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マギンティ夫人は死んだ
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【この小説が収録されている参考書籍】
マギンティ夫人は死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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僕のお気に入りランキングでは5位に入る作品です。「五匹の子豚」と同じ回想殺人ですが、これは現在にも殺人が起こるので「五匹の子豚」と違って緊張感があります。特に良かったと思うのは、犯人がトリックを仕掛けて「絶対この人しかいない!」という状況を作り上げていたことです。僕も見事にだまされてしまいました。犯人はすごく意外で、動機も十分納得できました。ただ、ジェイムズ・ベントリイの服になぜ血がついていたかが(僕が読み飛ばしていたのかもしれませんが)よくわかりませんでした。評価は4にさせていただいてますが、実際は4.5くらいです。名作だと思うので、ぜひお勧めします。 | ||||
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僕のお気に入りランキングでは5位に入る作品です。「五匹の子豚」と同じ回想殺人ですが、これは現在にも殺人が起こるので「五匹の子豚」と違って緊張感があります。特に良かったと思うのは、犯人がトリックを仕掛けて「絶対この人しかいない!」という状況を作り上げていたことです。僕も見事にだまされてしまいました。犯人はすごく意外で、動機も十分納得できました。ただ、ジェイムズ・ベントリイの服になぜ血がついていたかが(僕が読み飛ばしていたのかもしれませんが)よくわかりませんでした。評価は4にさせていただいてますが、実際は4.5くらいです。名作だと思うので、ぜひお勧めします。 | ||||
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1952年の作品。 戦争の傷跡がようやく癒え始めた。 はじめは、ポワロも暇を持て余していて、スペンス警部からつまらない仕事を押し付けられたと(私は)思った。 しかし、口の軽い家政婦マギンティ夫人が、古い犯罪に関する秘密を知ったために殺されたとわかる。 この辺から警察の捜査も始まり、俄然面白くなってきた。 やがて、第二の殺人が起きる。 しかし私が犯人と目していた人間が殺されてしまった。 そして最後の謎解きまで、寝られなかった。 可能性が最後まで絞りきれず、面白かった。 オリバー夫人が再登場。 ヘイスティングズやバトル警視も、名前だけだが登場する。 クリスティ・マニアには楽しみなポワロ後期の傑作だ。 | ||||
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1952年の作品。 戦争の傷跡がようやく癒え始めた。 はじめは、ポワロも暇を持て余していて、スペンス警部からつまらない仕事を押し付けられたと(私は)思った。 しかし、口の軽い家政婦マギンティ夫人が、古い犯罪に関する秘密を知ったために殺されたとわかる。 この辺から警察の捜査も始まり、俄然面白くなってきた。 やがて、第二の殺人が起きる。 しかし私が犯人と目していた人間が殺されてしまった。 そして最後の謎解きまで、寝られなかった。 可能性が最後まで絞りきれず、面白かった。 オリバー夫人が再登場。 ヘイスティングズやバトル警視も、名前だけだが登場する。 クリスティ・マニアには楽しみなポワロ後期の傑作だ。 | ||||
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二転三転するラストはクリスティーらしく、ミステリ小説の醍醐味を味わえる。犯人を推理しながら読む私のような読者には苦笑の連続だった。トリックやプロットも今作は理不尽なものもなく、納得できる。ポワロのおかしな外国人ぶりも笑わせてくれるところも多く、楽しめました。 | ||||
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二転三転するラストはクリスティーらしく、ミステリ小説の醍醐味を味わえる。 犯人を推理しながら読む私のような読者には苦笑の連続だった。 トリックやプロットも今作は理不尽なものもなく、納得できる。 ポワロのおかしな外国人ぶりも笑わせてくれるところも多く、楽しめました。 | ||||
