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アクロイド殺し
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【この小説が収録されている参考書籍】
アクロイド殺しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全162件 41~60 3/9ページ
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エルキュール・ポアロに頭脳戦を挑むつもりで読みました。結果は惨敗。私が犯人に気づいたのは、エルキュール・ポアロが真相を語る直前でした。まさかという思いはありましたが、まさかのまさかでした。さすがに、それはないだろう。然るべき犯人がいるだろうと思っていたのですが、確かにあらゆる要素を鑑みて、消去法で行き着く先は"その人"しかおりませんでした。 とても古典とは思えないほど現代人にも読みやすい一品。真の一流に古いも新しいもないということを痛烈に感じました。おススメです。 | ||||
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人間の心理をうまく利用する作家。登場人物の人間関係や会話によって、読み手の心理をも操ります。クリスティ作品は、ポアロだけが内偵して知り得た情報を後半小出しにしていくケースが少なくなく、読者による謎解きのチャンスという面では不満もありますが、作品に漂う気品とユーモア、鋭い洞察力にはいつも感嘆させられます。 | ||||
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アガサクリスティは、さすがです。予想を裏切るのがいい。続けて他の本を読んでいきたいと思っています。 | ||||
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読者にヒントを与える役目としてポアロが活躍し、自分が探偵のように推理できる。 ネタバレした今となってはもっとじっくりコトコト読めばよかったと後悔! | ||||
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黒井戸殺しを録画していたのですが、先に原作を読んでおこうと思いました。 犯人は誰だろうといろいろ想像しながら読むのは楽しいですね。 最後の方でもしかして犯人は…的な感じになりなるほどといった感じで楽しめました。 しかしポワロはあんな感じで終わりの選択をうながしたけどその選択させていいのか?とか思いました。 | ||||
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テレビのデビットスーシェ主演のポアロシリーズでも、この「アクロイド殺し」の映像化のドラマを見たが、全く別の作品のように「逃げた」解釈の作品だったし、先日、三谷脚本でフジテレ系列で放送された同作品のドラマ化も、ただ単にストーリーを忠実に追っただけ、という作り方だった。 この小説が賛否両論を巻き起こしたのは、殺人事件を克明にメモしているワトソン役が、実は〇〇だったという設定と、事件直後の犯人の心理描写、それに、犯行現場の二次処理での微妙な言い回しにある。この作品の「キモ」と言うべきところを、映像化されたドラマでは、完全に逃げた作りになっていて、そういう映像化では、この作品の「きわどい」ヒヤヒヤ感が、全く味わう事ができない。 この小説は2回、3回と読み直すと、丁寧に巧妙に、ある時は大胆に、伏線が張り巡らされている事に、改めて驚く。原作は小説なので、当然、文章の言いまわしでのトリックなのだが、これを映像的なトリックに置き換えた、これぞ「アクロイド殺しの映像決定版」というのを、ドラマか映画でぜひ観てみたい。 この日本語訳は平易で、文字も大きく行間も広く、読みやすいのだが、注文があるとすれば、「いった」(言った)、「金をとる」(盗る)、など、ひらがな表記が少し煩わしい。適切な漢字を当ててくれれば、もっと読みやすく違和感が無いのに、と思う。 | ||||
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まずはじめに、この小説を読もうとしている人は予備知識一切無しで読む事をお勧めします。 たとえば、こういうレビューなんかでもネタバレが潜んでいるかもしれないので、まだこの小説を 読んだ事が無いという人はブラウザをそっと閉じましょう。 トリック自体は、分かってしまえば単純明快な物ですが、これを思いついた時点でアガサ・クリスティの勝ちでしょう。 小説という想像力を働かせる媒体だからこそのトリックと言えます。 漫画や映画など、視覚化してしまうと一発でバレてしまうトリックが仕込まれています。 ちなみに私は誰が犯人か知った上で読んでしまいましたが、それでもその犯人が「いつ」資産家のアクロイド氏を 殺したのかわかりませんでした。それでも読み進めていると、灰色の脳細胞を持つ名探偵ポアロが事件の真相を話し出し、 そして、まるで「もう一度○○ページあたりから読み直しなさい」と言わんばかりに語り出します。 えー、そんな馬鹿な…と思って読み直すと… 「ここか!?ここで殺したのか!?」 と、その「殺し」が行われたタイミングが確かにある事に気づかされるわけです。 って言うか、何の予備知識も無しにアクロイド氏が殺されたタイミングに気づく人が居るのかと。 読み終えた後にすぐ読み返したくなるミステリー小説って、なかなか無いんじゃないでしょうか。 | ||||
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アガサ・クリスティ『アクロイド殺し』は名探偵エルキュール・ポワロが謎解きする推理小説である。アクロイドは殺された人物の名前である。アガサ・クリスティには『そして誰もいなくなった』など印象に残るタイトルもあるが、これはそのままである。 本書ではポワロは引退して、カボチャ栽培をしている。ミス・マープル物とも共通するが、物語の中で時間が経過している。日本のサザエさん、ドラえもん、名探偵コナンらとは異なる。逆にサザエさん方式が特殊日本的と言うべきか。日本でもヤンキー漫画は進級して卒業し、物語は終わる。 本書の最大の論争はミステリーとしてフェアであるかという点にある。東急不動産だまし売り裁判原告としては、嘘をついていないからフェアとは考えない。嘘はつかなくても、不利益な事実を説明しなければアンフェアな取引になり、消費者契約法違反になる(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』)。 