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アクロイド殺し
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【この小説が収録されている参考書籍】
アクロイド殺しの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全168件 81~100 5/9ページ
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| トリックはみなさん素晴らしいと賞賛されていますので、私は言う必要はないように思われます。ゴルフ場殺人事件のようにひっそりとした恋を物語に溶け込ませるのが女性らしくてなんだか心に染みてきます。見取り図挿絵が入っていてなんだか探偵気分を味わえました。至福の時間を与えてくれますよ。ぜひ一読! | ||||
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| 中学生の頃読んだ本を電子書籍で読み直し。言葉一つひとつに込められた意味が改めて解る気がする。 | ||||
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| 新訳でまた読んでみました。フェアかアンフェアか、の論争が当時巻き起こったという話ですが シャーロック・ホームズがワトスン博士の手記であるのと同様に、 この小説もシェパード医師の手記であると念を押すように途中、書かれています。 ここが非常にフェアだと私は思います。 既読なため、犯人が誰か既に知っている私ですが、読み進めながら「(ワトスンやヘイスティングズと違って)この書き手は信頼できない」という印象を持ちながらページを繰りました。書き手が肝心なことをぼやかしている、あるいはワトスンのように書くのがうまくない、 という感じ、アマチュアが書いているような錯覚を受けるのです。そこがクリスティ女史の狙いでもあった、故に非常にフェアだったと思います。 ただ、私の好みでは、真犯人はちゃんと裁きを受けてもらいたいです。 あのラストは、急に小説的ではありましたが。 クリスティファンとして「そして誰もいなくなった」より断然こちらをおすすめします。 | ||||
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| 昔読んだのですが、ストーリーを半分くらい忘れていたので読み直しました。 それで思い出したのです。 ああ、そうだ以前読んだとき、この部分でわかってしまったんだと。 ワトソン博士なら、こんな書き方はしないと。 そうしてエンディングの違和感。 ホームズならこんな解決はしないだろう、やっぱり「ポワロは違う」と。 でもこのミステリーで大切なのは「その時代の田舎の雰囲気」「カントリーハウスでの人々の関係」なんですね。 ホームズは19世紀末のビクトリア朝の生活、そしてクリスティはもう少し時代が下った英国の生活です。 だから探偵の拠って立つ「正義」も違うのです。 執事やメイド、町の旅館や飲食店の人々などの身分と文化、医師や領主の地位、警察の特殊な位置、遠かった海外、そして「第三者としての探偵」も違がってくるし、語り部も違うのだと。 | ||||
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| アクロイドを殺したのは誰か?その筋の専門家ピエール・バイヤール教授は 独創的理論で真犯人を指摘した。 確かに面白い試みであって注目に値する。 さて議論百出となっている本作品はフェアか、アンフェアか?(ノックスの十戒 ではないが・・・)という問題ではなく、面白いか、面白くないか? 多くの人から面白いとの評価を得ている現状から、この問題作も名作、傑作に 加えることには何の異論もないのではないか。 アンフェアというなら、ルルーの「黄色い部屋の謎」やクイーンの「Zの悲劇」は どうなのか?微妙なところではあるが、あまりここには重きを置かず、 この作品全体にトリックが仕掛けられていたと考えるならば、何と壮大で 意表を突いたトリックと驚嘆せざるを得ない、とも思えるのだが・・・。 この手の小説はサプライズが大きければ大きいほど、その価値も重みを 増していくものなのではないだろうか? | ||||
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| いわずと知れたアガサクリスティーの名作。犯人が明らかになったときの、「そんなのありかよ!」感は、他の作品にはないオリジナリティー。さすがクリスティーと納得させられる作品。 | ||||
