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マギンティ夫人は死んだ



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マギンティ夫人は死んだの評価: 3.93/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

ポアロの推理に説得力がなくて、「なんやの、これは?」て、拍子抜けしちゃいました。

話が冗長に過ぎると感じましたね。特に後半は、いたずらに遠回りさせられてる感が強くて、いらいらしました。

そして、事件の真相を言い当てるポアロの推理なんだけど、説得力がなくて、納得できるもんじゃなかったです。ぶっちゃけ、「さんざっぱら振り回されて、最後にたどり着いたんがこれなん」て感じで、力が抜けました。

あと、巻頭の「登場人物」欄に二点、誤りがあります。
〈ロソグ・メドウズ〉ではなく、〈ロング・メドウズ〉。
〈シェラア〉とあるのは、〈シーラ・レンデル〉です。

田村隆一の訳文。初出は1958年(昭和33年)と、かなり古いものであるにも関わらず、さほど違和感を感じずに読んでいくことができました。
マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-63))Amazon書評・レビュー:マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-63))より
415070063X
No.2:
(2pt)

クリスティーはポアロが嫌い?

マギンティ夫人殺害の罪で死刑を宣告された男は、どうしても真犯人とは思えない…という友人の警察官の相談を受けて、ポアロが捜査に乗り出す。殺人の意外な動機など、出来の悪い話では決してないのだが、以下の理由で好きになれなかった。(1)あらすじからして、死刑執行の時が刻々と迫る中、果たして真犯人解明は間に合うか…というサスペンスを期待していたが、その種の話では全然なかった。(2)ポアロが歳を取って、活力がなくなり、話のテンポも遅くなった感がある。小さな村で、村人たちの取り留めのないおしゃべりを聞いて回るという、(私のあまり好きでない)ミス・マープル物に似た雰囲気になってしまった。(3)クリスティーは本書で、あんな外人の探偵が好きなわけじゃない、読者に人気があるので仕方ないから…と自分の分身である女性作家に露骨に言わせている。作者も人間、自分の手を離れてしまった主人公に対して、屈折した思いを抱く場合もあるだろう。だが、そのような気持ちは、作品の中ではぶちまけてほしくない。ポアロが好きな私は不愉快に感じた。
マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-63))Amazon書評・レビュー:マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-63))より
415070063X
No.1:
(2pt)

クリスティーはポアロが嫌い?

マギンティ夫人殺害の罪で死刑を宣告された男は、どうしても真犯人とは思えない…という友人の警察官の相談を受けて、ポアロが捜査に乗り出す。殺人の意外な動機など、出来の悪い話では決してないのだが、以下の理由で好きになれなかった。
(1)あらすじからして、死刑執行の時が刻々と迫る中、果たして真犯人解明は間に合うか…というサスペンスを期待していたが、その種の話では全然なかった。
(2)ポアロが歳を取って、活力がなくなり、話のテンポも遅くなった感がある。小さな村で、村人たちの取り留めのないおしゃべりを聞いて回るという、(私のあまり好きでない)ミス・マープル物に似た雰囲気になってしまった。
(3)クリスティーは本書で、あんな外人の探偵が好きなわけじゃない、読者に人気があるので仕方ないから…と自分の分身である女性作家に露骨に言わせている。作者も人間、自分の手を離れてしまった主人公に対して、屈折した思いを抱く場合もあるだろう。だが、そのような気持ちは、作品の中ではぶちまけてほしくない。ポアロが好きな私は不愉快に感じた。
マギンティ夫人は死んだ (1982年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:マギンティ夫人は死んだ (1982年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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