも家出なんてしないと思う。 家出した挙句、お金に困り、子供に会うことになるのも理解できない。 | ||||
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読み続けていくうちに、どんどんはまっていきました。あっという間に読み終えてしまうほど、途中で止めることのできない展開です。最後にはいつの間にか、涙が止まりませんでした。 | ||||
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養子縁組を希望し、書籍やテレビ、ネットなどを通じ、勉強しています。養子縁組団体の説明会に出席したこともあります。 この本に出てくる養子縁組の団体は、以前見たことのある養子縁組のテレビドキュメンタリーの内容を切り貼りしたものでした。 設定はおろか、セリフまでそっくりです。かといって、参考資料の中に上がっているわけでもありません。 ストーリー自体は、考えられたものだと思いますし、不妊治療の描写などは、共感できる場面もありましたが、上記が原因で、いまいちストーリーに入り込めず、安易に作られた感を感じてしまいました。残念で仕方ありません。 | ||||
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現実はもっと多様でうまくいっているところも多いでしょうし、難しい事も多いのでしょう。 ただ小説としてその中のあるパターンをベースに書かれているとすれば それなりに感動できたと思います。 確かに当事者にしかわからない事で書かれていない、又はある方向からしか書かれていない 事も多いのだろうと思います。 これでこの本に書かれているテーマがわかった気にならないようにとは 自戒したいと思います。 | ||||
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特別養子縁組のことを詳しく知らない私にとって、知らないことばかり。よく知る方にはご不満もあったようですが、私には深い感動を与えました。 特別養子縁組もひとつの出会いの形で、これもまた縁。縁を大切にして家族になっていく姿は溢れる愛と強さ、輝きを感じ、特別養子縁組をとても前向きに捉えることができました。子どもたちのためにこんな風に家族に迎えることがもっと広まればいい。 ひとつひとつ積み重ねて家族になっていくのは、実の親子でも全く同じことなのですが、そこにはない決意が伝わりました。 実親の生き方については、辛く苦しく思う場面が続き、我が家に同じことが起きたら私達夫婦はどのような向き合い方をするだろうかと思わずにいられませんでした。今も考え続けています。 朝が来たのちには、しっかりと自分の人生を歩めるひかりであって欲しいと願わずにいられません。子どもを手放す実親もその事を受け止めて前に進んで欲しい。過ちでは片付かない思いがそこにはあることに気付かされました。 | ||||
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表紙の子供は郊外の住宅地を歩く女の子(たぶん?)なのに、物語のメイン舞台は高層マンション街、登場するのは男の子であることに、トリック(メフィスト賞作家としての斬新な試み?)が仕掛けられているような気がします。 起承転結・全4章のうち「転」の章にもっともページを費やしていること、そしてその「章題」に、トリックの答えや作者の伝えたいことがあるのではないかと思います。 不妊治療や養子縁組の話は主題として描くにはあまりにも難しい問題のため、事実をありのままにしっかりと表現するだけにとどめ、あえて深いところまで掘り下げないようにしているような気がします。深層に分け入っているテーマは、隠さないといけないくらいに表現や伝達が困難なものではないかと思いました(「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」にも通ずるような・・)。 「ひかり」と同じように心が折れぎみの私にとっては、救済の作品のひとつとなりました。「結」の章では涙が止まりませんでした。ありがとうございました。 P.S.こういうテーマの場合、子供にいやな思いをさせてしまう展開になりそうですが・・・それは安心して読めました。 | ||||
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養親の1人です。 内容は、とっても偏っているように思います。 小説だからドラマチックにしているのかもしれませんが、特別養子縁組がメインなので、読んだ人が特別養子縁組に対して誤ったイメージを持ちはしないかと心配になります。 友だちにはもちろん、家族にも勧められる本ではありません。 また、内容は某ドキュメンタリーにそっくりだったり、団体も某団体と似ていたり。。。 読んでいてこの番組のこの家族に似せたんだとすぐに分かりました。 でも、参考資料には、そのドキュメンタリーは記載されていませんでした。 こんなに酷似しているのに勝手に小説に引用していいのかなと疑問に思います。 最後まで読んで気持ちがモヤモヤしました。 特別養子縁組はそんなに暗いものではないと思います。 | ||||
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