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| 「殺戮にいたる病」の文庫本解説で、本書が少し引き合いにされており、アガサにも叙述トリックがあるのか~と興味持って手にした次第。 真犯人の○○にはまったく注意を払ってなかったので、終盤までは気づきませんでした。 24章から風向きがおかしくなり始め、422ページあたりで、あぁ、そうゆう事なんだな、この作品は…と(やっと)確信するに至りました。 なので「あなたです!」にはそれほどの衝撃は受けませんでした。 新訳となってますが、それでも日本語としては不自然な言い回しも多く、そのせいで話が入って来ない場面が多々ありました。 登場人物が多いのに、更に人によって呼び方が違うので、「誰だっけそれ?」となることも少なくありませんでした。 外国の小説はやっぱり苦手だなぁ・・・。 とは言え、歴史的価値も鑑み、☆4つ。 | ||||
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| あまりにも有名すぎるので、最初からオチがわかって読んでしまったのがとても残念です。 しかし、わかっているにもかかわらず騙されそうになるくらいおもしろかったです。 最後は救われないですね。探偵のシビアな感じも好感が持てました。 | ||||
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| 字がちっちゃい。 同じ早川書房から2003年に発行された別の文庫(羽田詩津子氏訳)だともうすこし字が大きい。 この田村隆一氏訳版は350ページに対し、2003年のハヤカワ文庫は450ページくらいある。 翻訳文章の違いというより、文字の大きさが違うためと思われる。 | ||||
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| ここは私的な感情ですので、客観的評価は下へ・・・ 本を買うこと自体があまりなく、前評判を読みすぎてしまい方々で”驚愕のラスト!”といったような評価が見られ、自分であれこれ想像しながら読んでいたら、その想像の中に偶然ラストと一致する想像があり特に驚きを受けませんでした。 個人的感情の混ざった客観的評価・・・ 内容は古い?本だからか言い回しや言葉遣いが今の小説とは少し違ったりしましたが、気にならず、むしろ未体験の過去に触れているような没頭感で新鮮でした。ただ、あえて悪いところをあげるならば、謎が複雑すぎて自分のようなそこまで深く読みこんでない人間には筆者(アガサ)が予想していた驚きというのは味わえませんでした。とくに私は記憶力が悪く、よくわからずもう一度読み返したほどです。ですので、かなり上級者向けなのかな?と感じました。 | ||||
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| アガサ作品ですね! トリッ云々を言われますが、掛け値なしに面白かったです。 | ||||
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| 久しぶりに読み返してみたのですが、素晴らしいですね。 もちろん犯人はわかっているのですが、かえってその方が 楽しめるかもしれません。 叙述トリックの代表作だけあって、いちいち感心させられます。 訳もポアロの雰囲気や自然な会話の流れ、人物の描き分けができており 良い訳だと思いました。 | ||||
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| 推理小説は好きなので結構読んでいますがこの作品は有名にも 関わらず読んでいなかったので読みました。 犯人と思われる人が失踪すると言うパターンでこの場合は大体 犯人が予想がつきやすいタイプだなと思いました。 1失踪から途中で現れて容疑者から外れた場合は犯人である 2最後まで失踪している場合は死亡していて犯人と思われていた 犯行よりも先に死亡している。 3失踪したままで二重生活をしていて実は失踪者は目の前にいた。 大体こんなところだと思います。ところが読み進めるとどーも 勝手が違う。失踪自体にトリックがないと言うか作者が趣を置いて いないのです。しかもトリックらしいものはどうも時間のトリック だけのようです。普通こういう設定の場合は密室にするはず。 時間のトリックにしても使われたのは当時のハイテクだけの感じで トリックらしいものがまるでない。 