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事件の発端は、身寄りのない掃除婦マギンティ夫人の撲殺事件で間借り人が逮捕され、その死刑判決にポアロの旧友スペンス警視が疑問を抱いたことから始まります。スペンスは自分の疑問をポアロにぶつけ、捜査を依頼します。冒頭ポアロは、いつものグルメ振りを発揮してエスカルゴ料理の余韻に浸っているというのに、この事件解決のために滞在した村のゲスト・ハウスでは、不味い食事に散々悩まされます。けっこうかわいそうなくらいその様はこっけいです。そんな苦労をしながら、殺人の動機や村の誰がその関係者なのか、人々の話を聞きながら灰色の脳細胞を働かせるのです。無実の人間を死刑執行から救い出すという緊迫感はあまり期待しないほうがいいかもしれません。ポアロの人間心理を読み解く手並をじっくり味わうほうが楽しめます。 | ||||
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事件の発端は、身寄りのない掃除婦マギンティ夫人の撲殺事件で間借り人が逮捕され、その死刑判決にポアロの旧友スペンス警視が疑問を抱いたことから始まります。スペンスは自分の疑問をポアロにぶつけ、捜査を依頼します。 冒頭ポアロは、いつものグルメ振りを発揮してエスカルゴ料理の余韻に浸っているというのに、この事件解決のために滞在した村のゲスト・ハウスでは、不味い食事に散々悩まされます。けっこうかわいそうなくらいその様はこっけいです。そんな苦労をしながら、殺人の動機や村の誰がその関係者なのか、人々の話を聞きながら灰色の脳細胞を働かせるのです。 無実の人間を死刑執行から救い出すという緊迫感はあまり期待しないほうがいいかもしれません。ポアロの人間心理を読み解く手並をじっくり味わうほうが楽しめます。 | ||||
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マギンティ夫人殺害の罪で死刑を宣告された男は、どうしても真犯人とは思えない…という友人の警察官の相談を受けて、ポアロが捜査に乗り出す。殺人の意外な動機など、出来の悪い話では決してないのだが、以下の理由で好きになれなかった。(1)あらすじからして、死刑執行の時が刻々と迫る中、果たして真犯人解明は間に合うか…というサスペンスを期待していたが、その種の話では全然なかった。(2)ポアロが歳を取って、活力がなくなり、話のテンポも遅くなった感がある。小さな村で、村人たちの取り留めのないおしゃべりを聞いて回るという、(私のあまり好きでない)ミス・マープル物に似た雰囲気になってしまった。(3)クリスティーは本書で、あんな外人の探偵が好きなわけじゃない、読者に人気があるので仕方ないから…と自分の分身である女性作家に露骨に言わせている。作者も人間、自分の手を離れてしまった主人公に対して、屈折した思いを抱く場合もあるだろう。だが、そのような気持ちは、作品の中ではぶちまけてほしくない。ポアロが好きな私は不愉快に感じた。 | ||||
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マギンティ夫人殺害の罪で死刑を宣告された男は、どうしても真犯人とは思えない…という友人の警察官の相談を受けて、ポアロが捜査に乗り出す。殺人の意外な動機など、出来の悪い話では決してないのだが、以下の理由で好きになれなかった。 (1)あらすじからして、死刑執行の時が刻々と迫る中、果たして真犯人解明は間に合うか…というサスペンスを期待していたが、その種の話では全然なかった。 (2)ポアロが歳を取って、活力がなくなり、話のテンポも遅くなった感がある。小さな村で、村人たちの取り留めのないおしゃべりを聞いて回るという、(私のあまり好きでない)ミス・マープル物に似た雰囲気になってしまった。 (3)クリスティーは本書で、あんな外人の探偵が好きなわけじゃない、読者に人気があるので仕方ないから…と自分の分身である女性作家に露骨に言わせている。作者も人間、自分の手を離れてしまった主人公に対して、屈折した思いを抱く場合もあるだろう。だが、そのような気持ちは、作品の中ではぶちまけてほしくない。ポアロが好きな私は不愉快に感じた。 | ||||
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