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ポアロ登場
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【この小説が収録されている参考書籍】
ポアロ登場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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知識の展開の仕方がシャーロックホームズと違って新鮮。今作は短編集なのであっという間に展開が進み、若干物足りなさを感じます。しかしポアロとヘイスティングスの性格の違う人物の醸し出す雰囲気も何だか気さくに書かれていて読みやすかった。 | ||||
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訳者の方の問題と思いますが、少々乱暴なポアロの口調に違和感を感じます。 また中身は流石クリスティで、せっかく面白い短編なのに、いきなり会話がぶつ切りの状態で終わったり… 他の方の訳で読みたかったな。それだけがただ残念です。 | ||||
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長篇第二作『ゴルフ場殺人事件』と同年に雑誌掲載された14篇を収録した第一短篇集。 すべてヘイスティングスが語り手を務めるポアロもので、しかも30頁を超えるのは(1)だけ。5篇は20頁以下という小品集となっている。 だから後年の著者の得意な、きめ細かい心理の綾を極めたプロットなどは期待できないし、そこそこ推理小説を読んでいれば、ネタの多くに見当がついてしまうだろうが、ポアロとヘイスティングスの掛け合い漫才を楽しむのが正しい読み方だろう。 霜月蒼が『アガサ・クリスティー完全攻略』で、「(二次創作っぽい匂いさえ感じさせるほどに)~中略~ホームズ=ワトソンごっこを楽しんでいる」とツッコんでいるが、この時期の著者は、まだプロ意識よりもファン気質を多分に残していたといったところだろう。それは、The Adventure of the ~で始まる題名が多いことからも伺えるし、デビュー間のない時期だけでなく、数年後の『おしどり探偵』でも濃厚に顔を出している。 『おしどり探偵』なんて、著者が失踪事件を起こした後の作品だからなぁ……。 ただし、本書でのポアロとヘイスティングスの掛け合いは、個人的には然程楽しいものではなかった。 小品が14篇も収録されているということは、それだけポアロがヘイスティングスにぐぬぬと言わせる回数も多くなるということで、むしろ辟易したというのが全体を通じた正直な感想。 ヘイスティングスの気持は知らないが、ポアロが彼と生活を伴にしているのは、彼をバカにするのが面白いからではないのかw それから、これは内容ではなく、電子書籍としての装丁の問題だが、各頁に挿入した「栞」の見出しがすべて「目次」になってしまう。これは修正してほしい。 | ||||
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申し訳ないですが、この翻訳家の方の書かれるポアロ達の台詞は上品でないので、なかなか読みづらいのです。話に集中出来なくって困ります。私の中のムッシュ・ポアロは、こんな丁寧でない言葉遣いはしないので。 | ||||
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長年の人間観察の経験により研ぎ澄まされた直感を武器とするマープルには短編が合うのに対し、灰色の脳細胞を武器として様々な情報を集めてパズルを組み立てるように推理するポアロには長編が適している。そのため本書に収載されているような短編にはほとんど推理の入る余地がなく結果だけとなってしまうので、ポアロものとしてはどうしても物足りなく感じてしまう。 その中で比較的面白かったのは、「首相誘拐事件」「謎の遺言書」「ヴェールをかけた女」の3作。それら以外はほとんど印象に残らない。 「首相誘拐事件」は、推理ものにこだわらずストーリー展開を楽しむように作られている。 「謎の遺言書」は、いうなればポーの「盗まれた手紙」以来の伝統というべき“隠された書類を捜せ”的な作品で、まあまあ楽しめる。 一番面白いと思ったのが「ヴェールをかけた女」で、どんでん返しがあるのはこれと「チョコレートの箱」だけで、「チョコレートの箱」ではそれが不発に終わっているが、この作品では上手く成功している。 | ||||
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読んでみて、やはりポアロは長編の方がいいかな、と思いました。マープルは短編の方がいいと思いますが。 短編だとストーリーやトリックがイマイチな作品が多い。ヘイスティングズのマヌケぶりやポアロの失敗談は楽しめましたが。 | ||||
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ポアロシリーズを何冊か読んだ後に手にしたのですが、 やっぱり短編は内容が駆け足ぎみで物足りなかったです。 ポアロが事件の謎解きに苦悶したり勘違いしたりひらめいたり… といったドタバタが魅力でもあるので、中編以上がお薦めですね。 | ||||
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