とするとこの小説の売りは「誰が犯人か」だけのようなのです。 そうこうしているとポアロが容疑者全員を呼び集めました。 ここまでくるとすべて読者に情報は渡してありますよ。さあ犯人を 当てましょう。と言ってるのも同然です。 私は必死に考えましたがどうみても犯人がいません。登場する女性が 犯人であることはまずないでしょう。なぜならあまりにこの作品で目立ちすぎているから。犯人当ての場合は犯人は目立たずひっそりいるものです。とすると男性の陽気な若者と寡黙な大人の2人しか該当しない。だけどまるっきり手がかりになるものがないのです。 アガサは凄いなと純粋に思いました。これで犯人が仕立てられるのだと。 ところが容疑者大集合なのにも関わらず今まででていなかった重要な証言がポアロからガンガンでてきます。オイオイと思いました。 それはないだろう?ポアロが自分で隠れて調べたって言ってます。この時点でかなり私は白けてきました。 どーなるのかな?と思ったら犯人を言わずに容疑者全員を帰してしまいました。「俺にはわかっているんだ観念しろ」って言ってます。要するに犯人に逃亡か自殺をほのめかしているのです。そこで章が終わりました。次の章がいよいよ犯人を明かすということのようです。 私の気持ちは一気に暗くなりました。なぜなら容疑者の中に犯人が いないのが明らかだからです。つまりアンフェアな手法なのです。 捜査する側が犯人だと示唆しているのです。 私はそこであの面白いキャラクターだったお姉さんがそうだと ばかり思っていました。彼女がなぜ結婚していないのか語られて いないのが気になっていたからです。 結果は外れ。それよりもヒドいものでした。この犯人は推理小説としてどーなんだ?と考えさせられました。なぜなら物的証拠がまったく ないのです。これは冤罪です。これで起訴するのはまず無理です。大体、犯人は失踪者をどうするつもりだったのでしょうか? 失踪者を犯人に仕立てておきながら失踪者をそのままにしていたら いずれ失踪者から犯人がばれるじゃないですか? 犯行計画が無茶すぎます。この人が犯人なら失踪者は死亡して いないとなりたちません。 それに小説の手法としてもどーかと思います。記載された出来事は この小説世界の史実であると読者は無条件に思うわけで それを疑えというのはアンフェア推理小説としても落第ではないで しょうか? これは古典とも言える古いものですからそこまで言うのはコクなのかもしれませんが小説の面白さと言う点なら満点でしょうけど 推理小説と言うくくりなら落第点と言わざるをえないと思いました。 その後にこの小説で影響を受けた作家が私ならこうすると改善された 推理小説を発表したそうですから価値の高いモノであるのは疑いようもないと思います。それを読んであるから私の感想もこうなってしまうのだろうと思います。 | ||||
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| この作品が発表された当時は、本作のトリックを巡って識者や読者の間で激しい論争が展開されたということだが、私はこの作品の犯人はアンフェアではないと思う。 何故なら、この作品は三人称などで書かれた、いわゆる「小説」ではなく、一人称で書かれた「手記」であるからだ。「推理小説はすべからく読者に対してフェアであるべきだ」と言っても、本作は「小説」の形を借りた「手記」という形式なのだから、手記を執筆した人間の主観が混ざっているのは当然である。 初読時に感じたインパクトは今でも変わらない。推理小説史上に残る作品であることは間違いない。未読の方はこのレビューを読まず、何の先入観も持たず本作を読んでいただきたい。きっと驚嘆されるはずである。 | ||||
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| 若干のネタばれ含みます。 以前からタイトルだけは聞いたことがあって、「あるトリック」を初めて使ったのはクリスティーだとも聞いていたので、 割と序盤で「もしかして...」と思ったのですが、その通りのラストでした。 この作品に対する予備知識をまったく持っていない人なら、ラストに驚愕するかも知れませんが... 最近のミステリーを読みなれている人にはそれほど衝撃的ではないかもしれません。 ただ、ラストに驚けるかどうかをおいといても、多くのトリックや矛盾が解き明かされていくとともに、 登場人物たちの意外な一面が明らかになっていく様は面白く、非常に読みやすい作品ですので評価は高めです。 | ||||