フジテレビは本作品を戦後の昭和を舞台に翻案したドラマ『黒井戸殺し』を2018年4月14日に放送した。殺された人の名前が黒井戸であり、原作と同じタイトルの付け方である。 アガサ・クリスティ作品ではテレビ朝日も『パディントン発4時50分』や『鏡は横にひび割れて』を日本を舞台に翻案してドラマ化した。昭和チックな演出とスマホなど現代的な演出が混在したテレビ朝日に比べると、『黒井戸殺し』は戦後の昭和で一貫している。 元AKB48からは前田敦子が『パディントン発4時50分』、秋元才加が『黒井戸殺し』に出演した。前田敦子はスーパー家政婦という目立つ役であったが、演技にはアンチのバッシングもあった。原作のスーパー家政婦ルーシーは家事ができるだけでなく、屋敷の男性を虜にする魅力を持っており、前田敦子がはまり役と感じたが、異なる意見を持つ人も多かった。 それに比べると秋元才加の役は目立たないが、告白シーンは芸達者な共演者の中でも浮かず、引き込まれた。女優のキャリアの積み方として悪くないだろう。 | ||||
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入院中、大泉洋が、この本を原作としたドラマを演じる、とあり、気になって読んだ。 素晴らしく面白かった。ラストまで犯人がわからなかった。 | ||||
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学生時代から何度読んでも飽きない作品。 当時、こういう発想を得て、更には文章に書き起こし、一つの作品と物語に仕立て上げたクリスティには脱帽です。 【そして誰もいなくなった】とともに、擦り切れたら何度も買ってしまう本の一つです。 | ||||
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ミステリーが好きですが初めてアガサ・クリスティーを読みました。 物語の前半で「もしかしてこの人が?」と思った人がいて 中盤で「あ、でも違うか。無理だもんね」と思いましたが 終盤にさしかかる頃で「やっぱそうだよ!えーラストはどうなるの?」と ドキドキしながら読んでました。 よーく見ると所々にヒントが散りばめられていて ミステリ好きなら犯人の目星はつくのではないかと思いますが 登場人物がそれぞれ魅力ある(クセのある)キャラクターで 人の表・裏もよく描かれており、最後まで飽きさせません。 個人的にラストが好みでは無かったので☆一つマイナスですが それでも名作と言えると思います。 。 | ||||
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推理小説読みなれていない私は見事にやられました。今でも色々世界中で論争が起きている作品ですが<良い>か<悪い>かきかれたら<良い>と答えます。犯人に好印象持っていたせいでやられた感倍増でした。 | ||||
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中学生時代に読んだこの本の衝撃が忘れられなくて35年たったいま再購入しました。 やはり面白かった。 ただ、中学生の子供に勧めたのですが、「君の膵臓をたべたい」に負けました。 | ||||
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最近クリスティーにハマって(今更ですが)、これが3冊目です。 犯人自体は割りと早い段階で分かったのですが、当てずっぽうの勘では動機や背景が全く分からなかったので最後まで楽しめました。 孤立した空間でなく、外部犯の可能性があるという点では今まで読んできたクリスティー作品とは異なりますがテイストはそのままです。 翻訳もとても読みやすくて無理なく読み進められ、気軽に読めるミステリーといった感じででした! 本作品に限った話ではないですか、kindle版では解説が省かれているのはなぜですかね? ミステリーは解説もあわせて読むのが楽しみの一つだったりするんですが。 | ||||
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推理小説の面白みは、悲惨な事件の解決の追求を通して、関連しているすべて人々の偽善・欺瞞・偽りも暴露されることだ。無実も有罪も隠れることができない。 | ||||
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読む前に絶対に「他人のマーク」を非表示にすることを強くおすすめします。 間違いなく、後悔しますよ笑 | ||||
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登場人物の描写や話の展開がすばらしい。 読んでよかったです。 これはミステリーにはまります。 | ||||
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犯人(?)の善良なる肉親を守るため、ポアロは真相を暴露する前に自身が犯人と断定した相手に対し婉曲的に自殺をほのめかす。しかし、当該の人物がたとえ贖罪の自殺を遂げたとしても、無実の嫌疑をかけられている別の容疑者を救うためにポアロは真相を暴露せざるを得ないので、後に真相を知らされた肉親の心の傷が癒えるとは到底考えられず、このポアロの処置は理に適っていない。やはり、「アクロイドを殺したのはだれか」の新解釈のとおり、ポアロから犯人と指摘された人物の行動原理としては、真犯人である「肉親」の罪を被るためと考察するのが妥当である。それ故「記述者」は最後の部分の「記述」を変更したのではないか。すべては、この善良なる肉親を守るために。 | ||||
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おもしろくて読み進めていくうちに、犯人がまったくわからなくなりました。 そして、結末は・・・あまりの意外さにしばらく呆然としました。 途中で違和感があった理由がはっきりしました。 論争もあったようですが、私はアガサの作品でこれが一番好きです。 | ||||
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アクロイド殺しの出版社で、色々違うので読み比べるといいと思います!!!!!! 私は、早川書房がよかったですw | ||||
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