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月の影 影の海 十二国記
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【この小説が収録されている参考書籍】
月の影 影の海 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全219件 81~100 5/11ページ
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面白い。 下巻では一転一気に道が開けていきます。 しかし、重要な場面はカットされています。 外伝にでも収録するのでしょうか? しないのなら文字通りカットしているとしか見なせません。 ちょっと消化不良。 とりあえずひと段落つきますが、 本当に面白くなっていくのはこれから!!というところで終了。 これは先が気になる展開。 | ||||
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(上下巻のレビューです) 小野不由美「十二国記」シリーズ第一作。読者までトラウマになりそうなのが、上巻の過剰なまでの悲惨さです。普通の少女が突然異世界に連れ去られ、目的も自分が何者かも分からず、人間には裏切られ、獣には襲われ、一人の味方も希望も無いまま死んでいく(生き延びますが)という絶対的な孤独を、これでもかと突きつける小野不由美の筆には凄味さえ感じます。これで収拾できるのか? という心配をよそに、下巻の意外な展開によって、その絶対的な孤独がまた別の意味を持ってきます。大人になることのほろ苦さと高揚感に胸が満たされます。 ある登場人物たちは、どこかナルニアの小動物やアスランを思わせるのもご愛嬌。 | ||||
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十二国記は初体験です。 色々と複雑な世界観や設定に 少し敬遠していたところもありましたが、 読み始めるとすんなりと入っていける世界観。 小野先生特有の読みやすい文体で、 ぐいぐいと引き込まれ、 一気に読めてしまいました。 いつの間にか自然と十二国記の世界になじんでいく主人公の陽子の如く、 読み手もこの世界に自然となじんでいくかのようです。 ただのファンタジーでなく、 深く人間性とか、自分のあり方まで考えさせられました。 奥深い面白さです。 当然、続きが気になるので、 下巻も読みます! | ||||
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二時間ほどで読めた。 今回陽子の正体が明らかになります。 なぜ自分がこちらの世界に連れてこられたのか、なぜ妖魔が自分を襲ってくるのか、陽子の疑問が解けると同時に、我々読者にとっても面白くなってきます。 魔性の子で出てきたキャラクターの名前もここで出てきます。 未だに世界観は陽子と同じでわからないことだらけですが、これからどんな世界なのか知れると思うと楽しみな作品です。 陽子の心理描写もかなり移り変わりを見せてくれます。 今回の話の見どころの一つです。 平凡な女子高生だった陽子がどんな成長をしたかその目で確かめて下さい | ||||
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上巻で異界の政争に巻き込まれた陽子。 下巻では楽俊と共に旅するなかで苦労しながらもついに延王と出会う。 延王から聞かされるこの世界のルール。 そのルールに自分も関ってしまった事を知った陽子は果たしてどんな行動をとるのか。 長い苦労を共にした楽俊は?陽子を政争に巻き込んだ首謀者は? 後のストーリーにも関ってくる伏線が数多に張り巡らされていながら 上下巻だけでも十分に十二国の世界を堪能できる魅力的なストーリー。 ジュニアノベルというジャンルでの出版だったにもかかわらず、内容は文芸書といっても良いもの。 そのため今回は修正加筆のうえでジュニアではなく文芸としての再シリーズ化。 今後新たな書下ろしも予定されており、新たなファンが増えることに嬉しくもある反面、 こんな素晴らしい小説を内緒にしておきたいファン心理としては苦悩の日々。 | ||||
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3時間で読めた。 といっても上巻だから話は完結していない。 優等生の女子高生が謎の男に連れられて異世界に来てしまう話なんですが、 妖魔とか出てきてファンタジー系なのかなあと思いきや、 主人公が苦しむのは妖魔との戦闘より、家族や教師、同級生との人間関係に悩み、 異世界の人からは何度も裏切られ、段々と泣いてばっかりの女の子が図太くなっていくのがわかります。 こういう話は特別な人間である主人公だけが来れる世界と思いきや太平洋戦争中に来た老人などが出てきたり、他のファンタジー小説とは違うと思います。 早く下巻が読みたいです。 | ||||
