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白昼の悪魔
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白昼の悪魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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アガサクリスティの小説は30冊目くらいだと思いますが、本書も楽しく読むことができました。 お願いだから、あの子が犯人ではあってほしくないと思いながら読みました。 読んだ本を全部覚えている訳ではありませんが、似たような話を読んだような気もします。 忘れかけている話と、読んだ話の似た部分があるのは、同じ作家なのでありえるかもしれません。 本書は、ポアロものですが、マープルものだったかもしれません。 同じ探偵で、男女で、別々の本で、同じ犯罪を、別の空間で推理してもらうというのも面白いかもしれません。 ポアロものも、マープルものもそれぞれ10冊以上読んだので、 これが、もし、マープルだったら、誰から何を聞いて、どういう説明をするだろうかという読み方ができるようになりました。 こういう楽しみ方は、どうでしょう。 ps.本作品の映像作品は見た記憶がないので、 自分なら、どういう撮影をするかということを考えながら読みました。 | ||||
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原題の『EVIL UNDER THE SUN』は日の下に行われる悪事であって、悪魔な訳ではない、らしい。 久しぶりのクリスティは「こんなん?」と思うほど古典だった。 何と言っても推理の原点が「被害者の人間性」である。 被害者の人間性を知ることが真実への一番の近道である、とポアロは繰り返し演説し続ける。 『白昼の悪魔』と一緒にTV放送していた『メソポタミアの殺人』も読んだが、ここでも最大の問題点は「被害者の人間性」だ。 被害者(の女性だった。どっちも)が周囲の人に様々な異なった印象を与えている中で、本当の彼女はどんな人物だったのか?それを探れば犯人が分かるってーのだ。 ある意味新鮮だ。 ここ最近のミステリで亡くなった人の人物像などに注目されたものがあっただろうか。今の人間性アプローチはそんなやり方ではない。そもそも持って生まれた資質そのものが問題にされることなどほとんどない。今の人間性はどうやら後天的なものと決められているらしい。 階級がなくなったのが原因か、差別をなくそう運動の成果か。天性の性分についてはクリスティが分析し尽くしたか。 どっちにしても今と昔じゃ別世界だが、トリックはやはり絶品。 『復讐の女神』みたいな叙述(と言っていいのかどうか。謎の提示がはっきりしないもの)も特長的だが、クリスティはやっぱり大仕掛けなトリックがベスト。 | ||||
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題名は聖書からの引用の由。一般に作者は題名を付けるのに苦労すると聞くが、その点欧米の作家は楽をしている。本作はクリスティにしては珍しく正統的(?)なトリックを用いた本格ミステリ。日本では「地中海殺人事件」の名で映画公開されている。これらの状況は「ナイルに死す」と酷似している。冒頭でポアロが解決に結びつく独り言をつぶやくのだが、この時点でそれを予知するのは無理だろう。トリックは良く考えてあるのだが、それ故分かる人には分かってしまうという本格ミステリが抱える矛盾が本作にもある。ちなみに、本作のメイン・トリックは「ビッグ・ボウの殺人」のトリックに捻りを加えたもの。しかし、クリスティがこれだけ上質のミステリをプレゼントしてくれたんだもの、読者は楽しんで読まなきゃ。 | ||||
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(;'Д`)ハァハァ 白昼の悪魔のトリックは結構 面白いと思ったが色々な漫画や小説でパクられてるから 今更感があったなw | ||||
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キャラクターの個性がそれぞれ出ていて、気をつけて見ると会話の端々に犯人を見つける手がかりが隠されている。ポワロの謎解き、ラストの犯人を割り出す場面は、お見事の一言だった。 | ||||
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