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ビッグ4
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ビッグ4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
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ビッグ4は、アガサクリスティの作品の中では、自己ベスト10に入れています。 4人の犯罪者の、組み立てが国際的ですばらしいし、 アガサクリスティがアジアに対してどういう感じを持っているかが、 透けて見えて、読んでいて、なるほどと思いました。 結末が急展開なのは、ほかの作品でもしばしば見受けられるし、 誰に力点を置いているのかが分からない結末の話もしばしばあります。 分かれた親子が再開するというのを道具につかうのは非道だと思うかもしれません。 犯罪のために使うのでなければ、物語としては許容範囲ではないでしょうか。 4人の異なる犯罪者がいるということが、作品を立体的にさせていて、一次元的作品や、二次元的作品にくらべれば、傑作だと思いました。 西洋が東洋に直面するときの弱さみたいなものも知ることができました。 | ||||
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本の紹介を見て、面白そうだなと思って買いました。しかし、短編を組み合わせたというだけあって、話全体にまとまりがなく、「ビッグ4」の仕業というのも、無理にこじつけたような感じです。いつも楽しみにしている最後のポアロの犯人当てもなく、推理小説とは言えないと思います。最後もなぜ基地が爆発したのかよくわかりません。でも、ドキドキする描写がたくさんあって、そこは良かったです。ヘイスティングズが中国人に誘拐されたり、ポアロの部屋に仕掛けてあった爆弾が爆発したりと次はどうなるのか、次はどうなるのかとドキドキしっぱなしで、ページをめくる手が止まらず一日で読んでしまいました。ポアロがすごい推理で犯人を当てるるいつもの「ポアロもの」を求めている方は買わないほうがいいと思いますが、推理がなくても、ドキドキ感を楽しみたいという方は、読んでみてください。 | ||||
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オリジナルは1927年リリース。この1927年というのは数週間、『失踪』した年の翌年で、1月にその失踪騒ぎの喧噪から逃れるため、クリスティーは姉夫婦にお世話になることになる。 この時クリスティーは7冊の本を出していた。と同時にポワロの短編を週刊誌『スケッチ』に連載していて、その最新の短編を夫アーチボルト・クリスティーの兄キャンベルが再編纂し長編読み物に仕立て直した方がよい、と助言し作られたのがこの『ビッグ4』だ。そのためいつものポワロ・シリーズとは雰囲気や書き方が違っている。 さながらポワロが『007』のような働きを見せる。じっと沈思し灰色の脳細胞で勝負するいつものポワロとは違っているところがおもしろいな、と思う。短編を長編に仕立て直したため、若干ストーリーに荒唐無稽さと無理を感じるが、それでも充分に愛せる作品である。 | ||||
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荒唐無稽なクリスティーの最低の書。 元々は雑誌に連載されていた短編を集めたものらしく、ひとつの作品として一気に書き上げたものではないから、まとまりがないのはそのせいかも知れないが、それにしてもひどすぎる。 これが名作「アクロイド殺し」の翌年に書かれた作品だなんて、シンジラレナ〜イ! | ||||
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これは正直いって駄作です。 謎の犯罪組織「ビッグ4」を倒すべくポアロがとび回る!というおよそありえそうにない話です。 もとは短編だったものをまとめて長編に仕立て上げたらしいですが、つなぎが雑です。 主要人物であるナンバー・フォーの描かれ方も雑です。13章までは「変装が上手く頭脳明晰な殺し屋」という感じに描かれていたのに、14章で彼の弱点が判明して以降、扱いがお粗末になります。あんなに頭いいやつがこんなミスをするかよ!?と思ってしまいました。 「ビッグ4」が具体的にどういう組織なのか、なぜポアロが「ビッグ4」と関わるようになったのかよくわからないし、ロシア革命を「文明の崩壊」と呼んでいるのもどうかと思いました。 | ||||