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ついにこのライトノベルの金字塔が一般文芸の新潮文庫で出版されるのが嬉しく思います。 この本は正に人間の心を写し真理を追及する話しです! 読破後は最高の気分なので是非とも読んで下さい。 | ||||
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どちらを選択するのが正しいのか何が正しく何が間違いなのかそんな人生観をわからせてくれる本です。 もともと、ライトノベルだったので新潮文庫になったのでこの素晴らしい本を大人も読んでもらえるので非常に嬉しいです! 正に哲学ですよ! 人生において正しい選択とわあ! | ||||
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大好きです。 初めて読んだときに、立ち直れないくらいの衝撃を受けました。 こんな物語がこの世に存在したのか、と。 何度読み直しても、この感動と衝撃は消えることがありません。 もの凄く壮大で、偉大で、緻密な世界がここに。 そこのあなたも、是非読んでみてください。 | ||||
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内容は他のレビューにお任せして… 講談社ホワイトハート版も持っているのですが、書き下ろしの表紙&挿絵という事で新潮文庫版を購入しました。 期待のイラストは・・・あれ?迫力が無い・・・ 画家は山田彰博さんでホワイトハート版と同じなんですが線が細く、遠目の構図になっているので人物や妖魔が小さく表情が分かりづらくなってしまっています。動きもあまり無い。表紙は綺麗で満足なだけに残念。 残念ですが華胥の夢から、だいぶ間が空いたので山田彰博さんの作風も変わっちゃったんですね・・・ 新潮文庫は表紙がビニール加工されていない為、ボロボロになりやすいのが難点なのでビニールのブックカバーをかけた方が良いかな。 | ||||
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十二国記、月の影 影の海(下)です。 この巻は、主人公・陽子が壁落人という海客に出会 ったり、楽俊という半獣に助け導かれるなどして、 こちらの世界について本格的に知り始める巻です。 その中で、陽子が自分が生まれ育った向こうの世界 で命を狙われた理由、旅の中で陽子を苦しめてきた 蒼猿の正体も判明していきます。同時に読者の心の もやもやも朝霧のように晴れていきます。 読みどころ3つ挙げますと、 (1)景麒「ずいぶんとお変わりになった」 (2)景麒「本当にお変わりになった」 (3)陽子「――許す」 最後に、この巻は、陽子が今後残るか残らないか を決めかねた状態で、景麒を救出に出向いて終わ りを迎えるので迷いが生じます。この巻を区切り の巻とみるか繋ぎの巻とみるか、判断を誤れば、 次の巻の味わいに雑味が生じてしまうので。 | ||||
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十二国記、第一巻 月の影 影の海(上)です。 この巻は、最近、見ている本人以外には理解されないで あろう悪夢にうなされるようになった赤髪の少女が異世 界に連れ去られ、連れていかれた先で打って変わって、 捨てられたかのように放っておかれる。少女はその世界 で、出会う人出会う人にだまされだまされ、結果、人間 不信になるが、物語の中で鍛えあげた剣の腕と絶対に元 の世界に帰るという強い意思の力で自分の前に現れる困 難を蹴散らして行く。主人公にとってものすごく不条理 な巻です。そのため、主人公と同じぐらい、読者も何が 起きているのか、何のためにこんな困難と対さなくては ならないのかと思い悩む巻です。 読みどころ3つ挙げますと、 (1)男「充分お待ち申し上げた。これ以上の余裕はない」 (2)男「私としてもこんな主人は願い下げ」 (3)鞘を失う。 読んでいて、心が晴れやかになる部分がものすごく少ない ため、陰鬱な気分で終始読まなくてはならない巻です。で すが、人間というものを理解するのに格好のテキストにな る本であり、著者の文才が作品に絶妙な照りを与えている ので何と言っていいのか・・・魔性の魅力のある巻といった ところです。 | ||||
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ハマったら最後です。 続きを読みたくて仕方がなくなるはずです。 先生、早く続きを・・・。 | ||||
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大切な人に進められて全巻大人買いしました。 まず、こちらの「月の影、影の海」から…本当にすばらしいのひとことです。 主人公陽子の物語が心や五感に突き刺すように訴えてきます。 葛藤と生きる術、つらくとも諦めない精神など…。 惜しまれるのは学生の頃この本と出合いたかったなと思いました。 進めてくれた大切な人に感謝しつつ、ずっと手元に置いておきたい1冊です。 | ||||