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| 多くの方は衝撃の結末に驚いてしまっているようですが、 本書の各所に伏線がはられており、最終的に一人の犯人を示すようになっております 注意深く読んでいればそこまで驚くほどでもなく、納得のいく結末だと思います 現に疑い深い自分のような人間には、早い段階で犯人が分かってしまいました。 正直残念ではありますが、これが書かれた時期やこの完成度を考えると、 素晴らしい作品であることには間違いありません。 | ||||
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| 皆さんのレビュー通りいい小説なので、別の観点から一言。最近は私も ジジイの仲間入りで、御多分に洩れず漢字などの記憶力の低下が著しい。 そこでお勧めなのが、昔に愛読した推理小説を再読すること。評価ある 古典なら十分に堪能しながら、文体なども思い出すことができる。それに してもこの本などは、私が記憶していた人物と犯人が違ってて大笑い。 思わずクリスティさん書き換えたかと・・・、トリックは覚えてるのに 何でだかな。お陰で二度三度楽しめました。 | ||||
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| アガサの小説を何冊か読んできましたが、この物語のよさは最後の最後で肩透かしを食らうような結末でしょうか。 犯人が明らかにされたとき、「まさか・・・」と疑いたくなる結末となっています。 おそらくほとんどの人が予想しなかった展開でしょう。 この小説を読み終わったとき、別物としてのコナンドイル作のホームズの言葉を思い出しました。 すべての証拠を考慮して得た答えがどれだけ信じられなくてもそれが真実・・・といった作りになっています。 ただ反面、それってあり?って思う自分もあって複雑な気分も味わいました。 ストーリー全体は1人の殺害の犯人を捜すものですので、それにしては長い気もしてしますのでその辺がもう少し何とかできたような・・・ 全体としては、読みやすい推理物でした。 | ||||
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| 特にミステリ好きでもありませんので皆さんのようにすごいレビューは書けませんが、一般人のレビューとして捉えて下さい。 最初に、この本は予備知識なしで読むべき作品です。ミステリ好きな方であれば間違いなく結末を知ってしまっているかもしれませんが、もったいないとしか言い様がないです。 で、内容ですが文句なしに面白かったです。フェアかアンフェアか、という議論についてはミステリファンの間でやっていただくとして、読了後も満足感が残る名作だと思いました。アガサ・クリスティーの著書は「そして誰もいなくなった」しか読んだことがないのですが、こちらのほうが面白く感じました。「そして誰もいなくなった」より若干お話が長いのですが、章立てで話がまとめられているので少しずつ読んでも内容を忘れたり頭がこんがらがったりしないと思います。 トリックについても無理やり感は感じませんでしたし、途中経過も十分楽しめました。もちろんラストはとっても満足です!再読しても楽しめる良作だと思いますね。 最後に一応フェア・アンフェア議論について書きます。個人的には「どこがアンフェアなの?」という感想です。昔の古典作品ならアンフェアだったのかもしれないですが、いまどきこれくらいの書きっぷりはどこにでもある=世に受け入れられている、のではないかと思っています。私はミステリマニアではありませんので、まあ参考程度に…ということで記載しておきます。 | ||||
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| クリスティの作品は、トリックそのものに無理があるもの(『そして誰もいなくなった』の再現性のないトリックなど)や、犯行形態の必然性に無理があるもの(『ABC』のハイリスクすぎる連続殺人など)が多く、基本的にあまり好きではないのだが、この『アクロイド』はそういう意味では無理がなく、すんなりと納得できた。 賛否を巻き起こした話題のトリックであるが、直木賞作家の道尾某などの読むに堪えない低レベルな作品に比べて、洗練度は桁違いである。 ただし、わりと無防備に犯人をほのめかす記述が意外に多いため、伏線を見逃すまいと丹念に丁寧に文章を読み進めるタイプの読者の方には、早い段階で犯人が分かってしまう可能性が高いと思う。 早いテンポでまず一度読了し、再読して納得する、という読み方がお勧めかもしれない。 | ||||
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