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ポアロ登場
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【この小説が収録されている参考書籍】
ポアロ登場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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長年の人間観察の経験により研ぎ澄まされた直感を武器とするマープルには短編が合うのに対し、灰色の脳細胞を武器として様々な情報を集めてパズルを組み立てるように推理するポアロには長編が適している。そのため本書に収載されているような短編にはほとんど推理の入る余地がなく結果だけとなってしまうので、ポアロものとしてはどうしても物足りなく感じてしまう。 その中で比較的面白かったのは、「首相誘拐事件」「謎の遺言書」「ヴェールをかけた女」の3作。それら以外はほとんど印象に残らない。 「首相誘拐事件」は、推理ものにこだわらずストーリー展開を楽しむように作られている。 「謎の遺言書」は、いうなればポーの「盗まれた手紙」以来の伝統というべき“隠された書類を捜せ”的な作品で、まあまあ楽しめる。 一番面白いと思ったのが「ヴェールをかけた女」で、どんでん返しがあるのはこれと「チョコレートの箱」だけで、「チョコレートの箱」ではそれが不発に終わっているが、この作品では上手く成功している。 | ||||
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アガサ・クリスティの作品(長編)を既に読んだことのある方にはオススメできません。 というのも、私自身が本書を長編(スタイルズ荘の怪事件)の後に読んだのですが、ひどくつまらなく感じてしまったからです。やはり短編だとどうしても内容もキャラも薄くなってしまいますね…。 ポアロが好きでポアロの登場する作品が読みたい人には本書ではなく長編をすすめたいです。 *ポアロが登場するかどうかは事前に調べて下さい。 | ||||
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いろいろなポアロが見られます。 ここは殺人事件で名推理炸裂、といきたいところですが、 お勧めは窃盗や誘拐ものです。 特に盗難事件のものは 先入観を与えることによって 読者に別の考えが浮かばないようにして 最後に意外な視点で落とすという 読者を楽しませる(?)方法を用いているので なかなか楽しめるかと思います。 そんなにページ数も多くはないので 軽い感じで読めるかと思います。 ただ殺人事件系にはあまり期待せぬよう。 | ||||
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いろいろなポアロが見られます。 ここは殺人事件で名推理炸裂、といきたいところですが、 お勧めは窃盗や誘拐ものです。 特に盗難事件のものは 先入観を与えることによって 読者に別の考えが浮かばないようにして 最後に意外な視点で落とすという 読者を楽しませる(?)方法を用いているので なかなか楽しめるかと思います。 そんなにページ数も多くはないので 軽い感じで読めるかと思います。 ただ殺人事件系にはあまり期待せぬよう。 | ||||
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ポアロに興味を持ったのは、テレビで見てからです。 それまでは、小説を読んでも、ポアロ像が固まりませんでした。 よく考えたら、最近になるまで、ベルギー人の知り合いはいなかったし、イギリスにも行ったことがありませんでした。 人によっては、筋から想像した世界が絵になる人もいれば、 映像で見て、初めてピンと来る人もいます。 作品側の問題だけでなく、読む側の問題でもあります。 作品は、相互作用なので、万人に会う読み方というものがあるわけではありません。 文章を読んで、ピンとこないときは、映像を見てから、小説を読むと、腑に落ちるかもしれません。 | ||||
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読んでみて、やはりポアロは長編の方がいいかな、と思いました。マープルは短編の方がいいと思いますが。 短編だとストーリーやトリックがイマイチな作品が多い。ヘイスティングズのマヌケぶりやポアロの失敗談は楽しめましたが。 | ||||
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「ポアロ登場」が書かれたのは1924年で、これ以後最高傑作とも言える「アクロイド殺し」など長編が続くわけだが、私のように長編の「アクロイド殺し」「そして誰もいなくなった」「葬儀の後で」「ABC殺人事件」「5匹の子豚」を読んだ後で、この本に登場するポアロには違和感を感じた。 長編と全く違うポアロだ。長編でポアロに慣れている人には、決して勧めない。それに秀作はあるが少ない。期待はずれの公算大だ。アガサの私ファンだが、勧めない。この本から読み始める人も少ないだろう。 私の評価は低いがアガサ作品全体から見れば妥当だと思う。 加えて余談だが、アガサ作品は第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の1920年代から1945年までの間の作品が読みやすく、展開も素晴らしい作品が多いと思う。 確かに、「複数の時計」のように1960年代の作品は第二次大戦終了までとは感じが変わってくる。1920年代からポアロが40年以上も活躍しているのだか無理もないが・・・。 あえて厳しく評価したが、もし私の評価がおかしいと思われる方は実際読まれれば、違和感を感じるものと確信している。 | ||||