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NHKのアニメでその名は知りつつも、これまで読んだことのなかった「十二国記」。 タイトルからはどれが第1作か分からないシリーズですが、本作品がシリーズ本編として最初に発表されたもの、ということで読んでみました。 著者が「あとがき」で、ファンタジーをあまり読んだことがない、と書いているのと同様、私もファンタジー小説はあまり読んだことがありません。 記憶にあるものとしては、「後宮小説」(酒見賢一著)と、「グインサーガ」シリーズ(栗本薫著)の最初の10冊、くらいでしょうか。 と言うわけで、多くの作品と比較しての感想は述べることはできませんが、この作品の大きな特徴は日本と同じ「漢字」国である、中国を思わせる幻の国を舞台としていることです。 「後宮小説」もそうですが、「漢字」で表記できる中国を小説の舞台とするのは、ある意味で「日本的」なファンタジーになっていると言えましょう。 物語の途中で、人名や物の名前が、登場する際には、「ケイキ」「タイホ」「ランカ」など、カタカナで表記されます。 「景気?」「逮捕?」「欄干?」と何のことか、と思わせますが、物語が展開していく中で、どんな「漢字」が当て嵌まるのか、主人公に知らされます。 すると、それがこの物語の世界観に見事に合致していているのです。 さらにそれが、主人公に待ち受ける運命にも繋がっていて、妙に納得させられてしまうのでした。 物語の展開は、中嶋陽子という普通の女子高生が、異世界に迷い込んでしまい、苦難を乗り越えていく、というもので、当初ティーンエイジャー向けに書かれたという経緯からすると、感情移入しやすい設定なのだろうとは思いますが、もっと上の世代にも十分通用する小説となっていると思います。 久々にイラスト入りの小説を読みましたが、「楽駿」については、イラスト入りで正解ですね(この意味、読んだ方にだけ分かっていただければ…)。 | ||||
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序章 月の影 影の海<上> 「誰からも嫌われたくない」 場当たりで優等生な日常を送ってきた[主人公・陽子]が [ケイキ]と出会い、異世界で平穏とは縁遠い日々を強いられる。 胸が苦しくなるのは自分の考えに「甘え」があるからなのだろうか? 上巻の内容は重い。が、一旦惹き込まれたら抜け出せない。 <上巻>を読み終わる頃には<下巻>が読みたくなり、 <下巻>を読み終えた時、<全シリーズ>が読みたいと思った。 発刊されて何十年も経つのにまだ完結してないようですが、 未だに続巻を待ち続ける人の声が多い人気のシリーズ。 とてもお勧めです | ||||
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陽子は上巻では裏切られるばかりで可哀想だけど、下巻で楽俊という味方ができます。 彼は陽子の心の支えになってくれます。二人の会話シーンは好きです。 楽俊が陽子の涙を拭うシーンがとてもよかったです。 下巻では陽子がなぜこの国に連れてこられたかが明かされます。 最初は帰りたいとだけ思っていた陽子でしたが、ここの国での自分の役割を見つけて、やっぱり帰りたくないような・・・という気持ちも生まれます。 陽子がこれからどんな活躍をするのか、とても楽しみです。 | ||||
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見知らぬ異国に飛ばされ、文化の違いに悩みながらも自分が飛ばされた理由を探り、元の世界に戻るために動き出す。 よくある題材かもしれませんがこういうお話は好きなので引きこまれました。 そこで出会う人々に、何回も裏切られる陽子がとても可哀想になってきます。 心に残ったのは青猿と陽子の葛藤シーンです。 陽子が必死になって青猿の言葉を否定するのはどこかでそう思っている部分があるからと、実際そうだったとしたらとても怖いからだと思います。 何気に人間の本質を見抜いているような青猿の言葉は印象的です。 そして、帰りたいと願っているのに、主人公の心の中では葛藤が生まれていて、誰も自分のことは待っていないんじゃないかと思う。 陽子はいい子なのだけど、それは本当の自分じゃないかもしれなくて、周りの人にも本当はどう思われているのかわからなくて・・・ 形としては残酷だけど、この国に来たことで陽子は自分の本当の姿を見ることができたのだと思います。 | ||||
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壮大な世界観と、詳細に積み上げられた設定に、すぐさまのめり込んでしまった作品です。 何よりも人間の葛藤と成長が、丁寧かつ力強く描かれているのがいい。 まだの方はぜひ、陽子と一緒に旅をしてみてください。 | ||||
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十二国記シリーズ全巻5回以上繰り返し読みました。 何度読んでも夢中になってしまう力があります。 今のところ何も読んでも、これほど夢中になれず、困っています。 | ||||
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