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荒唐無稽なクリスティーの最低の書。 元々は雑誌に連載されていた短編を集めたものらしく、ひとつの作品として一気に書き上げたものではないから、まとまりがないのはそのせいかも知れないが、それにしてもひどすぎる。 これが名作「アクロイド殺し」の翌年に書かれた作品だなんて、シンジラレナ〜イ! | ||||
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序盤は面白かったです。ポアロvsルパン一味みたいな雰囲気もあり楽しんで読んでました。しかし後半からグダグダしはじめ、話は進まないしたいした謎解きもなしでつまらなかったです。何より最後はひどかった。無理やり終わらせたみたいな感じですごくがっかりしました。 | ||||
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とにかく、テンポがはやい!いつもとは違う急なタッチで粗削りな作品。おもしろいことはおもしろいのだがやはりいつものクリスティーとは違います。まあ、この頃のクリスティーの背景を考えるとしょうがないかも… | ||||
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(;'Д`)ハァハァ アガサクリスティの書いたミステリーの中でも最大の駄作と名高い小説である(笑) ポアロ 対 世界征服を企む悪の秘密組織ビッグ4!!! 組織のメンバーとして、恐るべき中国人、怪しい大富豪。 キレ者の女 そして最後に控えしは・・・謎の人物。組織のトップ。変装が得意。 ポアロの兄貴まで出てくる始末(笑) もう滅茶苦茶ですよ。 この作品に関しては黒歴史なので『無かった事にしてください』だ。 読まないほうがいいと思われ ポアロのイメージダウンw | ||||
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クリスティの本はホントハズレが少なくて感心していますが、これは面白くありません。まずプロットが壮大すぎて、一つ一つが実に薄い。様々な人物、事件が出てきますが、これがすごく描きかたがうすいのです。さらに、国際的悪の組織「ビッグフォー」もコンセプトこそ壮大ですが、ほとんど何も詳しいことが書かれていない為にリアリティに乏しく、物語に入り込めません。ポアロファンは読まないことをお勧めします。 | ||||
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国際犯罪組織「ビッグ4」そして ラジウムや電磁波などの近代兵器などが出て来ます。 アガサ・クリスティの小説の中では ある意味「エキゾチック」な感じがあると思いました。 しかし個人的には静謐なところでの推理が好きなので、 『ビッグ4』は少々取っ付きにくかったです。 | ||||
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ポアロが世界を股にかけ、正体不明の国際犯罪組織と戦います。いつものポアロものと思って読むと「?!」ちょっと違うテイストで驚くかもしれません。謎解きではなく、頭脳と頭脳の戦いが見られます。 | ||||
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ポアロシリーズはポアロが年をとっているためか(というよりポアロ自身「事件解決には灰色の脳細胞だけで足りる」と言っている)飛び回っているシーンはあまり描かれない。そういう意味で貴重なポアロを読める。物語性が強く、トリックを楽しみにしている人にとっては少々物足りないかもしれない。ポアロが好きな人には是非読んでいただきたい作品。 | ||||
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国際的な大陰謀をたくらんでいるビッグ4らとポアロの頭脳の戦い。普段のように、純粋に推理や人間観察に優れたポアロだけではなくて、スパイ小説の主人公のごとく、サスペンス映画のヒーローのごとく、活動的で敵を出しぬくことにもたけたポアロを楽しめる。でも、この物語で最も感動的なのは、ヘイスティングス大尉とポアロの美しい堅固な友情だ。ポアロのためなら命を賭けてしまうヘイスティングス。ポアロもそんなヘイスティングスを、ポアロにしかできない鮮やかさで救う。ヘイスティングスを愛するファンは特に読むべし。 | ||||
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数あるポアロ物の中で、ちょっとトーンが違う一作です。 なんとなくハードボイルドを思わせるノリで、シリーズのいつもの調子とはちょっと趣がちがう感じです。 若干、尻つぼみ気味の結末ですがそういう意味では結構おもしろいです。 | ||||
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