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ポアロシリーズを何冊か読んだ後に手にしたのですが、 やっぱり短編は内容が駆け足ぎみで物足りなかったです。 ポアロが事件の謎解きに苦悶したり勘違いしたりひらめいたり… といったドタバタが魅力でもあるので、中編以上がお薦めですね。 | ||||
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クリスティーの長編しか読んだことがなかったのですが、短編もいいですね。 電車の中とか、夜寝る前とか、読みやすいです。 この短編集はどれもレベルが高い作品ばかりのような気がします。 短くても、さすが「サスペンスの女王」ですね♪ | ||||
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デビュー作「スタイルズ荘の怪事件」と「アクロイド殺し」との間に書かれたポアロものの短編集。初期の作品ではあるが、ぐっと筆に磨きがかかり、ストーリーも面白いものばかり。NHKで放映されているアニメもこの短編集から多く制作されている。(メイベルはアニメオリジナルのキャラクターで、原作には登場しません。)有名な「ABC殺人事件」や「オリエント急行の殺人」のポアロより、もっと自信満々な彼と、大いに呆れ気味のヘイスティングズのやりとりも魅力的。とくにポアロはとても外国人っぽく描かれていて、個性的。「チャー!」と奇声をあげるポアロなんて、初期のこの作品集じゃなきゃ見られない! | ||||
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「登場」とあるが、ポアロは既にクリスティーの処女作『スタイルズ荘の怪事件』でデビューしているので、短編デビューということになる。短編なので簡単に読めるし、盗難あり殺人ありのバラエティに富む内容。そして、ポアロの数少ない「過去」が描かれた作品「チョコレートの箱」も収録。これは、ポアロのベルギー警察時代の事件で、唯一、彼が真犯人を当てることができず、犯人の自白によって自分の推理が間違っていたことを知るという物語。しかし、その犯人の名誉のために、発表は控えていたといういわくの話。発表に際して、ポアロはヘイスティングズに「もし私の鼻が高くなりすぎたら、”チョコレートの箱”とささやいてくれ」と言っている。これは、同じくホームズの失敗の一つである「黄色い~」の最後でホームズがワトスンに「”ノウブリ”(地名)とささやいてくれ」と言ったのをふまえてのことだろう。但し、ヘイズティングズもワトスンも、実際にはこれらの、友の思い上がりをたしなめる言葉をささやいたという記録はない。心優しい2人だからこそ、推理小説史上に名高い友情を謳われることになったのだろう。 | ||||
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「登場」とあるが、ポアロは既にクリスティーの処女作『スタイルズ荘の怪事件』でデビューしているので、短編デビューということになる。 短編なので簡単に読めるし、盗難あり殺人ありのバラエティに富む内容。 そして、ポアロの数少ない「過去」が描かれた作品「チョコレートの箱」も収録。これは、ポアロのベルギー警察時代の事件で、唯一、彼が真犯人を当てることができず、犯人の自白によって自分の推理が間違っていたことを知るという物語。しかし、その犯人の名誉のために、発表は控えていたといういわくの話。発表に際して、ポアロはヘイスティングズに「もし私の鼻が高くなりすぎたら、”チョコレートの箱”とささやいてくれ」と言っている。これは、同じくホームズの失敗の一つである「黄色い~」の最後でホームズがワトスンに「”ノウブリ”(地名)とささやいてくれ」と言ったのをふまえてのことだろう。但し、ヘイズティングズもワトスンも、実際にはこれらの、友の思い上がりをたしなめる言葉をささやいたという記録はない。心優しい2人だからこそ、推理小説史上に名高い友情を謳われることになったのだろう。 | ||||
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ポアロの初期の活躍が描かれている短編集。ポアロシリーズの長編では、すでに名探偵として名高い隠居した探偵として活躍していますが、この本に登場するポアロは現役で探偵としてロンドンで生活しているころのこと。ホームズの短編集のように、鮮やかに軽快に事件を解決していきます。またポアロらしい癖やフランス風の挨拶やしぐさなどもすでに登場しており、生き生きとした活躍ぶりが描かれています。軽く読みたいときなどに最適。 | ||||
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ポアロの初期の活躍が描かれている短編集。 ポアロシリーズの長編では、すでに名探偵として名高い隠居した探偵として 活躍していますが、この本に登場するポアロは現役で探偵としてロンドンで 生活しているころのこと。 ホームズの短編集のように、鮮やかに軽快に事件を解決していきます。 またポアロらしい癖やフランス風の挨拶やしぐさなどもすでに登場しており、 生き生きとした活躍ぶりが描かれています。 軽く読みたいときなどに最適。 | ||||
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